忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.103 いよいよ大暑に

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         夏木立心鎮まる水路敷き

     7月第4日曜日の今日は、暦の上では二十四節気の「大暑」。
     一年で最も暑い時期に入ります。東京では19日ぶりに最高気
     温が30℃を下回りましたが
、湿度が80%近く、ムンムンする一
     日でした。

     年々、暑さ寒さに弱くなり、玉川上水ウォークも負担になりつ
     つ
ありますが、足腰から老いて来るそうで、思い切って出かけ
     て
みると…夏木立の下は心身を癒してくれるようでした。

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         元水番屋・小川水衛所跡の親水エリアでは、全身真っ黒なハ
     グロトンボが下草の茂みをヒラヒラと優雅に飛んでいました。
     全
身真っ黒なのは雌で、雄の胴体は金色に輝いているとか。

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     堤のあちらこちらで、盛夏から初秋にかけて鳥が飛んでいるよ
     う花を咲かせるヒヨドリジョウゴに出会いました。

     ナス科つる性の多年草で,1㌢にも満たない小花ながら、5つに

     裂けた白い花弁は反り,細長い花柱を取り囲んでいる雄しべの

     黄色と臙脂色の葯のコントラスト鮮やかで、目立ちます。

     鵯上戸の名前の由来は、ヒヨドリが好んでこの実を食べること

     からだそうですが、実にはソラニンという神経毒を含んでいる
     の
で、ヒヨドリが食べることはないらしい。

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     自生野草観察ゾーンになっている商大橋~桜橋にかけての右
     岸では、盛夏の花イヌゴマが開花していました。

     5070㎝の草丈に、数段にわたって茎に淡紅色のゴマの花そ

     っくりの花を。辺りに高原の風情をかもし出しています。

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     アキノタムラソウも薄紫の花穂を伸ばし始め、上水堤は盛夏を
     迎えています。名前はアキノタムラソウと秋がついていますが、

     7月末から夏の終わりにかけて開花。強い太陽の下でも涼しげな

     花の色と姿は、上水堤の清涼剤のような存在です。

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        しかし、五日市街道に接した自生野草観察ソーンは笹類が繁
     茂してジャングル状態になっており、草刈りが始まっていました。

     これから開花シーズンを迎えるキツネノカミソリ、アキノタムラ

     ソウ、アキカラマツ、ワレモコウ、ヤマシロギクなどが刈り取られ

     ないよう、願っております。炎天下にご苦労さまです。

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# by love-letter-to | 2017-07-23 21:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.102 連日の猛暑につき

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7月第3日曜日の今日は、都内でも猛暑日に。練馬区では357
を記録したそうで、隣接している小平市内でも35℃を上回ったの
ではないでしょうか?日中はクラクラするような暑さでした。
連日の猛暑地獄に加えて、キッチンの床と壁紙・天井クロスの張
り替え工事、近親者の葬儀が重なり、玉川上水ウォークはお休み
してしまいました。築40年になる我が家のメンテナンスに追われ
ています。


で、今回は今月28()の夕に開かれる河野直人さんのツィタ

ーコンサートのご案内を。

古代ギリシャでは天使が奏でる楽器とされ、聖人を癒したと伝え

られている古楽器ツィターの世界的奏者・河野保人さんを父に、そ

の背中を見て育った直人さんのコンサートです。


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# by love-letter-to | 2017-07-16 22:56 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.101 夏木立

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        夏木立謎秘めた蘭ひそやかに

     7月第2日曜日。先週初めに九州北部を襲った記録的な集中豪

     雨は、まだ予断を許せない状態。梅雨前線の活発な活動により、

     線状降水帯が生じて断続的、集中的な土石流災害をもたらした

     とのこと。線状降水帯なんて、初めて耳にしました。

     関東地方では昨日から真夏日が続いております。例年のことな

     がら梅雨の後半は、湿度が高く耐えがたい暑さになりますが、玉

     川上水堤に一歩入ると、深山に分け入ったよう!

     夏木立の下を久しぶりに歩きましたら、津田塾大学キャンパス南

     側で、マヤラン(摩耶蘭)が咲き終わって、立ち枯れかかっていま

     した。それでも丹念に調べたら、境界柵の下に咲き残っている茎

     が2本見つけました。本当にラッキーでした。

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    境界柵の下からカメラを差し向け、やっとキャッチした2株。茎  
    丈10~20㌢に開花した花と蕾もつけて、ひっそりと。
    日本では神戸市近郊の摩耶山で最初に発見され、 1879
年に
    採
られた標本をもとに1904年(明治37)牧野富太郎博士によ
    り命名された南方系の無葉ランです。


    上水土手に何故棲みつくようになったのか…。謎を秘めた野  
    生
ランです。環境省の植物レッドデータブックでは絶滅危惧種
    1B類
としてリストされ、非常に絶滅危機の恐れが高い野生ラン
    です。

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      マヤランの棲息している辺りで、1匹の蝶が桜の古木の根っこ
      付近に止まったり、舞い上がったり。木の下暗がりでは翅の色
    や紋
様がはっきりしませんでしたが、キマダラヒカゲチョウで
    はない
かと。梅雨どきによく樹液を吸っているとのこと。

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      梅雨どきから盛夏にかけて、樹下でよく見かけるヤブミョウガと
      ハエドクソウの花。白磁でできたようなヤブミョウガ(藪茗荷)

    花弁は3枚、萼片も3枚あり、一見6弁の花のように見えます。一

    日花で、花の後、即実を膨らませます。

    草丈50㌢ほどの細長い茎の上部に、2~3㍉程度の小さな花を

    つけるハエドクソウ(蝿毒草)。全草有毒で殺虫効果があるため、

    根や葉の煮汁を紙に染み込ませて蝿取り紙に使われたという。

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     中央公園に差し掛かると、トンネルから抜け出したような真夏日
     の太陽!ジャブジャブ池では水遊びに興じる親子の姿が!
    こん
な子育て時代もあったっけ!眩しいです。

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      西武線の踏切・鷹の橋から200㍍ほど上流の上水堤沿いに、
      2007年立春にオープンした「玉川上水オープンギャラリー」が、
    先月20
日閉鎖されました。敷地内の展示ケースには「家族の事
    情で已む
に已むなく決断しました」と、お詫びの張り紙が掲示さ
    れていまし
た。
    オープンから二十四節気ごとに、上水堤の野草や木々の花、

