忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No,120 銀杏黄葉と落葉と

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      四阿(あずまや)に黄葉灯りと鳥の声

  秋も最終章を迎え、11月も第3日曜日に。今秋は近隣の銀杏は色づきが

  早く、小平団地の銀杏並木などは、一夜にて黄金色に染まったかのよう。
  
小平市中央公園に駆けつけてみたところ、噴水池に沿った銀杏並木も落
  
葉しきり。池の面も銀杏落葉で半ば埋まっていました。例年なら勤労感謝
  
の日前後に黄葉のピークを迎え、23日には収穫祭で盛り上がるのですが、
  
それまで黄葉が残っているかしら?
  
四阿のベンチから見上げた銀杏並木も裸の枝が目立ちましたが、黄葉灯
  
りを眺めながら一時を。

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  噴水池は銀杏の落ち葉で黄金色に染まっておりました。銀杏の葉には油
  
分が多いため滑りやすいので、歩道部分の落葉はまめに清掃されている
  ようです。
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   男児とイクメンパパのツーショット。パパさんも愛らしい息子にカメラを向
  
けていました。

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  グラウンドの周りの桜並木も紅葉して、サッカー少年たちが躍動していま
   
した。少年たちの元気な姿が眩しいです。

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  今月初め、小平団地を通りかかったら、南北二本の銀杏並木が色づき
  
始めていたので、数日後に再訪したら黄葉はもうピークに。上は今月7日
  
撮影。北側の銀杏並木で、もう落葉を掻き集めた袋が山積みに。
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  金箔を散らしたような落ち葉を踏みしめて歩くのは、贅沢な気分ですが、
  
この夥しい量の銀杏落葉の収集、焼却作業を考えると…、気が遠くなりま
  
す。関係者の皆さまご苦労さまです。
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# by love-letter-to | 2017-11-19 18:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.119 小春日散歩

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     小春日や天と地からの贈り物

  11月第2日曜日。もう立冬を迎えましたが、近在では日中は春のような陽

  気が続いております。この時期の温和な日和は、小春日とか小春日和と呼

  ばれ、喜寿を過ぎた身には天と地からの贈り物のような気がします。努め

  て外出して、その恩恵に与ろうと東久留米市南町の農地の一隅に、お目見

  えしたオープンガーデンを訪ねてみました。

  冬咲きのダリアや菊を主に、大文字草やビオラ、パンジーが咲き始め、箒

  草がロゼからレッドへ色濃くしていました。

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   位置的には、田無タワーとも呼ばれる「スカイタワー西東京」から新青梅
  
街道を隔てた北側辺りで、「秋田緑花農園」の一角に「タネニハ」と称する
  
ガーデンが今月初めからプレオープンしています。
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   「種は植物の命を宿し、美しい花を咲かせる記憶が詰まっており、ニハは古
  
語で場を意味するのがタネニハの由来」だそうです。

  130(400平方㍍)を2年前から造園。ハート型の芝生の周囲に季節の

  花苗や多摩地域に自生している野草など約400種が植栽されています。 

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   この一帯は江戸時代・享保年間に開拓された地で、麦や小麦、サツマイモ
  
などを代々栽培してきたそうですが、秋田家12代目の茂良さんは、小学
  
生時代から「町を花と緑でいっぱいにしたい」というのが夢で、現在、延べ
  
800(2600平方㍍)の温室では、ベゴニ葉に芳香のあるセンテッドベ
  ニア、カラフルな葉の色が楽しめるヒューケラ、ビオラとパンジー、バラ

  花のように見えるブーケ咲き葉牡丹などが栽培されています。
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   茂良さんは新しい品種を生み出す育種にも力を入れており、超ミニサイズ
  
のビオラ「多摩の星空」は、関東東海花卉展覧会で金賞を。白とブルー系の
  
花が主で、夜空に瞬いている星のようにロマンティック!
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   2011年3月11日東日本大震災に発生後、ボランティアとして被災地に駆
  
け付けた茂良さんは、被災地で花が人の心を癒し、和ませることを教えら
  
れたそうです。花には力がある。癒し効果があると…。

  また超高齢化時代になって、庭いじりをしたくてもできない。庭のない人

  も多い。そんな人たちの癒しの場にしたいと、「タネニハ」造りを計画した

  そうです。

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   造園には農園スタッフやボランティア3040人が2年かけて、手作業で。
  
ベストな状態で開園したいので、本格オープンは来春ですが、12月半ば過
  
ぎまで火~土曜12時~日没まで、プレオープンしています。花苗の直売も。

  「タネニハ」へは田無駅北口バス乗り場①で、ひばりが丘駅行き、イオンモ

  ール南下車。進行方向50㍍ほどの南町「4丁目交差点を南へ約700㍍。

  都道新宿青梅線沿いに。東久留米市南町2-3-9

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   「平成の名水100選」に選ばれた落合川・南沢湧水群の源流地に近いので、
  
地下水が豊富な土地で、農作物と花苗の栽培にも地下14㍍から汲み上げ
  
た水を利用しているとのこと。「タネニハ」の一角には、南沢湧水地をイ
   メー
ジにした小さな池も。
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# by love-letter-to | 2017-11-12 23:40 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.118 学園祭日和

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      学園の研修田に稲架(はざ)ふすま

  今年最後の三連休の最終日、11月最初の日曜日を迎えました。珍しく今週末
  は秋晴れ続きで、近隣の東京学芸大学の学園祭を覗いてみました。

  よく利用している銀河バスのルート沿いにあり、フェンス越しに柿の木や
  林が見えるので、一度訪ねてみたいと思っていました。

  同大学の北西端にある入口から進むと、大根や白菜の植わった畑の先に、
  刈り取った稲を束ねた稲架が見えました。環境教育研究の研修地で、
自然
  環境の実験のために稲や麦、ソバやトウモロコシ、トマトやキュウリな
ど夏野
  菜と白菜、大根など冬野菜にイチゴなど4050種を栽培してい
るそうで、
  農村風景が広がっていました。

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    まだ刈り取る前の田圃もあり、稲穂が黄金色に輝いていました。住宅地を
   走るバス通りからフェンス一枚隔てた先に、こんな牧歌的な風景が見られ 
   
るなんて!
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    乳幼児を抱っこしたり、バギーに乗せた母子の姿を追ってみると、山羊の
    
飼育地もありました。この日は学園祭の一環で「山羊と触れ合うイベント
   も開催されておりました。
   
希望者は山羊園の中で、1回に3~4組の親子が餌を与えたり、触れ合うこ
   
とができるとのこと。
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   紙コップに入れたエサを手にした幼児たちの周りに、3匹の真っ白な山羊
   
