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             上水ちゃんの痛ましい水死事件
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       暦の上では一年で最も暑いとされる大暑を迎えた。この10年間の東京・名
       古屋・大阪・福岡の主要4都市における35℃以上の日が計335日と1967~
       76年の3倍近くに。このため夏日(1日の最高気温が25℃以上)と真夏日(同
       30℃以上)に加えて35℃以上の日を2007年以降「猛暑日」とすることになっ
       たそうで、吾輩捨て猫ホームレスにとって上水堤の緑陰は猛暑日の駆け込み
       寺になっている。

       西武国分寺線・鷹の橋~新小川橋間の新堀用水で約100メートルが暗渠に
       なっており、街路との境界にコンクリート製の台座のようなものが20ほど設置
       されているのが前々から気になっていた。台座の底辺は60~70センチ、高さ
       も70センチ位で上部に防護柵を取り付けた跡が残っている。

       付近に詳しい「小平市玉川上水を守る会」事務局長の庄司徳治さんが保存し
       ている資料によると、昭和41年2月1日、この台座の並んでいる付近の新堀用
       水に2歳の男児が転落し、翌日、水死体で発見されたそうだ。母親が買い物中
       に用水脇の空き地で遊んでいて、笹や草藪に覆われていた水路に誤って落ち
       たらしい。

       当時の水深約1メートル、水量も多く、しかも用水掘の中央部6カ所に井戸のよ
       うな半径3メートルの穴が開いており、容易に発見できず痛ましい事故がおきて
       しまった。鷹の台駅近くのこの付近は住宅が急増している時代で、砂川市外6ヶ
       用水路水利組合から危険防止策の要望書が提出され、急遽、小平市で台座と
       防護柵を設けて、その後暗渠工事がされたようだ。

       男児の名前が悲しいことに上水ちゃん。玉川上水沿いの景観に惹かれていた両
       親はその後移転したそうである。今回は上水堤を薄紫の花穂で彩っているヤブラ
       ンとヒメヤブランを。
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by love-letter-to | 2009-07-28 00:02 | 小平の原風景求めて | Comments(2)
              石 橋 二 ヶ 所 供 養 塔
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       いよいよ明日22日、日本でもトカラ列島悪石島付近で今世紀最長といわ
       れる皆既日食が観測され、小平周辺でも最大食度0.749前後の部分日
       食が見られるそうだが、晴天率は30%…。吾輩捨て猫ホームレスも皆既
       日食に伴う不思議な現象を体感できるのではないか期待しているのだが。

       今回は先週の鈴木分水の先を追ってみると、宅地や畑地で暗渠になって
       いる部分もあるが、鈴木稲荷神社境内で開渠となり、その先の鈴木街道
       沿いでも30メートルほどかつての分水の姿を。

       その堀の脇に赤い前掛けをかけた馬頭観音、供養地蔵など5体の石仏が
       並んでいた。最も大きな一体の正面には「石橋二ヶ所供養塔」と彫られ、左
       側面には「左 こくぶんじ ふちゅう」と彫られて道標も兼ねていたようだ。
       エッツ!左が国分寺・府中方面?と、吾輩は一瞬方向感覚を失い頭をひね
       ってしまったが、かつての鈴木街道はこの道標の位置から左に折れて南進。
       玉川上水・五日市街道方面へ向かっていたのだ。

       どうりで鈴木稲荷神社の大鳥居と参道が現在の鈴木街道ではなく、回田中
       通りの路地に面しているんだ。刻印からすると寛政十二年(1800)十一月造
       立で、庚申の文字も刻まれており、石橋供養と道標、庚申塔を兼ね今でいう
       多目的建造物なんだね。鈴木街道は通称で正式には東京都道132号小川
       山田無線。喜平橋から西東京市内青梅街道・橋場交差点まで。
       今回はもう花の盛りを過ぎてしまったが優美な山百合と、対象的な路傍の花
       露草とのおしゃべりを。
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by love-letter-to | 2009-07-21 17:57 | 小平の原風景求めて | Comments(6)
            鈴 木 分 水 親 水 エ リ ア
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       本日14日11時、気象庁から「関東甲信地方は梅雨明けしたとみられる」
       と発表され、玉川上水堤でも夏本番を告げる山百合が優雅に咲き始めた。
       我が輩捨て猫ホームレスから見ると、上水堤では最高に美しく最大の花で
       その芳香にもうっとり。残念なことに山百合の中でも最高の場所で最高の
       花数をつけていた株が、数日前に根元から鋭い刃物でバッサリ切り取られ
       てしまった!

       憤りとやるせない気分に陥りながら、今春改修工事をされた鈴木分水の親
       水エリアへ。小平団地の東門付近で回田道と分岐する地点から80メートル
       ほどだが、かつて鈴木新田一帯(現在の鈴木町1~2丁目と花小金井1~3
       丁目、御幸町)に導かれた水路両岸が丸太と板壁で補修され、遊歩道も設
       けられて、吾輩の頬をなでる風も心地よく感じられた!

       鈴木新田は徳川八代将軍の時代の新田開発政策の一環により開拓された
       新田の一つで、水路図によると鈴木分水は桜橋下流で新堀用水から分水さ
       れ、鈴木街道に沿って南北に水路が掘られ全長約8キロ。享保19年(1734)
       に完成した土木遺産だ。

       水路は途中で2手に分岐しており、その分岐点の仕組みも観察できて本日
       の道草は学習効果も。小平市内には開拓以来の分水路が約55キロも残っ
       ているそうで、おいおい水辺が甦り、その冷却効果に期待して今回はのっぽ
       の野草タカトウダイとチダケサシを。
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by love-letter-to | 2009-07-14 22:24 | 小平の原風景求めて | Comments(2)
          河野直人さんのツィターコンサートへのお誘い
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      世界的なツィター奏者・河野保人Jr.直人さんのコンサートが7月23日(木)
      19:00~JR三鷹駅北口の武蔵野芸能劇場で開かれます。

      去る4月開かれた河野保人さんの演奏会でも父親とのデュオ演奏でナイーブな
      感性と繊細なテクニックを披露しておりましたが、今回は直人さん自身がプロデ
      ュース。若手といっても演奏歴は20年余、古代ギリシャ時代からの古典楽器ツ
      ィター音楽を追求するとともに、クラシックやフォーク、日本のメロディなど様々な
      ジャンルの演奏でも活躍しております。

      「菩提樹の木蔭にて」「遥かなる都」「第三の男」「浜辺の歌」、直人さん作曲の
      「ロマンス」などのソロ演奏に加えて、ゲストも迎え和調の小さな劇場ならではの
      楽しめるコンサートにと意欲を燃やしています。応援して上げて下さい!
      チケットは全席自由3,000円。申込みは042-322-0216河野音楽事務所へ。
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by love-letter-to | 2009-07-07 11:47 | エクスプレス | Comments(2)

忘れ得ぬ人々&道草ノート折々


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