    野鳥、蝶などの素晴らしい写真を展示。年に数回はオーナーの

    鈴木忠司さんの細密な色鉛筆画も楽しませてくれました。

    この方10年余、6月20日正節芒種の最終日をもってクローズし

    たとのこと。有難うございました。ご苦労さまでした。

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# by love-letter-to | 2017-07-09 18:33 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.100 半夏生に寄せて

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         捩り花少子高齢化の一隅に

     7月最初の日曜日の今日は、夏至から数えて11日目で半夏生。

     1年の半分が過ぎて、梅雨も終わりに近づいた頃です。

     暦の雑節の1つで、半夏という薬草が生える頃。一説に、ハン

     ゲショウ(半夏生、半化粧)というドクダミ科の一年草の葉が名

     前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも。

     小平団地の芝生に捩り花が咲いていました。半夏の頃に開花

     します。世は少子高齢化の一途ですが、草丈10㌢前後の小さ

     な野生ランで、螺旋状に米粒大の花をつけて健在です。

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        捩り花はモジズリ(文字摺り)とも呼ばれ、地方によってはネジ
     リンボウ、ヒネリバナなど種々な呼び名があるそうです。

     米粒大ながらマクロレンズで撮ってみると、カトレアの花に似て

     います。

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        今日、都議選の投票場への行き帰りに、近隣の畑で葱坊主が
     弾けて、花火のような姿になっていました。種を採取するため

     でしょうか?一つの葱坊主から数百粒の種が採れそうです。

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        同じ畑に松明花(たいまつばな)も、篝火のように頭花を輝か
     せていました。シソ科の多年草で、原産地は北アメリカ。ベル

     ガモット、モナルダと呼ばれハーブとして鎮静、鎮痛効果が。

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        近くの路地ではハンゲショウも、その名のように上部の葉1~
     2枚を白粉で化粧したような姿に。白い花穂が地味で、花粉を

     媒介する蝶や虫たちに目立させるため、葉が白くなるよう進

     化したのではないかと。そのせいか繁殖力は旺盛だそうです。

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        今年はアジサイの開花がゆっくりで、花がが長持ちしていまし
     たが、そろそろ終わりに近づきました。都営学園東町2丁目アパート敷地内
     の紫陽花は、七変化の別名のように七色!色褪せかけた紫陽花も渋くて、
     素敵ですね。

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        アベリアの植え込みにクロアゲハ(黒揚羽)がやって来て、忙し
     なく飛び交っていました。止まりそうで止まってくれず、やっと

     一枚をゲット!かなりぶれていますが、やったー!

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# by love-letter-to | 2017-07-02 21:46 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.99 梅雨の晴れ間に

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           梅雨晴れ間命たぎらす自然界

      6月も最後の日曜日に。今年も上半期が過ぎようとしています。

     首都圏は梅雨晴れ間というより、梅雨らしくない日が続いており

     ますが、九州南部は前線の影響で豪雨が続き、今朝は長野県内で

     震度5強の地震が起きました。つくづく日本は災害の多い国ですね。

     都議選も始まりました。豊洲・築地市場問題と五輪優先でなく、安心

     安全第一にして欲しいです。自然の移ろいや営みが感じられる街に。

     上は小平市内の放置されたような梅林の下で、出会った一瞬です。

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     スジチョウウが蜜を求めて、ストケシアの花に飛び交っていました。

     ストケシアはキク科ストケシア属の多年草で、和名はルリギク(瑠璃菊)

     エドムラサキとも呼ばれ、本来は薄紫色だそうですが、園芸種に白

     や淡いピンク、ブルーも。頭花の径は4~6㌢、高さは3060㌢。

     花びらの先に切れ込みが多いので、華やかです。ルイジアナ州など

     北米の南東部原産、大正時代に渡来したそうです。

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    市街地歩きをしていると、耕作放棄地や緑地が消えて行くのを目に

    することが多くなりました。この梅林も梅の実が熟して落ちたままに。

    勿体ない!梅干しや梅ジャムにするのに頃合いの色でした。

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    梅林の下にはチドリソウ(千鳥草)も繁茂していました。所有者は草花

    の好きな方なのでしょう。高齢化か病気で梅林の手入れができなく

    なったのかしら?それとも宅地への転用を考えているのかしら?

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    玉川上水堤ではエゴノキの実がもうドングリ大に膨らんでいます。昨

    年は不作でしたので、雨風に負けず大きくなって、野鳥たちを喜ばせ

    てね。エゴノキの実の果皮にはアルカリ成分に富むサポニンが含まれ

    ており、麻酔作用があるので野鳥の餌にはならないとされてきました

    が、野鳥に詳しい鈴木忠司さんによると、秋半ば過ぎになると果皮が

    乾いて割れやすくなり、中の種はシジュウカラの食用になるとか。

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    早乙女イチゴとも呼ばれるナワシロイチゴの実も、もう真っ赤に熟れ

    ていました。5月半ば過ぎからピンクの花を開花していたナワシロイチ

    ゴですが、花が終わって1カ月余でもうルビーのような実に。

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   上水堤でもアジサイが花盛り。樹下ならではの表情が楽しめます。
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# by love-letter-to | 2017-06-25 22:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.98 谷戸の菖蒲園

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            一望に谷戸の自然と花菖蒲

    6月第3日曜日の今日は「父の日」。午後3時過ぎから梅雨どき本来の雨

    天になりました。気温も低めで肌寒いくらいの一日でした。

    先週半ば、梅雨がずる休みしている最中に、これ幸いと青梅市の「吹上
    し
ょうぶ公園」を訪ねてみました。20年余り前だったか、霞丘陵の一角の
    谷
戸地に菖蒲田が設けられた当時は、株数も少なく侘しくて、早々に引
    き上
げましたが、現在は谷合の扇状地2.1㌶に240種、約3200株が見頃
    を迎
えて賑わっていました。里山と一体化した景観が何とも素晴らしい!