さんたちが集まって来て、チビッコたちは大喜びしていました。都市域の小
  
規模な公園や住宅街の草地で山羊による除草の試みをしているそうです。
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   研修農地内でナツメ()の実が熟れていました。青いうちにかじると、青
   リ
ンゴの味がしたっけ。乾燥したナツメはお菓子の材料にしたり、強壮、鎮
   静効
果があるので生薬として用いられています。和名は夏に入って芽が
   出るこ
と(夏芽)に由来するそうです。
   
お抹茶を入れる容器は棗と呼ばれますが、その形がこのナツメの実に似
   て
いることからだそうです。
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  学園祭のメーン会場は焼鳥、焼きそば、ラーメンなどの模擬店テントが連な
   
り、飲んだり食べたり歓談する学生たちの熱気で、周囲の欅並木が色づき
  
始めていました。
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# by love-letter-to | 2017-11-05 21:51 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.117 深まる秋

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       秋深しルビーや珊瑚に草木の実
   2020
年東京五輪まで1000日を切りました。

   10月最後の日曜日。今週末も台風接近による雨で、紅葉や収穫祭などの

   イベントへの影響が気になります。台風21号と22号の合間の晴れた一日、

   玉川上水路を訪ねてみたら、紅葉黄葉はまだ始まったばかりでしたが、低

   木や下草にからまったヒヨドリジョウゴの実はルビー色に。ツリバナの莢果

   は5片に裂けて珊瑚色の実が!悪天候続きでも季節は先へ進んでいるよ

   うです。

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   1㌢ほどの径の莢果が5片に裂けて、朱色の実を覗かせていたのはツリバ
   ナ(吊り花)。その名のように長い花柄の先に吊り下がったように花を付
   け、
莢果に。まるで空中ブランコを楽しんでいるみたいですが、種を拡散
   させ
る戦略なんですね。出会うのがとても楽しみ。

   ツリバナはニシキギ科の落葉小高木で、弾けた種から発芽するのか上水
   堤
には、比較的多く自生。初夏に咲く花は、淡いピンクがかった目立たな
   い5
弁花です。

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  ルビーのように艶やかな実をつけていたのは、ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の 

  実です。ナス科の蔓性多年草で、夏から秋口に付ける花は鳥が飛んでいる
  うに見えます。その花もユニークですが、緑色から次第に赤熟する実も、

  然モビールのよう!自然って素晴らしい!有難う!
  そんな気持ちで楽しませてもらっています。

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  真っ赤に熟れたヒヨドリジョウゴの実は、ミニトマトそっくり。とても美味しそ
  
うで、ヒヨドリが好んで食べそうですが、実際はソラニンという神経毒を含
  
んでいるので、食い意地がはっているヒヨドリでも食べることはないらし 
  い。
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  鎌倉橋上流右岸の茂みでは、野バラの実も赤々と。野バラの実は素朴で気
  
品があります。堅そうな実なのに、異様な姿の虫が盛んにアタックしていま
  
した。自然界は持ちつ持たれつで、共生関係を保っているようです。

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  鷹の橋~水車橋上流では、茂った葉の間で真紅の異様な実がユサユサ。ゴ
  
ンズイの莢果がパックリ弾けて、黒ダイヤのような種が輝いています。種は
  
黒大豆くらいの大きさです。
  
ゴンズイはミツバウツギ科の落葉高木で、樹皮が小川や沼地に棲息してい
  る
魚のゴンズイ(権瑞)に似ていることから、その名称に。

  材木として役に立たないので、同じように役に立たない魚のゴンズイの名
  が
つけられたという説も。

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  道々に台風21号で叩き落されたコナラや樫のドングリが、散らばっていまし
  た。
いずれは地に落ちるのですが、枝ごと落ちて無残な姿です。今回は上水
  堤に
倒木被害は目立ちませんでしたが、22号が今夜から明日にかけて通過
  すると
の予報です。10月台風は要注意です。

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# by love-letter-to | 2017-10-29 16:23 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.116 秋冷やか

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      長雨にままならぬ日々秋寒し
  雨、雨、雨の日々。10月第四日曜日の今夜は、台風と総選挙の開票結果を見   
  守りつつ夜半に。この1週間で晴れた日は1日だけで、上水散歩も見送ってし
 
  いました。長雨に打たれて色づき始めた柿の葉も、カラタチや花梨の実も
  落ち急いでいるようです。12月並みの寒い日も。
  最寄りのバス停までの歩道に、カラタチと花梨の実、柿の葉と熟した柿もコ
  
ロンコロンと落ちるままになっておりました。長年、雨戸がしまったままで、無
  人
宅のようです。
  自転車や車に押しつぶされるのが忍びなくて、拾って帰りました。今週の一
  
枚です。カラタチの実はゴルフボールくらいの大きさで、ウールでできてい 
  るような感触です。何か利用法がないかしら?

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   近くの児童公園のハナミズキも紅葉が進んで、真っ赤な実と来春の花芽
   が。
本日、投票場への行き帰りに見たら、葉も実も雨に打たれて地に落ち
   ていまし
た。青空が恋しいです。来週は散歩ができますように!

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# by love-letter-to | 2017-10-22 21:04 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.115 木犀雨

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       金木犀雨降りやまず散りぬるを
  10月も半ばを迎え、第三日曜日の今日も雨に。今日で3日降り続いて、42
  目の小平市民まつりも、雨降りやまぬまま鼓笛隊やよさこいダンスパレー 
  ド、
民謡流し踊りなどが行われていました。薄日は射しているものの、雨は上
  が
らなくて、無情の雨に。しかも寒くて。

  数日前から我が家の門前は、金木犀の落花で朱赤に染まっております。40
  年
前、移り住んだ時に小平市民まつりの会場で買った苗木が、2階の軒先に
  届く
ほどの高さになり、葉は密集して、幹回りはかなり肥満体に。

  朝、雨戸を繰るとき、微かな芳香に開花を知らされます。葉の茂みを覗いて
  見
ると、小さな橙色の花の房が葉陰に。今秋は花付きが少な目でしたが、落
  花が
始まると、その多さにも驚かされて…。

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  金木犀は中国南部原産で日本には江戸時代に渡来。中国では正しくは丹
  桂。
一般的には桂花と呼ばれることが多いそうで、墨絵のような景観で知
  られる
桂林付近が桂花・金木犀の原産地。

  トイレの芳香剤の香りがして嫌いという人もいますが、道々で金木犀の香り
  に
出会うと、心身がやすらぎます。そして金木犀を植えている家や公園が
  多く、
この時期は寄り道や街歩きが楽しいのですが、雨続きで残念!

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   街中に甘い香りを漂わせている金木犀ですが、雌雄異株で、雄花株しか導
  入されてない日本では、実を結ぶ金木犀がないとか。実を結ばずに地に還
  り
行く小さな4弁の朱赤の花に、今宵も雨が追い打ちをかけています。

  明日は天気にな~れ!

