忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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カテゴリ:折々通信( 120 )

折々通信No.30 菜の花畑で

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          菜の花や時代の波に乗り切れず
   待ちかねていた春!花咲月とも言われる三月に。啓蟄も過ぎて春を実感できるよう
   になりました。暖かくなったら行こうか…と思っていた「キュー王立植物園所蔵 イング
   リッシュ・ガーデン 英国に集う花々」展へ、雛節句の日に出かけました。
   新橋駅に降り立つのは何年ぶりかしら。 林立する高層ビルにクラクラしながら徒歩
   5~6分の「パナソニック汐留ミュージアム」へ。同展のことは後述することにして、同
   ミュージアムから10数分ほど歩いて「浜離宮恩賜庭園」へも足を伸ばしてみました。
   築地川沿いの王手門入口から内堀を渡ると、一瞬、菜の花の香りが押し寄せてきま
   した。そして目の前が黄色一色に!菜の花畑は真っ盛りで、高層ビルと隣り合わせ
   ているのはSFの世界みたい。無機質な高層ビルは年々増えて、ますます高くなり、
   時代に取り残されて行く自分を感じて…。日本の将来も気にかかって…。
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   高層ビルと高層ビルの狭間に東京タワーが幻のように見えました。
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   世が世なら将軍家の別邸が高速道路や高層ビル群に囲まれ、昼下がりだったせいか
   菜の花畑の近くのベンチではお弁当を食べたり、シートを広げて女子トークに興じた
   り、芝生で“二人の世界”を楽しんでいるカップルも。この平和が続きますように。

   ・世界遺産「キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」展・
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   ロンドン南西部のキューにある「キュー王立植物園」は、「キューガーデン」あるいは
   「キュー植物園」とも呼ばれ、世界で最も有名な植物園として膨大な資料を有してい
   ます。大英博物館同様に大航海時代以来、新奇な美しさに魅せられた世界各地の
   植物を収集。1759年に宮殿併設の庭園として始まり、種の保存、栽培や品種改良
   にも取り組んで、最先端の植物学の研究機関であり、22万点ものボタニカル・アート
   を収集する世界有数の植物園です。2003年にユネスコ世界遺産に登録されました。
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   今回の展覧会では、同植物園の発展に寄与したジョセフ・バンクスやチャールズ・ダ
   ーウィンらの研究者、往時の植物画家たち、ウィリアム・モリスをはじめとするデザイ
   ナーなど、イングリッシュ・ガーデンにまつわる人々の足跡にも触れることができます。
   1800年代から現代までのボタニカル・アートの名品、さらに植物を着想源としたデザ
   イン・工芸品を含めた約150点に魅了されました。「キュー王立植物園」へ実際に足
   を運んでも見ることが難しい秘蔵の作品、資料なども公開されています。
   自然の景観を活かし、草花を巧みに配して変化に富んだ光景をつくり出すイングリッ
   シュ・ガーデンの魅力にもますます惹かれることでしょう。 3月21日 (月:祝日)まで
   10~18時(入館は17時半まで)水曜定休。入館料一般:1,000円 65歳以上:900円 
   港区東新橋1-5-1 パナソニック 東京汐留ビル4階、ハローダイヤル 03-5777-8600

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   玉川上水沿いでは中央公園南側の堤で、今日6日、シュンラン(春蘭)の花芽が落葉の
   間から立ち上がり、数日後には開花しそうです。
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   津田塾キャンパスの南側堤では、タチツボスミレが一株から数本の茎を伸ばして、開花
   していました。
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   茜屋橋付近のスタンドで菜花が1束100円で売られておりました。茎と葉の部分は湯が
   いて辛子和えに、花はクリスタルグラスに活けて卓上フラワーとして楽しんでおります。
   ボタニカル・アート展に刺激されて菜の花を描いてみたいのですが…。
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by love-letter-to | 2016-03-06 21:42 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.29 春光に誘われて

