忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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カテゴリ:折々通信( 124 )

折々通信No.24 大寒の空

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       大寒やモノレールより富士望む
   今年一番の寒気で奄美大島でも115年ぶりに雪が降ったそうですが、今日の多摩の
   空は澄んで多摩モノレールから富士山が望めました。ゆるゆるとカーブしながら進む
   モノレール車窓からの富士山。ことに柴崎体育館駅で降りて、多摩川の土手に立つと
   額縁に納まったような富士の姿が望めました。
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   立日橋の下流付近は富士山の ビューポイントだそうです。かなり凍えましたけど、凧
   揚げをしている姿も。
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   18日未明から降り出した雪は小平付近では10センチを超す積雪で、1週間後の今日
   でも道路の端や建物の北側、畑地などでは まだ解けていません。野鳥たちが餌を求
   めてか、赤い実を残したナンテンやクロモチなどに群がっていました。
   赤い実莢を残したマユミの枝では、メジロがジャングルジムよろしく飛び交いながら、実
   を食べていました。ドタバタ喜劇のようでビデオ録画したら面白そう!
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   喜平橋でふと見上げたら、鳥の巣が見えました。葉が茂っているシーズンでは見られな
   いシーンです。カラス、それともキジバト、ヒヨドリの巣かしら。なかなか 巧妙に作られて
   います。
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   小平団地中央バス停付近にある紫木蓮の大木では、もう蕾がふっくらとして。春を待っ
   ています。私も。
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by love-letter-to | 2016-01-24 21:47 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信NO.23 小正月も過ぎて

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        縁側の陽射し穏やか小正月
   阪神淡路大震災から21年目の17日、夕方から降り始めた雨は夜半から18日にかけて
   雪に変わるとのこと。成人の日、センター試験が終わった後でよかった!
   気象庁によると、急速に発達した低気圧の影響で、18日は東日本と北日本の太平洋
   側の山沿いを中心に大雪になり、平野部でも雪が積もる恐れがあると発表。
   東京23区は最大10センチの積雪が見込まれており、山間部から多摩西部はそれ以
   上になるかも知れないとのこと。上は15日小正月の日、小平ふるさと村の旧神山家住
   宅の囲炉裏の間に飾られた繭玉飾りです。
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   その日、広場には裸木の影がドラマティック!昔むかしの藤城清治ミュージカルの世界
   が思い出されました。
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   広場の南東隅でに移築復元されている旧鈴木家穀櫃(こくびつ)は、昨年暮れから茅葺
   屋根の葺き替え工事が行われていましたが、ほぼ完了。まだ足場や防護柵は取れてい
   ませんでしたが、新しくなった茅葺が金色に光っていました。穀櫃は飢饉に備えた備蓄
   倉庫です。
   この広場で今月30日に豆まきイベントが開かれるそうです。FC東京のメンバーが豆を
   撒き、路上パフォーマーのジロー今村さんと仲間のエンタテイナーが赤鬼や青鬼になる
   とか。ジローさんが打ち合わせに訪れていました。
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   小平ふるさと村から都営大沼団地へ立ち寄ってみました。センダン(栴檀) の実が房状
   になってユラユラ。大成する人は幼少から勝れていることの譬えに使われる故事“栴檀
   は双葉より芳し” の栴檀はこの栴檀のことではなく、白檀(ビャクダン)という木のことを
   指すそうですが、白檀は別名を栴檀と呼ぶそうで、発芽の頃から香気を放つとのこと。
   栴檀の落ちた実はちょっと銀杏に似た異臭がしました。
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   年明けから暖冬が続き、梅や椿、菜の花も平年より1カ月以上も早く開花しましたが、こ
   の雨と雪で足踏み状態になるかしら。2年前の2月の記録的な大雪が思い出されます。
   あの大雪は都内でも60センチも積もりました。上は玉川上水の茜屋橋付近で早々と開
   花したウグイスカグラです。
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by love-letter-to | 2016-01-18 01:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.22 寒なのに

