忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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カテゴリ:折々通信( 123 )

折々通信No.103 いよいよ大暑に

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         夏木立心鎮まる水路敷き

     7月第4日曜日の今日は、暦の上では二十四節気の「大暑」。
     一年で最も暑い時期に入ります。東京では19日ぶりに最高気
     温が30℃を下回りましたが
、湿度が80%近く、ムンムンする一
     日でした。

     年々、暑さ寒さに弱くなり、玉川上水ウォークも負担になりつ
     つ
ありますが、足腰から老いて来るそうで、思い切って出かけ
     て
みると…夏木立の下は心身を癒してくれるようでした。

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         元水番屋・小川水衛所跡の親水エリアでは、全身真っ黒なハ
     グロトンボが下草の茂みをヒラヒラと優雅に飛んでいました。
     全
身真っ黒なのは雌で、雄の胴体は金色に輝いているとか。

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     堤のあちらこちらで、盛夏から初秋にかけて鳥が飛んでいるよ
     う花を咲かせるヒヨドリジョウゴに出会いました。

     ナス科つる性の多年草で,1㌢にも満たない小花ながら、5つに

     裂けた白い花弁は反り,細長い花柱を取り囲んでいる雄しべの

     黄色と臙脂色の葯のコントラスト鮮やかで、目立ちます。

     鵯上戸の名前の由来は、ヒヨドリが好んでこの実を食べること

     からだそうですが、実にはソラニンという神経毒を含んでいる
     の
で、ヒヨドリが食べることはないらしい。

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     自生野草観察ゾーンになっている商大橋~桜橋にかけての右
     岸では、盛夏の花イヌゴマが開花していました。

     5070㎝の草丈に、数段にわたって茎に淡紅色のゴマの花そ

     っくりの花を。辺りに高原の風情をかもし出しています。

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     アキノタムラソウも薄紫の花穂を伸ばし始め、上水堤は盛夏を
     迎えています。名前はアキノタムラソウと秋がついていますが、

     7月末から夏の終わりにかけて開花。強い太陽の下でも涼しげな

     花の色と姿は、上水堤の清涼剤のような存在です。

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        しかし、五日市街道に接した自生野草観察ソーンは笹類が繁
     茂してジャングル状態になっており、草刈りが始まっていました。

     これから開花シーズンを迎えるキツネノカミソリ、アキノタムラ

     ソウ、アキカラマツ、ワレモコウ、ヤマシロギクなどが刈り取られ

     ないよう、願っております。炎天下にご苦労さまです。

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by love-letter-to | 2017-07-23 21:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.102 連日の猛暑につき

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7月第3日曜日の今日は、都内でも猛暑日に。練馬区では357
を記録したそうで、隣接している小平市内でも35℃を上回ったの
ではないでしょうか?日中はクラクラするような暑さでした。
連日の猛暑地獄に加えて、キッチンの床と壁紙・天井クロスの張
り替え工事、近親者の葬儀が重なり、玉川上水ウォークはお休み
してしまいました。築40年になる我が家のメンテナンスに追われ
ています。


で、今回は今月28()の夕に開かれる河野直人さんのツィタ

ーコンサートのご案内を。

古代ギリシャでは天使が奏でる楽器とされ、聖人を癒したと伝え

られている古楽器ツィターの世界的奏者・河野保人さんを父に、そ

の背中を見て育った直人さんのコンサートです。


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by love-letter-to | 2017-07-16 22:56 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.101 夏木立

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        夏木立謎秘めた蘭ひそやかに

     7月第2日曜日。先週初めに九州北部を襲った記録的な集中豪

     雨は、まだ予断を許せない状態。梅雨前線の活発な活動により、

     線状降水帯が生じて断続的、集中的な土石流災害をもたらした

     とのこと。線状降水帯なんて、初めて耳にしました。

     関東地方では昨日から真夏日が続いております。例年のことな

     がら梅雨の後半は、湿度が高く耐えがたい暑さになりますが、玉

     川上水堤に一歩入ると、深山に分け入ったよう!