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        春光や行先定めずバスに乗り
   このところ後ずさりしていた春に、風邪ぎみになりウォーキングもさぼっていたのです
   が、昨日今日の春光に気温も上がってきたので、小さな旅へ。
   拝島か玉川上水駅から上水堤を歩こうか?昭和記念公園の河津桜を見に行こうか?
   それとも御岳方面へ足を伸ばして見ようか…と、取りあえず最寄のバス停から「にじ
   バス」に乗り、西武線拝島行に乗ったのですが…東大和駅で飛び降りて、都薬用植
   物園へ。日曜日で4月半ばの陽気のせいか、乳幼児を連れた若いファミリーも目立
   ちました。若いママが抱っこしていた乳幼児を地面に座らせて、ケイタイで枝垂れ梅
   を撮っている間に、赤ちゃんはハイハイを始めました。そんな光景を撮らせて貰いま
   した。ピンクのベストにニット帽がとてもキュート!
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   枝垂れ梅を撮るママのファッションもキマッテいました。有用樹木区では紅梅と淡い
   ピンクの枝垂れ梅が満開でした。
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   梅の木の隣りでは、マンサクも切り紙細工のような黄色の花を開花させていました。
   語源は明らかではありませんが、春早々に“まず咲く”“まんず咲く”ことから満作、あ
   るいは万作と書いてマンサクと名付けられたとか。落葉小高木で、細い紐状の花び
   ら4枚が捩れて開花、春が来たよと。
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   マンサクの近くではサンシュユ(山茱萸)も満開!辺りを黄金色に染めるほど。ハル
   コガネバナの別名もあります。かなりの大木で枝ぶりも貫録があります。ミズキ目ミ
   ズキ科の落葉小高木。サンシュユは中国名「山茱萸」の音読みだそうです。
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   また「茱萸」はグミのことで、秋にはグミのような実をつけ、真っ赤に熟します。アキ
   サンゴとも。熟した実の種を取り除き乾燥させた果肉は、強精薬、止血、解熱作用
   があり生薬として使われています。アキサンゴの画像は昨秋撮りました。
   まだ試したことはありませんが、温めた牛乳にサンシュユの枝を入れ、保温して一
   晩置くとヨーグルトができるそうです。ブルガリアにはヨーグルトの木と呼ばれる木
   があり、サンシュユはヨーグルトの木の親戚にあたるため、ヨーグルトを作れるとか。
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   ロックガーデンでは、節分草とセリバオウレン(芹葉黄連)のささやかな群生が開花。
   どちらも小さな花で、柵の外からカメラに撮るのに四苦八苦させられました。
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   オウレンはキンポウゲ科オウレン属の植物の一種。常緑の多年草で根茎は漢方薬
   としても使われるそうです。芹に似た切れ込みの多い葉は 緑色系と褐色系があり、
   純白の花はとても繊細で見事な造形です。本州、四国の山地に自生。花は直径1㌢
   ほど。萼片は5~7個、花弁は8~10個。雌雄異株だそうです。
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   今盛りの福寿草(有毒植物区)の近くにザゼンソウ(座禅草)も1株だけ開花していま
   した。サトイモ科ザゼンソウ属の多年草。仏像の光背に似た形の花が座禅を組む僧
   侶の姿に見えることから座禅草。達磨大師の座禅する姿に見立てて、達磨草とも。
   主に山岳の湿地に生育し、1月下旬から3月中旬開花。開花するとき、肉穂花序で発
   熱して約25℃まで上昇するため周囲の氷雪を溶し、発熱する時には悪臭も放つそう
   です。
   明日は夕方から天候が悪化して、気温も真冬並みに低下してくるとか。春先とは言え、
   今春は気温の上下差が激しくって、地球環境が狂ってしまったよう。
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by love-letter-to | 2016-02-28 23:04 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.28 津雲邸の雛まつり