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    ハナショウブ(花菖蒲』は、自生していたノハナショウブ(原種)をもとに、
    品種改良が行われて、今では2,000
種類を超える品種が育種されてい

    るそうです。内花被片と外花被片からなる姿は日本情緒たっぷり。白か

    ら薄紫、紫、青紫、赤紫系とその濃淡など色合いも多種多様で…。

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    日本で花菖蒲の栽培が盛んになったのは江戸期。特に、幕末の頃には諸

    大名達が栽培を好み、庶民の関心も高まったそうです。優れた育種家に

    より栽培や品種改良が盛んに行われて今日に。

    ことに江戸系は多種多様で、江戸の粋を。淡い赤紫色の「三筋の糸」は、

    外花被片に面相筆で描いたような極細の筋が入り、粋筋の女性好みの

    着物柄みたい。花弁の付け根に黄色を覗かせて。

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     内花被片が赤紫で外花被片が白地で清楚な江戸系の「小町娘」

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     外花被片の縁取りがフリル状になっている江戸系の「銀の花」。

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     花菖蒲にしては珍しいピンク色の肥後系「京丸桜」。肥後系は花が大きく
    ぼってり。今、太目でモテモテの女性タレントみたい。傍らの熟年カップル

    の女性が「私が太目だから、ほっそりした菖蒲が好き」と、連れ合いにさ

    さやいていました。

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    野生種の「陸奥の薄紅」はほっそり。こんな原種系から多種多様な花菖
    蒲が誕生したのですね。

  

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      アメリカで品種改良された品種もあり、「ステップルーリップル」は、紫
    色の縁取りが楚々として、クール美人でした。

    しおれてきた花はまめに摘むなど、とても手入れの行き届いた園内で、

    谷戸を吹き抜けてくる風とせせらぎの音にも癒されました。

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     今月25日まで「吹上花しょうぶまつり」が開かれ、期間中はテント張
     の
お休み処も設けられ、おいなりさんや串団子、新じゃがの味噌垂れなど

    軽食とかき氷、ラムネ、ジュース、青梅の銘菓名産の売店も。入園料200円。

    東青梅駅から徒歩15分、河辺駅からバスの便も。

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# by love-letter-to | 2017-06-18 20:07 | 折々通信 | Comments(2)

折々通信No.97 梅雨どきの上水堤で

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それぞれに花の盛りを梅雨晴れ間

6月第2日曜日の今日。梅雨入りが伝えられたものの、小平市周辺は雨

らしい雨が降らないままの一週間を。

真夏日の気温を記録した昨日に比べて、比較的過ごしやすく、上水堤で

はオカトラノオ(丘虎の尾)に続いて、ノカンゾウ(野萱草)が咲き始めて

武蔵野の風情を。ノカンゾウは別名・忘れ草。憂きことも忘れさせてくれ

る花だとか。

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白い花穂が弧を描いて咲く姿が虎の尾に見立てられ、その名前がついた

というオカトラノオ。多数の白い小花を付け根から開花させ、その先端部

は深く垂れ、一様に同じ方向を向いて、風に揺れるシーンには惚れ惚れし

ます。草丈70センチ前後、サクラソウ科の一年草。

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商大橋~桜橋にかけて上水右岸の日当たりのいい堤に群生しており、花

穂の細長い優美な種と太目で短い種のゾーンがあり、近隣では希少な

群生地です。大切に見守りたいです。

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今年は見逃したかしらと、残念に思っていたホタルブクロに桜橋下流の

一隅で出会いました。赤紫色の釣鐘型の花をつけた株が4~5本あって、

恋人に出会ったようにドキドキ。

その昔、子どもたちが花の中に蛍を入れて遊んでいたことから、ホタル

ブクロ(蛍袋)の名前で呼ばれるようになったとか。提灯花の別名もあり、

自然豊かな時代を偲ばせてくれます。数年前までは、上水堤でもあちこ

ちで出会いましたが、株数は減少しているよう。

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エッー!もうこんな姿になったの?と驚いたのはノアザミの群れ。一位

橋~桜橋にかけて、今月早々に訪ねた時は、10数本のノアザミ(野薊)

鮮明な赤紫色の頭花を開花させ、辺りの景観を牧歌的にさせていました。

その1週間後に再訪したら一輪が咲き終えて、もう綿毛となって飛散しか

けていました。

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上水堤には5~6月に開花するノアザミと、晩夏から秋にかけて咲くノハ

ラアザミ(野原薊)が自生しております。ノアザミは一本の茎に一つの頭

花をつけ、ノハラアザミは茎が何本にも枝分かれして、それぞれに頭花

をつけて、晩秋まで咲き続けていることも。

ノアザミもノハラアザミもキク科で、針状の花びらの一本一本が一つの

花。それぞれが綿毛状になり根元に種を蓄え、飛散していきます。

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上水堤の木立の下の日陰部分では、梅雨どきの花・ドクダミが繁茂して

白い十字の花を無数につけていました。

我が家にはドクダミの八重咲きがあり、一重とは全く違う優雅さを。一重
も八重も白い花弁に見えるのは芳です。

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# by love-letter-to | 2017-06-11 19:10 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.96 梅雨の気配を

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           堀割りに鶯神楽の実紅く

    6月最初の日曜日。上水堤の木々は、もう真緑から深緑になり、サンス
    クリーン効果を実感できる候に。梅雨入り前の堤にはム
ラサキシキブ
    のピンクの小花や水晶細工のようなノビルの花、
アジサイも日々色づ
    いて、ウォーキングの目を楽しませてくれ
ます。
    先月は7月並みの夏日が続きましたが、ここ数日は朝夕
はひんやり。
    上水木立の葉陰にウグイスカグラ(
鶯神楽)の実
が真っ赤に熟れて…。

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    春先に、ラッパ型のピンクの小花を群がり咲かせていたウグイスカグラ。
    この紅い実は鶯の大好物だそうで、実から実へ
まるで神楽でも舞うよう
    に鶯が飛び交うことから、鶯神楽の
名前がつけられたそうです。
    上水堤で今春も鶯の声を何度
か耳にしましたが、4~5年前から比べると
    激減しているので
はないでしょうか。淋しくなりました。

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    淡いピンクの小さな花なので、目に留まりにくいけれど、ムラサキシキブ
    の花が堤のあちこちで真っ盛り。花径5㍉前後の
愛らしい花が1030
    房咲きになっています。

    秋が深まるにつれて、その実は艶やかな紫色の小粒の玉に。高貴さを感
    じさせることから、『源氏物語』の作者として、才女としても名高い紫式部
    の
紫式部の名を冠せられたそうです。

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    ムラサキシキブはクマツヅラ科の落葉低木ですが、商大橋の南詰めには、
    沢山の花房をつけた木も。庭木として植えられて
いるのは、ほとんどが園
    芸種のコシキブだといわれています。

