折々通信No.45 紫陽花によせて

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        あじさい園ブロンズ像も頬を染め
   6月第三日曜日は「父の日」で、我が家も息子夫婦から夫にウィスキーがプレゼン
   トされていました。NHK朝ドラ「マッサン」で国産ウィスキーは世界的ブランドになり、
   「スコッチより高いや」と言っておりました。
   今朝は珍しく5時過ぎに目が覚め、二度寝するよりも早朝のアジサイとノカンゾウに
   会いに出かけました。小平近辺の本日の日の出時刻は4:26分、日の入りは19:01
   分。一年中で最も日中の時間帯が長い時期のせいか、早朝からウォーキングやラン
   ニングをしている姿も多くて、朝に弱い私はびっくりしました。
   あじさい公園では、斎藤素巌作の3体のブロンズ像が今花盛りのアジサイに囲まれ
   て頬を染めているようでした。約1200株、手入れが行き届いて生き生きしていました。
   昨日まで「あじさい祭り」が開かれていたそうです。
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   最近のアジサイは新品種が次々に登場して、色も姿も工芸品のような品種も。新しさ
   を求める人間の心理とバイオロジーを駆使した技術の進歩はエンドレスみたいですね。
   私は年々手まり咲きよりも、アジサイの原種に近いガク咲きやヤマアジサイに惹かれ
   るようになりました。
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   ガクアジサイ(額紫陽花)の周囲の花びらに見えるのは装飾花で、中心部で蕊を立て
   ている小花が本来の花だそうです。その粒状の蕾もキュートです。
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   上はヤマアジサイ(山紫陽花)の紅(くれない)。ガクアジサイの変種であるアマチャ
   (甘茶)と似ております。甘茶も同じユキノシタ科の落葉低木で、その若い葉を蒸し
   て揉み、乾燥させたものを煎じた甘茶は4月8日の釈尊誕生日の花祭りに釈迦像
   にかける 仏教行事に使われます。子どもの頃、祖父母に連れられて行っ た四国
   観音寺で、甘茶を飲んだことも微かな記憶に。
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   朝な朝なに開花するノカンゾウ(野萱草)の開く姿も見たくて、玉川上水へも足を延
   ばしてみました。早朝の上水堤は五日市街道と並行しているとは思えないくらいひ
   っそり。毎朝散歩をしていると言う女性が、「ノカンゾウがカンテラみたい。例年より
   開花時期が早く花も多いようです」と。、細長い花筒の先を広げはじめていました。
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   平安の昔から憂きことも忘れさせてくれる花として、亡憂草とか忘れ草とも呼ばれ
   てきた由来が分かりました。朝もやでも立ち込めていたら、幻想的でしょうね。ヤマ
   ユリ(山百合)の蕾もふくらんで上水堤は仲夏から盛夏へ。

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   ヤマユリといえば、最近、大人の楽しめる塗り絵「高尾山の草花」が評判になって
   います。高尾山の麓に住んで45年になる元小学校の美術専任教師の奥田さが子
   さん著作の塗り絵ブックです。絵を描くのは苦手とか 描いてみたいけど、できるか
   しら…と躊躇っている方でもお試しを。認知症予防や手先の機能訓練に効果的だ
   そうです。お試しあれ!
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   奥田さんの草花の絵は高尾山中や登山道に咲いているような姿で、愛情がこもっ
   ていて 写真とは違った味わいがあります。ヤマユリやホタルブクロ、タカオスミレ、
   タチツボスミレなど24種のスケッチ画と塗り絵に、それぞれの解説やエッセーが添
   えられています。クレヨン、水彩、色鉛筆いずれでも彩色できますので、私もこれか
   ら挑戦してみようと思っています。
   昨年の暮れには「四季の花」も刊行されています。どちらもA4サイズで1300円+
   消費税で書店で販売されています。
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by love-letter-to | 2016-06-19 20:36 | 折々通信 | Comments(0)

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