     夏木立の下を久しぶりに歩きましたら、津田塾大学キャンパス南

     側で、マヤラン(摩耶蘭)が咲き終わって、立ち枯れかかっていま

     した。それでも丹念に調べたら、境界柵の下に咲き残っている茎

     が2本見つけました。本当にラッキーでした。

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    境界柵の下からカメラを差し向け、やっとキャッチした2株。茎  
    丈10~20㌢に開花した花と蕾もつけて、ひっそりと。
    日本では神戸市近郊の摩耶山で最初に発見され、 1879
年に
    採
られた標本をもとに1904年(明治37)牧野富太郎博士によ
    り命名された南方系の無葉ランです。


    上水土手に何故棲みつくようになったのか…。謎を秘めた野  
    生
ランです。環境省の植物レッドデータブックでは絶滅危惧種
    1B類
としてリストされ、非常に絶滅危機の恐れが高い野生ラン
    です。

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      マヤランの棲息している辺りで、1匹の蝶が桜の古木の根っこ
      付近に止まったり、舞い上がったり。木の下暗がりでは翅の色
    や紋
様がはっきりしませんでしたが、キマダラヒカゲチョウで
    はない
かと。梅雨どきによく樹液を吸っているとのこと。

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      梅雨どきから盛夏にかけて、樹下でよく見かけるヤブミョウガと
      ハエドクソウの花。白磁でできたようなヤブミョウガ(藪茗荷)

    花弁は3枚、萼片も3枚あり、一見6弁の花のように見えます。一

    日花で、花の後、即実を膨らませます。

    草丈50㌢ほどの細長い茎の上部に、2~3㍉程度の小さな花を

    つけるハエドクソウ(蝿毒草)。全草有毒で殺虫効果があるため、

    根や葉の煮汁を紙に染み込ませて蝿取り紙に使われたという。

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     中央公園に差し掛かると、トンネルから抜け出したような真夏日
     の太陽!ジャブジャブ池では水遊びに興じる親子の姿が!
    こん
な子育て時代もあったっけ!眩しいです。

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      西武線の踏切・鷹の橋から200㍍ほど上流の上水堤沿いに、
      2007年立春にオープンした「玉川上水オープンギャラリー」が、
    先月20
日閉鎖されました。敷地内の展示ケースには「家族の事
    情で已む
に已むなく決断しました」と、お詫びの張り紙が掲示さ
    れていまし
た。
    オープンから二十四節気ごとに、上水堤の野草や木々の花、

    野鳥、蝶などの素晴らしい写真を展示。年に数回はオーナーの

    鈴木忠司さんの細密な色鉛筆画も楽しませてくれました。

    この方10年余、6月20日正節芒種の最終日をもってクローズし

    たとのこと。有難うございました。ご苦労さまでした。

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by love-letter-to | 2017-07-09 18:33 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.100 半夏生に寄せて

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         捩り花少子高齢化の一隅に

     7月最初の日曜日の今日は、夏至から数えて11日目で半夏生。

     1年の半分が過ぎて、梅雨も終わりに近づいた頃です。

     暦の雑節の1つで、半夏という薬草が生える頃。一説に、ハン

     ゲショウ(半夏生、半化粧)というドクダミ科の一年草の葉が名

     前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも。

     小平団地の芝生に捩り花が咲いていました。半夏の頃に開花

     します。世は少子高齢化の一途ですが、草丈10㌢前後の小さ

     な野生ランで、螺旋状に米粒大の花をつけて健在です。

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        捩り花はモジズリ(文字摺り)とも呼ばれ、地方によってはネジ
     リンボウ、ヒネリバナなど種々な呼び名があるそうです。

     米粒大ながらマクロレンズで撮ってみると、カトレアの花に似て

     います。

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        今日、都議選の投票場への行き帰りに、近隣の畑で葱坊主が
     弾けて、花火のような姿になっていました。種を採取するため

     でしょうか?一つの葱坊主から数百粒の種が採れそうです。

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        同じ畑に松明花(たいまつばな)も、篝火のように頭花を輝か
     せていました。シソ科の多年草で、原産地は北アメリカ。ベル

     ガモット、モナルダと呼ばれハーブとして鎮静、鎮痛効果が。

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        近くの路地ではハンゲショウも、その名のように上部の葉1~
     2枚を白粉で化粧したような姿に。白い花穂が地味で、花粉を

     媒介する蝶や虫たちに目立させるため、葉が白くなるよう進

     化したのではないかと。そのせいか繁殖力は旺盛だそうです。

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        今年はアジサイの開花がゆっくりで、花がが長持ちしていまし
     たが、そろそろ終わりに近づきました。都営学園東町2丁目アパート敷地内
     の紫陽花は、七変化の別名のように七色!色褪せかけた紫陽花も渋くて、
     素敵ですね。

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        アベリアの植え込みにクロアゲハ(黒揚羽)がやって来て、忙し
     なく飛び交っていました。止まりそうで止まってくれず、やっと

     一枚をゲット!かなりぶれていますが、やったー!