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         青梅宿古式ゆかしき雛訪ね
   鴻巣市の日本一高いピラミッドひな壇(31段高さ7m)、河津桜と伊豆稲取・雛の吊る
   し飾り、目黒・雅叙園の百段雛まつり~みちのく雛紀ほか、各地で盛大な雛祭りや雛
   巡りが開催されていますが、青梅市の古い町並みの一角にある歴史資料館「青梅宿
   津雲邸」の雛まつりは、宮家や格式の高い公家などで秘蔵されていた有職(ゆうそく)
   雛、初産 (ういざん) 人形、稚児人形、精巧な雛道具の制作で名高かった上野・池之
   端の七澤屋、日本橋・黒江屋の逸品コレクションなど、他では見られない雛飾りが公
   開されています。きらびやかでなく、雅という表現がぴったりの雛飾りです。
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   上は平安時代からの宮中、公家の風俗を忠実に縮小して制作された内裏雛と五人
   楽人です。五人囃子でなく 雅楽奏者の姿です。飾り方も旧来通り、男雛は左で女雛
   は右に。戦後、昭和天皇が外国から国賓として招いた歓迎式典で、欧米風に男性は
   右に 女性は左側に立つように改めたことに倣って、現在は雛飾りも男雛と女雛の位
   置が入れ替わったそうです。関西では現在も古来通り飾られることが多いとか。
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   初参(ういざん)人形は、宮家の子女や能・狂言師の子息が初めて宮中に参内した記
   念に天皇から下賜された人形です。左の稚児輪に髪を結い緋縮緬の小袖袴姿は宮
   家の子女に。右のおかっぱ頭で裃袴姿は能・狂言師の子弟に賜れたもの。
   どちらも明治初期に制作されたもので、それぞれ一体ずつは国立博物館と横浜人形
   の家で所蔵されていますが、二体揃っているのは津雲邸だけだそうです。後ろの金屏
   風も源氏物語の一場面が描かれている逸品です。
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   稚児雛一対は有職雛に属しますが、単に宮家女児の初節句を祝うだけでなく、富裕
   層の女性が楽しみとして 所有していた例もあります。江戸後期から末期の作で、幼
   い顔が愛らしく朱塗りのお膳一式と飾られていました。
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   津雲邸の雛まつりは七澤屋や黒江屋の雛道具のコレクションも見どころです。元は
   応接間だった1階洋間に展示されているのは、庄内藩主家の娘が小倉藩主家に嫁
   いだ際の嫁入り道具の雛型一式で、黒漆に金蒔絵の長持や箪笥、お膳、古伊万里
   の皿や鉢、ガラス器などミニチュアといえど精巧で美しく、ため息が出てしまいました。
   1円玉より小さいお皿や鉢にも現物と同じ絵柄が焼き付けられています。嫁入り道
   具をお披露目する代わりとして、その雛型を誂えたと伝わっています。
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   多摩川を見下ろす地に建つ津雲邸は昭和6~9年、約700坪の敷地に地元出身の
   代議士・津雲國利(1893~1972)が建造した邸宅で、純和風2階建ては、京都から
   宮大工を招いて地元の大工や石工、建具職などの協働により建築。政財界の要人
   もよく訪れたという各室の柱や欄間、天井、書院などの繊細で凝った細工も見どころ
   です。
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   國利氏は古美術に造詣が深く、骨董屋から 鑑定を頼まれるほど。22年も政界で活
   躍してきたので上層階級とも付き合いが多く、所蔵している仏像や骨董など、持ち込
   まれる機会が多かったそうです。そうした縁から由緒ある雛飾りのコレクションも増え
   たとか。元は書斎と居間にしていた和室でお抹茶と和菓子セット、コーヒーとケーキ
   セット各500円も。
   青梅駅から青梅街道を東へ徒歩7~8分。住吉神社の向かいの路地を50㍍ほど下
   った石垣が目印です。0428・27・1260 津雲邸。
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by love-letter-to | 2016-02-21 15:56 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.27 笹鳴き