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  この長雨の前日は、東京でも真夏日に近い暑い一日でした。国分寺駅ビル

  に近い都立殿ヶ谷戸庭園へ立ち寄ってみました。「まだ萩のトンネルをくぐ

  れるかしら」と期待していたのですが、ハギはもう散り去っていました。

  でも、このところ玉川上水堤で見逃しているキチジョウソウ(吉祥草)が、

  竹林近くの茂みに開花。ユリ科の花で、この花が咲くと吉事があるとか、吉

  事の前ぶれに咲くという言い伝えがあります。吉祥草に出会ったのも吉事

  でしょうか。

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  スケッチに訪れた水彩画グループが、国分寺崖線の傾斜と湧水を活かした

  元岩崎別邸の景観と向き合っていました。その姿も絵になる風景でした。

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# by love-letter-to | 2017-10-15 20:37 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.114 コスモスとデート

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     風任せか7メラ任せにコスモス野
 仲秋の名月から数えて4夜目、10月第2日曜日の今宵の月は、寝待月だそう

 ですが…待てど暮らせど月が拝めそうにない空模様です。

 先ほど月を確かめに外へ出てみたら、金木犀の香りが漂ってきました。金木犀

 が香り、コスモスが楽しめる季節ですね。先日、小金井公園のコスモス畑を訪ね

 てみました。正門から東へ、「つつじ山広場」の窪地にコスモスがもう満開に近

 い状態でした。ほっそりとした花茎があるかなきかの風にも揺れており、オート

 マティックのカメラで、気楽に撮ってきました。

 「コスモスまつり」は今月21()22()。 10時~12時と13時~15時には

 コスモス畑で花摘みができ、摘んだコスモスは持ち帰りができるそうです。

 各回の最終受付は30分前までで、参加費は無料とのこと。

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 このコスモス畑は、百恵さんが歌った「秋桜」の歌詞のように、何気ない陽だま

 りにピンクや白、濃い紅色、白地に濃紅色の縁取りのある品種も混じって、気取

 りのない雰囲気です。ノッポもあれば背丈の低いのも混じりナチュラルです。

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 コスモスはメキシコの高原地帯原産で、日本には江戸時代に種子が持ち込ま

 たそうですが、明治9年(1876)、美術学校の教師として来日した彫刻家V.ラグ

 ーザがイタリアから種子を持参してきたことから本格的に広まったとのこと。

 和名は秋桜。キク科ですから花弁に見える一枚一枚が花で、一輪は花の集合
 体
でしょう。

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 コスモス畑の近くで、遠足に訪れた園児らがお弁当を広げていました。その賑

 やかな声も風に乗って天まで届きそう!屈託のない園児らに明るい未来を願

 わずにはいられません。子どもの貧困をなくして、教育費の無償化を!

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 小金井公園西口近くには金色にも見えるキバナコスモスの植え込みも。

 キバナコスモスもコスモスの仲間ですが、花の咲き方や色合いが通常のピンク

 や白のコスモスとは全く違い、金色に近い色やオレンジ色も。羽状の葉もやや

 ごつい感じです。

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 正門近くの植え込みでアオスジアゲハ蝶を撮ることができました。ヤブガラシ

 の花から花へ蜜を求めて飛び交っていました。植栽にとってはギャングのよう

 な存在のヤブガラシも蝶にとっては蜜源なんですね。

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# by love-letter-to | 2017-10-08 22:30 | 折々通信 | Comments(2)

折々通信No.113 秋日和に

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         秋日和切手アートを楽しんで
   今日から10月!そして10月最初の日曜日。秋日和の一日
でした。
   玉川上水を散歩がてら、小川町2丁目にあるギャラ
リー青らんぎ
   で、本日から始まった渡辺悦子さんの第二回「切手はり
絵展」に
   立ち寄ってみました。

   一昨年の6月に開催された折り、古切手で制作したとは思え
   い作品の数々に驚き、感動するだけでなく、使用済みの切
手を
   持参して、活かして欲しいと言う人も多かったそうです。

   渡辺さんの切手はり絵は手慰みレベルではなく、構図や表現力
   もアートとして、独自の世界を切り拓いているように思
います。
   上は雑木林の「紅葉」の作品に、「ワインはいかが?」
と題した小
   品を合成してみました。

   「絵の具でも、こんな繊細な色彩を出せない」「遠近感も素晴ら
   しい」と、「紅葉」に見入っている来場者がいました。

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   上は「ワインはいかが?」。ボトルを傾けて注がれたグラスの中の
   ワインの微妙な色あい、グラスの脇にあしらった一房の
ブドウなど
   渡辺さんのアートの世界が楽しい。寄贈された切手に感謝しなが
   ら、はり絵に勤しんできたそうです。

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   オープン早々訪れた男性から譲って欲しいと乞われた「桜」。

   5枚の愛らしい花びらのピンクの濃淡も、老桜の貫録が伝わって幹
   も切手を貼り合わせて表現。幹には仏像写真の切手
が使われてお
   り、600円とか650円と印刷された文字が読
み取れます。こうした
   文字が絵の具では表せない効果を。

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   桜の作品はもう1点、「三春の滝桜」はこぼれるように咲き誇ってい

   る姿を、切手の周囲の白い部分とギザギザを粉のように細かく切っ
   て散らしてみた苦心作だそうです。

   その効果が見事でした。樹齢1000年を超す名木の貫禄とあでやか
   さが!桜の老大樹には神が宿っているように見えます。

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   世界で最も有名な名画の一つモナリザ。あの謎を秘めた微笑と
   視線
は微妙なだけに難しく、目元だけに3カ月も費やした労作。

   それでも不本意で作品展の直前に目と、ゆったりとまとった衣服
   もやり直したそうで、「自分の限界を感じた」と言う渡辺
さん。そ
   の作品の前で、母子が食い入るように見つめていま
した。原画の
   気品を保ちながら、渡辺さんのモナリザになって
いると思いまし
   た。切手には黒が使われてないので、一番苦労するとか。

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   箔押しをした特殊切手「星座シリーズ」だけで制作をした「紫陽花」は、
   使用済み切手で、こんなクオリティの作品ができることに驚き!!そ
   して日本の切手の色彩の美しさと豊富さ
に、しびれました。

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   今回は新作18点とオードリー・ヘップバーンとマリリン・モンローの肖
   像画も展示されています。

   同展は10月8日まで1017時半(2日は定休。最終日は15時まで)、小

   平市小川町2-2051ギャラリー青らんぎで開催。西武線小川駅東口か
   武蔵野線新小平駅から、徒歩8~10分。駐車場も3~4
台分あり。問合
   せは042・345・3532。古民家風フロアにはカフェもあり、ごゆっくり