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by love-letter-to | 2017-07-02 21:46 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.99 梅雨の晴れ間に

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           梅雨晴れ間命たぎらす自然界

      6月も最後の日曜日に。今年も上半期が過ぎようとしています。

     首都圏は梅雨晴れ間というより、梅雨らしくない日が続いており

     ますが、九州南部は前線の影響で豪雨が続き、今朝は長野県内で

     震度5強の地震が起きました。つくづく日本は災害の多い国ですね。

     都議選も始まりました。豊洲・築地市場問題と五輪優先でなく、安心

     安全第一にして欲しいです。自然の移ろいや営みが感じられる街に。

     上は小平市内の放置されたような梅林の下で、出会った一瞬です。

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     スジチョウウが蜜を求めて、ストケシアの花に飛び交っていました。

     ストケシアはキク科ストケシア属の多年草で、和名はルリギク(瑠璃菊)

     エドムラサキとも呼ばれ、本来は薄紫色だそうですが、園芸種に白

     や淡いピンク、ブルーも。頭花の径は4~6㌢、高さは3060㌢。

     花びらの先に切れ込みが多いので、華やかです。ルイジアナ州など

     北米の南東部原産、大正時代に渡来したそうです。

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    市街地歩きをしていると、耕作放棄地や緑地が消えて行くのを目に

    することが多くなりました。この梅林も梅の実が熟して落ちたままに。

    勿体ない!梅干しや梅ジャムにするのに頃合いの色でした。

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    梅林の下にはチドリソウ(千鳥草)も繁茂していました。所有者は草花

    の好きな方なのでしょう。高齢化か病気で梅林の手入れができなく

    なったのかしら?それとも宅地への転用を考えているのかしら?

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    玉川上水堤ではエゴノキの実がもうドングリ大に膨らんでいます。昨

    年は不作でしたので、雨風に負けず大きくなって、野鳥たちを喜ばせ

    てね。エゴノキの実の果皮にはアルカリ成分に富むサポニンが含まれ

    ており、麻酔作用があるので野鳥の餌にはならないとされてきました

    が、野鳥に詳しい鈴木忠司さんによると、秋半ば過ぎになると果皮が

    乾いて割れやすくなり、中の種はシジュウカラの食用になるとか。

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    早乙女イチゴとも呼ばれるナワシロイチゴの実も、もう真っ赤に熟れ

    ていました。5月半ば過ぎからピンクの花を開花していたナワシロイチ

    ゴですが、花が終わって1カ月余でもうルビーのような実に。

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   上水堤でもアジサイが花盛り。樹下ならではの表情が楽しめます。
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by love-letter-to | 2017-06-25 22:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.98 谷戸の菖蒲園

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            一望に谷戸の自然と花菖蒲

    6月第3日曜日の今日は「父の日」。午後3時過ぎから梅雨どき本来の雨

    天になりました。気温も低めで肌寒いくらいの一日でした。

    先週半ば、梅雨がずる休みしている最中に、これ幸いと青梅市の「吹上
    し
ょうぶ公園」を訪ねてみました。20年余り前だったか、霞丘陵の一角の
    谷
戸地に菖蒲田が設けられた当時は、株数も少なく侘しくて、早々に引
    き上
げましたが、現在は谷合の扇状地2.1㌶に240種、約3200株が見頃
    を迎
えて賑わっていました。里山と一体化した景観が何とも素晴らしい!

