折々通信No.51 大暑に咲く花

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         紅蜀葵(こうしょくき)住み慣れた街も変わり行く
   7月最後の日にして最後の日曜日。初の女性都知事が誕生しました。政党推薦の知
   事候補を引き離して、都知事に就任することになった 元防衛大臣・環境大臣の小池
   百合子さんに期待しつつも、安心してこれまでの暮らしを続けられる東京にして欲しい
   です。
   …というのも、古くからあったコンビニが閉店するなど 最近の近隣の変化が激しく、不
   安に陥ることがしばしばです。“住み慣れた街で最期まで生きて逝く”と言うのが、大方
   の願いであり、国が目指している地域包括ケアシステムの狙いでしょう。
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   紅蜀葵はモミジアオイの別名で、その名のように真っ赤な大輪の花を盛夏に開花。2
   階に届くくらい丈高で花径は20~25㌢、ハイビスカスやアメリカ芙蓉の仲間。
   団扇形の花弁が5枚、隙間をつくって咲く姿が特徴的だそうですが、最近はアメリカ芙
   蓉との掛け合わせた広い花弁の品種もあり、様変わりしています。葉は紅葉 (モミジ)
   のように深く手のひら状に裂けています。
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   盛夏の花と言えばヒマワリ。最近は大輪を見かけることが少なくなりましたが、小川町
   の農地の片隅に、高圧線の鉄塔を背に直径30㌢くらいのヒマワリが咲いていました。
   向日葵と書いてヒマワリ。太陽に向かって咲くと聞かされてきましたが、この日は大気
   が不安定で、かなり激しい通り雨もあった後だったせいか、このヒマワリは太陽に顔を
   そむけていました。
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   立川通りに沿って流れる小川分水・彫刻の谷緑道で出会ったサルスベリ(百日紅)。そ
   の名のように 7月から3カ月前後も咲き続けて、猛暑を象徴する花ですが一輪一輪は
   とても可憐です。1㌢くらい花柄の先にフリル状の6枚の花弁の花をつけ、互いに絡み
   合っているので、どれが1輪だか写真に撮りにくい花です。萼はパチンコの球大です。
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   森田ガーデンにも立ち寄ってみました。ルドベキアやオシロイバナ、ダリアなど夏の花
   でジャングル状態の中で、ホワイトレースフラワーが涼しさを。レースの編み目のように
   繊細な小花を円形に広げていました。地中海地方から西アジア原産のセリ科の1年草
   ですが、毎年、こぼれ種から発芽するそうです。和名はドクゼリモドキと どっきりするよ
   うな名前ですが、毒性はないとか。
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   所々に立てかけてある白い虫捕り網が子ども時代にカムバックさせてくれるよう。
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   午後2時過ぎだったか、突然、空が暗くなって大粒の雨が降ってきました。手にしてい
   た晴雨兼用の日傘ではとても役に立ちそうにない雨で、森田ガーデンのログハウス風
   の小屋で雨宿りさせてもらいました。ふと見ると、グリーンカーテン用のネットに這わせ
   たフウセンカズラ(風船蔓)に、黄緑色の風船がピンポン玉くらいに膨らんでいました。
   その爽やかな緑色に目を楽しませてもらいました。エコカーテンとしての効果を発揮す
   るのは、お盆過ぎでしょうか?
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   30~40分ほどで雨は上がりました。玉川上水沿いの出口から帰ろうとしたら、「めん処
   ・松根」の看板に「本日で閉店することになりました」と張り紙がしてあって、びっくり!慌
   てて引き返して聞いたところ、店主の松根さんは 「年取ってボロボロになって閉じるよ
   り、惜しまれるうちに」と決心したそうです。元々、5年ぐらいのつもりだったのが、8年余
   りも続けてしまったとか。市内の公民館での 麺打ち教室はまだ続けるそうです。松根さ
    んの打つ蕎麦とうどんは絶品で、お気に入りだっただけに残念で淋しくなりますが、体
   力と気力の要るお仕事で手の抜けない松根さんですから、前途を祝福してお別れして
   きました。一つの時代が去ったような気がしております。
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by love-letter-to | 2016-07-31 23:35 | 折々通信 | Comments(0)

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