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          寒なのに寒と思えずコクテール
   松も取れ今年2番目の日曜日。北陸や東北、北海道では厳しい冷え込みが続いて
   いますが、東京近郊では昨年暮れから日中の気温が10℃以上の日が続いていま
   す。小寒に入ってもダウンコートが暑苦しく感じる日もあり、隣家のバラ・コクテール
   が例年になく赤々と燃え盛るよう!
   コクテールは原名Cocktail、カクテルとも呼ばれる四季咲きの蔓バラですが、例年
   ならこの時期には小さな花がボチボチ咲いている程度なのに、今冬は初夏の頃と
   変わらず花は大きく、わんさと咲いてびっくり。これも気候変動の影響でしょうか?
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   隣家に限らず、住宅街のバラが元気で端正な姿を楽しませてくれます。ブロック塀
   や出窓とのコントラストを鑑賞しながら歩くのも、道草歩きの楽しみの一つです。
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   仲町の畑の隅ではコスモスが咲いていました。淡いピンクのコスモスが寒中にも咲
   いているなんて…と根元を見たら、ゼニアオイ (銭葵) も花を二つ三つ開花していま
   した。
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   ゼニアオイはヨーロッパ原産で中国を経て江戸時代に渡来。中国の古書にはゼニ
   アオイの花の大きさが五銖銭(ごしゅせん)と同じくらいの大きさだという記述があり、
   日本では銭葵と呼ばれるようになったとされています。右の画像は昨年の初夏に撮
   影したゼニアオイ。草丈は1メートル以上にも。
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   エーッツ菜の花! 思わず声を上げたのは小川町2丁目の農地でした。寒咲きの背
   丈の低い品種ではない菜の花まで咲いているではありませんか。
   こんなに先を急いで咲くと、農作業をする方も当惑されるでしょうね。生産地ではホー
   レンソウやブロッコリーなど冬野菜の収穫が早まって、先行きは品薄になるはずと、
   心配されています。

     ・・・・・新井達矢「日本の仮面展」と「雅楽と能楽」公演のお誘い・・・・・
           日本が誇る伝統文化・舞楽と能楽で贅沢な時間を!
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   羽村市で生まれ育った面打師・新井達矢さん(33)制作の能や狂言、雅楽などで使わ
   れる「日本の仮面展」が今月17日まで、羽村市生涯学習センター・ゆとろぎで開催さ
   れています。最終日の17日(日)には、古典芸能解説者・葛西聖司さんと新井さんの
   トークや展示した面を使った能楽と雅楽を上演。「面は被って演じられて魂を宿す」と
   言われます。作者と作品にふれ、面が命を輝かす時を体感できる贅沢な企画です。 
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   ▽「日本の仮面展」17日まで10~17時、舞楽、能楽、狂言面、神楽面30点余りを展示、
     入場無料。
   ▽「ギャラリートーク」17日13:00~13:50、小ホールで古典芸能解説者。葛西聖司
     さんと新井さんのトーク、参加無料。
   ▽「雅楽と能楽の贅沢なひと時」公演は17日14時開場、14:30開演、大ホール。1部:
     葛西聖司による「雅楽と能楽の楽しみ方」 /2部:1000年以上の伝統を受け継ぐ
     「十二音会」 による雅楽公演で、管楽「越天楽」他、舞楽「蘭陵王」/3部:能楽。シ
     テ観世喜正、ツレ奥川恒治による能「東方朔」よりとシテ中所宜夫による能 「敦盛」
     より。 大人2000円、高校生以下500円。
   ◇問合せ:042・570・0707ゆとろぎ(羽村市緑ヶ丘1-11-5、月曜定休)。青梅線羽
     村駅東口より徒歩8分。

   新井さんは33歳の若さながら、面を打ち始めて四半世紀以上になります。3~4歳の
   時、父親に連れられて行った地元神社の祭り囃子で、ひよっとこのお面に興味を持った
   のがそもそも。ボール紙でひよっとこの面を作って遊んでいたある日、能面師で唯一の
   無形文化財保持者の長澤氏春氏 (2003年没) 出演していたテレビ番組を見て、魅了
   され6歳で門下生に。東京造形大学在学中に「新作能面公募展」で文部大臣奨励賞を
   最年少で受賞。ひたすら面を打ち、これまでに打った面は150 点以上にも。しかし、新
   井さんは「面は演者によって魂を宿す」と語り、幽玄の世界に挑んでいる面打師です。
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by love-letter-to | 2016-01-10 20:21 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信 No.21 初歩き

