忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.97 梅雨どきの上水堤で

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それぞれに花の盛りを梅雨晴れ間

6月第2日曜日の今日。梅雨入りが伝えられたものの、小平市周辺は雨

らしい雨が降らないままの一週間を。

真夏日の気温を記録した昨日に比べて、比較的過ごしやすく、上水堤で

はオカトラノオ(丘虎の尾)に続いて、ノカンゾウ(野萱草)が咲き始めて

武蔵野の風情を。ノカンゾウは別名・忘れ草。憂きことも忘れさせてくれ

る花だとか。

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白い花穂が弧を描いて咲く姿が虎の尾に見立てられ、その名前がついた

というオカトラノオ。多数の白い小花を付け根から開花させ、その先端部

は深く垂れ、一様に同じ方向を向いて、風に揺れるシーンには惚れ惚れし

ます。草丈70センチ前後、サクラソウ科の一年草。

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商大橋~桜橋にかけて上水右岸の日当たりのいい堤に群生しており、花

穂の細長い優美な種と太目で短い種のゾーンがあり、近隣では希少な

群生地です。大切に見守りたいです。

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今年は見逃したかしらと、残念に思っていたホタルブクロに桜橋下流の

一隅で出会いました。赤紫色の釣鐘型の花をつけた株が4~5本あって、

恋人に出会ったようにドキドキ。

その昔、子どもたちが花の中に蛍を入れて遊んでいたことから、ホタル

ブクロ(蛍袋)の名前で呼ばれるようになったとか。提灯花の別名もあり、

自然豊かな時代を偲ばせてくれます。数年前までは、上水堤でもあちこ

ちで出会いましたが、株数は減少しているよう。

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エッー!もうこんな姿になったの?と驚いたのはノアザミの群れ。一位

橋~桜橋にかけて、今月早々に訪ねた時は、10数本のノアザミ(野薊)

鮮明な赤紫色の頭花を開花させ、辺りの景観を牧歌的にさせていました。

その1週間後に再訪したら一輪が咲き終えて、もう綿毛となって飛散しか

けていました。

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上水堤には5~6月に開花するノアザミと、晩夏から秋にかけて咲くノハ

ラアザミ(野原薊)が自生しております。ノアザミは一本の茎に一つの頭

花をつけ、ノハラアザミは茎が何本にも枝分かれして、それぞれに頭花

をつけて、晩秋まで咲き続けていることも。

ノアザミもノハラアザミもキク科で、針状の花びらの一本一本が一つの

花。それぞれが綿毛状になり根元に種を蓄え、飛散していきます。

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上水堤の木立の下の日陰部分では、梅雨どきの花・ドクダミが繁茂して

白い十字の花を無数につけていました。

我が家にはドクダミの八重咲きがあり、一重とは全く違う優雅さを。一重
も八重も白い花弁に見えるのは芳です。

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by love-letter-to | 2017-06-11 19:10 | 折々通信 | Comments(0)