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    ハナショウブ(花菖蒲』は、自生していたノハナショウブ(原種)をもとに、
    品種改良が行われて、今では2,000
種類を超える品種が育種されてい

    るそうです。内花被片と外花被片からなる姿は日本情緒たっぷり。白か

    ら薄紫、紫、青紫、赤紫系とその濃淡など色合いも多種多様で…。

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    日本で花菖蒲の栽培が盛んになったのは江戸期。特に、幕末の頃には諸

    大名達が栽培を好み、庶民の関心も高まったそうです。優れた育種家に

    より栽培や品種改良が盛んに行われて今日に。

    ことに江戸系は多種多様で、江戸の粋を。淡い赤紫色の「三筋の糸」は、

    外花被片に面相筆で描いたような極細の筋が入り、粋筋の女性好みの

    着物柄みたい。花弁の付け根に黄色を覗かせて。

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     内花被片が赤紫で外花被片が白地で清楚な江戸系の「小町娘」

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     外花被片の縁取りがフリル状になっている江戸系の「銀の花」。

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     花菖蒲にしては珍しいピンク色の肥後系「京丸桜」。肥後系は花が大きく
    ぼってり。今、太目でモテモテの女性タレントみたい。傍らの熟年カップル

    の女性が「私が太目だから、ほっそりした菖蒲が好き」と、連れ合いにさ

    さやいていました。

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    野生種の「陸奥の薄紅」はほっそり。こんな原種系から多種多様な花菖
    蒲が誕生したのですね。

  

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      アメリカで品種改良された品種もあり、「ステップルーリップル」は、紫
    色の縁取りが楚々として、クール美人でした。

    しおれてきた花はまめに摘むなど、とても手入れの行き届いた園内で、

    谷戸を吹き抜けてくる風とせせらぎの音にも癒されました。

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     今月25日まで「吹上花しょうぶまつり」が開かれ、期間中はテント張
     の
お休み処も設けられ、おいなりさんや串団子、新じゃがの味噌垂れなど

    軽食とかき氷、ラムネ、ジュース、青梅の銘菓名産の売店も。入園料200円。

    東青梅駅から徒歩15分、河辺駅からバスの便も。

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by love-letter-to | 2017-06-18 20:07 | 折々通信 | Comments(2)

折々通信No.97 梅雨どきの上水堤で

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それぞれに花の盛りを梅雨晴れ間

6月第2日曜日の今日。梅雨入りが伝えられたものの、小平市周辺は雨

らしい雨が降らないままの一週間を。

真夏日の気温を記録した昨日に比べて、比較的過ごしやすく、上水堤で

はオカトラノオ(丘虎の尾)に続いて、ノカンゾウ(野萱草)が咲き始めて

武蔵野の風情を。ノカンゾウは別名・忘れ草。憂きことも忘れさせてくれ

る花だとか。

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白い花穂が弧を描いて咲く姿が虎の尾に見立てられ、その名前がついた

というオカトラノオ。多数の白い小花を付け根から開花させ、その先端部

は深く垂れ、一様に同じ方向を向いて、風に揺れるシーンには惚れ惚れし

ます。草丈70センチ前後、サクラソウ科の一年草。

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商大橋~桜橋にかけて上水右岸の日当たりのいい堤に群生しており、花

穂の細長い優美な種と太目で短い種のゾーンがあり、近隣では希少な

群生地です。大切に見守りたいです。

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今年は見逃したかしらと、残念に思っていたホタルブクロに桜橋下流の

一隅で出会いました。赤紫色の釣鐘型の花をつけた株が4~5本あって、

恋人に出会ったようにドキドキ。

その昔、子どもたちが花の中に蛍を入れて遊んでいたことから、ホタル

ブクロ(蛍袋)の名前で呼ばれるようになったとか。提灯花の別名もあり、

自然豊かな時代を偲ばせてくれます。数年前までは、上水堤でもあちこ

ちで出会いましたが、株数は減少しているよう。

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エッー!もうこんな姿になったの?と驚いたのはノアザミの群れ。一位

橋~桜橋にかけて、今月早々に訪ねた時は、10数本のノアザミ(野薊)

鮮明な赤紫色の頭花を開花させ、辺りの景観を牧歌的にさせていました。

その1週間後に再訪したら一輪が咲き終えて、もう綿毛となって飛散しか

けていました。

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上水堤には5~6月に開花するノアザミと、晩夏から秋にかけて咲くノハ

ラアザミ(野原薊)が自生しております。ノアザミは一本の茎に一つの頭

花をつけ、ノハラアザミは茎が何本にも枝分かれして、それぞれに頭花

をつけて、晩秋まで咲き続けていることも。

ノアザミもノハラアザミもキク科で、針状の花びらの一本一本が一つの

花。それぞれが綿毛状になり根元に種を蓄え、飛散していきます。

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上水堤の木立の下の日陰部分では、梅雨どきの花・ドクダミが繁茂して

