忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.111 相思華と

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       相思華転ばぬようにゆっくりと

     9月第三日曜日。明日の「敬老の日」にかけての三連休

     は、大型台風18号が日本列島を縦断するとの報が刻々。

     台風の通り道であるのに加えて、局地豪雨をもたらす前

     線の通過やミサイルの脅威も予断できない昨今です。

     暑さ寒さも彼岸まで・・・と、季節の変わり目を告げる彼岸

     花が早々と咲き始めました。

     真紅のリボンを翻らせたような小花が6個で一輪となり、

     長い雄蕊を沢山広げている彼岸花はドキッとするくらい

     艶やかです。気をとられて、張り根に躓きそうになること

     もしばしばです。タンポポの綿毛が2本雄蕊の先に。

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     一二輪でも存在感があり、群生していると目がくらみそ

     うになるくらい圧巻!近隣の彼岸花の名所・日高市の巾

     着田は約300万本が見頃ですって!

     玉川上水堤でも歩く先々で、大小の群落に出会います。

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     花の後を追うように、葉を茂らせる彼岸花は、花と葉が

     出会うことがなく、互いに思い思われているとされ、一

     名「相思華」、「相思花」とも。風雅というか遊び心という

     か…。こういう日本語も大事にしたいです。

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     喜平橋付近に差し掛かると、ゴムの焼けたような異臭が

     かすかに漂ってきます。下草の茂みの中に背丈ぐらいの

     高さで、細い枝先に青紫色の小舟のようなユニークな花

     をつけているのがカリガネソウ。

     弓なりになった小枝の先端で、モビールのようユラユラ。

     ゴンドラ似た花冠から、雄しべと雌しべの細長い花柱も弓

     なりに弧を描いています。雁草と書いて、クマツヅラ科の

     多年草で、低い山地に自生。

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     5枚の花びらの下側2枚には、絞り模様のような白い紋様

     が粋で、野の花の中でも超サプライズ!

     雁草という優雅な名前は、このユニークな花の姿からだ

     そうですが、別名のホカケソウ(帆掛草)の方がピッタリか

     も。喜平橋の上流と下流右岸に数ヵ所の群落があります。

     球形の蕾もキュートです。

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     足元付近に張り出した細い茎葉に、薄桃色の小花をつけ

     ているのはヌスビトハギ。いわゆるハギの仲間ですが、蝶

     型の優しい花の姿に反して、この多年草の実は人や動物

     などに付着して運ばれ、繁殖をします。その実は5㍉ぐら

     いの半月形で、二つ並んだ形が盗人の足跡に似ていると

     のことで、盗人萩の名がついたとか。

     晩秋になると、ウォーキングから帰ったズボンやコートの

     裾に盗人萩の枯れた実がくっついており、取り除くのに

     四苦八苦。実の表面に鉤形の短毛があり、それがなかな

     か手ごわい。要注意です。

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# by love-letter-to | 2017-09-17 19:51 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.110 菊節供あれこれ

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        健康と長寿を願ひ菊節供

     長月十日を迎えました。日中は真夏日が戻って、“秋暑し”

     になりましたが、暦の上では白露の候に。

     石神井公園近くに新設された土鈴工房「鈴蔵」で、昨日か

     ら始まった「重陽の節供・のちのひなの会」を訪ねてみま

     した。重陽は九月九日、九が重なる日で、五節供の一つと

     して平安時代には宮中でも雛を飾り、“後の雛祭り”と称し

     て、雛飾りや衣類の虫干しも兼ね、健康・長寿を願いなが

     らお供えを頂く行事として、大事にされていたとか。

     菊節供とも呼ばれます。

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        石神井池のほとりで、練馬区立「ふるさと文化館」の東隣
       りという絶好のロケーションにある同工房は、数寄屋造り
     風2階建て。その一部が土蔵造りに。

     青梅市御岳の旧家の蔵を借りて、土鈴展示館として全国
     から集
めた土鈴、約3000種を展示していた藤沼万治子さ
     んが、
自宅に近い作業場として設け、節供などの行事の時
     だけ
公開することにしたそうです。

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     今回の「重陽の節句~のちのひなの会」は10月16日
     まで、10301630分公開しております。

     3月3日の雛節句には飾られることのない古布を使った

     雛飾り、大人びた顔の永寿雛、翁媼の姿をした高砂人形

     などのコレクション、藤沼さんオリジナルの土鈴雛など、

     ユニークで味わいのある小さな内裏雛、下坂笑美子さ

     んの手の込んだ端切れ細工などが、ゆっくり見られます。

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     9月1527、28日、10月4日の13301530分には、五節供
     の話、菊合わせや被綿(きせわた=真綿細工)など平安の

     昔の雅な遊びなどについて、藤沼さんのお話会も。
     菊節供に寄せたお茶と菓子、菊酒(菊の花びらを散
らした
     甘酒)にお土産付きで2000円です。

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       因みに五節供とは一月人日(7日)七草粥、三月三日雛節句、
     五月五日端午の節供、七月七日七夕節供に
続いて、
     その最後を締めくくる九月九日重陽の節供は、
健康と長寿
     を祝ったり願う節供として、古くは最も大事
にされていたそ
     うです。その習わしが「敬老の日」に受
け継がれたのではな
     いかと。

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       土鈴工房「鈴蔵」へは西武新宿線上井草駅から、石神井公園
     南口行バスで「JA東京あおば」下車、進行方向に約500㍍、練
     馬区立ふる
さと文化館東側。09060169953鈴蔵へ。会
     期中定休日はあり
ませんが、留守をすることもあるので電
     話でお確かめの上訪ねて下さい。
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# by love-letter-to | 2017-09-10 22:12 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.109 色なき風と

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        野の花と色なき風のささやきを

    もう9月!最初の日曜日を迎えました。9月に入るなり、劇的に

    ひんやり!朝夕は肌寒いくらいで驚きました。

    もう、ツリガネニンジンは開花しているのではないか…と上水

    堤を訪ねてみました。

    釣鐘そっくりの小さな花を5~6個づつ、段々きにつけている

    ツリガネニンジン。淡い紫の釣鐘の縁に、小筆で緑色をポッと

    描いたような繊細さに惹かれます。そして、ツリガネニンジン

    と共に、この時期の澄んだ風:色なき風の声を聞いているよ

    うな気持ちに・・・。

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    ツリガネニンジンはキキョウ科の多年草。根が朝鮮人参に似

    ていることから、釣鐘人参の和名に。

    ツリガネニンジンは、小平市域の一位橋~桜橋下流にかけて

    も見られますが、貫井橋下流左岸はフェンスも低く、法面が広

    いので野草の観察に好適です。そして野草にとっても好適な

    条件が揃っているようで、豊富です。

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    喜平橋~貫井橋にかけて下草の間に間に、淡い紅紫色の小花

