忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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道草ノート:捨て猫ホームレスその27

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      しばらく晩秋の穏やかな陽気が続いていたが、勤労感謝の日の翌日
      は予報どおり午後から雨になり、気温も冷え込んで吾輩捨て猫ホー
      ムレスには震え上がる夜に…。

      勤労感謝の日、立ち寄った小川水衛所跡では銀杏の大木がほぼ金
      色に色づいて、辺り一面ライトアップしたようで、吾輩の仲間たちも目
      が眩むようだった。

      この銀杏は玉川上水流域で銀杏としては最も大木と言われている。
      これから本格化する落葉シーズンは、水衛所跡に残っている鉄製の
      芥留めを見れば分かるように、水路におびただしい落ち葉がどっと押し
      寄せ、その引き揚げと処理作業に関係者は頭が痛いそうだ。

      江戸承応年間に上水が開削されて以来、芥揚げと水路管理は水番人
      の最も大事な仕事とされてきたという。
      今回はまだ堤で花を咲かせているハキダメギクと、枯野で待ち構えて
      いるヌスビトハギの莢果と、吾輩捨て猫ホームレス仲間のおしゃべりを。
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by love-letter-to | 2008-11-24 19:14 | 小平の原風景求めて | Comments(2)

道草ノート:捨て猫ホームレスその26

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       この時節のうららかな陽気を小春とか小春日和とか言うそうで、
       吾輩捨て猫ホームレスはご機嫌至極!穏やかな陽射しを浴びながら
       玉川上水を上流に向って歩いて行くと、小川橋を過ぎた辺りで…!

       この高い鉄柵で頑丈に囲われているのは何だろう?近くの説明板によると、
       この付近小川新田の開拓が許可されてまず行われたのは小川分水開削
       工事で、明暦2年(1656)当初は分水口は小川橋付近に設けられていたが
       その後、この鉄柵付近へ付け替えられ、さらに明治3年の通船に伴い分水
       口はさらに上流の現在の小平監視所付近に付け替えられたそうだ。

       それら胎内堀というトンネル工法の工事用に設けられた穴が、この鉄柵の
       中に残っているんだ。人が出入りして土を運び出すことができるくらいの大
       きさで、深いから近づくと危険!吾輩捨て猫ホームレス仲間も要注意だ!

       今回は鎌倉橋付近で出会った吉祥草と白山菊(シラヤマギク)と吾輩仲間
       のおしゃべりを…。
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by love-letter-to | 2008-11-17 11:39 | 小平の原風景求めて | Comments(2)

道草ノート:捨て猫ホームレスその25

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      玉川上水堤の下草も立ち枯れたり、黄ばんで暦の上では立冬に。
      吾輩捨て猫ホームレスも昼間はつとめて日向ぼっこと散歩を楽しんでいる。

      おやおや玉川上水堤が開拓前の原野みたいになっている!
      古い文献には、江戸承応年間に羽村から四谷大木戸まで上水路の開削が
      行われる以前は、萱ススキ、笹などの生い茂る原野だったようだ。

      だから、草刈りや土手の管理を怠ると元の萱ススキが勢力を取り戻してしま
      うらしい。吾輩捨て猫ホームレス仲間によると、数年前までは仲秋の名月を
      迎えると、堤のススキを刈り取って持ち去る人が絶えなかったのに、その
      古くからの優雅な年中行事も下火になってきたようで…。

      
      今回は上水堤の秋の宝石のようなリンドウとヤクシソウと吾輩仲間との
      おしゃべりを。
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by love-letter-to | 2008-11-10 14:59 | 小平の原風景求めて | Comments(2)

道草ノート:捨て猫ホームレスその24

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     上水堤の紅葉の見頃はまだ先のようだが、ケヤキの梢が赤みを
     おびて、ムラサキシキブの実が瑠璃の輝きを。
     吾輩捨て猫ホームレスの毛並みにもイノコヅチの実がいつの間にか
     くっついて毛づくろいが大変になってきた!

     旧鈴木街道である回田中通りに面した鈴木稲荷神社の鳥居前に、
     ブロックで囲われた小さな祠にも秋の花が供えられていた。
 
     民間信仰の白山様が祀られている。地方によっては「はくさん様」とも
     「しらやま様」とも呼ばれ、その起源は平安時代に遡るそうだが、この
     一帯は江戸中期、享保年間に開拓された新田だから、その後に設け
     られ、当初は鈴木稲荷神社境内にあったとも言われているが…。

     この土地の白山様は歯の痛みを取り除いてくれるという謂われがあり、
     歯が痛むと自分の箸を供えて、代わりに萩の箸を頂いて帰り、痛みが
     治ると萩の箸を沢山備えてお礼参りをしたそうだ。誰も見てない時に
     お参りしないと効き目がなかったとか!

     吾輩捨て猫ホームレスの仲間も時折りお参りしているみたい。さて、
     今回は年々増えている外来種仲間のシャクチリソバ(赤地利蕎麦)と
     ハゼランとのおしゃべりを。
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    新堀用水などの水際に自生していたミゾソバがシャクチリソバに押されて
     激減しています。
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by love-letter-to | 2008-11-03 11:00 | 小平の原風景求めて | Comments(6)