白い十字の花を無数につけていました。

我が家にはドクダミの八重咲きがあり、一重とは全く違う優雅さを。一重
も八重も白い花弁に見えるのは芳です。

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by love-letter-to | 2017-06-11 19:10 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.96 梅雨の気配を

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           堀割りに鶯神楽の実紅く

    6月最初の日曜日。上水堤の木々は、もう真緑から深緑になり、サンス
    クリーン効果を実感できる候に。梅雨入り前の堤にはム
ラサキシキブ
    のピンクの小花や水晶細工のようなノビルの花、
アジサイも日々色づ
    いて、ウォーキングの目を楽しませてくれ
ます。
    先月は7月並みの夏日が続きましたが、ここ数日は朝夕
はひんやり。
    上水木立の葉陰にウグイスカグラ(
鶯神楽)の実
が真っ赤に熟れて…。

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    春先に、ラッパ型のピンクの小花を群がり咲かせていたウグイスカグラ。
    この紅い実は鶯の大好物だそうで、実から実へ
まるで神楽でも舞うよう
    に鶯が飛び交うことから、鶯神楽の
名前がつけられたそうです。
    上水堤で今春も鶯の声を何度
か耳にしましたが、4~5年前から比べると
    激減しているので
はないでしょうか。淋しくなりました。

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    淡いピンクの小さな花なので、目に留まりにくいけれど、ムラサキシキブ
    の花が堤のあちこちで真っ盛り。花径5㍉前後の
愛らしい花が1030
    房咲きになっています。

    秋が深まるにつれて、その実は艶やかな紫色の小粒の玉に。高貴さを感
    じさせることから、『源氏物語』の作者として、才女としても名高い紫式部
    の
紫式部の名を冠せられたそうです。

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    ムラサキシキブはクマツヅラ科の落葉低木ですが、商大橋の南詰めには、
    沢山の花房をつけた木も。庭木として植えられて
いるのは、ほとんどが園
    芸種のコシキブだといわれています。

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    商大橋~桜橋にかけて日当たりのいい南岸沿いを歩くと、繁茂した草地
    から細い花茎を伸ばしたノビルが花を咲かせてい
ます。
    ニラ臭の強いノビルから、想像できない水晶細工のよう
な繊細な花を。

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    花茎の頂部に焦げ茶色の粒々(ムカゴ)を付け、その回りから細長い花柄を
    伸ばして、星形の透き通った花を開花。その造形の
見事さと、ちょっととぼ
    けたような姿が魅力的です。

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    目下、下草の中で目立つのはヤブジラミ(薮虱)でしょう。名前とは違って
    小米のような白い花房は、繊細なレースのよう。

    その花が散り秋を迎えると、虱にそっくりの実をつけます。褐色になった卵
    型の実には刺状の毛が密生しており、一見丸く太っ
たシラミにそっくりです。

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    刺状の毛の先端はカギ状に曲がって動物の毛や衣服にくっつきやすくなって
    おり、付着するとお手上げです。くっついて離れな
い。そうして増殖するので、
    辺り一面ヤブジラミになってしまうので、耕作地にとっては迷惑な雑草の類
    ですが…。

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by love-letter-to | 2017-06-04 22:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.95 うつぎ咲く堤で

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       うつぎ咲く波打ちながら咽(むせ)ながら 

    5月も最終の日曜日になりました。大型連休明け頃から夏日

    が続いて、玉川上水堤の草木の花も駆け足で開花。

    数日後には開花するだろうなァと気にしつつ、バラめぐりな

    どしている間にエゴノキの花もクマミズキ、ナンジャモンジャ

    とも呼ばれるイヌザクラも、見頃を逃してしまいました。

    開花のサイクルが狂って、追いついていけないこの頃ですが、

    数日前、上水堤にただ一本植わっているヤマボウシ(山法師)

    を訪ねたら、一位橋付近で本種のウツギ(別名:卯の花)が真っ

    盛りでした。

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    純白の小花をたわわにつけた花房が風に任せて大波小波。

    「卯の花匂う垣根に…」と唱歌に謳われているような香りは

    ないのですが、近づくと咽るような匂いに包まれます。

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    玉川上水堤の商大橋~桜橋にかけて、新堀用水際にウツギと