    をつけたツルボも。開花のピークはやや過ぎていましたが、可

    憐な花穂を楽しませてくれました。

    蔓穂と書いてツルボ。ユリ科シラー属で別名は「参内傘」。公家

    が宮中に参内する時、使用した傘に似ていることからだそうで

    す。そんな風情が感じられます。

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    喜平橋~茜屋橋にかけては、立木に覆いかぶさっているクズも

    茂った葉の間から、赤紫の濃淡の花穂を覗かせていました。

    秋の七草の一つで、マメ科の蔓性植物。蝶型の花を円錐形につ

    けた花穂は優美ですが、強靭で巻き付いた木々を枯死させてし

    まうので、山や林にとっては厄介な存在。

    その根・葛根(かっこん)は漢方の解熱薬に。また、多量の澱粉を

    含んでおり、葛粉は葛餅など食用として用いられてきましたが、

    昨今では本葛は希少だそうです。

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    センニンソウも大小の木々や下草にも絡みついて、純白の花を

    無数につけておりました。その清楚な花からは想像できないけ

    れど、実になると白い髭が伸びて、仙人の髭を連想させること

    から、仙人草の名前に。

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    今春から季節にさきがけて、開花していた上水堤の野草ですが、

    8月に雨の日が多く、日照不足が続いたせいか、秋を迎えて、暦

    通りに戻ってきたみたい。自然のリズムは、人間には察知できな

    いセンサーを持ち合わせて、回っていることを感じました。

    上はノハラアザミ(野原薊)の花に止まっていたショウリョウバ

    ッタです。一見、笹の葉に見えました。

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# by love-letter-to | 2017-09-03 23:08 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.108 秋近し

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       老木や小さな秋を見つけたり

    8月も最終の日曜日を迎えました。旧盆前後は日照不足、処暑を

    迎えて猛暑が再燃するなど、異例な8月でしたが、朝夕は秋の気

    配が感じられる候になりました。

    久々に玉川上水へ。鎌倉橋から津田塾大学沿いに差し掛かかる

    と、老樹の根っこ付近から、2本の白い小さな茸が傘を広げてい

    ました。ヒラタケに似た茸ですが、図鑑を調べても見分けはつき

    ませんでした。上水沿いでよく見かける茸です。

    8月中に雨の降った日が22日もあったそうですから、茸にとって

    は最適な気象条件が揃っていたのでしょう。アベック傘に秋を。

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    府中街道を横断して中央公園付近に差し掛かると、細い立木の
    幹に朱色の花が!幹から直接頭花を開いているように見えて、
    ドッキリしました。近寄って見ると、その木に寄り添うようにキツ
    ネノカミソリが育って、細いラッパ型の花を開花させていました。
    な~んだ!と思ったのですが、通常の開花期を過ぎています。
    異常気象のせいで遅れ咲いたみたいです。晩夏を迎えてキツ
    ネノカミソリに出会うなんて!狐につままれたみたい。

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    鷹の台に差し掛かると、元小島水車の余水路敷き辺りにもキツ

    ネノカミソリが点在していました。毎年、この時期に付近を歩い

    ていたはずですが…こんなに棲息しているとは想定外でした。

    キツネノカミソリは狐の剃刀と書いて、ヒガンバナ科の多年草

    球根植物。ユリ科に分類されることもあります。

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    もしかして…と、水車橋上流の保存樹林地を覗いてみました。

    数百株が樹林の下に開花して、晩夏の陽を灯しているみたい

    でした。小平市内では珍しい群生地ではないかしら。

    現在は立ち入り禁止になっていますが、小島水車跡の駐車場

    から覗き見ることができました。今夏はもう出会えないかと諦

    めていただけに、ラッキーでした。

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    キツネノカミソリは早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草

    が茂るころには葉が枯れて、その後に花茎を伸ばして、旧盆

    頃に花を咲かせます。


    林縁や明るい落葉広葉樹林に生育し、清瀬市や新座市など群
    生地が有名です。葉の形がカミソリに似ているとか、 花の色

    と姿が狐をイメージさせることが名前の由来とか。

生地が有名です。葉の形がカミソリに似ているとか、 花の色

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    帰る道々にクヌギのドングリが落ちていました。ハカマもドング
    
リもまだ薄緑色ですが、秋はそこまでやってきています。



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# by love-letter-to | 2017-08-27 18:09 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.107 晩夏の記

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        遠ざかる記憶新たに夏水仙

    八月も第三日曜日に。先週から夏の太陽は何処に行ったかと思

    うくらい、日照時間が少なく梅雨時のような八月です。

    天候不順で玉川上水ウォーキングはお休みしてしまいましたが、

    30数年ぶりに、八王子市の北西部、泉町にある相即寺という浄

    土宗の古刹を訪ねました。境内には八王子城落城の際に戦死し

    た同寺縁者を供養する延命地蔵堂があります。283名の骨塚の

    上に建てられたそうです。その近くに夏水仙が今を盛りと咲い

    ておりました。リコリスとも呼ばれる彼岸花の仲間です。

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      地蔵堂には本尊の延命地蔵尊の周囲三方に、150体の石地蔵
    が立ち並んでおります。約80㌢丈の一体の右肩に、ボロボロに
    
なったランドセルが掛かっています。
    72年前の7月8日、米軍機の機銃掃射で学童集団疎開児の一人
    が即死に近い状態で、命を奪われました。東京区部の空襲から
    逃れるために、同寺付近に疎開してきて被害に遭ったのです。
    その小学4年男児の葬式の日、品川区から駆けつけた母親が、
    形見のランドセルを地蔵に背負わせて欲しいと、当時の住職に
    お願いしたそうです。せめたもの供養だったのでしょう。

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       中でも柔和で幼い顔をした地蔵の背に掛けられたランドセル。
    ところが、母親も翌年の2月に病死してしまったので、その後
    の混乱期に
は顧みられないままになっておりました。

    八王子城落城や八王子空襲などの史実を児童文学作品にし

    てきた作家、古世古和子さんによって、ランドセルを背負った

    地蔵さんの存在が広く知れ渡るようになりました。戦後35

    年も経ってからでした。

    地蔵堂は八王子城落城の日6月23日、児童の命日の7月8日、

    子どもたちが夏休み中に参観できるよう8月8日に公開され

    ています。

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      上はランドセルを背負った地蔵をテーマにした、古世古さん
      の著作3部作です。『かかしの家』には、疎開児の死を耳にし、

