忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.95 うつぎ咲く堤で

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       うつぎ咲く波打ちながら咽(むせ)ながら 

    5月も最終の日曜日になりました。大型連休明け頃から夏日

    が続いて、玉川上水堤の草木の花も駆け足で開花。

    数日後には開花するだろうなァと気にしつつ、バラめぐりな

    どしている間にエゴノキの花もクマミズキ、ナンジャモンジャ

    とも呼ばれるイヌザクラも、見頃を逃してしまいました。

    開花のサイクルが狂って、追いついていけないこの頃ですが、

    数日前、上水堤にただ一本植わっているヤマボウシ(山法師)

    を訪ねたら、一位橋付近で本種のウツギ(別名:卯の花)が真っ

    盛りでした。

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    純白の小花をたわわにつけた花房が風に任せて大波小波。

    「卯の花匂う垣根に…」と唱歌に謳われているような香りは

    ないのですが、近づくと咽るような匂いに包まれます。

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    玉川上水堤の商大橋~桜橋にかけて、新堀用水際にウツギと

    桑の木が多く残っているのは、水車や洗い場跡と関わりがあ

    るのかもしれません。どちらも暮らしと結びついている樹木で

    すから。古くからの土地の人の話では、桜橋上流に清水水車が

    あったそうです。桑の実も熟れはじめて…。

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    豆ランプのようなエゴノキの花は殆ど落花していましたが、茂

    った枝葉の間に数輪ずつ留まっていて、見納めを。例年なら数

    千、数万の豆ランプに出会う時期なのに。

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    「たしか平櫛田中彫刻館の生垣の辺り…」と、お目当てのヤマ

    ボウシの花を探したのですが、それらしき花も樹も見当たりま

    せん。商大橋~一位橋辺りの新堀用水際を行ったり来たりして

    みたのに、かなりの老大木のヤマボウシの姿がありません。

    十数年来、毎年楽しみにしてきたヤマボウシが消えてしまった

    衝撃で、いよいよ認知症かしら…そんな思いに駆られながら

    堤をつぶさに探索してみると、朽ちた切り株が目に入りました。
    直径50~60㌢、枯死したのか倒木の危険から伐採されたのか?
    玉川上水流域で唯一本のヤマボウシが姿を消してしまいました。
    
 

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    上の画像は昨年撮ったものです。庭木や街路樹として植栽されて
    いるヤマボウシとハナミズキのハーフみたいな花を。
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     このヤマボウシは自生していたとも、近隣の住民が植えたとも伝
     えられ、どちらとも決めつけがたい存在でした。ファンも少なく
     なく、名物的存在でした。せめてひこばえ(孫生え)でも残せなか
     ったのかしら・・・?

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     ヤマボウシの近くでスイカズラ(吸い葛、忍冬)の銀(白)と金(黄)の
     ツーショットが撮れました。
     咲き始めは銀で、時間が経つにつれ金色に変わる一日花。
     甘い香りがヤマボウシの切り株の近く辺りにも漂っていました。  
     しかし、新規Exciteブログの作成投稿には悩まされます。
   
    

   


    

   






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by love-letter-to | 2017-05-28 18:49 | 折々通信 | Comments(0)