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    商大橋~桜橋にかけて日当たりのいい南岸沿いを歩くと、繁茂した草地
    から細い花茎を伸ばしたノビルが花を咲かせてい
ます。
    ニラ臭の強いノビルから、想像できない水晶細工のよう
な繊細な花を。

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    花茎の頂部に焦げ茶色の粒々(ムカゴ)を付け、その回りから細長い花柄を
    伸ばして、星形の透き通った花を開花。その造形の
見事さと、ちょっととぼ
    けたような姿が魅力的です。

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    目下、下草の中で目立つのはヤブジラミ(薮虱)でしょう。名前とは違って
    小米のような白い花房は、繊細なレースのよう。

    その花が散り秋を迎えると、虱にそっくりの実をつけます。褐色になった卵
    型の実には刺状の毛が密生しており、一見丸く太っ
たシラミにそっくりです。

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    刺状の毛の先端はカギ状に曲がって動物の毛や衣服にくっつきやすくなって
    おり、付着するとお手上げです。くっついて離れな
い。そうして増殖するので、
    辺り一面ヤブジラミになってしまうので、耕作地にとっては迷惑な雑草の類
    ですが…。

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# by love-letter-to | 2017-06-04 22:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.95 うつぎ咲く堤で

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       うつぎ咲く波打ちながら咽(むせ)ながら 

    5月も最終の日曜日になりました。大型連休明け頃から夏日

    が続いて、玉川上水堤の草木の花も駆け足で開花。

    数日後には開花するだろうなァと気にしつつ、バラめぐりな

    どしている間にエゴノキの花もクマミズキ、ナンジャモンジャ

    とも呼ばれるイヌザクラも、見頃を逃してしまいました。

    開花のサイクルが狂って、追いついていけないこの頃ですが、

    数日前、上水堤にただ一本植わっているヤマボウシ(山法師)

    を訪ねたら、一位橋付近で本種のウツギ(別名:卯の花)が真っ

    盛りでした。

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    純白の小花をたわわにつけた花房が風に任せて大波小波。

    「卯の花匂う垣根に…」と唱歌に謳われているような香りは

    ないのですが、近づくと咽るような匂いに包まれます。

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    玉川上水堤の商大橋~桜橋にかけて、新堀用水際にウツギと

    桑の木が多く残っているのは、水車や洗い場跡と関わりがあ

    るのかもしれません。どちらも暮らしと結びついている樹木で

    すから。古くからの土地の人の話では、桜橋上流に清水水車が

    あったそうです。桑の実も熟れはじめて…。

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    豆ランプのようなエゴノキの花は殆ど落花していましたが、茂

    った枝葉の間に数輪ずつ留まっていて、見納めを。例年なら数

    千、数万の豆ランプに出会う時期なのに。

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    「たしか平櫛田中彫刻館の生垣の辺り…」と、お目当てのヤマ

    ボウシの花を探したのですが、それらしき花も樹も見当たりま

    せん。商大橋~一位橋辺りの新堀用水際を行ったり来たりして

    みたのに、かなりの老大木のヤマボウシの姿がありません。

    十数年来、毎年楽しみにしてきたヤマボウシが消えてしまった

    衝撃で、いよいよ認知症かしら…そんな思いに駆られながら

    堤をつぶさに探索してみると、朽ちた切り株が目に入りました。
    直径50~60㌢、枯死したのか倒木の危険から伐採されたのか?
    玉川上水流域で唯一本のヤマボウシが姿を消してしまいました。
    
 

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    上の画像は昨年撮ったものです。庭木や街路樹として植栽されて
    いるヤマボウシとハナミズキのハーフみたいな花を。
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     このヤマボウシは自生していたとも、近隣の住民が植えたとも伝
     えられ、どちらとも決めつけがたい存在でした。ファンも少なく
     なく、名物的存在でした。せめてひこばえ(孫生え)でも残せなか
     ったのかしら・・・?

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     ヤマボウシの近くでスイカズラ(吸い葛、忍冬)の銀(白)と金(黄)の
     ツーショットが撮れました。
     咲き始めは銀で、時間が経つにつれ金色に変わる一日花。
     甘い香りがヤマボウシの切り株の近く辺りにも漂っていました。  
     しかし、新規Exciteブログの作成投稿には悩まされます。
   
    

   


    

   






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# by love-letter-to | 2017-05-28 18:49 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.94 バラ香る庭先で

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         薔薇に酔ひダージリンティをもう一杯 

    まだ初夏なのに、5月第3日曜日の今日、東日本を中心に全国

    各地で今年の最高気温になりました。館林市では35℃を超す

    猛暑日ですって!地球の回転軸が狂ったのかしら?

    数日前、知人から教わって国分寺市内、恋ヶ窪駅近くにあるバ

    ラ屋敷を訪ねました。個人宅ですが、MyGardenと称してバラの

    季節だけ公開されています。テラスや庭先のガーデンパラソル

    の下で、コーヒー紅茶にシフォンケーキなども楽しめます。

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    恋ヶ窪駅から国分寺市役所方面へ徒歩2~3分、最初の路地を入

    った辺りからバラの香りが漂って、個人宅のバラ園ではかなりの

    規模です。地植え、鉢植え、バラ垣やアーチ、トーテムポールなど、

    数えたことが無いそうですが200株くらいあるかしら?

    この家の奥さまが10年ほど前から一人で育ててきたそうです。

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    奥さまの知り合いだという女性によると、バラの栽培や剪定など

    の講習会に熱心に通われ、近隣のバラ園にもまめに足を運んでい

    たそうです。直接お話をしたかったのですが、期間中に開いている

    ローズ・カフェの応対に忙しくしておられたので、遠慮しました。

    花の色や姿から、手をかけておられるのが伝わってきました。

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    住まいの壁面にデザインされたウェルカムコーナー。ピーターラ

    ビットやエンゼル、眠り猫などガーデニングオーナメントの使い方

    にもセンスが!