   ーぞ。

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# by love-letter-to | 2017-10-01 23:02 | 折々通信 | Comments(2)

折々通信No.112 草紅葉

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        ハンター忌通ひて十年草紅葉

    今秋も、奥日光・中禅寺湖畔での「ハンス・ハンターを偲ぶ会」に
    参加、小田代ヶ原の草紅葉も楽しんできました。

    奥日光の紅葉の始まりを告げる小田代ヶ原の草紅葉は、今秋は
    ほぼピークに達して、これまでになく 鮮やかなカ
ラーのパッチ
    ワークを見せてくれました。

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    小田代ヶ原は周囲約3㌔、約100㌶は湿原から草原への変移期に
    あるそうで、双方の野草が棲息。国際条約「ラ
ムサール条約」の
    湿地に登録され、保護されています。

    周囲のミズナラやダケカンバの林、その背後の男体山や白根山
    の山並みと草紅葉の景観は、静かで癒されま
す。立ち入り禁止区
    域ですが、このシーズンは新しく設
けられた木道を歩いて、一周
    できるようになっていまし
た。写真の中央付近に、小田代ヶ原の
    “貴婦人”と呼ばれ
るシラカンバの白い姿が見えます。

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     木道沿いでリンドウ(竜胆)とホザキシモツケ(穂咲下野)に出会
     いました。

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    「ハンス・ハンターを偲ぶ会」は、彼が鱒釣りと国際交流を目指して
    本拠地としていた西六番別荘の跡地で、24
日午後3時から 蘭の花
    の供花が行われました。

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    ハンス・ハンターは幕末に来日した英国出身の父と日本人の母の間
    に生まれた実業家で、金山や錫鉱山事業に
実績を残し、中禅寺湖畔
    で鱒釣りを中心としたリゾート
開発を構想し、民間レベルの国際交流
    を率先。彼のスケ
ールの大きな足跡については、HP「モグラ通信」の
    「在
りし日の範多農園を訪ねて」で、紹介しておりますので、ご参照を。
        http://www.geocities.jp/annaka29jp/

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    中禅寺湖畔でも一等地にある西六番別荘は元々は、トーマス・グラ
    バーの別荘を譲り受けて、和洋折衷に改装
した豪壮な建物でした
    が、終戦の前年の夏の終わりに
火災で全焼してしまいました。

    焼け残った暖炉の焚口と煙突を見るだけでも、かつての姿が偲ば
    れます。

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   ハンターが愛した高山植物とロックガーデンの一部が残っており、
   「西六番園地」とし
て、栃木県によって保存公開されています。アか
   ヤシオが一部色づき始めていました。

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    ハンス・ハンターが1947年9月24日に他界して70年。中禅寺湖畔の
    有志が中心になって、「ハンス・ハンター
を偲ぶ会」が開かれるように
    なって10年目を迎えまし
た。ハンター忌は彼に関心を寄せる人や釣り 
    愛好家な
ど限られた人たちで行われてきましたが、日光自然博物館
    やイタリア大使館別荘、英国大使館別荘などと連
携して、イベントを展   
    開できないか…と、夜の交流会は盛り上がりました。

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    ハンター氏が愛用していた仏製シャンペンPiPERで乾杯!

    同じ銘柄のシャンペンが現在も製造されているとは!

    ハンター忌世話人代表の小島酒店店主・小島喜美男さんが取り寄
    せたそうで、さすがワインの本場フランスですね。

    世話人の一人、シェ・ホシノ館主の星野仁志さんの手料理の前菜は
    鱒のテリーヌ。ソースが鱒の姿に!こうした粋なはか
らいがハンタ
    ーファンならではです。写真右は西六番別荘当時のシャンペンPiPER
    を複写したものです。

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# by love-letter-to | 2017-09-26 22:57 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.111 相思華と

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       相思華転ばぬようにゆっくりと

     9月第三日曜日。明日の「敬老の日」にかけての三連休

     は、大型台風18号が日本列島を縦断するとの報が刻々。

     台風の通り道であるのに加えて、局地豪雨をもたらす前

     線の通過やミサイルの脅威も予断できない昨今です。

     暑さ寒さも彼岸まで・・・と、季節の変わり目を告げる彼岸

     花が早々と咲き始めました。

     真紅のリボンを翻らせたような小花が6個で一輪となり、

     長い雄蕊を沢山広げている彼岸花はドキッとするくらい

     艶やかです。気をとられて、張り根に躓きそうになること

     もしばしばです。タンポポの綿毛が2本雄蕊の先に。

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     一二輪でも存在感があり、群生していると目がくらみそ

     うになるくらい圧巻!近隣の彼岸花の名所・日高市の巾

     着田は約300万本が見頃ですって!

     玉川上水堤でも歩く先々で、大小の群落に出会います。

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     花の後を追うように、葉を茂らせる彼岸花は、花と葉が

     出会うことがなく、互いに思い思われているとされ、一

     名「相思華」、「相思花」とも。風雅というか遊び心という

     か…。こういう日本語も大事にしたいです。

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     喜平橋付近に差し掛かると、ゴムの焼けたような異臭が

     かすかに漂ってきます。下草の茂みの中に背丈ぐらいの

     高さで、細い枝先に青紫色の小舟のようなユニークな花

     をつけているのがカリガネソウ。

     弓なりになった小枝の先端で、モビールのようユラユラ。

     ゴンドラ似た花冠から、雄しべと雌しべの細長い花柱も弓

     なりに弧を描いています。雁草と書いて、クマツヅラ科の

     多年草で、低い山地に自生。

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     5枚の花びらの下側2枚には、絞り模様のような白い紋様

     が粋で、野の花の中でも超サプライズ!