    児童の身元や近親者、同期生の消息などが次第に明らかに

    なってくるドキュメントが記録されています。

     ・・・・・・♪サマージョイントコンサートへのお誘い♪・・・・・・

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    今月最終土曜日26日、14時から小金井宮地楽器ホール
    で、多摩地区で活動しているコーラスグループのジョイント
    コンサートが開かれます。
    小平市の混声合唱団「ミモザ」、朝霞市の女声コーラス「マ
    ロニエ」「ルピナス」、南アフリカ在住時
代から柴山たづ子さ
    ん (小平市)の指導でコーラスを楽しみ、
帰国後も柴山さん
    にレッスンを受けている「プロティアコーラス」と所沢
市の
    「松ヶ丘女声合唱団メゾフォルテ」
によるコンサートです。

    20代~80代の幅広い年齢層が参加。「ルピナス」の平均年

    齢は83歳、「ミモザ」でただ二人になってしまった男声が

    デュオで初めて「ゆけわがそよ風」「秋の歌」を。

    「アヴェマリア」「忘れなぐさ」「ライムライト」ほか親しみや

    すい数々を、聴いて晩夏のひとときを。入場無料、開場13

    半から。0423808077同ホール。

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# by love-letter-to | 2017-08-20 20:50 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.106 新涼早々に

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          新涼や洗顔化粧いそいそと
   八月第2日曜日、甲子園での高校野球の熱闘たけなわ。世間では
旧盆
   休みに入っております。暦の上では季節が夏から秋へと移ろ
い始め、
   朝夕に夏の暑さが幾分か和らぎはじめ、吹く風に心地よ
い涼しさを感
   じる候に。

   日本列島をのろのろと縦断して台風5号が、関東付近を通過した先週。
   それまでの猛暑が和らいだ日の朝、自分でも不思議なくら
い前向きな
   気持ちを取り戻しました。いそいそと洗顔化粧を済ませて、殿ヶ
谷戸庭
   園で開花中のレンゲショウマに会いに行ってきました。

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   国分寺崖線の起伏を活かした同庭園の最も低い辺りに、14~15株のレン  
   ゲショウマの花と蕾が細長い枝先に、ユラユラ。モビールの
ようです。
   先客の女性カメラマンは、後楽園の近くに住んでおり、
後楽園内にもレン  
   ゲショウマはあるけど、周りの土が焼けているの
で、花の色が白っぽくて  
   綺麗に撮れないとか。「ここは最高!周
囲の深い木立と湿った落葉や下 
   草に囲まれて、生育環境が素晴ら
しい」と、ここ数年、毎年、通ってきてい 
   るとのこと。

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   蓮華升麻と書いてレンゲショウマ。花が蓮に、細かい切れ込みの多い小葉  
   3枚複葉の葉が、サラシナショウマ(晒菜升麻)の葉に似
ているので、その 
   名がつけられたそうです。

   花径3~4㌢の淡い紫色の花を下向きにつけています。外側にあって白い 
   花びらのように見えるのは萼で、710枚。内側の円筒形を
なしているの 
   が花びら(花弁)で10~12枚。先端部分が紫色で心
憎いほど魅惑的です。

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   御岳山上のレンゲショウマが有名で、日本一の群生地と言われております 
   が、先の女性カメラマンはシーズン中は御岳駅からのバス
に乗れないほ 
   ど込み合い、山頂までのケーブルカーも待ち時間が
長くて、70歳を超え 
   てからは殿ヶ谷戸庭園に通うことにしたとか。

   上は彼女が一押しの位置からのショットです。

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   同時期にキツネノカミソリも開花していることが多いのですが、今夏は一  
   足先に開花して、その群生はもう“終末期”状態で残念!

   玉川上水堤にもキツネノカミソリの小群生がありますが、余りの猛暑にひ  
   るんで開花時期を逃してしまいました。次第に老化の坂を
下っているのを 
   自覚させられて…。それだけに新涼を感じられる日
は嬉しく、この気持ち 
   を大事にしたいと。

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# by love-letter-to | 2017-08-13 22:18 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.105 七十二年目の朝

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              百日紅核なき世を祈る朝     
     八月最初の日曜日の今日は、広島原爆忌。朝8時から平和記念式典・慰
     
霊祭が始まりました。被爆体験を語れる語り部の高齢化が進み、平均
     
年齢は82歳。私の生まれ故郷は瀬戸内海を挟んだ広島市の対岸にあ
     
りました。祖父の診療所の入院患者病棟にも、広島で被災した一家が
     
転居してきており、地獄のような現状を聞かされました。

     母親と子ども3人で逃げ延びてきたそうです。当時6歳だった私が夜、

     眠れないくらい怖い話ばかりでした。

     炎天下にも赤々と咲いている百日紅と夾竹桃を見るたびに、戦中戦

     後の記憶と原爆の恐怖が結びついて、トラウマになっている気がしま

     す。現在、核爆弾は1発で当時の1200倍の威力を持つそうです。

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        また不快な日が戻ってきました。借りた本を返しがてら小川1丁目の「彫
    刻の
谷緑道」へ。百日紅の大木が立川街道に向かって枝を張り、沢山の
    花房を。    

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      小川用水沿いに設けられたウッドデッキに降りてみると、水辺の草木と
    せせらぎ効果で、天然クーラーに。やはり水と緑の力は素晴らしい!

    武蔵野美大生の卒業制作だという彫刻作品が、お地蔵さんみたい。

    その題名もZIZOだとか。

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    角度を変えて撮ってみると、モダンアートのお地蔵さんでした。この「彫

    刻の谷緑道」には12の作品が設置してあるそうですが、このZIZOが一

    番分かりやすくて親しみが感じられました。各作品に題名ができれば作

    者名も付けて欲しいです。

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    少し足を伸ばして、「森田オープンガーデン」にも立ち寄ってみました。
    
手打ち蕎麦・うどんの「松根」が閉店して1年。松根典子さんの打ったお
    
蕎麦やうどんが絶品だっただけに、寂しく物足りない気がしますが、
    
ガーデンオーナーの森田光江さんは、「9月3日のNHKBSで放映される
    
から、見てね」と、相変わらず元気で水遣り中でした。

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    ルドベキアやレースフラワー、鬼百合、モミジアオイ、向日葵など夏の花

    で、ガーデンのジャングル状態も魅力です。

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    最近のガーデニングではワイルドフラワーで、ナチュラルに見せるのが

    人気だとか。

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    ブルーベリーやカボチャも、森田ガーデン産。遠くに出かけなくても、旅

    気分に。明日は立秋、赤とんぼにも出会いました。

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# by love-letter-to | 2017-08-06 22:40 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.104 暦より一足早く小さな秋を

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          不揃いの白き花びら秋近し
     7月最後の日曜日の昨日は、用が重なってブログの更新を先

     送りしてしまいました。それにしてもムシムシムンムン、過ごし

     にくい日々です。3年後の東京五輪では、こんな不快な中で

     アスリートたちはメダルを目指して闘うのかしら?観客にとっ

     ても苛酷な観戦になりそうです。

     先週中に一度、玉川上水堤へ出かけたところ、自生野草保護

     ゾーンではシラヤマギク(白山菊)が開花して、辺りには秋の

     気配も。年々、野の花の開花サイクルは早まっています。

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     シラヤマギクはノコンギクやユウガギクなど、いわゆる野菊の
     
