忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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道草ノート:捨て猫ホームレスその32

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       年末寒波が少し緩んで吾輩捨て猫ホームレスも何とか年を越せ
       そうでやれやれ。
       除夜の鐘が鳴り響いて来る時をもうすぐ迎えるが、小平発祥の地
       の菩提寺・小川寺には鳴らない梵鐘が!
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       小川新田の開拓が始まって30年、青梅五日市方面から石灰や木
       材、薪炭などを運ぶ馬継ぎ場として繁盛し、入植者たちの生計にも
       ゆとりができて、菩提寺の小川寺に梵鐘が寄進され除夜の鐘も打
       ち鳴らされたと思われるが、昭和の大戦中にこの梵鐘も供出された
       そうだ。

       武器弾薬にするため溶かす窯に放り込まれる寸前に、心ある人に
       よって救出されたが、熱をかぶって音の響きが悪くなってしまった
       とか。その後、昭和62年に小平市の有形文化財に指定された数
       奇な運命の梵鐘だ。
       吾輩捨て猫ホームレス仲間たちも、この命拾いした梵鐘にあやか
       りたいもんだと…。今回は寒に花咲く八つ手と正月を象徴する万両を。
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      それではよいお年を!
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by love-letter-to | 2008-12-30 00:18 | 小平の原風景求めて | Comments(4)

道草ノート:捨て猫ホームレスその31

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        商店街や住宅地ではクリスマスムードで、ライティングでピカピカ!
       経済不況で派遣切りとか非正規雇用労働者が社員寮からの立ち退
       きも迫られてホームレスが増えると予測されているだけに、吾輩捨て
       猫ホームレスの目には街路や広場のイルミネーションも心もとなく感
       じてしまうが…。

       寺や神社の境内では除夜と初詣客を迎える準備が始まったようだ。
       八左衛門橋南側の上水南稲荷神社でも、元日午前零時50分から
       お神酒とけんちん汁、甘酒などで無料接待されるそうで、間伐材や
       剪定した枝が山のように積み上げられていた。

       暗闇の中で赤々と燃えあがるお焚き上げの火はクリスマスの灯より
       温かく、300年近い伝統を感じさせてくれるように思うのだが…。
       今回はすっかり裸木立になった上水堤の上空と足元で見つけた赤
       い実と吾輩捨て猫ホームレス仲間のおしゃべりを。
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by love-letter-to | 2008-12-23 13:46 | 小平の原風景求めて | Comments(0)

道草ノート:捨て猫ホームレスその30


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      おや懐かしい!熊手だ!納屋の軒下に立てかけてある!

      この屋敷森に囲まれた旧家では、落ち葉を掻き集めるのに熊手が活
      躍しているようだ。吾輩捨て猫ホームレスの手も借りたいほど、次
      から次へと落ちてくるからね。ちょっと手を抜くと近隣から苦情が来
      るとか。

      熊手といえば「幸運や金運を掻き集める」縁起ものとして、酉の市
      で未だに人気を呼んでいるが、平安末期以来、熊の手に似せた鉄製の
      爪をつけて、武器としても使われてきたそうだ。

      吾輩捨て猫ソクラテスならぬホームレスの古い記憶では、弁慶が背負っ
      ていた七つ道具の一つに熊手があったとも伝えられてるんじゃないかな。

      …というところで、今回は落葉のシーズンにほのかな香りを漂わせて咲く
      花、枇杷の花とイヌビワの花と吾輩捨て猫仲間たちとのおしゃべりを。
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by love-letter-to | 2008-12-15 21:55 | 小平の原風景求めて | Comments(4)

道草ノート:捨て猫ホームレスその29

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        ここ数日で銀杏並木はほとんど裸になり、上水堤も落ち葉のカー
        ペットが敷き詰められた。こっそり歩いても吾輩捨て猫ホームレス
        の足音に驚いてキジバトやシジュウカラが慌てふためいて飛び立
        つんだ。でも落ち葉を踏みしめる音ってロマンティック!

        菊作りや家庭菜園をしている人、近隣の農家からも落ち葉を集め
        に来ていて、“落ち葉銀座”って呼ぶ人も。

        犬を散歩させている人も多いから、“犬の原宿”とも呼ばれるそうだ。
        吾輩猫族はちょっとジェラシーを感じてしまうが、猫族はゴーイング
        マイウェーだから、飼い主とお散歩なんてできそうにもないけど。

        今回は冬木立になりつつある上水堤のエンタテイナー、ツリバナ(吊
        り花)とマユミ(真弓)と吾輩捨て猫ホームレス仲間のおしゃべりを。
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by love-letter-to | 2008-12-08 20:06 | 小平の原風景求めて | Comments(0)

道草ノート:捨て猫ホームレスその28

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     今日から師走。吾輩捨て猫ホームレスも明け方の冷え込みが身に
     しみるようになったが、幸い風もないので木漏れ陽散歩に。

     ワーオゥ!屋敷森の欅がいつの間にか紅葉して燃えてるようだ!
     武蔵野を代表する景観は何といっても屋敷森と雑木林だと言われる。
     
     かつての武蔵野台地は秩父颪(おろし)とか言って冬場は冷たい風が
     吹き荒れ、春先には関東ローム層の畑土を巻き上げた。そうした風や
     土埃から家屋敷を守り、夏場は強い日差しを防ぎ、秋口に襲来する
     台風にも備えて設けられ、受け継がれてきた屋敷森。

     欅、樫、椎などの落葉樹が南側に、杉や竹林は北や西側に植えられて
     いることが多い。それらは用材や燃料、落ち葉は堆肥に…と暮らしに欠
     かせない生活森だった。

     吾輩の目からすると紅葉シーズンには“お色気”が乏しい屋敷森だが、
     褐色に色づいた欅の大木に陽が注ぐと爆発しそうな勢いだ!
     今回は花に代って目を楽しませてくれる上水堤の赤い実と、吾輩捨て猫
     ホームレス仲間のおしゃべりを。
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by love-letter-to | 2008-12-01 23:03 | 小平の原風景求めて | Comments(2)