     雁草という優雅な名前は、このユニークな花の姿からだ

     そうですが、別名のホカケソウ(帆掛草)の方がピッタリか

     も。喜平橋の上流と下流右岸に数ヵ所の群落があります。

     球形の蕾もキュートです。

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     足元付近に張り出した細い茎葉に、薄桃色の小花をつけ

     ているのはヌスビトハギ。いわゆるハギの仲間ですが、蝶

     型の優しい花の姿に反して、この多年草の実は人や動物

     などに付着して運ばれ、繁殖をします。その実は5㍉ぐら

     いの半月形で、二つ並んだ形が盗人の足跡に似ていると

     のことで、盗人萩の名がついたとか。

     晩秋になると、ウォーキングから帰ったズボンやコートの

     裾に盗人萩の枯れた実がくっついており、取り除くのに

     四苦八苦。実の表面に鉤形の短毛があり、それがなかな

     か手ごわい。要注意です。

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# by love-letter-to | 2017-09-17 19:51 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.110 菊節供あれこれ

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        健康と長寿を願ひ菊節供

     長月十日を迎えました。日中は真夏日が戻って、“秋暑し”

     になりましたが、暦の上では白露の候に。

     石神井公園近くに新設された土鈴工房「鈴蔵」で、昨日か

     ら始まった「重陽の節供・のちのひなの会」を訪ねてみま

     した。重陽は九月九日、九が重なる日で、五節供の一つと

     して平安時代には宮中でも雛を飾り、“後の雛祭り”と称し

     て、雛飾りや衣類の虫干しも兼ね、健康・長寿を願いなが

     らお供えを頂く行事として、大事にされていたとか。

     菊節供とも呼ばれます。

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        石神井池のほとりで、練馬区立「ふるさと文化館」の東隣
       りという絶好のロケーションにある同工房は、数寄屋造り
     風2階建て。その一部が土蔵造りに。

     青梅市御岳の旧家の蔵を借りて、土鈴展示館として全国
     から集
めた土鈴、約3000種を展示していた藤沼万治子さ
     んが、
自宅に近い作業場として設け、節供などの行事の時
     だけ
公開することにしたそうです。

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     今回の「重陽の節句~のちのひなの会」は10月16日
     まで、10301630分公開しております。

     3月3日の雛節句には飾られることのない古布を使った

     雛飾り、大人びた顔の永寿雛、翁媼の姿をした高砂人形

     などのコレクション、藤沼さんオリジナルの土鈴雛など、

     ユニークで味わいのある小さな内裏雛、下坂笑美子さ

     んの手の込んだ端切れ細工などが、ゆっくり見られます。

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     9月1527、28日、10月4日の13301530分には、五節供
     の話、菊合わせや被綿(きせわた=真綿細工)など平安の

     昔の雅な遊びなどについて、藤沼さんのお話会も。
     菊節供に寄せたお茶と菓子、菊酒(菊の花びらを散
らした
     甘酒)にお土産付きで2000円です。

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       因みに五節供とは一月人日(7日)七草粥、三月三日雛節句、
     五月五日端午の節供、七月七日七夕節供に
続いて、
     その最後を締めくくる九月九日重陽の節供は、
健康と長寿
     を祝ったり願う節供として、古くは最も大事
にされていたそ
     うです。その習わしが「敬老の日」に受
け継がれたのではな
     いかと。

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       土鈴工房「鈴蔵」へは西武新宿線上井草駅から、石神井公園
     南口行バスで「JA東京あおば」下車、進行方向に約500㍍、練
     馬区立ふる
さと文化館東側。09060169953鈴蔵へ。会
     期中定休日はあり
ませんが、留守をすることもあるので電
     話でお確かめの上訪ねて下さい。
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# by love-letter-to | 2017-09-10 22:12 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.109 色なき風と

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        野の花と色なき風のささやきを

    もう9月!最初の日曜日を迎えました。9月に入るなり、劇的に

    ひんやり!朝夕は肌寒いくらいで驚きました。

    もう、ツリガネニンジンは開花しているのではないか…と上水

    堤を訪ねてみました。

    釣鐘そっくりの小さな花を5~6個づつ、段々きにつけている

    ツリガネニンジン。淡い紫の釣鐘の縁に、小筆で緑色をポッと

    描いたような繊細さに惹かれます。そして、ツリガネニンジン

    と共に、この時期の澄んだ風:色なき風の声を聞いているよ

    うな気持ちに・・・。

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    ツリガネニンジンはキキョウ科の多年草。根が朝鮮人参に似

    ていることから、釣鐘人参の和名に。

    ツリガネニンジンは、小平市域の一位橋~桜橋下流にかけて

    も見られますが、貫井橋下流左岸はフェンスも低く、法面が広

    いので野草の観察に好適です。そして野草にとっても好適な

    条件が揃っているようで、豊富です。

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    喜平橋~貫井橋にかけて下草の間に間に、淡い紅紫色の小花

    をつけたツルボも。開花のピークはやや過ぎていましたが、可

    憐な花穂を楽しませてくれました。

    蔓穂と書いてツルボ。ユリ科シラー属で別名は「参内傘」。公家

    が宮中に参内する時、使用した傘に似ていることからだそうで

    す。そんな風情が感じられます。

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    喜平橋~茜屋橋にかけては、立木に覆いかぶさっているクズも

    茂った葉の間から、赤紫の濃淡の花穂を覗かせていました。

    秋の七草の一つで、マメ科の蔓性植物。蝶型の花を円錐形につ

    けた花穂は優美ですが、強靭で巻き付いた木々を枯死させてし

    まうので、山や林にとっては厄介な存在。

    その根・葛根(かっこん)は漢方の解熱薬に。また、多量の澱粉を

    含んでおり、葛粉は葛餅など食用として用いられてきましたが、

    昨今では本葛は希少だそうです。

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    センニンソウも大小の木々や下草にも絡みついて、純白の花を

    無数につけておりました。その清楚な花からは想像できないけ

    れど、実になると白い髭が伸びて、仙人の髭を連想させること

    から、仙人草の名前に。

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    今春から季節にさきがけて、開花していた上水堤の野草ですが、

    8月に雨の日が多く、日照不足が続いたせいか、秋を迎えて、暦

    通りに戻ってきたみたい。自然のリズムは、人間には察知できな

    いセンサーを持ち合わせて、回っていることを感じました。

    上はノハラアザミ(野原薊)の花に止まっていたショウリョウバ

    ッタです。一見、笹の葉に見えました。

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# by love-letter-to | 2017-09-03 23:08 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.108 秋近し

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       老木や小さな秋を見つけたり

    8月も最終の日曜日を迎えました。旧盆前後は日照不足、処暑を

    迎えて猛暑が再燃するなど、異例な8月でしたが、朝夕は秋の気

    配が感じられる候になりました。

    久々に玉川上水へ。鎌倉橋から津田塾大学沿いに差し掛かかる

    と、老樹の根っこ付近から、2本の白い小さな茸が傘を広げてい

    ました。ヒラタケに似た茸ですが、図鑑を調べても見分けはつき

    ませんでした。上水沿いでよく見かける茸です。

    8月中に雨の降った日が22日もあったそうですから、茸にとって

    は最適な気象条件が揃っていたのでしょう。アベック傘に秋を。

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    府中街道を横断して中央公園付近に差し掛かると、細い立木の
    幹に朱色の花が!幹から直接頭花を開いているように見えて、
    ドッキリしました。近寄って見ると、その木に寄り添うようにキツ
    ネノカミソリが育って、細いラッパ型の花を開花させていました。
    な~んだ!と思ったのですが、通常の開花期を過ぎています。
    異常気象のせいで遅れ咲いたみたいです。晩夏を迎えてキツ
    ネノカミソリに出会うなんて!狐につままれたみたい。