仲間ですが、花弁の数が6~8枚と少なく、開花も早めです。

     花弁と言っても一枚一枚が一つの花で、まばらにつけている

     ので、終末期のような侘しさも。

     私は真夏から開花するので、風通しをよくするために、花弁を

     減少させたのではないかと忖度しているのですが…。

     年々、美しく華やかな花よりも好きになってくるのは、歳の所

     為でしょうか。ともあれ、野に咲く花々は蝶や虫たちにとって、

     命の糧で、モテモテです。

        

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     シラヤマギクの下では、淡いピンクの小花片を散りばめたチダ
     
ケサシも開花していました。和名は乳蕈刺と書き、乳蕈という

     茸を採集するとき、この細長い茎が用いられたとか。

     乳蕈はもぎ取るとき、その切り口からミルク状の液が滴ってく

     るので、この野草の茎に刺しながら採集したとのこと。とても

     優しげで、涼味を感じさせてくれます。

     

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       最近は小平市周辺の大気がことに不安定だと思いませんか?
     今月半ばに雹を降らせた雷雨も、小平はことに激しかったよう

     です。この日も雨が落ちてきたので、早々に引き上げました。

     その途中、畑の一角で里芋の葉の上に水晶のような露が!

     菊も芋の露も秋の季語ですが、暦より現実は先んじています。

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       菊地恵子・砂織さん母娘によるアイリッシュハープコンサートが
     8月5日()17時から、小平市小川町2-2051にあるギャラリー

     「青らんぎ」で開かれます。心に安らぎを持たせてくれるアイ

     リッシュハープの音色と響きで、懐かしいアイルランド民謡や

     スコットランド民謡、アイルランドの著名な作曲家でアイリッシュ

     ハープの演奏家カロランの名曲などで、真夏の夕べを。

     

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       母親の菊地恵子さんは桐朋学園大、同大学院のハープ科卒で、
     日本のアイリッシュハープ研究の第一人者です。娘の砂織さ

     んは国立音大卒後、パリ中央区立音楽院を一等で卒業。フラ

     ンスで演奏家と指導者として活躍中です。

     参加費3500円(税込・ソフトドリンク付き)、茶話会も参加する

     方は4500円(税込・コーヒー&ケーキ付)です。申込みは名

     前と連絡先、参加者数をファックスで042・344・5257へ。

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# by love-letter-to | 2017-07-31 11:17 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.103 いよいよ大暑に

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         夏木立心鎮まる水路敷き

     7月第4日曜日の今日は、暦の上では二十四節気の「大暑」。
     一年で最も暑い時期に入ります。東京では19日ぶりに最高気
     温が30℃を下回りましたが
、湿度が80%近く、ムンムンする一
     日でした。

     年々、暑さ寒さに弱くなり、玉川上水ウォークも負担になりつ
     つ
ありますが、足腰から老いて来るそうで、思い切って出かけ
     て
みると…夏木立の下は心身を癒してくれるようでした。

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         元水番屋・小川水衛所跡の親水エリアでは、全身真っ黒なハ
     グロトンボが下草の茂みをヒラヒラと優雅に飛んでいました。
     全
身真っ黒なのは雌で、雄の胴体は金色に輝いているとか。

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     堤のあちらこちらで、盛夏から初秋にかけて鳥が飛んでいるよ
     う花を咲かせるヒヨドリジョウゴに出会いました。

     ナス科つる性の多年草で,1㌢にも満たない小花ながら、5つに

     裂けた白い花弁は反り,細長い花柱を取り囲んでいる雄しべの

     黄色と臙脂色の葯のコントラスト鮮やかで、目立ちます。

     鵯上戸の名前の由来は、ヒヨドリが好んでこの実を食べること

     からだそうですが、実にはソラニンという神経毒を含んでいる
     の
で、ヒヨドリが食べることはないらしい。

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     自生野草観察ゾーンになっている商大橋~桜橋にかけての右
     岸では、盛夏の花イヌゴマが開花していました。

     5070㎝の草丈に、数段にわたって茎に淡紅色のゴマの花そ

     っくりの花を。辺りに高原の風情をかもし出しています。

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     アキノタムラソウも薄紫の花穂を伸ばし始め、上水堤は盛夏を
     迎えています。名前はアキノタムラソウと秋がついていますが、

     7月末から夏の終わりにかけて開花。強い太陽の下でも涼しげな

     花の色と姿は、上水堤の清涼剤のような存在です。

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        しかし、五日市街道に接した自生野草観察ソーンは笹類が繁
     茂してジャングル状態になっており、草刈りが始まっていました。

     これから開花シーズンを迎えるキツネノカミソリ、アキノタムラ

     ソウ、アキカラマツ、ワレモコウ、ヤマシロギクなどが刈り取られ

     ないよう、願っております。炎天下にご苦労さまです。

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# by love-letter-to | 2017-07-23 21:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.102 連日の猛暑につき

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7月第3日曜日の今日は、都内でも猛暑日に。練馬区では357
を記録したそうで、隣接している小平市内でも35℃を上回ったの
ではないでしょうか?日中はクラクラするような暑さでした。
連日の猛暑地獄に加えて、キッチンの床と壁紙・天井クロスの張
り替え工事、近親者の葬儀が重なり、玉川上水ウォークはお休み
してしまいました。築40年になる我が家のメンテナンスに追われ
ています。


で、今回は今月28()の夕に開かれる河野直人さんのツィタ

ーコンサートのご案内を。

古代ギリシャでは天使が奏でる楽器とされ、聖人を癒したと伝え

られている古楽器ツィターの世界的奏者・河野保人さんを父に、そ

の背中を見て育った直人さんのコンサートです。


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# by love-letter-to | 2017-07-16 22:56 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.101 夏木立

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        夏木立謎秘めた蘭ひそやかに

     7月第2日曜日。先週初めに九州北部を襲った記録的な集中豪

     雨は、まだ予断を許せない状態。梅雨前線の活発な活動により、

     線状降水帯が生じて断続的、集中的な土石流災害をもたらした

     とのこと。線状降水帯なんて、初めて耳にしました。

     関東地方では昨日から真夏日が続いております。例年のことな

     がら梅雨の後半は、湿度が高く耐えがたい暑さになりますが、玉

     川上水堤に一歩入ると、深山に分け入ったよう!