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           初歩き梅の香り馥郁(ふくいく)と
   明けて4日、新年おめでとうございます。年明けから3月半ば並みの陽気が続き、
   ことに今日4日、都内の最高気温は15.2℃。3月下旬から4月上旬の気温でした。
   小平でも梅が開花しているかしら…と、中央公園対岸の粕谷家の梅林を訪ねたら、
   咲いていました!最も日当たりのいい南端に植わっている紅梅はもう満開に近く、
   年明け早々、梅に出会えるなんて、いい年になるかしら?そうあって欲しい!
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   白梅の1本も見頃でした。20~30本植わっている梅林の中ほど、高木の白梅も花
   盛りでした。
   私の写真記録を探してみると、2009年1月13 日に同梅林の紅白梅が開花してい
   るカットがありました。その日、粕谷家の方にお聞きしたら旧年暮から開花したと言
   う話でした。…ということは7年ぶりの温かい三が日でしたが、今週末から平年並み
   の真冬の気温になる予報です。
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   梅林の下では、ハクセキレイが日向ぼっこしていました。ツツツ―と移動して餌をつ
   いばむ愛らしい姿は、市街地でもよく見かけます。
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   昨日は小金井公園で蠟梅にも出会いました。紅白梅より一足早く開花するので、三
   が日に開花していることは珍しくありませんが、三日続きの真っ青な空の下で出会う
   のは稀有な経験でした。
   蝋細工のような花びらを見上げると、何とも言えない優しく甘い香りが漂って…。こん
   な穏やかな正月を迎えられましたが、道々、空き家が目立ち、シャッターを下ろしたま
   まの店舗も増える一方ですね。
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   中央公園の銀杏並木越しに望む総合体育館のドームの上の空も、三が日は真っ青!
   この空の彼方で金星探査機あかつきは、軌道を回り続けているのかしら?
   打ち上げから5年半、昨年12月7日に 姿勢制御エンジンを使って再度の軌道修正に
   成功した飽くなき挑戦も、ノーベル賞級ではないかしら。そんなことも思い浮かべた初
   歩きでした。
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by love-letter-to | 2016-01-04 22:31 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.20 行く年くる年

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          平穏に行く年と来る年を待つ
   今年も残すところ1時間足らずに。昨日は用足しに立川駅北口へ。とんぼ返りでした
   が、帰路はもう真っ暗に。デパートや大型ビル街 のファーレ立川か ら駅へ向かう歩
   道橋を渡ろうとして、ふと下の街路を見下ろしたら、街路樹の一本がまだ黄葉を残し
   たままでした。
   イタヤカエデかしら…樹種までは分からなかったのですが、街灯に照らされて金色に
   輝いて見えました。雑踏のファンファーレを浴びながら。
   師走に入っても10月から11月並みの気温が続いた影響からか、落葉の時期も伸び
   伸びになっています。ある気象学者は「地球もひずみが見えてきた」と話しておりまし
   た。行く年も来る年も平穏にと願わずにはいられません。
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   やはり昨日、わが家の近くの学園東町住宅街ではサクラソウが満開でした。
   年内に開花している姿を見るのは初めてです。サクラソウが開花して越年するなん
   て!寒がりやの私には暖冬は嬉しいけれど…季節に季節の花を見られないのも淋
   しく、怖くもなりますね。
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   母譲りの我が家のおせちが出来上がりました。これという高価な食材は使わず、紅
   白の蒲鉾と伊達巻以外はきんとんも手作りです。黒豆と干し椎茸を水に漬けること
   から始まって3日がかり。
   私たち夫婦と息子一家4人、私の妹夫妻三世代のおせちです。孫たちのためにウィ
   ンナーソーセジを使うようになりましたが、このスタイルのおせちを作るようになって
   30年以上になります。 “年末の“おせちマラソン” と称して、ことことじっくり煮〆るお
   せちづくりもいいものです。苦手な里芋の皮むきと蒟蒻の手綱作りは息子のお嫁さ
   んに手伝ってもらいました。
             それではいいお年を。
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by love-letter-to | 2015-12-31 23:10 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.19 師走の広場で