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    鷹の台に差し掛かると、元小島水車の余水路敷き辺りにもキツ

    ネノカミソリが点在していました。毎年、この時期に付近を歩い

    ていたはずですが…こんなに棲息しているとは想定外でした。

    キツネノカミソリは狐の剃刀と書いて、ヒガンバナ科の多年草

    球根植物。ユリ科に分類されることもあります。

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    もしかして…と、水車橋上流の保存樹林地を覗いてみました。

    数百株が樹林の下に開花して、晩夏の陽を灯しているみたい

    でした。小平市内では珍しい群生地ではないかしら。

    現在は立ち入り禁止になっていますが、小島水車跡の駐車場

    から覗き見ることができました。今夏はもう出会えないかと諦

    めていただけに、ラッキーでした。

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    キツネノカミソリは早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草

    が茂るころには葉が枯れて、その後に花茎を伸ばして、旧盆

    頃に花を咲かせます。


    林縁や明るい落葉広葉樹林に生育し、清瀬市や新座市など群
    生地が有名です。葉の形がカミソリに似ているとか、 花の色

    と姿が狐をイメージさせることが名前の由来とか。

生地が有名です。葉の形がカミソリに似ているとか、 花の色

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    帰る道々にクヌギのドングリが落ちていました。ハカマもドング
    
リもまだ薄緑色ですが、秋はそこまでやってきています。



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# by love-letter-to | 2017-08-27 18:09 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.107 晩夏の記

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        遠ざかる記憶新たに夏水仙

    八月も第三日曜日に。先週から夏の太陽は何処に行ったかと思

    うくらい、日照時間が少なく梅雨時のような八月です。

    天候不順で玉川上水ウォーキングはお休みしてしまいましたが、

    30数年ぶりに、八王子市の北西部、泉町にある相即寺という浄

    土宗の古刹を訪ねました。境内には八王子城落城の際に戦死し

    た同寺縁者を供養する延命地蔵堂があります。283名の骨塚の

    上に建てられたそうです。その近くに夏水仙が今を盛りと咲い

    ておりました。リコリスとも呼ばれる彼岸花の仲間です。

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      地蔵堂には本尊の延命地蔵尊の周囲三方に、150体の石地蔵
    が立ち並んでおります。約80㌢丈の一体の右肩に、ボロボロに
    
なったランドセルが掛かっています。
    72年前の7月8日、米軍機の機銃掃射で学童集団疎開児の一人
    が即死に近い状態で、命を奪われました。東京区部の空襲から
    逃れるために、同寺付近に疎開してきて被害に遭ったのです。
    その小学4年男児の葬式の日、品川区から駆けつけた母親が、
    形見のランドセルを地蔵に背負わせて欲しいと、当時の住職に
    お願いしたそうです。せめたもの供養だったのでしょう。

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       中でも柔和で幼い顔をした地蔵の背に掛けられたランドセル。
    ところが、母親も翌年の2月に病死してしまったので、その後
    の混乱期に
は顧みられないままになっておりました。

    八王子城落城や八王子空襲などの史実を児童文学作品にし

    てきた作家、古世古和子さんによって、ランドセルを背負った

    地蔵さんの存在が広く知れ渡るようになりました。戦後35

    年も経ってからでした。

    地蔵堂は八王子城落城の日6月23日、児童の命日の7月8日、

    子どもたちが夏休み中に参観できるよう8月8日に公開され

    ています。

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      上はランドセルを背負った地蔵をテーマにした、古世古さん
      の著作3部作です。『かかしの家』には、疎開児の死を耳にし、

    児童の身元や近親者、同期生の消息などが次第に明らかに

    なってくるドキュメントが記録されています。

     ・・・・・・♪サマージョイントコンサートへのお誘い♪・・・・・・

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    今月最終土曜日26日、14時から小金井宮地楽器ホール
    で、多摩地区で活動しているコーラスグループのジョイント
    コンサートが開かれます。
    小平市の混声合唱団「ミモザ」、朝霞市の女声コーラス「マ
    ロニエ」「ルピナス」、南アフリカ在住時
代から柴山たづ子さ
    ん (小平市)の指導でコーラスを楽しみ、
帰国後も柴山さん
    にレッスンを受けている「プロティアコーラス」と所沢
市の
    「松ヶ丘女声合唱団メゾフォルテ」
によるコンサートです。

    20代~80代の幅広い年齢層が参加。「ルピナス」の平均年

    齢は83歳、「ミモザ」でただ二人になってしまった男声が

    デュオで初めて「ゆけわがそよ風」「秋の歌」を。

    「アヴェマリア」「忘れなぐさ」「ライムライト」ほか親しみや

    すい数々を、聴いて晩夏のひとときを。入場無料、開場13

    半から。0423808077同ホール。

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# by love-letter-to | 2017-08-20 20:50 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.106 新涼早々に

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          新涼や洗顔化粧いそいそと
   八月第2日曜日、甲子園での高校野球の熱闘たけなわ。世間では
旧盆
   休みに入っております。暦の上では季節が夏から秋へと移ろ
い始め、
   朝夕に夏の暑さが幾分か和らぎはじめ、吹く風に心地よ
い涼しさを感
   じる候に。

   日本列島をのろのろと縦断して台風5号が、関東付近を通過した先週。
   それまでの猛暑が和らいだ日の朝、自分でも不思議なくら
い前向きな
   気持ちを取り戻しました。いそいそと洗顔化粧を済ませて、殿ヶ
谷戸庭
   園で開花中のレンゲショウマに会いに行ってきました。

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   国分寺崖線の起伏を活かした同庭園の最も低い辺りに、14~15株のレン  
   ゲショウマの花と蕾が細長い枝先に、ユラユラ。モビールの
ようです。
   先客の女性カメラマンは、後楽園の近くに住んでおり、
後楽園内にもレン  
   ゲショウマはあるけど、周りの土が焼けているの
で、花の色が白っぽくて  
   綺麗に撮れないとか。「ここは最高!周
囲の深い木立と湿った落葉や下 
   草に囲まれて、生育環境が素晴ら
しい」と、ここ数年、毎年、通ってきてい 
   るとのこと。

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   蓮華升麻と書いてレンゲショウマ。花が蓮に、細かい切れ込みの多い小葉  
   3枚複葉の葉が、サラシナショウマ(晒菜升麻)の葉に似
ているので、その 
   名がつけられたそうです。

   花径3~4㌢の淡い紫色の花を下向きにつけています。外側にあって白い 
   花びらのように見えるのは萼で、710枚。内側の円筒形を
なしているの 
   が花びら(花弁)で10~12枚。先端部分が紫色で心
憎いほど魅惑的です。

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   御岳山上のレンゲショウマが有名で、日本一の群生地と言われております 
   が、先の女性カメラマンはシーズン中は御岳駅からのバス
に乗れないほ 
   ど込み合い、山頂までのケーブルカーも待ち時間が
長くて、70歳を超え 
   てからは殿ヶ谷戸庭園に通うことにしたとか。

   上は彼女が一押しの位置からのショットです。

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   同時期にキツネノカミソリも開花していることが多いのですが、今夏は一  
   足先に開花して、その群生はもう“終末期”状態で残念!

