忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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2017年 08月 27日 ( 1 )

折々通信No.108 秋近し

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       老木や小さな秋を見つけたり

    8月も最終の日曜日を迎えました。旧盆前後は日照不足、処暑を

    迎えて猛暑が再燃するなど、異例な8月でしたが、朝夕は秋の気

    配が感じられる候になりました。

    久々に玉川上水へ。鎌倉橋から津田塾大学沿いに差し掛かかる

    と、老樹の根っこ付近から、2本の白い小さな茸が傘を広げてい

    ました。ヒラタケに似た茸ですが、図鑑を調べても見分けはつき

    ませんでした。上水沿いでよく見かける茸です。

    8月中に雨の降った日が22日もあったそうですから、茸にとって

    は最適な気象条件が揃っていたのでしょう。アベック傘に秋を。

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    府中街道を横断して中央公園付近に差し掛かると、細い立木の
    幹に朱色の花が!幹から直接頭花を開いているように見えて、
    ドッキリしました。近寄って見ると、その木に寄り添うようにキツ
    ネノカミソリが育って、細いラッパ型の花を開花させていました。
    な~んだ!と思ったのですが、通常の開花期を過ぎています。
    異常気象のせいで遅れ咲いたみたいです。晩夏を迎えてキツ
    ネノカミソリに出会うなんて!狐につままれたみたい。

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    鷹の台に差し掛かると、元小島水車の余水路敷き辺りにもキツ

    ネノカミソリが点在していました。毎年、この時期に付近を歩い

    ていたはずですが…こんなに棲息しているとは想定外でした。

    キツネノカミソリは狐の剃刀と書いて、ヒガンバナ科の多年草

    球根植物。ユリ科に分類されることもあります。

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    もしかして…と、水車橋上流の保存樹林地を覗いてみました。

    数百株が樹林の下に開花して、晩夏の陽を灯しているみたい

    でした。小平市内では珍しい群生地ではないかしら。

    現在は立ち入り禁止になっていますが、小島水車跡の駐車場

    から覗き見ることができました。今夏はもう出会えないかと諦

    めていただけに、ラッキーでした。

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    キツネノカミソリは早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草

    が茂るころには葉が枯れて、その後に花茎を伸ばして、旧盆

    頃に花を咲かせます。


    林縁や明るい落葉広葉樹林に生育し、清瀬市や新座市など群
    生地が有名です。葉の形がカミソリに似ているとか、 花の色

    と姿が狐をイメージさせることが名前の由来とか。

生地が有名です。葉の形がカミソリに似ているとか、 花の色

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    帰る道々にクヌギのドングリが落ちていました。ハカマもドング
    
リもまだ薄緑色ですが、秋はそこまでやってきています。



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by love-letter-to | 2017-08-27 18:09 | 折々通信 | Comments(0)