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忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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道草ノート:捨て猫ホームレスその26

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       この時節のうららかな陽気を小春とか小春日和とか言うそうで、
       吾輩捨て猫ホームレスはご機嫌至極!穏やかな陽射しを浴びながら
       玉川上水を上流に向って歩いて行くと、小川橋を過ぎた辺りで…!

       この高い鉄柵で頑丈に囲われているのは何だろう?近くの説明板によると、
       この付近小川新田の開拓が許可されてまず行われたのは小川分水開削
       工事で、明暦2年(1656)当初は分水口は小川橋付近に設けられていたが
       その後、この鉄柵付近へ付け替えられ、さらに明治3年の通船に伴い分水
       口はさらに上流の現在の小平監視所付近に付け替えられたそうだ。

       それら胎内堀というトンネル工法の工事用に設けられた穴が、この鉄柵の
       中に残っているんだ。人が出入りして土を運び出すことができるくらいの大
       きさで、深いから近づくと危険!吾輩捨て猫ホームレス仲間も要注意だ!

       今回は鎌倉橋付近で出会った吉祥草と白山菊(シラヤマギク)と吾輩仲間
       のおしゃべりを…。
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by love-letter-to | 2008-11-17 11:39 | 小平の原風景求めて | Comments(2)
Commented by golf9243 at 2008-11-23 20:05 x
小平のモグラさん こんばんは
小川用水、なんで開渠ではないんでしょうね。わざわざてまひまのかかる方法を選ぶなんて。玉川上水は分からないことだらけですね。
わが家の吉祥草も咲いています(鉢植え)。よいこともなさそうなのに・・・。そういえば万両、千両、百両、十両も実をつけています。お金もないのに・・・。
Commented by love-letter-to at 2008-11-23 22:36
大活躍のgolfさんコンバンワ!
さすがに鋭い疑問ですね。小川分水開削当時の技術では、
半間幅ほどの細い分水路を3~5メートルも深く掘り下げるの
はとても難しく、危険が伴う上に、残土の運び出しも大変で、
トンネル工法の方が容易だったそうです。俗に「たぬき堀り」と
言ってたそうです。

そのたぬき堀りの水路は小川橋下流で二筋に分岐して開渠となり、一筋は立川通りに沿って東上し、もう一筋は玉川上水と並行
して流れている新堀用水です。

十両、百両、千両、万両が揃っているなんて、golf家は定額
給付金は辞退して頂かなくっちゃ!ハハハハ…。