<   2010年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

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   記録的な猛暑も彼岸の中日をはさんで、一気に朝夕は肌寒さも感じられるようになり
   ました。一日で気温差が15度Cも高下すると頭の記憶装置も怪しくなるようで、認知
   症じゃないかしら…と心配になるほど物忘れ度忘れがひどくて、これからが思いやら
   られる日々。老いとの闘いを実感しています。
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   延々と続いた猛暑の影響で遅れていた彼岸花も、玉川上水堤では今月20日頃から咲き
   始めました。高麗川の巾着田のような大群生ではありませんが、木の下闇を背景にした
   上水堤の彼岸花は秘めやかで、幽玄さが命!
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   秋のお彼岸前後に咲くから“彼岸花”の名で親しまれていますが、天上に咲く花と伝え
   られ、曼珠沙華と呼ばれることも多いようです。私には八方に広げた雌雄の長い蕊が千
   手観音のように感じられ、捩じれたリボンのような6枚の真紅の花弁は、心の葛藤を象
   徴しているようにも思えて…曼珠沙華の方がぴったりきます。ことに上水堤では!
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   お寺やお墓にもよく咲いているので仏花とか死人花と忌み嫌う人も多く、私は田んぼの
   畔で咲いている曼珠沙華を腕いっぱいに摘んで帰って、祖父母にひどく叱られました。
   祖父母の世代が仏花とか死人花と忌み嫌ったのは、花や茎が有毒であることも影響して
   いるのかも知れません。毒だから近づかないように…と。

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   或る人の偲ぶ会に参加するため今月24~25日、奥日光を訪ねて来ました。黄金色に輝
   く稔田の縁や小川べりにも曼珠沙華車が群れ咲いているのが、車窓から眺められました。
   遠目に見ると幼児が無邪気に手を振っているようで、仏花や死人花の印象とは程遠く思
   えました。さあ、これから老いとの闘いに備えなくては!ああ曼珠沙華よ!
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     ・・・・・・・・・・・お誘い!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   上水本町で自宅のお庭を公開して下さっている「オープンガーデン柴山邸」のたづ子夫人
   から今秋もオータム ジョイント コンサートの案内状を頂きました。たづ子夫人が指導して
   いる南アコーラスOGによる「プロティア・コーラス」と所沢・松が丘女性合唱団「メゾフ
   ォルテ」合同で参加。「サウンド オブ ミュージック」から6曲の懐かしのメロディを歌い
   ます。お時間のある方はど~ぞ!
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by love-letter-to | 2010-09-26 22:22 | 道草フォト575 | Comments(0)
やっと初秋が感じられるようになりました。絵と手打ちうどんのコラボレーションは如何?野の花が大好きで、野の花に詳しい画家・川端保子さんの作品展の案内状が届きました。
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絵と手打ちうどん…一見ミスマッチのようですが、川端さんによると「技と心を込めた二つのアート」だそうです。上掲の案内状のように小平市上水南町の住宅街の森田さんのお宅のフロアーで火木土曜の11:00~15:00だけ、家族で手打ちうどん処を開いています。ちょっとカフェのような雰囲気です。路地奥ですが駐車場はあります。

