忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.110 菊節供あれこれ

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        健康と長寿を願ひ菊節供

     長月十日を迎えました。日中は真夏日が戻って、“秋暑し”

     になりましたが、暦の上では白露の候に。

     石神井公園近くに新設された土鈴工房「鈴蔵」で、昨日か

     ら始まった「重陽の節供・のちのひなの会」を訪ねてみま

     した。重陽は九月九日、九が重なる日で、五節供の一つと

     して平安時代には宮中でも雛を飾り、“後の雛祭り”と称し

     て、雛飾りや衣類の虫干しも兼ね、健康・長寿を願いなが

     らお供えを頂く行事として、大事にされていたとか。

     菊節供とも呼ばれます。

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        石神井池のほとりで、練馬区立「ふるさと文化館」の東隣
       りという絶好のロケーションにある同工房は、数寄屋造り
     風2階建て。その一部が土蔵造りに。

     青梅市御岳の旧家の蔵を借りて、土鈴展示館として全国
     から集
めた土鈴、約3000種を展示していた藤沼万治子さ
     んが、
自宅に近い作業場として設け、節供などの行事の時
     だけ
公開することにしたそうです。

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     今回の「重陽の節句~のちのひなの会」は10月16日
     まで、10301630分公開しております。

     3月3日の雛節句には飾られることのない古布を使った

     雛飾り、大人びた顔の永寿雛、翁媼の姿をした高砂人形

     などのコレクション、藤沼さんオリジナルの土鈴雛など、

     ユニークで味わいのある小さな内裏雛、下坂笑美子さ

     んの手の込んだ端切れ細工などが、ゆっくり見られます。

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     9月1527、28日、10月4日の13301530分には、五節供
     の話、菊合わせや被綿(きせわた=真綿細工)など平安の

     昔の雅な遊びなどについて、藤沼さんのお話会も。
     菊節供に寄せたお茶と菓子、菊酒(菊の花びらを散
らした
     甘酒)にお土産付きで2000円です。

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       因みに五節供とは一月人日(7日)七草粥、三月三日雛節句、
     五月五日端午の節供、七月七日七夕節供に
続いて、
     その最後を締めくくる九月九日重陽の節供は、
健康と長寿
     を祝ったり願う節供として、古くは最も大事
にされていたそ
     うです。その習わしが「敬老の日」に受
け継がれたのではな
     いかと。

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       土鈴工房「鈴蔵」へは西武新宿線上井草駅から、石神井公園
     南口行バスで「JA東京あおば」下車、進行方向に約500㍍、練
     馬区立ふる
さと文化館東側。09060169953鈴蔵へ。会
     期中定休日はあり
ませんが、留守をすることもあるので電
     話でお確かめの上訪ねて下さい。
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by love-letter-to | 2017-09-10 22:12 | 折々通信 | Comments(0)