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        曲芸に師走の広場ほっこりと
   今年も残り少なった昨日のサンデーは、歩き納めに中央公園まで出かけたら、トラン
   ペットや太鼓の音が流れてきました。噴水池周りのレンガ畳に ピエロやサンタルック
   の人影がちらちら。近づいてみたら「小平サーカス」が始まりました。
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   小平市に住むパフォーマー・ジロー今村さんが昨秋から毎月、体操競技者のような倒
   立やバック回転妙技などで、街中に笑顔や元気を届けたいと開催してきたそうです。
   ジローさんの仲間のエンタテイナーも毎回参加、パフォーマンスを楽しませてくれます。
   「観客が集まらなくて、どうなるかと思ったよ」とジローさんが口にするくらい、最初はま
   ばらだった人の輪も、BGMとともにピエロや赤鬼のように顔を真っ赤に塗ったジローさ
   んが活動を始めると、そのパフォーマンスと話術に、次第に大きく膨らんできました。
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   さすが、ここ3年連続で「全国仮装大会」で優勝した実力者です。日本福祉大学で障害
   児教育を専攻、養護教諭の資格も。パントマイムも長年修業したと聞いております。
   そんなキャリアのジローさんがストリート・パフォーマーの道を選んだのは、街中で人々
   の日常と関わりたいから。「お金を払って大サーカスの興行に行けない子どももいるか
   ら」と、街中サーカスにこだわるジローさん。
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   この日は小学4年生の長男も、太鼓を叩いて「小平サーカス」に参加していました。
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   ジローさんは人を惹きつけ、気配りが行き届いているのでしょう。この日も大阪からパン
   トマイミストのテルやんが応援に駆け付けていました。手品やひとりマイム劇場で奮闘し
   ていました。
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   毎度のようにアクロバットダンスで、ドキドキするような姿態を見せてくれる花火さんは、
   今回はサンタさんルックで参加してポールダンスやピエロとペアでもダンスを。ポールダ
   ンスでは世界チャンピオンだそうです。
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   エンディングのジローさんのパフォーマンスは、脚立や折りたたみ椅子を1段、2段と次
   第に高くピラミッド状に積み上げて、倒立、開脚。Ⅴ 字に開いた両足首からジローさん
   のメッセージを書いた日の丸の旗が広がりました。真ん中に「夢」と書かれていました。
   自身のパフォーマンスを魂の肉体表現と語り、「語るより感じろ」がメッセージ。
   子どもたちに夢や希望を持ち続けて欲しいと。
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   帰路、ふと足元に目をやったら私の影が足長ピエロのようにノッポになっていました。
   寸足らずで短足の私には今どきのスマートな影がとっても嬉しい。一万歩共に歩みし
   長き影。
   そろそろ冬将軍が訪れるそうですが、寒木瓜と椿が淡いピンクの花を咲かせて…。
   明日は冬至、そして明後日は天皇誕生日、その次の日はクリスマスイブ!年越しの
   準備もしなくては!
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by love-letter-to | 2015-12-21 17:16 | 折々通信 | Comments(2)

折々通信 NO.18 落ち葉の功罪

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        落葉路(みち)缶コーヒーで盛り上がり
   一昨日でしたか、日中の気温が24℃にも上がり師走を忘れるほどでした。時折り吹
   き飛ばされそうになる強風も生温かく感じられました。
   案じていた通り、昨日の朝は家の前の通りは落葉で埋まっていました。西寄りの南風
   で、西隣の楓の落葉が我が家の路側に押し寄せていました。落ち葉に罪はないもの
   の、毎年のことながら隣家の落葉掃きに追われます。またか…と。
   中央公園に出向いてみると、 落葉樹は殆ど裸で、噴水池南側のなだらかなスロープ
   は落葉でふかふか。私と同年輩の二人が缶コーヒーを飲みながら談笑していました。
   初冬の陽射しもロマンティックで、ドラマの一シーンのような光景でした。
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   同じ落葉でも掃いたりせずに眺めていたい気分になります。我ながら身勝手なもので
   すね。最近は上水堤や公園などの落ち葉は、ブロアー &バキュームスタイルの掃除
   機を使って、効率的に片づけているのも見かけますが、焼却費もかさみ市街地の落ち
   葉問題は自治体の悩みだそうです。
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   落葉期になると楽しませてくれるのは、ムラサキシキブの艶やかな実。エナメル質の紫
   色の珠を沢山つけている枝もあれば、場所によって全く実をつけてない木もあります。
   紅葉の発色が今一つだったのと関係があるかもしれません。
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   やや終わりかけていましたが、上水堤沿いの旧家のヒイラギの花も。モクセイ科の常
   緑小高木で雌雄異株だそうで、これは雄株の花のようです。葉の周りに鋸歯が変形し
   た刺があり、その刺が邪悪を追い払ったり、侵入を防ぐことから小平周辺の旧家の生
   垣に多く植えられてましたが、病害虫で葉が白くなっている生垣も。
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   今朝のNHK「マイあさラジオ」のリスナーからの便りによると、蕗の薹が出たとかツク
   シを見たとか、これから本格的な冬に向かうとは思えない情報が寄せられていました
   が、上水堤でも茜屋橋付近で日本水仙が数輪開花。競うようにビワの花も。季節がお
   かしくなっていますが、今週末から冷え込んでくるそうです。
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   茜屋橋付近では落葉の間からムラサキカタバミも開花していました。花冠が濃い赤紫
   色のイモカタバミは冬季も咲いていますが、ムラサキカタバミがこの時期に咲いてい
   るのは珍しく、色も淡いピンク色でした。
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by love-letter-to | 2015-12-13 23:10 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信 No.17 暮紅葉