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     テラスやウッドデッキ、庭先に設けられたローズ・カフェでは、コー

     ヒー、紅茶が300(各アイスは350)、カフェラテ400円、ジ

     ュース450円、シフォンケーキ400円で。

    バラの香りに包まれながら飲んだコーヒーは格別でした。

    6月9日まで9:30~17:30公開中。雨の日は休み。

      国分寺市戸倉1-2-21 清水邸

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# by love-letter-to | 2017-05-21 20:32 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.93 母の日に

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        母の日はモノよりも感謝の言葉を

    5月第二日曜日の今日は「母の日」。母の日を前にして実施された

    あるアンケート調査によると、母親たちはモノを貰うよりも、感謝の

    言葉や共に過ごす時間が一番嬉しいとの結果でした。

    15年ほど前、86歳で逝った母も花や衣類、好物をプレゼントする

    より、毎週の定時電話や手紙を喜んでいたように思います。

    息子夫婦から貰う立場になった現在、毎年、私の趣向や日常に備え

    たギフトを届けてくれ、共に食事をするのを楽しみにしています。

    今日は竹の子とグリーンアスパラを使った五目ずしが好評でした。

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     5月半ばを迎え、上水堤も滴る緑に卯の花(ウツギ)が咲き始めま

     した。行き交う人々にお辞儀をしているように揺れて…。「卯の花

     匂う垣根に…」と、唱歌に歌われているウツギの仲間のマルバウ

     ツギは、散房状につけている花の直径1520ミリぐらい。5枚の

     花弁を星型に開き、黄橙色の花芯部分が鮮やかです。



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ガクアジサイ(額紫陽花)に似たガクウツギ
(額ウツギ)も真っ盛り

       です。年々殖えているように見えます。ウツギと名がつき、茎や葉

       も似ていますが、ウツギとは類縁関係がないそうです。

       故牧野富太郎博士によると、ガクの名の由来はガクアジサイの省

       略で、分類学的にはアジサイの仲間でだそうで、紛らわしい。同属

       種にヤマアジサイ、コアジサイが。津田塾キャンパス南側の堤にコ

       アジサイも数株ありましたが、壁面の崩落で消えてしまいました

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      緑の匂いというか青臭さが漂う上水堤で、甘く優しい香りが漂って
      きました。何かしら?目を凝らすと、スイカズラ(
忍冬)が葉陰に、長い
      嘴をパックリ開いたような姿の白い花が、ペアで並んで咲いていま
      した。スイカズラ(吸蔓)でした。

      朝開いた直後は純白で、時間が経つにつれ黄色くなり、夕方にはし
      ぼんでしまう一日花。白を銀、黄色を金に見立てて、金
銀花とも呼ば
      れます。和名は吸蔓、冬にも葉が落ちないことから
忍冬(にんどう)
      も。蔓性の常緑樹です。

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     上水沿いでも“オレンジ侵略者”と呼ばれるナガミヒナゲシ(長実雛
     罌粟)の群落が目立ってきました。シャーベットトーンのオレンジ色が
     魅力的ですが、繁殖力が旺盛で、開花後にたちまち結実して、カプ
     セルセル状の実の中に何と1000~2000個もの微粒の種子を蓄え
     ており、せっせと飛散させるそうです。
     空き地一面がオレンジ色に染まるほど繁殖しているのも見かけます。

     群生していると、とてもきれいですが、自生野草や作物にも悪影響を
     及ぼす報告が次々。対策に乗り出す自治体も。

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# by love-letter-to | 2017-05-14 22:19 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.92 風も緑に

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         風薫りエメラルド色に包まれて 

     5月最初の日曜日。大型連休も今日で終わりますね。連休中、北海道

     北見市などでは31℃を超す真夏日を記録したそうですが、全国的に

     天候の激しい崩れもなく、行楽には絶好の連休でした。

     毎日サンデー族の私は人ごみを避けて、都の薬用植物園など近隣を

     ブラブラテクテク。園内の藤も満開で、撮影する人やベンチで語らう

     姿を避けてカメラを向けると、立川市のごみ焼却場の煙突が藤棚と

     エメラルドグリーンの額縁に納まって、印象派の絵のようで…。

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     藤棚の下ではモチツツジも満開!モチツツジの名は、葉や萼など
     に腺毛があって ネバネバする事に由来するそうです。淡いピンクの
     可憐な
ツツジでした。

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    「あへん法」や「麻薬及び向精神薬取締法」により栽培禁止されて
     いるケシ(ソムニフェルム種)やアツミケシなど、栽培試験区の公開が
     始まっていましたが、訪ねた日はまだチラホラ程度で残念!
今月19
     まで公開され
るそうです。     
         
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    同じケシ科でもヒナゲシやアイスランドポピー、紋付きヒナゲシ、
    花菱草は満開で、五月の風に群舞していました。真っ赤な花びらに黒
    い紋様のあ
る紋付きヒナゲシは、栽培禁止種のアツミケシに一見似
    ており、素人には
判別でき にくいけど、園芸店ではピエロと呼ばれ、レ
    ディーバード・
ポピー(テントウムシ) の愛称も。
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     玉川上水沿いでは、茜屋橋付近で宝鐸草(ホウチャクソウ)の群生
     が連休半ばくらいまで見頃でした。翡翠色の筒型の花の先を開き
     加減にして、通常は2連。3連、4連もあり、その姿は風薫る季
     節に相応しく、癒されました。

     
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      憲法記念の日には友人と横浜へ。「キングタワー」の愛称で知
      られる神奈川県庁本庁舎の知事室や旧議場(大会議室)、旧貴賓
      室(第3応接室)が公開中で見学してきました。
      昭和3年竣工、外壁の煉瓦やフロアのタイルは横浜で製造され、
      正面玄関からの階段の手すりは大理石。壁面や天井のレリーフ
      など、さすが国登録有形文化財の風格が!

     
     
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    上は日本大通りや山下公園、象の鼻パーク、運河パーク他、市内
     里山エリアでも開催中の「緑化よこはまフェア」のフラワーフェ
     ス会場で、花花花で埋まっていました。同フェアは6月4日まで
     開催中だそうです。
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# by love-letter-to | 2017-05-07 18:55 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.91春から初夏へ



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        金蘭や今年も咲いてありがとう
   4がつ最期の日にして日曜日。もう1年の3分の1が過ぎてしまいました
   が、大型連休に入り、散策や行楽に絶好のシーズン。 
   数日前、「もしかして…」と、虫の知らせのような勘が働いて、玉川上水
   堤へ。キンランが開花していました!
   まだ金の鈴のような蕾状態の株もありましたが、津田塾大キャンパス
   南側の堤では、下唇弁の朱赤の紋様を覗かせた開花株が目立ちました。
   例年より数日早めで、「今年も咲いてくれて有難う」の気持ちがいっぱ
   い!鶯の声も。
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   中央公園南側の堤でもキンランが数多く、様々な表情を楽しめましが、
   ここ数年は減少の一途です。フェンスが低いので、盗掘されたのでは
   ないかと…。さらに都道小平3・2・8号線の建設で、幅36㍍もの堤が失
   われてしまいます。
   キンランは上水堤の自然環境の保存状態を量るバロメーターの一