   玉川上水堤にもキツネノカミソリの小群生がありますが、余りの猛暑にひ  
   るんで開花時期を逃してしまいました。次第に老化の坂を
下っているのを 
   自覚させられて…。それだけに新涼を感じられる日
は嬉しく、この気持ち 
   を大事にしたいと。

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# by love-letter-to | 2017-08-13 22:18 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.105 七十二年目の朝

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              百日紅核なき世を祈る朝     
     八月最初の日曜日の今日は、広島原爆忌。朝8時から平和記念式典・慰
     
霊祭が始まりました。被爆体験を語れる語り部の高齢化が進み、平均
     
年齢は82歳。私の生まれ故郷は瀬戸内海を挟んだ広島市の対岸にあ
     
りました。祖父の診療所の入院患者病棟にも、広島で被災した一家が
     
転居してきており、地獄のような現状を聞かされました。

     母親と子ども3人で逃げ延びてきたそうです。当時6歳だった私が夜、

     眠れないくらい怖い話ばかりでした。

     炎天下にも赤々と咲いている百日紅と夾竹桃を見るたびに、戦中戦

     後の記憶と原爆の恐怖が結びついて、トラウマになっている気がしま

     す。現在、核爆弾は1発で当時の1200倍の威力を持つそうです。

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        また不快な日が戻ってきました。借りた本を返しがてら小川1丁目の「彫
    刻の
谷緑道」へ。百日紅の大木が立川街道に向かって枝を張り、沢山の
    花房を。    

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      小川用水沿いに設けられたウッドデッキに降りてみると、水辺の草木と
    せせらぎ効果で、天然クーラーに。やはり水と緑の力は素晴らしい!

    武蔵野美大生の卒業制作だという彫刻作品が、お地蔵さんみたい。

    その題名もZIZOだとか。

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    角度を変えて撮ってみると、モダンアートのお地蔵さんでした。この「彫

    刻の谷緑道」には12の作品が設置してあるそうですが、このZIZOが一

    番分かりやすくて親しみが感じられました。各作品に題名ができれば作

    者名も付けて欲しいです。

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    少し足を伸ばして、「森田オープンガーデン」にも立ち寄ってみました。
    
手打ち蕎麦・うどんの「松根」が閉店して1年。松根典子さんの打ったお
    
蕎麦やうどんが絶品だっただけに、寂しく物足りない気がしますが、
    
ガーデンオーナーの森田光江さんは、「9月3日のNHKBSで放映される
    
から、見てね」と、相変わらず元気で水遣り中でした。

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    ルドベキアやレースフラワー、鬼百合、モミジアオイ、向日葵など夏の花

    で、ガーデンのジャングル状態も魅力です。

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    最近のガーデニングではワイルドフラワーで、ナチュラルに見せるのが

    人気だとか。

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    ブルーベリーやカボチャも、森田ガーデン産。遠くに出かけなくても、旅

    気分に。明日は立秋、赤とんぼにも出会いました。

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# by love-letter-to | 2017-08-06 22:40 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.104 暦より一足早く小さな秋を

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          不揃いの白き花びら秋近し
     7月最後の日曜日の昨日は、用が重なってブログの更新を先

     送りしてしまいました。それにしてもムシムシムンムン、過ごし

     にくい日々です。3年後の東京五輪では、こんな不快な中で

     アスリートたちはメダルを目指して闘うのかしら?観客にとっ

     ても苛酷な観戦になりそうです。

     先週中に一度、玉川上水堤へ出かけたところ、自生野草保護

     ゾーンではシラヤマギク(白山菊)が開花して、辺りには秋の

     気配も。年々、野の花の開花サイクルは早まっています。

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     シラヤマギクはノコンギクやユウガギクなど、いわゆる野菊の
     
仲間ですが、花弁の数が6~8枚と少なく、開花も早めです。

     花弁と言っても一枚一枚が一つの花で、まばらにつけている

     ので、終末期のような侘しさも。

     私は真夏から開花するので、風通しをよくするために、花弁を

     減少させたのではないかと忖度しているのですが…。

     年々、美しく華やかな花よりも好きになってくるのは、歳の所

     為でしょうか。ともあれ、野に咲く花々は蝶や虫たちにとって、

     命の糧で、モテモテです。

        

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     シラヤマギクの下では、淡いピンクの小花片を散りばめたチダ
     
ケサシも開花していました。和名は乳蕈刺と書き、乳蕈という

     茸を採集するとき、この細長い茎が用いられたとか。

     乳蕈はもぎ取るとき、その切り口からミルク状の液が滴ってく

     るので、この野草の茎に刺しながら採集したとのこと。とても

     優しげで、涼味を感じさせてくれます。

     

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       最近は小平市周辺の大気がことに不安定だと思いませんか?
     今月半ばに雹を降らせた雷雨も、小平はことに激しかったよう

     です。この日も雨が落ちてきたので、早々に引き上げました。

     その途中、畑の一角で里芋の葉の上に水晶のような露が!

     菊も芋の露も秋の季語ですが、暦より現実は先んじています。

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       菊地恵子・砂織さん母娘によるアイリッシュハープコンサートが
     8月5日()17時から、小平市小川町2-2051にあるギャラリー

     「青らんぎ」で開かれます。心に安らぎを持たせてくれるアイ

     リッシュハープの音色と響きで、懐かしいアイルランド民謡や

     スコットランド民謡、アイルランドの著名な作曲家でアイリッシュ

     ハープの演奏家カロランの名曲などで、真夏の夕べを。

     

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       母親の菊地恵子さんは桐朋学園大、同大学院のハープ科卒で、
     日本のアイリッシュハープ研究の第一人者です。娘の砂織さ

     んは国立音大卒後、パリ中央区立音楽院を一等で卒業。フラ

     ンスで演奏家と指導者として活躍中です。

     参加費3500円(税込・ソフトドリンク付き)、茶話会も参加する

     方は4500円(税込・コーヒー&ケーキ付)です。申込みは名

     前と連絡先、参加者数をファックスで042・344・5257へ。

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# by love-letter-to | 2017-07-31 11:17 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.103 いよいよ大暑に