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         切り株や笹鳴きの主何処んぞ
   二月も半ばに入り、上水沿いを歩くと堀際の笹薮や下枝を掻き分ける音に混じって、
   チチチチ…と笹鳴きらしい声が伝わってくることがあります。その声のする辺りに目を
   凝らしても、声の主の姿は見ることができないままです。一体、何処に?それでも春
   に近づきつつあるのは確かで、昨日は日中の気温が初夏並みでした。暑いと言いな
   がらTシャツ姿で歩く人にも出会いました。
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   上の切株は津田塾キャンパスの南側周辺で。昨年の春先だったか切り倒された直
   後にも撮ったことを思い出しました。まだ切り口が生々しいだけに、痛々しく感じまし
   たが、1年も経つと雨風に打たれてボロボロに朽ちてしまうのですね。
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   このところの陽気でオオイヌノフグリが開花し始めました。貫井橋付近ではもう青い
   星が瞬いているよう。ホトケノザも間もなく開花しそうです。
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   茜屋橋上流ではアシビ(馬酔木)も開花。白い鈴型の小花びっしりつけた房を輝か
   せていました。学名Pieris japonicaのPieris はギリシャ神話の詩の女神の名前
   に因んだものだそうで、japonicaは「 日本の」意。日本原産のようです。
   枝葉にアセボチンという有毒成分を含んでいるので、山路を往来する馬が食べて
   酔っ払ったように中毒症状を起こしたことから、馬酔木の和名になったとか。
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   春の陽気につられて昭和記念公園へも足を伸ばしてみました。砂川口近くのこも
   れびの里近辺では、節分草が最盛期。寝そべるようにして高性能カメラを構える
   人も多くて、気後れしながら数カットを。フィルムカメラで撮っていたカメラウーマン
   たちは、1本使い果たしたと言っていました。凄い情熱に圧倒されました。
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   エリアの脇から見ると、枯松葉の間から白い小さな花がチラチラ。松ぼっくりと一
   緒にフレームに納めてみると、その小ささが際立ちました。嬉しいことに年々殖え
   て…。
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   昨日の初夏の陽気から今日の午後からは急激に気温が低下して、明日は真冬
   並みになるとの予報です。行ったり来たり、春は悩ましい季節ですね。風も強まっ
   てきましたバレンタインデー明け。雛節句も近づいて…。上の七段飾りは、こもれ
   びの里の古民家で。
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by love-letter-to | 2016-02-15 12:23 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.26 春の淡雪

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           目覚めれば明け方の雪消えかかり
   二月に入って一週間目の今朝、6時頃に目覚めて外を見ると、隣家の屋根も道路も
   うっすらと雪化粧しておりました。「またもや雪か…」と、うんざりしながら1時間ほどし
   て起き上がると、道路の雪は消えかかっておりました。春の淡雪というのでしょうか、
   立春も過ぎたことだし。
   最近は明け方に見た夢も起き上がると、何の夢だったのか思い出せないことが多く
   なりました。春の淡雪のように。 上は上水本町の旧家・粕谷邸の枝垂れ梅です。本
   日の午後、撮影しました。
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   中央公園の対岸にある粕谷邸には紅白の梅の古木が20本あまり、パラソル型に仕
   立てた見事な枝垂れ梅も3本あり、そろそろ満開です。
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   母屋の前の紅梅の大木も満開で、ヒヨドリが花をついばみに来ておりました。
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   粕谷邸の梅林は生垣を低くしてあり、道路沿いから眺められることに感謝しつつシャ
   ッターを。左側の白梅は蕾の時は黄緑色で素敵です。
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   梅林の南側の堆肥穴付近の日溜りには、蕗の薹がポツリぽつり。大地の笑窪のよ
   うでした。
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   上水堤では昨秋落ちたドングリ(コナラの実)が固い果皮を割って、発芽し始めまし
   た。殻の中の子房は真っ赤で、まさにコナラの赤ちゃんです。
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by love-letter-to | 2016-02-07 23:17 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.25 寒緩む