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        極月の紅葉緞帳(どんちょう)あでやかに
   今年も残り1カ月を切りました。
   東京近郊は晩秋から初冬にかけて10月並みの気温が続いていたせいか、紅葉の
   色づきが遅れていましたが、今月4日、買い物がてら殿が谷戸庭園に立ち寄ってみ
   たら、「まるで紅葉の緞帳みたい!」と先客たちが立ちつくしていました。
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   前景の芝生が青々としているだけに、紅葉が鮮やかに映ります。ベンチで眺めてい
   る人たちは 紅葉劇場を堪能しているようでした。一昨年だったか、夕陽を浴びた紅
   葉はもっと妖艶で、狂おしいほど朱かった記憶がある私には80点くらいかなと思っ
   たのですが…。でも晴れあがった青空になだれ込むように紅葉した大木は圧巻でし
   た。
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   岩崎別邸時代に建てられた数寄屋造り風の茶室、その名も「紅葉亭」の見晴台から
   見下ろす 国分寺崖線の紅葉は、見応えがあります。 湧水が流れ落ち込むように造
   られた次郎弁天池、その中島にしつらえた雪吊りと周囲の紅葉を狙っているカメラマ
   ンたちも後絶たずでした。
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   「紅葉亭」の近くにある池では、錦鯉の幼魚が鮒くらいの大きさに育っています。その
   池面を埋めるように紅葉が舞い降りて来るたびに、「さあ大変!」とばかり幼魚たちが
   右往左往。「どんぐりころころ」の歌詞のようです。
   逆さ紅葉と紅葉舟と錦鯉、そして青い空が映って琳派の絵のようでした。

   パリでの同時テロ、イスタンブールでの駅爆破テロをはじめヨーロッパ、中東での日
   常化したテロリズム。シリアからの難民問題、トルコによるロシアの戦闘機撃墜事件
   などに加えて、巨大化する地震や台風強風災害…75億の住む地球の明日を考えざ
   るを得ない一年でした。
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by love-letter-to | 2015-12-07 01:01 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.16 銀杏落ち葉と

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         地に池に銀杏落葉別世界
   昨日今日、中央公園の総合体育館前広場は銀杏落葉で敷き詰められ、黄金色に。
   ことに午後の陽射が斜めに射す頃は別世界のようです。
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   噴水池も銀杏の落ち葉で半ば埋まり、落葉の隙間に青い空が映って…印象派の絵
   のようです。水面に落葉が増えるにつれ、逆さに移った銀杏並木は裸木になって行
   きます。当然と言えば当然のことながら、想定外の景観を見せてくれるこの時期。周
   囲のベンチに腰かけている人も絵の一部に。
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   私の好きなフランク永井の「公園の手品師」の歌詞に“銀杏は手品師、老いたピエロ”
   と謳われていますが、本当に銀杏はマジシャン。昨日、金色に輝いていた並木が次
   の日に訪ねると裸になっていて、辺りはゴールデンカーペットで敷き詰められている…
   そんなマジックを楽しめるここ数日ですが、銀杏の落ち葉は滑りやすく、要注意です。
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   反対に銀杏の絨毯を期待して訪ねたら、きれいさっぱり清掃されていたことも。歩行
   者や自転車の転倒防止のため、路面の銀杏落葉はまめに清掃されているようです。
   作業員泣かせの時期でもあります。
   噴水池の銀杏落葉もある日、水が抜かれてさっぱりと清掃されますから、“印象派“
   の絵のようなシーンを撮る日は限られ、昨年はチャンスを逃してしまった記憶があり
   ます。
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   公園の西端の高台から眺める銀杏並木も好き。 少しアングルを変えて、グラウンド
   方向にカメラを向けると、夜間照明灯と体育館のドームと銀杏がフレームに収まりま
   す。こうして中央公園の銀杏は他の名所とは違った楽しみをプレゼントしてくれます。
   今年の銀杏もそろそろエンディングに。
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by love-letter-to | 2015-11-30 01:03 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信 No.15 黄落期

