忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.98 谷戸の菖蒲園

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            一望に谷戸の自然と花菖蒲

    6月第3日曜日の今日は「父の日」。午後3時過ぎから梅雨どき本来の雨

    天になりました。気温も低めで肌寒いくらいの一日でした。

    先週半ば、梅雨がずる休みしている最中に、これ幸いと青梅市の「吹上
    し
ょうぶ公園」を訪ねてみました。20年余り前だったか、霞丘陵の一角の
    谷
戸地に菖蒲田が設けられた当時は、株数も少なく侘しくて、早々に引
    き上
げましたが、現在は谷合の扇状地2.1㌶に240種、約3200株が見頃
    を迎
えて賑わっていました。里山と一体化した景観が何とも素晴らしい!

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    ハナショウブ(花菖蒲』は、自生していたノハナショウブ(原種)をもとに、
    品種改良が行われて、今では2,000
種類を超える品種が育種されてい

    るそうです。内花被片と外花被片からなる姿は日本情緒たっぷり。白か

    ら薄紫、紫、青紫、赤紫系とその濃淡など色合いも多種多様で…。

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    日本で花菖蒲の栽培が盛んになったのは江戸期。特に、幕末の頃には諸

    大名達が栽培を好み、庶民の関心も高まったそうです。優れた育種家に

    より栽培や品種改良が盛んに行われて今日に。

    ことに江戸系は多種多様で、江戸の粋を。淡い赤紫色の「三筋の糸」は、

    外花被片に面相筆で描いたような極細の筋が入り、粋筋の女性好みの

    着物柄みたい。花弁の付け根に黄色を覗かせて。

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     内花被片が赤紫で外花被片が白地で清楚な江戸系の「小町娘」

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     外花被片の縁取りがフリル状になっている江戸系の「銀の花」。

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     花菖蒲にしては珍しいピンク色の肥後系「京丸桜」。肥後系は花が大きく
    ぼってり。今、太目でモテモテの女性タレントみたい。傍らの熟年カップル

    の女性が「私が太目だから、ほっそりした菖蒲が好き」と、連れ合いにさ

    さやいていました。

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    野生種の「陸奥の薄紅」はほっそり。こんな原種系から多種多様な花菖
    蒲が誕生したのですね。

  

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      アメリカで品種改良された品種もあり、「ステップルーリップル」は、紫
    色の縁取りが楚々として、クール美人でした。

    しおれてきた花はまめに摘むなど、とても手入れの行き届いた園内で、

    谷戸を吹き抜けてくる風とせせらぎの音にも癒されました。

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     今月25日まで「吹上花しょうぶまつり」が開かれ、期間中はテント張
     の
お休み処も設けられ、おいなりさんや串団子、新じゃがの味噌垂れなど

    軽食とかき氷、ラムネ、ジュース、青梅の銘菓名産の売店も。入園料200円。

    東青梅駅から徒歩15分、河辺駅からバスの便も。

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by love-letter-to | 2017-06-18 20:07 | 折々通信 | Comments(2)
Commented at 2017-06-23 06:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by love-letter-to at 2017-06-25 22:41
渡邊裕晃様
ハンター忌は毎年9月24日の命日に、午後3時から
中禅寺湖畔の西六番別荘地跡で開催されています。
今年の9月24日で10回目。
世話人代表の小島酒店・小島喜美男さんにお尋ね下さい。
住所は日光市中宮祠2478です。