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        境内に100選の水寒緩む
   九州にも記録的な大雪をもたらせた南岸低気圧も遠ざかり、申年の一月も今日で
   終わり、明日から二月。日の入りも 伸びてきたのが感じられるようになってきたの
   で、武蔵国分寺公園から崖線を下り、お鷹の道へ出かけてみました。
   散策の人気コースもまだ寒中とあって、歩いている人は殆どなく武蔵国分寺境内
   もひっそり。水が流れる音が伝わってきたので近づいてみると、「日本の名水百選」
   に選ばれている真姿の池湧水群の一筋が、境内にも引かれており、苔むした石樋
   に一輪の紅椿が!先客の置土産かしら。このところの厳しい 冷え込みも緩んでき
   たようでした。
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   湧水の噴出口付近では、ポリタンクやペットボトルを何本も持参して湧水を汲みに
   来ている人が絶えません。小料理店で使う笹の葉を洗いに来ている女性もいまし
   た。「水が温かいから」と言うので、手を浸してみると確かに、この日の外気より温
   かく感じました。
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   でも、この日、旧鉄道学園跡地に建設された武蔵国分寺公園内の日陰には、今月
   18日に降った雪がまだ残っており、落葉が雪に閉じ込められていました。
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   同公園では日向ぼっこをしているお年寄りの背後を、女性が紫外線カット用の日
   傘をさしてウォーキングしていました。1周400㍍ほどの芝生の周囲を3~4周し
   ていました。太陽を浴びたい人と避けたい人…公園での過ごし方も色々ですね。
   私もそろそろ紫外線対策を始めないと…。
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   国分寺駅北口の路地でハクセキレイに時々出会います。西友ストアの裏の飲食
   店街がお気に入りのようで、ゴミ箱付近に散らかっている残滓を見つけて食べて
   います。カラスのようにポリ袋を破って漁るほど“凄腕”ではありませんが、好物を
   見つけるのはなかなか上手です。ある日、このハクセキレイは 1片の肉らしきも
   のにありついて、私の目の前でごっくん。とても可愛いドキュメントでした。
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   お鷹の道沿いの野菜直売スタンドで、蕗の薹が10個ほど入って1パック200円で
   売っていました。採れ立てでこのお値段!ラディッシュ1束100円と一緒に買って
   帰りました。夕食に天ぷらにして春先の風味を楽しみました。美味しかった!
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by love-letter-to | 2016-01-31 20:48 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.24 大寒の空

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       大寒やモノレールより富士望む
   今年一番の寒気で奄美大島でも115年ぶりに雪が降ったそうですが、今日の多摩の
   空は澄んで多摩モノレールから富士山が望めました。ゆるゆるとカーブしながら進む
   モノレール車窓からの富士山。ことに柴崎体育館駅で降りて、多摩川の土手に立つと
   額縁に納まったような富士の姿が望めました。
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   立日橋の下流付近は富士山の ビューポイントだそうです。かなり凍えましたけど、凧
   揚げをしている姿も。
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   18日未明から降り出した雪は小平付近では10センチを超す積雪で、1週間後の今日
   でも道路の端や建物の北側、畑地などでは まだ解けていません。野鳥たちが餌を求
   めてか、赤い実を残したナンテンやクロモチなどに群がっていました。
   赤い実莢を残したマユミの枝では、メジロがジャングルジムよろしく飛び交いながら、実
   を食べていました。ドタバタ喜劇のようでビデオ録画したら面白そう!
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   喜平橋でふと見上げたら、鳥の巣が見えました。葉が茂っているシーズンでは見られな
   いシーンです。カラス、それともキジバト、ヒヨドリの巣かしら。なかなか 巧妙に作られて
   います。
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   小平団地中央バス停付近にある紫木蓮の大木では、もう蕾がふっくらとして。春を待っ
   ています。私も。
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by love-letter-to | 2016-01-24 21:47 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信NO.23 小正月も過ぎて