   つではないかと、私は思っています。古くからの土地の人たちの話

   では、昭和30年代までは上水堤沿い雑木林が連なっており、下地

   や林縁にはキンラン、ギンランが沢山あったとのこと。武蔵野の自

   生蘭だったのですね。

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   キンランに導かれて、この日は鎌倉橋から小川橋まで往復してしま

   いました。鷹の台エリアの創価学園から上流の東小川橋までは、キ

   ンランがあちこちに咲いて、道行く人たちも気品のある姿に目を細

   めていました。散策に訪れたグループは、足元にも咲いているキン

   ランに感激していました。

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   くぬぎ橋~百石橋にかけてはまだフデリンドウも咲いていました。

   フデリンドウとキンランを同時に見たのは初めてです。例年なら開

   花期が少しずれているのですが、今春はキンランの開花が早かっ

   たからでしょう。

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   上水新町地域センターの敷地内でも、キンランが見頃を迎えてい

   ました。早めに開花したせいか、撮影者も一人二人で、ゆっくりと

   キンランを撮ることができました。でもキンランを接写してみると、

   満開の花は笑っている口元に見えたり、ノルウェーの画家、エヴァ

   ルド・ムンクの有名な絵「叫び」に見えてくることもあります。

   棲息環境の悪化というか激変に、悲鳴を上げているように見える

   のは、思い過ぎかしら。

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   我が家のフェンスに這わせたナニワイバラ(難波茨)が真っ盛り!
   花
径7~8㌢、5弁の一重の白い花は清楚ですが、萼も蔓も鋭い棘
   があ
り、ワイルドです。放置しておくと、屋根まで蔓が伸びて雨樋を
   破損
させてしまったことも。

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# by love-letter-to | 2017-04-30 20:57 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.90百花咲き競う候

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         花みずき見知らぬ街に変わり行く

    夏日が続いたり、三月の冷え込みに戻ったり。まだ気温差の激しい時

    期ですが、街路には紅白のハナミズキや八重桜、ツツジも燃え出し、

    ヤマブキや白山吹、梨の花も真っ盛り。まさに百花が競い咲く季節!

    花に誘われ足の向くまま歩いてみました。

    小川2丁目、鷹の街道・山王住宅バス停付近から北へ。青梅街道に達

    する通りは拡幅整備され、両側の住宅地でも建て替えが進んでいる

    ようで、見知らぬ街に来たような錯覚に。新しく植えられたらしいハ

    ナミズキの幼木にも、ピンクの花が風に踊っていました。

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     付近の旧家の敷地には、2階の屋根を超すようなハナミズキの大木が
     白い花をわんさかつけて。

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    鷹の街道から青梅街道辺りまで広がっていた農地と栗林にも、建設計
    画の立札が掲げられていました。商業施設ができるとか。下草が生い
    茂る畑地には母子草が!路傍で見かけるより草丈が大きく、モワモワ
    した球状の頭花も大きく見えました。
    母子草はキク科の一年草で、スクランブルエッグのような頭花は小さ
    な筒状の花の集まりだそうです。

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      青梅街道を渡り、、無人の原野だった小平の開拓の祖・小川九郎
      兵衛が最初に鍬入れをしたとされる辺りの畑に、チューリップや
      矢車菊が色とりどり。ちょっと見頃を過ぎていましたが。    
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    玉川上水堤では、府中街道・久右衛門橋下流でチゴユリの群落
    が開花期を迎えていました。草丈は20㌢前後、その名のように
    小さくあどけない花を俯けて開花。膝を追ってカメラを向けてい
    ると、「3輪も花をつけている。あそこに!」と、通りかかった女性
    から声をかけられました。
    見ると笹の葉に似た二枚の葉の付け根から3本の花柄を伸ばし
    て、その先にそれぞれ6枚の花弁を開いていました。  

   

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    その女性は玉川上水と野川の野草を観察しながら、スケッチして観察

    記録をメモしているそうです。小さなスケッチブックには、とても克明な記
    録と色鉛筆や水彩で描いた花や茎、葉の特徴などがぎっしり。

    スケッチブックは4~5冊もあるそうです。「チゴユリは昨年より開花が4~
    5日早い」と、言っていました。










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# by love-letter-to | 2017-04-23 22:58 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.89 風光る

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          守りたき緑の遺産や風光る

 4月も半ば、第3日曜日に。久しぶりに快晴サンデーを迎えたような

       気がします。初夏のような陽気に誘われて玉川上水へ。

       染井吉野はもう葉桜になりましたが、新緑が眩しくて、花に負けない

       ほどカラフルです。芽吹き始めは茶っぽく、くすんでいたケヤキも鮮

       やかな黄緑色に。緑白色だったクスノキも黄緑色に。前を行く人たち

       は新緑の中へ溶け込んで行くよう!この時節は風光る候とも。

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      新緑と一口に言っても若緑、浅緑、薄緑、萌黄、薄萌葱、若苗色、若菜

      色、若葉色、柳色…と、日本の伝統色には様々な美しい表現が。

      そんな豊富な新緑に出会える玉川上水は、歴史的遺産だけでなく、

      “緑の遺産”も有しており、次代へ受け継がなければと思います。

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      旧小川水衛所跡の橋から水路を眺めると、老銀杏の枝先が流れに

      垂れかかり、幼葉が舞っているようでした。

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      鎌倉橋から下流の桜橋にかけては、堤の緑の中にフデリンドウが!