     夏木立の下を久しぶりに歩きましたら、津田塾大学キャンパス南

     側で、マヤラン(摩耶蘭)が咲き終わって、立ち枯れかかっていま

     した。それでも丹念に調べたら、境界柵の下に咲き残っている茎

     が2本見つけました。本当にラッキーでした。

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    境界柵の下からカメラを差し向け、やっとキャッチした2株。茎  
    丈10~20㌢に開花した花と蕾もつけて、ひっそりと。
    日本では神戸市近郊の摩耶山で最初に発見され、 1879
年に
    採
られた標本をもとに1904年(明治37)牧野富太郎博士によ
    り命名された南方系の無葉ランです。


    上水土手に何故棲みつくようになったのか…。謎を秘めた野  
    生
ランです。環境省の植物レッドデータブックでは絶滅危惧種
    1B類
としてリストされ、非常に絶滅危機の恐れが高い野生ラン
    です。

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      マヤランの棲息している辺りで、1匹の蝶が桜の古木の根っこ
      付近に止まったり、舞い上がったり。木の下暗がりでは翅の色
    や紋
様がはっきりしませんでしたが、キマダラヒカゲチョウで
    はない
かと。梅雨どきによく樹液を吸っているとのこと。

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      梅雨どきから盛夏にかけて、樹下でよく見かけるヤブミョウガと
      ハエドクソウの花。白磁でできたようなヤブミョウガ(藪茗荷)

    花弁は3枚、萼片も3枚あり、一見6弁の花のように見えます。一

    日花で、花の後、即実を膨らませます。

    草丈50㌢ほどの細長い茎の上部に、2~3㍉程度の小さな花を

    つけるハエドクソウ(蝿毒草)。全草有毒で殺虫効果があるため、

    根や葉の煮汁を紙に染み込ませて蝿取り紙に使われたという。

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     中央公園に差し掛かると、トンネルから抜け出したような真夏日
     の太陽!ジャブジャブ池では水遊びに興じる親子の姿が!
    こん
な子育て時代もあったっけ!眩しいです。

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      西武線の踏切・鷹の橋から200㍍ほど上流の上水堤沿いに、
      2007年立春にオープンした「玉川上水オープンギャラリー」が、
    先月20
日閉鎖されました。敷地内の展示ケースには「家族の事
    情で已む
に已むなく決断しました」と、お詫びの張り紙が掲示さ
    れていまし
た。
    オープンから二十四節気ごとに、上水堤の野草や木々の花、

    野鳥、蝶などの素晴らしい写真を展示。年に数回はオーナーの

    鈴木忠司さんの細密な色鉛筆画も楽しませてくれました。

    この方10年余、6月20日正節芒種の最終日をもってクローズし

    たとのこと。有難うございました。ご苦労さまでした。

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# by love-letter-to | 2017-07-09 18:33 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.100 半夏生に寄せて

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         捩り花少子高齢化の一隅に

     7月最初の日曜日の今日は、夏至から数えて11日目で半夏生。

     1年の半分が過ぎて、梅雨も終わりに近づいた頃です。

     暦の雑節の1つで、半夏という薬草が生える頃。一説に、ハン

     ゲショウ(半夏生、半化粧)というドクダミ科の一年草の葉が名

     前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも。

     小平団地の芝生に捩り花が咲いていました。半夏の頃に開花

     します。世は少子高齢化の一途ですが、草丈10㌢前後の小さ

     な野生ランで、螺旋状に米粒大の花をつけて健在です。

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        捩り花はモジズリ(文字摺り)とも呼ばれ、地方によってはネジ
     リンボウ、ヒネリバナなど種々な呼び名があるそうです。

     米粒大ながらマクロレンズで撮ってみると、カトレアの花に似て

     います。

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        今日、都議選の投票場への行き帰りに、近隣の畑で葱坊主が
     弾けて、花火のような姿になっていました。種を採取するため

     でしょうか?一つの葱坊主から数百粒の種が採れそうです。

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        同じ畑に松明花(たいまつばな)も、篝火のように頭花を輝か
     せていました。シソ科の多年草で、原産地は北アメリカ。ベル

     ガモット、モナルダと呼ばれハーブとして鎮静、鎮痛効果が。

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        近くの路地ではハンゲショウも、その名のように上部の葉1~
     2枚を白粉で化粧したような姿に。白い花穂が地味で、花粉を

     媒介する蝶や虫たちに目立させるため、葉が白くなるよう進

     化したのではないかと。そのせいか繁殖力は旺盛だそうです。

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        今年はアジサイの開花がゆっくりで、花がが長持ちしていまし
     たが、そろそろ終わりに近づきました。都営学園東町2丁目アパート敷地内
     の紫陽花は、七変化の別名のように七色!色褪せかけた紫陽花も渋くて、
     素敵ですね。

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        アベリアの植え込みにクロアゲハ(黒揚羽)がやって来て、忙し
     なく飛び交っていました。止まりそうで止まってくれず、やっと

     一枚をゲット!かなりぶれていますが、やったー!

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# by love-letter-to | 2017-07-02 21:46 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.99 梅雨の晴れ間に

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           梅雨晴れ間命たぎらす自然界

      6月も最後の日曜日に。今年も上半期が過ぎようとしています。

     首都圏は梅雨晴れ間というより、梅雨らしくない日が続いており

     ますが、九州南部は前線の影響で豪雨が続き、今朝は長野県内で

     震度5強の地震が起きました。つくづく日本は災害の多い国ですね。

     都議選も始まりました。豊洲・築地市場問題と五輪優先でなく、安心

     安全第一にして欲しいです。自然の移ろいや営みが感じられる街に。

     上は小平市内の放置されたような梅林の下で、出会った一瞬です。

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     スジチョウウが蜜を求めて、ストケシアの花に飛び交っていました。

     ストケシアはキク科ストケシア属の多年草で、和名はルリギク(瑠璃菊)

     エドムラサキとも呼ばれ、本来は薄紫色だそうですが、園芸種に白

     や淡いピンク、ブルーも。頭花の径は4~6㌢、高さは3060㌢。

     花びらの先に切れ込みが多いので、華やかです。ルイジアナ州など

     北米の南東部原産、大正時代に渡来したそうです。

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    市街地歩きをしていると、耕作放棄地や緑地が消えて行くのを目に

    することが多くなりました。この梅林も梅の実が熟して落ちたままに。

    勿体ない!梅干しや梅ジャムにするのに頃合いの色でした。

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    梅林の下にはチドリソウ(千鳥草)も繁茂していました。所有者は草花

    の好きな方なのでしょう。高齢化か病気で梅林の手入れができなく

    なったのかしら?それとも宅地への転用を考えているのかしら?