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         夏木立心鎮まる水路敷き

     7月第4日曜日の今日は、暦の上では二十四節気の「大暑」。
     一年で最も暑い時期に入ります。東京では19日ぶりに最高気
     温が30℃を下回りましたが
、湿度が80%近く、ムンムンする一
     日でした。

     年々、暑さ寒さに弱くなり、玉川上水ウォークも負担になりつ
     つ
ありますが、足腰から老いて来るそうで、思い切って出かけ
     て
みると…夏木立の下は心身を癒してくれるようでした。

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         元水番屋・小川水衛所跡の親水エリアでは、全身真っ黒なハ
     グロトンボが下草の茂みをヒラヒラと優雅に飛んでいました。
     全
身真っ黒なのは雌で、雄の胴体は金色に輝いているとか。

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     堤のあちらこちらで、盛夏から初秋にかけて鳥が飛んでいるよ
     う花を咲かせるヒヨドリジョウゴに出会いました。

     ナス科つる性の多年草で,1㌢にも満たない小花ながら、5つに

     裂けた白い花弁は反り,細長い花柱を取り囲んでいる雄しべの

     黄色と臙脂色の葯のコントラスト鮮やかで、目立ちます。

     鵯上戸の名前の由来は、ヒヨドリが好んでこの実を食べること

     からだそうですが、実にはソラニンという神経毒を含んでいる
     の
で、ヒヨドリが食べることはないらしい。

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     自生野草観察ゾーンになっている商大橋~桜橋にかけての右
     岸では、盛夏の花イヌゴマが開花していました。

     5070㎝の草丈に、数段にわたって茎に淡紅色のゴマの花そ

     っくりの花を。辺りに高原の風情をかもし出しています。

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     アキノタムラソウも薄紫の花穂を伸ばし始め、上水堤は盛夏を
     迎えています。名前はアキノタムラソウと秋がついていますが、

     7月末から夏の終わりにかけて開花。強い太陽の下でも涼しげな

     花の色と姿は、上水堤の清涼剤のような存在です。

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        しかし、五日市街道に接した自生野草観察ソーンは笹類が繁
     茂してジャングル状態になっており、草刈りが始まっていました。

     これから開花シーズンを迎えるキツネノカミソリ、アキノタムラ

     ソウ、アキカラマツ、ワレモコウ、ヤマシロギクなどが刈り取られ

     ないよう、願っております。炎天下にご苦労さまです。

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# by love-letter-to | 2017-07-23 21:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.102 連日の猛暑につき

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7月第3日曜日の今日は、都内でも猛暑日に。練馬区では357
を記録したそうで、隣接している小平市内でも35℃を上回ったの
ではないでしょうか?日中はクラクラするような暑さでした。
連日の猛暑地獄に加えて、キッチンの床と壁紙・天井クロスの張
り替え工事、近親者の葬儀が重なり、玉川上水ウォークはお休み
してしまいました。築40年になる我が家のメンテナンスに追われ
ています。


で、今回は今月28()の夕に開かれる河野直人さんのツィタ

ーコンサートのご案内を。

古代ギリシャでは天使が奏でる楽器とされ、聖人を癒したと伝え

られている古楽器ツィターの世界的奏者・河野保人さんを父に、そ

の背中を見て育った直人さんのコンサートです。


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# by love-letter-to | 2017-07-16 22:56 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.101 夏木立

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        夏木立謎秘めた蘭ひそやかに

     7月第2日曜日。先週初めに九州北部を襲った記録的な集中豪

     雨は、まだ予断を許せない状態。梅雨前線の活発な活動により、

     線状降水帯が生じて断続的、集中的な土石流災害をもたらした

     とのこと。線状降水帯なんて、初めて耳にしました。

     関東地方では昨日から真夏日が続いております。例年のことな

     がら梅雨の後半は、湿度が高く耐えがたい暑さになりますが、玉

     川上水堤に一歩入ると、深山に分け入ったよう!

     夏木立の下を久しぶりに歩きましたら、津田塾大学キャンパス南

     側で、マヤラン(摩耶蘭)が咲き終わって、立ち枯れかかっていま

     した。それでも丹念に調べたら、境界柵の下に咲き残っている茎

     が2本見つけました。本当にラッキーでした。

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    境界柵の下からカメラを差し向け、やっとキャッチした2株。茎  
    丈10~20㌢に開花した花と蕾もつけて、ひっそりと。
    日本では神戸市近郊の摩耶山で最初に発見され、 1879
年に
    採
られた標本をもとに1904年(明治37)牧野富太郎博士によ
    り命名された南方系の無葉ランです。


    上水土手に何故棲みつくようになったのか…。謎を秘めた野  
    生
ランです。環境省の植物レッドデータブックでは絶滅危惧種
    1B類
としてリストされ、非常に絶滅危機の恐れが高い野生ラン
    です。

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      マヤランの棲息している辺りで、1匹の蝶が桜の古木の根っこ
      付近に止まったり、舞い上がったり。木の下暗がりでは翅の色
    や紋
様がはっきりしませんでしたが、キマダラヒカゲチョウで
    はない
かと。梅雨どきによく樹液を吸っているとのこと。

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      梅雨どきから盛夏にかけて、樹下でよく見かけるヤブミョウガと
      ハエドクソウの花。白磁でできたようなヤブミョウガ(藪茗荷)

    花弁は3枚、萼片も3枚あり、一見6弁の花のように見えます。一

    日花で、花の後、即実を膨らませます。

    草丈50㌢ほどの細長い茎の上部に、2~3㍉程度の小さな花を

    つけるハエドクソウ(蝿毒草)。全草有毒で殺虫効果があるため、

    根や葉の煮汁を紙に染み込ませて蝿取り紙に使われたという。

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     中央公園に差し掛かると、トンネルから抜け出したような真夏日
     の太陽!ジャブジャブ池では水遊びに興じる親子の姿が!
    こん
な子育て時代もあったっけ!眩しいです。

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      西武線の踏切・鷹の橋から200㍍ほど上流の上水堤沿いに、
      2007年立春にオープンした「玉川上水オープンギャラリー」が、
    先月20
日閉鎖されました。敷地内の展示ケースには「家族の事
    情で已む
に已むなく決断しました」と、お詫びの張り紙が掲示さ
    れていまし
た。
    オープンから二十四節気ごとに、上水堤の野草や木々の花、

    野鳥、蝶などの素晴らしい写真を展示。年に数回はオーナーの

    鈴木忠司さんの細密な色鉛筆画も楽しませてくれました。

    この方10年余、6月20日正節芒種の最終日をもってクローズし

    たとのこと。有難うございました。ご苦労さまでした。

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# by love-letter-to | 2017-07-09 18:33 | 折々通信 | Comments(0)