      草丈5~10センチ、花の大きさは3~4センチ前後で、まだ落ち葉

      も残る堤でコバルトブルーの花を。7~8輪も開花している株もあ

      れば、1~2輪の小さな株もあり、小鳥の雛が嘴を開いて餌をねだ

      っているような姿にも見え、清楚で愛らしい。

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     フデリンドウ(筆竜胆)はリンドウ科の越年草で、花冠の先は5つの

     長い裂片と5つの短い裂片(副片という)に分かれて、上向きに開

     花。コバルトブルーの花は日が照らないと開かす、花を閉じている

     姿が筆先に似ていることから、その名前がつけられたという。上水

     堤の貴重な宝石のような存在です。

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     桜橋上流右岸の自生野草観察ゾーンでは、ニリンソウの群落が開

     花して、見頃に。大きい群落になると、畳3~4枚分に白い5弁の清

     楚なお花畑に。近隣では数少ないニリンソウのサンクチュアリでし

     ょう。

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     ニリンソウ(二輪草)はキンポウゲ科の多年草で、その名のように

     一茎に二輪の花をつけますが、川中みゆきのヒット歌謡の歌詞のよ

     うに、まず一輪が咲いて、少し遅れて二輪目が開花。

     白い花びらに見えるのは萼で、通常は5枚ですが、6~7枚つけてい

     る例も殖えてきました。

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     ニリンソウの群落から1キロ余り下流・小桜橋~茜屋橋にはイチリン

     ソウの群落も3ヵ所ほどあります。同じキンポウゲ科の多年草です

     が、頭花は4~5倍くらい大きく、葉も3つに大きく分かれ2回羽状

     に分裂して切れ込みが深くニリンソウとは違います。同じ場所に咲

     いてないので、比較できないのが残念!

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     イチリンソウの群落の近くで、白花タンポポにも出会いました。日本

     在来種であり、本州関東以西、四国、九州に分布し、西の方ほど多い

     そうです。



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# by love-letter-to | 2017-04-16 23:42 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.88 花曇り

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           一票を住みよい街に花曇り  

     4月第2日曜日の今日は、小平市の市長選と市議補欠選挙の

     投票日でした。投票場の市立第一中学校は校庭の桜が見事な

     ので、お花見がてらと思っていたのですが、朝からの雨が止

     みそうで止まぬまま、投票場へ。

     小平に住んで半世紀余り。緑地も多く住んでよかったと思っ

     てきたのですが、ここ数年は畑地がいつの間にか消えて、戸

     建て住宅群やマンションに。見慣れた景色が失われて戸惑う

     ことがしばしばです。望むことは住みよい街にが第一。でも、

     花曇り状態でしょうね。

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     投票場の体育館の入り口付近は、落ちた花びらがモザイク模
     様になっていました。
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マンホールの蓋も落花で桜色に。

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      まだ初々しさを残した落花も。足元のアートを見るよう。

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     同中学の用務員さんはお花好きという評判で、校門前には素
     晴らしいチューリップの植え込みが!こんなチューリップに
     迎えられて入学したり、新学期のスタートを切れるのは幸せ
     ですね。     

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     仲町公民館跡に、今月開園した「ゆりのこ保育園」。今年4月
     市内に開園した私立認可保育園7円の一つで、0歳~2歳児38
     明の小規模保育園だそうです。
     3連ドーム屋根に円筒形のお部屋も見えて、アニメファンタジー
     に登場するような園舎です。待機児問題が解消するといいけど…。

    

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     道々でオオイヌフグリより一回り小さいタチイヌフグリに似
     ているけど、萼や茎葉が肉厚で毛深いフラサバソウらしき野
     草に出会いました。フラサバソウは4枚の花弁が淡いブルー
     ですが、白に見えたのは土壌か天候のせいでしょうか。
     フラサバソウはヨーロッパ原産のゴマノハクサ科の外来種。
     明治元年に長崎で確認されたそうですが、近年は急増して急
     増して全国的に見られるそうです。時代の変化は止めどなく
     です。     
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# by love-letter-to | 2017-04-09 21:35 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.87 桜の開花遅々ながら

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          独り来て小江戸の桜一分二分
    4月を迎え、最初の日曜日。桜の開花宣言から10日余りになり
    ますが。その間の気象の変化と気温のアップダウンの激しいこと!
    桜の開花も遅々として、サクラへのイメージが今春は変化を。
    これまでの私は、桜にもっとゆっくり咲いて欲しいと思ってきま
    したが、今春の開花は少々もどかしい。
    予定していた桜見物も冷たい雨で、見送られてしまいました。
    で、先月30日、独りで川越へ向かってみました。小江戸めぐりの
    ツアーやスタンプラリーが実施されており、川越の人出は“花盛り”。
    でも、「川越大師」とも呼ばれる喜多院境内の桜もまだチラホラで、
    江戸初期様式で再現移築されたという多宝塔が、幻のように見えました。
     
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     喜多院境内でも「春まつり」が始まっていましたが、花見茶屋も
     花見の宴会も閑散として、サクラ色のまつり提灯が寒そう。    
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     でも、庫裏と寺務所敷地内の枝垂れ桜の古木は、満開でお花見気
     分を満たしてくれました。あふれるように花をつけた枝越しに、
     多宝塔が堂々として、差し掛かる枝垂れが優雅で、奥ゆかしさも。
     庫裏から渡り廊下でつながる客殿と書院には、徳川三代将軍家光
     の誕生の間、家光公の乳母・春日局の化粧の間が、江戸城紅葉山
     (皇居)の別殿から移築されています。    
    
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      ・・・ツィター界の第一人者 河野保人・直人さんによる・・・
      ♪♪「華麗なるツィターの夕べ」コンサートへのお誘い♪♪

      まだツィターという弦楽器を知る人が少なく、河野さんも演
      奏家として活動を始めて日の浅い頃から、地元国分寺市内で
      始めたコンサートも33回目に。演奏家として作曲家、ツィター
      の研究者、資料と楽譜・楽器のコレクターとしても貴重な存在
      です。
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投稿の方法が変更になり、大変戸惑いながら投稿。
全く利用者泣かせのブログです。
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# by love-letter-to | 2017-04-02 12:41 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.86 紫木蓮の合掌