今年の夏、玉川上水堤でやぶ蚊に悩まされながら描いた山百合、南フランス・プロバンスの片田舎の一軒家に滞在して描いたサントヴィクトワール山などの油彩と水彩が15点ほど展示されています。
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手打ちうどんのメニューは温かいのと冷たいのと各4~5種類で600~700円。コーヒーもオーダーできますので、ごゆっくりど~ぞ!川端さんの作品展は今月30日までですので、もう少し早く紹介すればよかったのですが…。
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   二年ほど前に作ったフォト575です。
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by love-letter-to | 2010-09-18 16:45 | エクスプレス | Comments(2)
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   台風6号一過、小平市周辺でもほぼ一ヵ月ぶりに雨らしい雨が降り、涼気をもたらせて
   くれましたが、また残暑が再燃してしまいました。でもここ数日が最後の峠のようです
   ね。玉川上水堤では風が変わってきたのを感じます。しかし、晩夏から秋口に開花する
   野草の多くには猛暑の後遺症が目立ち、くたびれ果てたような姿をさらしています。
   そんな上水堤で、“小さな秋”を見つけながら歩いてみました。9.11の日に。
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   細長い茎に釣鐘型の薄紫色の花を5~6個輪生させながら、あるかなき風にも揺らせて
   いるツリガネニンジンは、上水堤にいち早く秋の訪れを告げてくれます。花の径は1セ
   ンチ前後と小さく、淡い色なので決して目立つ存在ではありませんが、ロマンティック
   で想像を掻き立ててくれます。私には古都ブルージュの旅で耳にしたカリヨンの音色を
   連想させてくれる花です。その根が朝鮮人参に似ていることから釣鐘人参だそうですが、
   もうちょっと素敵なネーミングがないかしら。花言葉は優しい愛情・感謝・誠実。
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   例年なら樹陰で円錐形の薄紫色の花穂を連ねているツルボ(蔓穂)も、熱暑に耐えかね
   てあっという間に萎れて…。大名が宮中に参内する時に差し掛ける傘に似ていることか
   ら参内傘(さんだいがさ)の別名もあるユリ科の多年草ですが、今期は数も少なく花の
   命も短かったようです。
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   例年なら白山菊が秋の風情を盛り上げてくれるのですが、今のところさっぱり。何とか咲
   いている野原薊に蝶や昆虫たちが、入れ替わり立ち替わり集まってきていました。彼ら
   も花が少なくて餓えているのではないでしょうか?晩春から咲く野薊と夏から秋にかけ
   て開花する野原薊の違いは、野薊は一茎に頭花を一輪つけるのに対して、野原薊は数
   本に枝分かれして、それぞれの先端に花をつけるのが特徴だそうです。
   懐かしのヒットソング『あざみの歌』で「山には山の憂いあり…くれない燃ゆるその姿、
   あざみに深きわが想い」と歌われているのは、さて野薊か野原薊でしょうか? 
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by love-letter-to | 2010-09-11 21:45 | 道草フォト575 | Comments(0)
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   何たる残暑!何たる長い夏!9月に入っても猛暑の記録を更新中で、気象庁観測史上
   113年間で一番熱い夏!
   玉川上水堤もカラカラに乾燥して、前を歩く人の土煙が逆光に浮かび上がって見えるほ
   どです。直射日光を浴びているエリアでは、ミズヒキの葉が赤茶けて「雨が欲しい!」
   と叫んでいるかのよう。熱中症かもしれません。
   そんな上水堤沿いで元気印はノウゼンカズラと百日紅、千日紅に百日草、向日葵、日
   日草に蔓日草など。名前に“日”がつく花が猛暑にめげず長寿のようで…。
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   凌霄花と書いてノウゼンカズラ。蔓性の木本だそうで、それ自体では立ち上がれなく
   て、周囲の樹木や生垣などに絡みついて“木”になり済ましています。夏から秋にかけ
   緋色のラッパ型の花を咲かせ、門口で悩ましげに揺れているのをよく目にします。中国
   原産でノウゼンというのは凌霄の字音によるといわれ、古くはノウセウと読まれたとか。
   メラメラと燃え上がる炎天下、樹木を虜にして奔放に日々新しい花をつける凌霄花。ま
   とわりつく習性からか艶っぽく感じられてしまいます。夕方にはポトリポトリと散ってしま
   う一日花でもあります。
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   街路樹にも多いサルスベリは、7月初旬から10月頃まで100日余りも咲き続けることか
   ら百日紅と称されるのは有名ですが、群がって咲く花の “素顔”はなかなか複雑でミス
   テリアスです。一つの花は短い花柄の先にフリル状の花弁を6枚つけ、花の径は4~5
   センチ。6枚の花弁は不揃いで重なり合っている上に、一度咲いた枝先に再度芽を出し
   て次々に花を咲かせるので、長~く咲き続けているように見えるそうです。シャッター
   を下ろした商店街で百日紅だけが元気に咲いているのは複雑な気持ちに。
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   さらに寿命の長い千日紅はドライフラワーにしても3年前後は色が変わらないことから
   その名称が!アジア・アフリカ・オーストラリアの熱帯地方と、アメリカ合衆国南部か
   ら南米にかけて100種近く分布していますが、身近で見られるのは園芸種。百日草と金
   色コスモスは市街地に最近増えてきたアカボシゴマダラ蝶がよく訪れています。厳しい
   残暑の中でホッとさせてくれるシーンです。
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   向日葵は日中はさすがに葉をしょぼんと垂らしていることもありますが、花は元気。で
   も最近は“小顔”ブームのようで、一株に小ぶりの花を多数つけています。日日草、蔓
   日草、芙蓉もまだ日々新しい花を次々と咲かせていますが、そろそろ秋が恋しいなあ。
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   上は緑のカーテン(小平市役所で)
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by love-letter-to | 2010-09-04 14:17 | 道草フォト575 | Comments(0)

忘れ得ぬ人々&道草ノート折々


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