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    玉川上水堤ではエゴノキの実がもうドングリ大に膨らんでいます。昨

    年は不作でしたので、雨風に負けず大きくなって、野鳥たちを喜ばせ

    てね。エゴノキの実の果皮にはアルカリ成分に富むサポニンが含まれ

    ており、麻酔作用があるので野鳥の餌にはならないとされてきました

    が、野鳥に詳しい鈴木忠司さんによると、秋半ば過ぎになると果皮が

    乾いて割れやすくなり、中の種はシジュウカラの食用になるとか。

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    早乙女イチゴとも呼ばれるナワシロイチゴの実も、もう真っ赤に熟れ

    ていました。5月半ば過ぎからピンクの花を開花していたナワシロイチ

    ゴですが、花が終わって1カ月余でもうルビーのような実に。

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   上水堤でもアジサイが花盛り。樹下ならではの表情が楽しめます。
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# by love-letter-to | 2017-06-25 22:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.98 谷戸の菖蒲園

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            一望に谷戸の自然と花菖蒲

    6月第3日曜日の今日は「父の日」。午後3時過ぎから梅雨どき本来の雨

    天になりました。気温も低めで肌寒いくらいの一日でした。

    先週半ば、梅雨がずる休みしている最中に、これ幸いと青梅市の「吹上
    し
ょうぶ公園」を訪ねてみました。20年余り前だったか、霞丘陵の一角の
    谷
戸地に菖蒲田が設けられた当時は、株数も少なく侘しくて、早々に引
    き上
げましたが、現在は谷合の扇状地2.1㌶に240種、約3200株が見頃
    を迎
えて賑わっていました。里山と一体化した景観が何とも素晴らしい!

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    ハナショウブ(花菖蒲』は、自生していたノハナショウブ(原種)をもとに、
    品種改良が行われて、今では2,000
種類を超える品種が育種されてい

    るそうです。内花被片と外花被片からなる姿は日本情緒たっぷり。白か

    ら薄紫、紫、青紫、赤紫系とその濃淡など色合いも多種多様で…。

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    日本で花菖蒲の栽培が盛んになったのは江戸期。特に、幕末の頃には諸

    大名達が栽培を好み、庶民の関心も高まったそうです。優れた育種家に

    より栽培や品種改良が盛んに行われて今日に。

    ことに江戸系は多種多様で、江戸の粋を。淡い赤紫色の「三筋の糸」は、

    外花被片に面相筆で描いたような極細の筋が入り、粋筋の女性好みの

    着物柄みたい。花弁の付け根に黄色を覗かせて。

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     内花被片が赤紫で外花被片が白地で清楚な江戸系の「小町娘」

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     外花被片の縁取りがフリル状になっている江戸系の「銀の花」。

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     花菖蒲にしては珍しいピンク色の肥後系「京丸桜」。肥後系は花が大きく
    ぼってり。今、太目でモテモテの女性タレントみたい。傍らの熟年カップル

    の女性が「私が太目だから、ほっそりした菖蒲が好き」と、連れ合いにさ

    さやいていました。

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    野生種の「陸奥の薄紅」はほっそり。こんな原種系から多種多様な花菖
    蒲が誕生したのですね。

  

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      アメリカで品種改良された品種もあり、「ステップルーリップル」は、紫
    色の縁取りが楚々として、クール美人でした。

    しおれてきた花はまめに摘むなど、とても手入れの行き届いた園内で、

    谷戸を吹き抜けてくる風とせせらぎの音にも癒されました。

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     今月25日まで「吹上花しょうぶまつり」が開かれ、期間中はテント張
     の
お休み処も設けられ、おいなりさんや串団子、新じゃがの味噌垂れなど

    軽食とかき氷、ラムネ、ジュース、青梅の銘菓名産の売店も。入園料200円。

    東青梅駅から徒歩15分、河辺駅からバスの便も。

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# by love-letter-to | 2017-06-18 20:07 | 折々通信 | Comments(2)

折々通信No.97 梅雨どきの上水堤で

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それぞれに花の盛りを梅雨晴れ間

6月第2日曜日の今日。梅雨入りが伝えられたものの、小平市周辺は雨

らしい雨が降らないままの一週間を。

真夏日の気温を記録した昨日に比べて、比較的過ごしやすく、上水堤で

はオカトラノオ(丘虎の尾)に続いて、ノカンゾウ(野萱草)が咲き始めて

武蔵野の風情を。ノカンゾウは別名・忘れ草。憂きことも忘れさせてくれ

る花だとか。

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白い花穂が弧を描いて咲く姿が虎の尾に見立てられ、その名前がついた

というオカトラノオ。多数の白い小花を付け根から開花させ、その先端部

は深く垂れ、一様に同じ方向を向いて、風に揺れるシーンには惚れ惚れし

ます。草丈70センチ前後、サクラソウ科の一年草。

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商大橋~桜橋にかけて上水右岸の日当たりのいい堤に群生しており、花

穂の細長い優美な種と太目で短い種のゾーンがあり、近隣では希少な

群生地です。大切に見守りたいです。

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今年は見逃したかしらと、残念に思っていたホタルブクロに桜橋下流の

一隅で出会いました。赤紫色の釣鐘型の花をつけた株が4~5本あって、

恋人に出会ったようにドキドキ。

その昔、子どもたちが花の中に蛍を入れて遊んでいたことから、ホタル

ブクロ(蛍袋)の名前で呼ばれるようになったとか。提灯花の別名もあり、

自然豊かな時代を偲ばせてくれます。数年前までは、上水堤でもあちこ

ちで出会いましたが、株数は減少しているよう。

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エッー!もうこんな姿になったの?と驚いたのはノアザミの群れ。一位

橋~桜橋にかけて、今月早々に訪ねた時は、10数本のノアザミ(野薊)

鮮明な赤紫色の頭花を開花させ、辺りの景観を牧歌的にさせていました。

その1週間後に再訪したら一輪が咲き終えて、もう綿毛となって飛散しか

けていました。

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上水堤には5~6月に開花するノアザミと、晩夏から秋にかけて咲くノハ

ラアザミ(野原薊)が自生しております。ノアザミは一本の茎に一つの頭

花をつけ、ノハラアザミは茎が何本にも枝分かれして、それぞれに頭花

をつけて、晩秋まで咲き続けていることも。

ノアザミもノハラアザミもキク科で、針状の花びらの一本一本が一つの

花。それぞれが綿毛状になり根元に種を蓄え、飛散していきます。

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上水堤の木立の下の日陰部分では、梅雨どきの花・ドクダミが繁茂して

白い十字の花を無数につけていました。

我が家にはドクダミの八重咲きがあり、一重とは全く違う優雅さを。一重
も八重も白い花弁に見えるのは芳です。

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# by love-letter-to | 2017-06-11 19:10 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.96 梅雨の気配を

