忘れ得ぬ人々& 道草ノート

ankodaira.exblog.jp
ブログトップ

折々通信No.96 梅雨の気配を

f0137096_22055548.jpg
           堀割りに鶯神楽の実紅く

    6月最初の日曜日。上水堤の木々は、もう真緑から深緑になり、サンス
    クリーン効果を実感できる候に。梅雨入り前の堤にはム
ラサキシキブ
    のピンクの小花や水晶細工のようなノビルの花、
アジサイも日々色づ
    いて、ウォーキングの目を楽しませてくれ
ます。
    先月は7月並みの夏日が続きましたが、ここ数日は朝夕
はひんやり。
    上水木立の葉陰にウグイスカグラ(
鶯神楽)の実
が真っ赤に熟れて…。

f0137096_22121210.jpg

    春先に、ラッパ型のピンクの小花を群がり咲かせていたウグイスカグラ。
    この紅い実は鶯の大好物だそうで、実から実へ
まるで神楽でも舞うよう
    に鶯が飛び交うことから、鶯神楽の
名前がつけられたそうです。
    上水堤で今春も鶯の声を何度
か耳にしましたが、4~5年前から比べると
    激減しているので
はないでしょうか。淋しくなりました。

f0137096_22140270.jpg

    淡いピンクの小さな花なので、目に留まりにくいけれど、ムラサキシキブ
    の花が堤のあちこちで真っ盛り。花径5㍉前後の
愛らしい花が1030
    房咲きになっています。

    秋が深まるにつれて、その実は艶やかな紫色の小粒の玉に。高貴さを感
    じさせることから、『源氏物語』の作者として、才女としても名高い紫式部
    の
紫式部の名を冠せられたそうです。

f0137096_22161991.jpg

    ムラサキシキブはクマツヅラ科の落葉低木ですが、商大橋の南詰めには、
    沢山の花房をつけた木も。庭木として植えられて
いるのは、ほとんどが園
    芸種のコシキブだといわれています。

f0137096_22180618.jpg

    商大橋~桜橋にかけて日当たりのいい南岸沿いを歩くと、繁茂した草地
    から細い花茎を伸ばしたノビルが花を咲かせてい
ます。
    ニラ臭の強いノビルから、想像できない水晶細工のよう
な繊細な花を。

f0137096_22193859.jpg

    花茎の頂部に焦げ茶色の粒々(ムカゴ)を付け、その回りから細長い花柄を
    伸ばして、星形の透き通った花を開花。その造形の
見事さと、ちょっととぼ
    けたような姿が魅力的です。

f0137096_22220804.jpg

    目下、下草の中で目立つのはヤブジラミ(薮虱)でしょう。名前とは違って
    小米のような白い花房は、繊細なレースのよう。

    その花が散り秋を迎えると、虱にそっくりの実をつけます。褐色になった卵
    型の実には刺状の毛が密生しており、一見丸く太っ
たシラミにそっくりです。

f0137096_22230924.jpg

    刺状の毛の先端はカギ状に曲がって動物の毛や衣服にくっつきやすくなって
    おり、付着するとお手上げです。くっついて離れな
い。そうして増殖するので、
    辺り一面ヤブジラミになってしまうので、耕作地にとっては迷惑な雑草の類
    ですが…。

f0137096_23344706.jpg

     




[PR]
by love-letter-to | 2017-06-04 22:24 | 折々通信 | Comments(0)