    桑の木が多く残っているのは、水車や洗い場跡と関わりがあ

    るのかもしれません。どちらも暮らしと結びついている樹木で

    すから。古くからの土地の人の話では、桜橋上流に清水水車が

    あったそうです。桑の実も熟れはじめて…。

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    豆ランプのようなエゴノキの花は殆ど落花していましたが、茂

    った枝葉の間に数輪ずつ留まっていて、見納めを。例年なら数

    千、数万の豆ランプに出会う時期なのに。

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    「たしか平櫛田中彫刻館の生垣の辺り…」と、お目当てのヤマ

    ボウシの花を探したのですが、それらしき花も樹も見当たりま

    せん。商大橋~一位橋辺りの新堀用水際を行ったり来たりして

    みたのに、かなりの老大木のヤマボウシの姿がありません。

    十数年来、毎年楽しみにしてきたヤマボウシが消えてしまった

    衝撃で、いよいよ認知症かしら…そんな思いに駆られながら

    堤をつぶさに探索してみると、朽ちた切り株が目に入りました。
    直径50~60㌢、枯死したのか倒木の危険から伐採されたのか?
    玉川上水流域で唯一本のヤマボウシが姿を消してしまいました。
    
 

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    上の画像は昨年撮ったものです。庭木や街路樹として植栽されて
    いるヤマボウシとハナミズキのハーフみたいな花を。
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     このヤマボウシは自生していたとも、近隣の住民が植えたとも伝
     えられ、どちらとも決めつけがたい存在でした。ファンも少なく
     なく、名物的存在でした。せめてひこばえ(孫生え)でも残せなか
     ったのかしら・・・?

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     ヤマボウシの近くでスイカズラ(吸い葛、忍冬)の銀(白)と金(黄)の
     ツーショットが撮れました。
     咲き始めは銀で、時間が経つにつれ金色に変わる一日花。
     甘い香りがヤマボウシの切り株の近く辺りにも漂っていました。  
     しかし、新規Exciteブログの作成投稿には悩まされます。
   
    

   


    

   






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by love-letter-to | 2017-05-28 18:49 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.94 バラ香る庭先で

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         薔薇に酔ひダージリンティをもう一杯 

    まだ初夏なのに、5月第3日曜日の今日、東日本を中心に全国

    各地で今年の最高気温になりました。館林市では35℃を超す

    猛暑日ですって!地球の回転軸が狂ったのかしら?

    数日前、知人から教わって国分寺市内、恋ヶ窪駅近くにあるバ

    ラ屋敷を訪ねました。個人宅ですが、MyGardenと称してバラの

    季節だけ公開されています。テラスや庭先のガーデンパラソル

    の下で、コーヒー紅茶にシフォンケーキなども楽しめます。

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    恋ヶ窪駅から国分寺市役所方面へ徒歩2~3分、最初の路地を入

    った辺りからバラの香りが漂って、個人宅のバラ園ではかなりの

    規模です。地植え、鉢植え、バラ垣やアーチ、トーテムポールなど、

    数えたことが無いそうですが200株くらいあるかしら?

    この家の奥さまが10年ほど前から一人で育ててきたそうです。

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    奥さまの知り合いだという女性によると、バラの栽培や剪定など

    の講習会に熱心に通われ、近隣のバラ園にもまめに足を運んでい

    たそうです。直接お話をしたかったのですが、期間中に開いている

    ローズ・カフェの応対に忙しくしておられたので、遠慮しました。

    花の色や姿から、手をかけておられるのが伝わってきました。

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    住まいの壁面にデザインされたウェルカムコーナー。ピーターラ

    ビットやエンゼル、眠り猫などガーデニングオーナメントの使い方

    にもセンスが!

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     テラスやウッドデッキ、庭先に設けられたローズ・カフェでは、コー

     ヒー、紅茶が300(各アイスは350)、カフェラテ400円、ジ

     ュース450円、シフォンケーキ400円で。

    バラの香りに包まれながら飲んだコーヒーは格別でした。

    6月9日まで9:30~17:30公開中。雨の日は休み。

      国分寺市戸倉1-2-21 清水邸

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by love-letter-to | 2017-05-21 20:32 | 折々通信 | Comments(0)