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           堀割りに鶯神楽の実紅く

    6月最初の日曜日。上水堤の木々は、もう真緑から深緑になり、サンス
    クリーン効果を実感できる候に。梅雨入り前の堤にはム
ラサキシキブ
    のピンクの小花や水晶細工のようなノビルの花、
アジサイも日々色づ
    いて、ウォーキングの目を楽しませてくれ
ます。
    先月は7月並みの夏日が続きましたが、ここ数日は朝夕
はひんやり。
    上水木立の葉陰にウグイスカグラ(
鶯神楽)の実
が真っ赤に熟れて…。

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    春先に、ラッパ型のピンクの小花を群がり咲かせていたウグイスカグラ。
    この紅い実は鶯の大好物だそうで、実から実へ
まるで神楽でも舞うよう
    に鶯が飛び交うことから、鶯神楽の
名前がつけられたそうです。
    上水堤で今春も鶯の声を何度
か耳にしましたが、4~5年前から比べると
    激減しているので
はないでしょうか。淋しくなりました。

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    淡いピンクの小さな花なので、目に留まりにくいけれど、ムラサキシキブ
    の花が堤のあちこちで真っ盛り。花径5㍉前後の
愛らしい花が1030
    房咲きになっています。

    秋が深まるにつれて、その実は艶やかな紫色の小粒の玉に。高貴さを感
    じさせることから、『源氏物語』の作者として、才女としても名高い紫式部
    の
紫式部の名を冠せられたそうです。

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    ムラサキシキブはクマツヅラ科の落葉低木ですが、商大橋の南詰めには、
    沢山の花房をつけた木も。庭木として植えられて
いるのは、ほとんどが園
    芸種のコシキブだといわれています。

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    商大橋~桜橋にかけて日当たりのいい南岸沿いを歩くと、繁茂した草地
    から細い花茎を伸ばしたノビルが花を咲かせてい
ます。
    ニラ臭の強いノビルから、想像できない水晶細工のよう
な繊細な花を。

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    花茎の頂部に焦げ茶色の粒々(ムカゴ)を付け、その回りから細長い花柄を
    伸ばして、星形の透き通った花を開花。その造形の
見事さと、ちょっととぼ
    けたような姿が魅力的です。

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    目下、下草の中で目立つのはヤブジラミ(薮虱)でしょう。名前とは違って
    小米のような白い花房は、繊細なレースのよう。

    その花が散り秋を迎えると、虱にそっくりの実をつけます。褐色になった卵
    型の実には刺状の毛が密生しており、一見丸く太っ
たシラミにそっくりです。

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    刺状の毛の先端はカギ状に曲がって動物の毛や衣服にくっつきやすくなって
    おり、付着するとお手上げです。くっついて離れな
い。そうして増殖するので、
    辺り一面ヤブジラミになってしまうので、耕作地にとっては迷惑な雑草の類
    ですが…。

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# by love-letter-to | 2017-06-04 22:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.95 うつぎ咲く堤で

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       うつぎ咲く波打ちながら咽(むせ)ながら 

    5月も最終の日曜日になりました。大型連休明け頃から夏日

    が続いて、玉川上水堤の草木の花も駆け足で開花。

    数日後には開花するだろうなァと気にしつつ、バラめぐりな

    どしている間にエゴノキの花もクマミズキ、ナンジャモンジャ

    とも呼ばれるイヌザクラも、見頃を逃してしまいました。

    開花のサイクルが狂って、追いついていけないこの頃ですが、

    数日前、上水堤にただ一本植わっているヤマボウシ(山法師)

    を訪ねたら、一位橋付近で本種のウツギ(別名:卯の花)が真っ

    盛りでした。

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    純白の小花をたわわにつけた花房が風に任せて大波小波。

    「卯の花匂う垣根に…」と唱歌に謳われているような香りは

    ないのですが、近づくと咽るような匂いに包まれます。

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    玉川上水堤の商大橋~桜橋にかけて、新堀用水際にウツギと

    桑の木が多く残っているのは、水車や洗い場跡と関わりがあ

    るのかもしれません。どちらも暮らしと結びついている樹木で

    すから。古くからの土地の人の話では、桜橋上流に清水水車が

    あったそうです。桑の実も熟れはじめて…。

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    豆ランプのようなエゴノキの花は殆ど落花していましたが、茂

    った枝葉の間に数輪ずつ留まっていて、見納めを。例年なら数

    千、数万の豆ランプに出会う時期なのに。

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    「たしか平櫛田中彫刻館の生垣の辺り…」と、お目当てのヤマ

    ボウシの花を探したのですが、それらしき花も樹も見当たりま

    せん。商大橋~一位橋辺りの新堀用水際を行ったり来たりして

    みたのに、かなりの老大木のヤマボウシの姿がありません。

    十数年来、毎年楽しみにしてきたヤマボウシが消えてしまった

    衝撃で、いよいよ認知症かしら…そんな思いに駆られながら

    堤をつぶさに探索してみると、朽ちた切り株が目に入りました。
    直径50~60㌢、枯死したのか倒木の危険から伐採されたのか?
    玉川上水流域で唯一本のヤマボウシが姿を消してしまいました。
    
 

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    上の画像は昨年撮ったものです。庭木や街路樹として植栽されて
    いるヤマボウシとハナミズキのハーフみたいな花を。
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     このヤマボウシは自生していたとも、近隣の住民が植えたとも伝
     えられ、どちらとも決めつけがたい存在でした。ファンも少なく
     なく、名物的存在でした。せめてひこばえ(孫生え)でも残せなか
     ったのかしら・・・?

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     ヤマボウシの近くでスイカズラ(吸い葛、忍冬)の銀(白)と金(黄)の
     ツーショットが撮れました。
     咲き始めは銀で、時間が経つにつれ金色に変わる一日花。
     甘い香りがヤマボウシの切り株の近く辺りにも漂っていました。  
     しかし、新規Exciteブログの作成投稿には悩まされます。
   
    

   


    

   






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# by love-letter-to | 2017-05-28 18:49 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.94 バラ香る庭先で

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         薔薇に酔ひダージリンティをもう一杯 

    まだ初夏なのに、5月第3日曜日の今日、東日本を中心に全国

    各地で今年の最高気温になりました。館林市では35℃を超す

    猛暑日ですって!地球の回転軸が狂ったのかしら?

    数日前、知人から教わって国分寺市内、恋ヶ窪駅近くにあるバ

    ラ屋敷を訪ねました。個人宅ですが、MyGardenと称してバラの

    季節だけ公開されています。テラスや庭先のガーデンパラソル

    の下で、コーヒー紅茶にシフォンケーキなども楽しめます。

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    恋ヶ窪駅から国分寺市役所方面へ徒歩2~3分、最初の路地を入

    った辺りからバラの香りが漂って、個人宅のバラ園ではかなりの

    規模です。地植え、鉢植え、バラ垣やアーチ、トーテムポールなど、

    数えたことが無いそうですが200株くらいあるかしら?