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        縁側の陽射し穏やか小正月
   阪神淡路大震災から21年目の17日、夕方から降り始めた雨は夜半から18日にかけて
   雪に変わるとのこと。成人の日、センター試験が終わった後でよかった!
   気象庁によると、急速に発達した低気圧の影響で、18日は東日本と北日本の太平洋
   側の山沿いを中心に大雪になり、平野部でも雪が積もる恐れがあると発表。
   東京23区は最大10センチの積雪が見込まれており、山間部から多摩西部はそれ以
   上になるかも知れないとのこと。上は15日小正月の日、小平ふるさと村の旧神山家住
   宅の囲炉裏の間に飾られた繭玉飾りです。
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   その日、広場には裸木の影がドラマティック!昔むかしの藤城清治ミュージカルの世界
   が思い出されました。
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   広場の南東隅でに移築復元されている旧鈴木家穀櫃(こくびつ)は、昨年暮れから茅葺
   屋根の葺き替え工事が行われていましたが、ほぼ完了。まだ足場や防護柵は取れてい
   ませんでしたが、新しくなった茅葺が金色に光っていました。穀櫃は飢饉に備えた備蓄
   倉庫です。
   この広場で今月30日に豆まきイベントが開かれるそうです。FC東京のメンバーが豆を
   撒き、路上パフォーマーのジロー今村さんと仲間のエンタテイナーが赤鬼や青鬼になる
   とか。ジローさんが打ち合わせに訪れていました。
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   小平ふるさと村から都営大沼団地へ立ち寄ってみました。センダン(栴檀) の実が房状
   になってユラユラ。大成する人は幼少から勝れていることの譬えに使われる故事“栴檀
   は双葉より芳し” の栴檀はこの栴檀のことではなく、白檀(ビャクダン)という木のことを
   指すそうですが、白檀は別名を栴檀と呼ぶそうで、発芽の頃から香気を放つとのこと。
   栴檀の落ちた実はちょっと銀杏に似た異臭がしました。
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   年明けから暖冬が続き、梅や椿、菜の花も平年より1カ月以上も早く開花しましたが、こ
   の雨と雪で足踏み状態になるかしら。2年前の2月の記録的な大雪が思い出されます。
   あの大雪は都内でも60センチも積もりました。上は玉川上水の茜屋橋付近で早々と開
   花したウグイスカグラです。
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by love-letter-to | 2016-01-18 01:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.22 寒なのに

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          寒なのに寒と思えずコクテール
   松も取れ今年2番目の日曜日。北陸や東北、北海道では厳しい冷え込みが続いて
   いますが、東京近郊では昨年暮れから日中の気温が10℃以上の日が続いていま
   す。小寒に入ってもダウンコートが暑苦しく感じる日もあり、隣家のバラ・コクテール
   が例年になく赤々と燃え盛るよう!
   コクテールは原名Cocktail、カクテルとも呼ばれる四季咲きの蔓バラですが、例年
   ならこの時期には小さな花がボチボチ咲いている程度なのに、今冬は初夏の頃と
   変わらず花は大きく、わんさと咲いてびっくり。これも気候変動の影響でしょうか?
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   隣家に限らず、住宅街のバラが元気で端正な姿を楽しませてくれます。ブロック塀
   や出窓とのコントラストを鑑賞しながら歩くのも、道草歩きの楽しみの一つです。
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   仲町の畑の隅ではコスモスが咲いていました。淡いピンクのコスモスが寒中にも咲
   いているなんて…と根元を見たら、ゼニアオイ (銭葵) も花を二つ三つ開花していま
   した。
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   ゼニアオイはヨーロッパ原産で中国を経て江戸時代に渡来。中国の古書にはゼニ
   アオイの花の大きさが五銖銭(ごしゅせん)と同じくらいの大きさだという記述があり、
   日本では銭葵と呼ばれるようになったとされています。右の画像は昨年の初夏に撮
   影したゼニアオイ。草丈は1メートル以上にも。
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   エーッツ菜の花! 思わず声を上げたのは小川町2丁目の農地でした。寒咲きの背
   丈の低い品種ではない菜の花まで咲いているではありませんか。
   こんなに先を急いで咲くと、農作業をする方も当惑されるでしょうね。生産地ではホー
   レンソウやブロッコリーなど冬野菜の収穫が早まって、先行きは品薄になるはずと、
   心配されています。