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           紫木蓮千を超す花大合掌
     稀勢の里の劇的な優勝で春場所も幕を閉じましたが、冷たい雨
     や所によっては雪が降り、桜の開花は遅々としています。この
     時期に降る雪は名残り雪と呼ばれるそうですね。この名残り雪
     で、登山講習会に参加していた高校生が雪崩に襲われ、痛まし
     い死傷事故が起きてしまいました。
     小平団地東門辺りに聳えている木蓮(紫木蓮)の大木も、千を超
     すと思われる花を早々と開花させながら、寒空に震えていまし
     た。それにしても寒い!
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     木蓮は辛夷と違って6枚の花びらを全開させず、合掌した手の
     ような姿を保って咲いています。蘭の花に似ているので古くは
     木蘭(もくらん)と呼ばれ、その後、蓮の花にも似ているとかで
     木蓮と呼ばれるようになったそうです。白い花をつける白木蓮
     はモクレンの仲間ですが、木蓮(紫木蓮)とは別種だとか。
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     私の記憶だと小平団地の入居が始まって52~53年、その当時、
     この紫木蓮が植えられとしたら、樹齢はそれ以上でしょう。
     樹木図鑑などによると、紫木蓮の樹高は通常3~5㍍で、そん
     なに大木にならないので、庭木や街路樹として好まれるそうで
     すが、同団地の紫木蓮は現在、10~15㍍。5階建て団地の最上
     階を超しています。樹形も素晴らしい紫木蓮です。
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     この紫木蓮の近くで菜の花も花盛り。寒戻りに耐えて。気温が
     低い方が花は長持ちしますが、昨日今日は真冬並みの寒さで、
     風も冷たくって、酷な春です。明日からは気温が上がって、桜
     の開花も一気に進むことでしょうが、気が揉める候でも。
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     小平団地の西側、あかしあ通り沿いには毎年、3月半ばに開花
     する桜があります。大島桜(オオシマザクラ)と寒緋桜(カン
     ヒザクラ)との交雑種・大寒桜ではないかと思われるのですが、
     今春も早々と咲いて、数日前にはもう散り始めていました。
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     染井吉野よりピンクが濃いめの可憐な花をつけます。
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# by love-letter-to | 2017-03-27 22:49 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.85 片栗や春蘭、菫と

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          片栗や短き命たぎらせて
     まだ陽気は不安定ながら、早々と東京の桜の開花宣言がされ、3
     月も終わりに近づきました。
     彼岸の中日、出先からの帰りに殿が谷戸庭園に立ち寄ってみると、
     園内でカタクリの花が見頃を迎えていました。国分寺崖線の傾斜
     を活かした庭園の一角で、カタクリが薄紫色の花びらを反り返ら
     せていました。小さな炎にも見えて。
     10㌢余りの草丈のささやかな群落ですが、花径3~4㌢、俯き加
     減に開花して、6枚の花びらを反り返らせています。開花して3
     ~4日の短い命を輝かせて。
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     群生しているようで、個々に存在感をアピールしているカタクリ
     の花。草丈が小さいので跪いてレンズを向けないと、その魅力が
     捉えられません。二輪が寄り添って開花しているカタクリにはカ
     メラマンが群がっていました。私も遠慮がちにツーショットを。
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     カタクリの花は英語では、Dogtooth violetと呼ばれるそうです。
     反り返った花びらが犬歯に似ているから。なるほどと思いますが、
     春の妖精とか春の儚い命(Spring ephemeral)と称して、ポエジー
     な表現をする日本の詩歌の方が素敵ですね。反り返った花弁の基
     部に濃紫色の紋様があります。
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         開花寸前と蕾の姿も。
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     カタクリの近くにキクザキイチゲも(菊咲一華)数株開花しており
     ました。菊の葉に似た切れ込みの多い葉をつけ、茎の頂部に白い
     頭花を一輪咲かせていました。主に関東の山野に自生するアズマ
     イチゲ(東一華)の花に似ていますが、葉が全く違います。
     アズマイチゲはキク科の多年草であるのに対して、キクザキイチ
     ゲはキンポウゲ科の多年草。薄紫色の頭花をつける種も。
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     同じ日、玉川上水堤では鷹の橋~小松橋にかけてシュンラン(春蘭)
     も立ち上がって、瑞々しい淡いグリーンの花弁を開いていました。
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     密生した葉の根元には落ち葉が積もって、保温の役割をしてきたよ
     う。シュンランは日本を代表する野生ランでシンビジウムの仲間。
     里山や人里に近い山地の雑木林などに自生し、上水堤でも数多く
     見られましたが、堤の崩落で路肩に自生している株は激減してい
     ます。
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     久右衛門橋下流の津田塾キャンパス南側付近の堤では、タチツボス
     ミレ(立壺菫)の小さな群生が散在しております。薄紫の花をあちこ
     ち向けて開花。
     菫は花の形が大工さんが板や丸太に線を引く時に使った道具・墨入
     れに似ていることから、スミイレがスミレに転じたとか。横から撮
     ると、墨入れの形に。
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     以前は薄紫色の絨毯を敷き詰めたようなタチツボスミレの群生も見
     られたのですが、最近は小さなクッション程度かしら。
     このところ近親者の不幸が重なり、心に余ることが続いて、野の花
     歩きも不定期になっておりますので、タイトル通り折々に更新を。
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# by love-letter-to | 2017-03-22 21:38 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.84 野の花とハーブの押し花展

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     道端や空き地などに咲いている野の花、ラベンダーやセージなど
     ハーブの押し花を楽しんでいる「花ごころの会」の作品展が3月
     16日(木)~21日(火)、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターAB
     館5階の連絡ブリッジギャラリーで開かれています。
     多摩市落合の自宅で、押し花を教えている金子幸子さんと仲間の作
     品展で、足元にもこんな愛らしい花が咲いているのか?1点1点が
     ドラマティックでメルヘンの世界に誘ってくれます。「春が来た」
     と、心の扉も開いてくれそうです。
     会期が残り少なくなりましたが、野の花の魅力に魅せられることで
     しょう。上はスミレやハルジョオンなど野の花の押し花で創作した
     「春が来た、里に来た」という題名の作品です。
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     自宅で栽培しているラベンダーやセージなどハーブの花で創作した
     「ハーブ畑に春が来た」も。近づくとラベンダーの香りが漂ってき
     ます。
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     金子さんは職場の先輩から「こんなことやっているのよ」と、作品
     を見せられたとき、「道々に咲いている花も、押し花にしたら表情
     が違ってくる!」と驚き、先輩の教室に3年ほど通って、花の採取
     や乾燥方法、作品作りの手ほどきを受けて、ありふれた道端の草
     も絵の具になると、絵心に目覚めたとか。
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     花だけでなく、茎や枯れ葉の一枚一枚違う色合いでファンタジーに
     登場するようなシーンを表現したり、花の表情の豊かさを見せてく
     れます。
          野の花とハーブの押し花展―春が来た―
     ◇3月16日(木)~21日(火)10~18時(最終日17時まで)
     ◇京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターAB館 5階連絡ブリッジギャラリー
     ◇京王線聖蹟桜ヶ丘駅東口下車◇押し花「花ごころの会」主催、入場無料
         ◇問合せ☎090・1557・0436 金子幸子さん
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# by love-letter-to | 2017-03-18 19:39 | 折々通信 | Comments(0)