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            墨の色 人生重ね 黄落期
   いい夫婦の日だった昨日、八王子市民文化会館・いちょうホールで開催されている
   吉沢和子さんの書展「墨の周辺展」へ。
   書道展には何度か足を運んだことがありますが、こんなに多彩で楽しめる書展は初
   めてでした。墨の濃淡がカラフルに感じられ、絵のように感じられる書道展でした。
   同市在住の吉沢さんは前衛書家・榊莫山(2010年没)に師事して、バクザン先生か
   ら、「絵と書のはざまから光を放つ」と絶賛された書家です。2000年に国際公募アー
   ト未来展で内閣総理大臣賞を受けています。
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   同ホールの展示場1階と2階で展開された吉沢さんの書展は、はがきサイズの作品
   から掛け軸、4曲屏風の大作まで90点あまり。「26歳から書を本格的に習い始めて
   半世紀近く、自分を見つめ直すとともに、これからの自分の道を求めるために、初期
   から今日までの作品を展示することにしました」と吉沢さんは語っていました。
   パソコンやスマホの普及で文字を書く人も機会も減少していますが、仏教の伝来とと
   もに根付いた漢字文化と日本で発祥したかな文字の素晴らしさ、漢字と仮名文字で
   綴られてきた古典の数々。吉沢さんは好きな句や短歌、詩やフレーズに出会うと、そ
   の世界を書で表現したくなるそうです。書も自己表現の一つだと語っているのが心に
   残りました。啄木も賢治の作品も吉沢さんの書になると、その時代が重なってくるよう
   な気がしました。
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   書のお弟子さん達から「先生は山も好きなんですよね?」と聞かれて、「そう大好き」と
   答えていたので、吉沢さんは山登りもするのかと驚いたら、「山を見るのが好き」と。一
   同大笑いしてしまいました。好きな山に出会ったら、その山の姿を書にするそうで、吉
   沢さんの「山」の字は団子を連ねた山から急峻な山まで、変化に富んでいます。こんな
   に自由に字が書けたら…と、羨ましくなりました。お手本通りに書こうとするから書道が
   嫌いになった人も多いのでは?私もその一人です。

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   「智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ」「あれが安達太良山、
   あの光るのが阿武隈川…」「小鳥のやうに臆病で、大風のやうにわがままなあなたが
   お嫁にゆくなんて」など、吉沢さんは高校時代、担任の先生が朗読してくれて以来、高
   村光太郎の詩集『智恵子抄』に惹かれ、書でもライフワークの一つにしています。

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   智恵子の実家のある二本松市や安達太良山、精神病を患った智恵子と光太が過
   ごした地、戦後、光太郎が思索のために移り住んだ花巻市などを訪ねるほどの凝り
   よう。今回の書展では 『智恵子抄さすらい』 と称したコーナーも。上は和紙に溶かし
   た蝋で 『智恵子抄』のフレーズを書き、墨を置いた後、蝋を溶かして仕上げた労作。
   150㌢足らずの小柄な吉沢さんの何処に、そんなパワーが潜んでいるのでしょうか?
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   清酒や焼酎のラベル、本のタイトルや挿画、暖簾、岩波書店のポスターなど吉沢
   さんの書の世界は多彩です。
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  同展から帰途、お寺の境内で目にした落ち葉です。そろそろ暮紅葉から黄落の時期に。
   下は吉澤さんの書いた来年の干支「申」です。
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by love-letter-to | 2015-11-23 17:16 | 折々通信 | Comments(0)