     ・・・・・新井達矢「日本の仮面展」と「雅楽と能楽」公演のお誘い・・・・・
           日本が誇る伝統文化・舞楽と能楽で贅沢な時間を!
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   羽村市で生まれ育った面打師・新井達矢さん(33)制作の能や狂言、雅楽などで使わ
   れる「日本の仮面展」が今月17日まで、羽村市生涯学習センター・ゆとろぎで開催さ
   れています。最終日の17日(日)には、古典芸能解説者・葛西聖司さんと新井さんの
   トークや展示した面を使った能楽と雅楽を上演。「面は被って演じられて魂を宿す」と
   言われます。作者と作品にふれ、面が命を輝かす時を体感できる贅沢な企画です。 
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   ▽「日本の仮面展」17日まで10~17時、舞楽、能楽、狂言面、神楽面30点余りを展示、
     入場無料。
   ▽「ギャラリートーク」17日13:00~13:50、小ホールで古典芸能解説者。葛西聖司
     さんと新井さんのトーク、参加無料。
   ▽「雅楽と能楽の贅沢なひと時」公演は17日14時開場、14:30開演、大ホール。1部:
     葛西聖司による「雅楽と能楽の楽しみ方」 /2部:1000年以上の伝統を受け継ぐ
     「十二音会」 による雅楽公演で、管楽「越天楽」他、舞楽「蘭陵王」/3部:能楽。シ
     テ観世喜正、ツレ奥川恒治による能「東方朔」よりとシテ中所宜夫による能 「敦盛」
     より。 大人2000円、高校生以下500円。
   ◇問合せ:042・570・0707ゆとろぎ(羽村市緑ヶ丘1-11-5、月曜定休)。青梅線羽
     村駅東口より徒歩8分。

   新井さんは33歳の若さながら、面を打ち始めて四半世紀以上になります。3~4歳の
   時、父親に連れられて行った地元神社の祭り囃子で、ひよっとこのお面に興味を持った
   のがそもそも。ボール紙でひよっとこの面を作って遊んでいたある日、能面師で唯一の
   無形文化財保持者の長澤氏春氏 (2003年没) 出演していたテレビ番組を見て、魅了
   され6歳で門下生に。東京造形大学在学中に「新作能面公募展」で文部大臣奨励賞を
   最年少で受賞。ひたすら面を打ち、これまでに打った面は150 点以上にも。しかし、新
   井さんは「面は演者によって魂を宿す」と語り、幽玄の世界に挑んでいる面打師です。
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by love-letter-to | 2016-01-10 20:21 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信 No.21 初歩き

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           初歩き梅の香り馥郁(ふくいく)と
   明けて4日、新年おめでとうございます。年明けから3月半ば並みの陽気が続き、
   ことに今日4日、都内の最高気温は15.2℃。3月下旬から4月上旬の気温でした。
   小平でも梅が開花しているかしら…と、中央公園対岸の粕谷家の梅林を訪ねたら、
   咲いていました!最も日当たりのいい南端に植わっている紅梅はもう満開に近く、
   年明け早々、梅に出会えるなんて、いい年になるかしら?そうあって欲しい!
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   白梅の1本も見頃でした。20~30本植わっている梅林の中ほど、高木の白梅も花
   盛りでした。
   私の写真記録を探してみると、2009年1月13 日に同梅林の紅白梅が開花してい
   るカットがありました。その日、粕谷家の方にお聞きしたら旧年暮から開花したと言
   う話でした。…ということは7年ぶりの温かい三が日でしたが、今週末から平年並み
   の真冬の気温になる予報です。
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   梅林の下では、ハクセキレイが日向ぼっこしていました。ツツツ―と移動して餌をつ
   いばむ愛らしい姿は、市街地でもよく見かけます。
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   昨日は小金井公園で蠟梅にも出会いました。紅白梅より一足早く開花するので、三
   が日に開花していることは珍しくありませんが、三日続きの真っ青な空の下で出会う
   のは稀有な経験でした。
   蝋細工のような花びらを見上げると、何とも言えない優しく甘い香りが漂って…。こん
   な穏やかな正月を迎えられましたが、道々、空き家が目立ち、シャッターを下ろしたま
   まの店舗も増える一方ですね。
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   中央公園の銀杏並木越しに望む総合体育館のドームの上の空も、三が日は真っ青!
   この空の彼方で金星探査機あかつきは、軌道を回り続けているのかしら?
   打ち上げから5年半、昨年12月7日に 姿勢制御エンジンを使って再度の軌道修正に
   成功した飽くなき挑戦も、ノーベル賞級ではないかしら。そんなことも思い浮かべた初
   歩きでした。
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by love-letter-to | 2016-01-04 22:31 | 折々通信 | Comments(0)