    この家の奥さまが10年ほど前から一人で育ててきたそうです。

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    奥さまの知り合いだという女性によると、バラの栽培や剪定など

    の講習会に熱心に通われ、近隣のバラ園にもまめに足を運んでい

    たそうです。直接お話をしたかったのですが、期間中に開いている

    ローズ・カフェの応対に忙しくしておられたので、遠慮しました。

    花の色や姿から、手をかけておられるのが伝わってきました。

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    住まいの壁面にデザインされたウェルカムコーナー。ピーターラ

    ビットやエンゼル、眠り猫などガーデニングオーナメントの使い方

    にもセンスが!

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     テラスやウッドデッキ、庭先に設けられたローズ・カフェでは、コー

     ヒー、紅茶が300(各アイスは350)、カフェラテ400円、ジ

     ュース450円、シフォンケーキ400円で。

    バラの香りに包まれながら飲んだコーヒーは格別でした。

    6月9日まで9:30~17:30公開中。雨の日は休み。

      国分寺市戸倉1-2-21 清水邸

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# by love-letter-to | 2017-05-21 20:32 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.93 母の日に

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        母の日はモノよりも感謝の言葉を

    5月第二日曜日の今日は「母の日」。母の日を前にして実施された

    あるアンケート調査によると、母親たちはモノを貰うよりも、感謝の

    言葉や共に過ごす時間が一番嬉しいとの結果でした。

    15年ほど前、86歳で逝った母も花や衣類、好物をプレゼントする

    より、毎週の定時電話や手紙を喜んでいたように思います。

    息子夫婦から貰う立場になった現在、毎年、私の趣向や日常に備え

    たギフトを届けてくれ、共に食事をするのを楽しみにしています。

    今日は竹の子とグリーンアスパラを使った五目ずしが好評でした。

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     5月半ばを迎え、上水堤も滴る緑に卯の花(ウツギ)が咲き始めま

     した。行き交う人々にお辞儀をしているように揺れて…。「卯の花

     匂う垣根に…」と、唱歌に歌われているウツギの仲間のマルバウ

     ツギは、散房状につけている花の直径1520ミリぐらい。5枚の

     花弁を星型に開き、黄橙色の花芯部分が鮮やかです。



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ガクアジサイ(額紫陽花)に似たガクウツギ
(額ウツギ)も真っ盛り

       です。年々殖えているように見えます。ウツギと名がつき、茎や葉

       も似ていますが、ウツギとは類縁関係がないそうです。

       故牧野富太郎博士によると、ガクの名の由来はガクアジサイの省

       略で、分類学的にはアジサイの仲間でだそうで、紛らわしい。同属

       種にヤマアジサイ、コアジサイが。津田塾キャンパス南側の堤にコ

       アジサイも数株ありましたが、壁面の崩落で消えてしまいました

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      緑の匂いというか青臭さが漂う上水堤で、甘く優しい香りが漂って
      きました。何かしら?目を凝らすと、スイカズラ(
忍冬)が葉陰に、長い
      嘴をパックリ開いたような姿の白い花が、ペアで並んで咲いていま
      した。スイカズラ(吸蔓)でした。

      朝開いた直後は純白で、時間が経つにつれ黄色くなり、夕方にはし
      ぼんでしまう一日花。白を銀、黄色を金に見立てて、金
銀花とも呼ば
      れます。和名は吸蔓、冬にも葉が落ちないことから
忍冬(にんどう)
      も。蔓性の常緑樹です。

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     上水沿いでも“オレンジ侵略者”と呼ばれるナガミヒナゲシ(長実雛
     罌粟)の群落が目立ってきました。シャーベットトーンのオレンジ色が
     魅力的ですが、繁殖力が旺盛で、開花後にたちまち結実して、カプ
     セルセル状の実の中に何と1000~2000個もの微粒の種子を蓄え
     ており、せっせと飛散させるそうです。
     空き地一面がオレンジ色に染まるほど繁殖しているのも見かけます。

     群生していると、とてもきれいですが、自生野草や作物にも悪影響を
     及ぼす報告が次々。対策に乗り出す自治体も。

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# by love-letter-to | 2017-05-14 22:19 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.92 風も緑に

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         風薫りエメラルド色に包まれて 

     5月最初の日曜日。大型連休も今日で終わりますね。連休中、北海道

     北見市などでは31℃を超す真夏日を記録したそうですが、全国的に

     天候の激しい崩れもなく、行楽には絶好の連休でした。

     毎日サンデー族の私は人ごみを避けて、都の薬用植物園など近隣を

     ブラブラテクテク。園内の藤も満開で、撮影する人やベンチで語らう

     姿を避けてカメラを向けると、立川市のごみ焼却場の煙突が藤棚と

     エメラルドグリーンの額縁に納まって、印象派の絵のようで…。

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     藤棚の下ではモチツツジも満開!モチツツジの名は、葉や萼など
     に腺毛があって ネバネバする事に由来するそうです。淡いピンクの
     可憐な
ツツジでした。

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    「あへん法」や「麻薬及び向精神薬取締法」により栽培禁止されて
     いるケシ(ソムニフェルム種)やアツミケシなど、栽培試験区の公開が
     始まっていましたが、訪ねた日はまだチラホラ程度で残念!
今月19
     まで公開され
るそうです。     
         
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    同じケシ科でもヒナゲシやアイスランドポピー、紋付きヒナゲシ、
    花菱草は満開で、五月の風に群舞していました。真っ赤な花びらに黒
    い紋様のあ
る紋付きヒナゲシは、栽培禁止種のアツミケシに一見似
    ており、素人には
判別でき にくいけど、園芸店ではピエロと呼ばれ、レ
    ディーバード・
ポピー(テントウムシ) の愛称も。
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     玉川上水沿いでは、茜屋橋付近で宝鐸草(ホウチャクソウ)の群生
     が連休半ばくらいまで見頃でした。翡翠色の筒型の花の先を開き
     加減にして、通常は2連。3連、4連もあり、その姿は風薫る季
     節に相応しく、癒されました。

     
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      憲法記念の日には友人と横浜へ。「キングタワー」の愛称で知
      られる神奈川県庁本庁舎の知事室や旧議場(大会議室)、旧貴賓
      室(第3応接室)が公開中で見学してきました。
      昭和3年竣工、外壁の煉瓦やフロアのタイルは横浜で製造され、
      正面玄関からの階段の手すりは大理石。壁面や天井のレリーフ
      など、さすが国登録有形文化財の風格が!

     
     
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    上は日本大通りや山下公園、象の鼻パーク、運河パーク他、市内
     里山エリアでも開催中の「緑化よこはまフェア」のフラワーフェ
     ス会場で、花花花で埋まっていました。同フェアは6月4日まで
     開催中だそうです。
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# by love-letter-to | 2017-05-07 18:55 | 折々通信 | Comments(0)