忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.119 小春日散歩

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     小春日や天と地からの贈り物

  11月第2日曜日。もう立冬を迎えましたが、近在では日中は春のような陽

  気が続いております。この時期の温和な日和は、小春日とか小春日和と呼

  ばれ、喜寿を過ぎた身には天と地からの贈り物のような気がします。努め

  て外出して、その恩恵に与ろうと東久留米市南町の農地の一隅に、お目見

  えしたオープンガーデンを訪ねてみました。

  冬咲きのダリアや菊を主に、大文字草やビオラ、パンジーが咲き始め、箒

  草がロゼからレッドへ色濃くしていました。

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   位置的には、田無タワーとも呼ばれる「スカイタワー西東京」から新青梅
  
街道を隔てた北側辺りで、「秋田緑花農園」の一角に「タネニハ」と称する
  
ガーデンが今月初めからプレオープンしています。
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   「種は植物の命を宿し、美しい花を咲かせる記憶が詰まっており、ニハは古
  
語で場を意味するのがタネニハの由来」だそうです。

  130(400平方㍍)を2年前から造園。ハート型の芝生の周囲に季節の

  花苗や多摩地域に自生している野草など約400種が植栽されています。 

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   この一帯は江戸時代・享保年間に開拓された地で、麦や小麦、サツマイモ
  
などを代々栽培してきたそうですが、秋田家12代目の茂良さんは、小学
  
生時代から「町を花と緑でいっぱいにしたい」というのが夢で、現在、延べ
  
800(2600平方㍍)の温室では、ベゴニ葉に芳香のあるセンテッドベ
  ニア、カラフルな葉の色が楽しめるヒューケラ、ビオラとパンジー、バラ

  花のように見えるブーケ咲き葉牡丹などが栽培されています。
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   茂良さんは新しい品種を生み出す育種にも力を入れており、超ミニサイズ
  
のビオラ「多摩の星空」は、関東東海花卉展覧会で金賞を。白とブルー系の
  
花が主で、夜空に瞬いている星のようにロマンティック!
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   2011年3月11日東日本大震災に発生後、ボランティアとして被災地に駆
  
け付けた茂良さんは、被災地で花が人の心を癒し、和ませることを教えら
  
れたそうです。花には力がある。癒し効果があると…。

  また超高齢化時代になって、庭いじりをしたくてもできない。庭のない人

  も多い。そんな人たちの癒しの場にしたいと、「タネニハ」造りを計画した

  そうです。

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   造園には農園スタッフやボランティア3040人が2年かけて、手作業で。
  
ベストな状態で開園したいので、本格オープンは来春ですが、12月半ば過
  
ぎまで火~土曜12時~日没まで、プレオープンしています。花苗の直売も。

  「タネニハ」へは田無駅北口バス乗り場①で、ひばりが丘駅行き、イオンモ

  ール南下車。進行方向50㍍ほどの南町「4丁目交差点を南へ約700㍍。

  都道新宿青梅線沿いに。東久留米市南町2-3-9

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   「平成の名水100選」に選ばれた落合川・南沢湧水群の源流地に近いので、
  
地下水が豊富な土地で、農作物と花苗の栽培にも地下14㍍から汲み上げ
  
た水を利用しているとのこと。「タネニハ」の一角には、南沢湧水地をイ
   メー
ジにした小さな池も。
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by love-letter-to | 2017-11-12 23:40 | 折々通信 | Comments(0)