忘れ得ぬ人々& 道草ノート

ankodaira.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

道草フォト575 その163 夏越しの祓に

f0137096_2164640.jpg
   6月最後の日の今日で、今年も前半が終わります。「夏越しの祓」「夏祓」と称して神
   社などでは、半年分の穢れを祓う茅の輪くぐりも行われたそうです。月日が経つのが
   あまりにも早くて、心身が追いついて行けない感じですが、梅雨の中休みにしては湿
   度も低めで、心地よく過ごせたことに感謝!
   先週、数日間降り続いた雨の後の朝、玉川上水堤へ。小松橋近くの保存樹林でオオ
   バギボウシが開花していました。長楕円形の大きな葉の間から伸びた長い花茎は、
   長雨に打たれて倒れ掛かりながらも、淡いラベンダー色のふっくらとした蕾を幾つもつ
   けていました。
f0137096_21121742.jpg
   葱坊主みたいな蕾は、そっと両掌を合わせているようにも見えます。その姿が橋の欄
   干の頭に取り付けられている宝珠の飾りに似ていることから、擬宝珠と書いてギボウ
   シ、あるいはギボシと呼ばれています。樹下で育っているギボウシの花や蕾は透明感
   があり、辺りは山里の雰囲気に包まれていました。
f0137096_2117732.jpg
   ふと目を転じると、下草の茂みに羽黒トンボがヒラヒラと舞い降りてきたではありませ
   んか!4枚の黒い翅を蝶のようにヒラヒラさせて、優雅です。上水堤でシオカラトンボ
   やオニヤンマ、アキアカネに出会ったことはありますが、ハグロトンボに出会うのは初
   めてでした。
f0137096_2119087.jpg
   子どもの頃、「お羽黒」と呼んで追いかけたハグロトンボに出会えるなんて!その胴体
   部分がサファイアかエメラルドみたいな光沢があるのに驚きました。
   トンボ図鑑によると「翅が黒いのが特徴で、雄は体色が全体的に黒く緑色の金属光沢
   があるのに対し、雌は黒褐色。他のトンボのように素早く飛翔したりホバリングしたりせ
   ず、チョウのようにひらひらと舞うように羽ばたく。その際、パタタタ……と翅が小さな音
   を立てる」とのこと。
f0137096_21212654.jpg
   ヒヨドリバナが早々と咲き始めていました。晩夏から秋口にかけてヒヨドリが鳴く頃に開
   花することから、この名前が付けられたと言われるのに、もう開花するなんて!
   あの甲高い鳴き声を年中耳にしているのに、ヒヨドリの鳴き始める頃とは…不自然な気
   もします。ウィキペディアによると秋には暖地へ移動する個体も多く、10~11月にはヒ
   ヨドリの渡りが日本各地で観察されるとか。都市周辺では街路樹や庭木などが殖えて
   冬季でも食糧に不自由しなくなったので、ヒヨドリは留鳥化しているのでしょう。
f0137096_2124444.jpg
   ヒヨドリバナはキク科の多年草で、直立した草丈の上部で張り出した枝の先端に、筒状
   の小さな白い花が集って咲いており、フジバカマに似た風情。小花に蝶や昆虫が盛ん
   に訪れています。カメラを構えていたら薮蚊に喰われてしまいました。これからが思い
   やられます。お祓いをしなくては!
f0137096_21264167.jpg
   今月9日付けの当ブログで紹介しました学園東町2丁目のオープンガーデンで、アーチ
   チョークの花が開花しておりました。ワァーでかい! 澄んだ紫色の頭花は、大きいも
   のは直径30センチ近く、生命力にあふれていました。

f0137096_21303970.jpg
   東村山市萩山1-31-10にある手仕事と工芸の店『のゝはな』から、「沖縄まつり」の
   案内状が届きました。小平駅南口からグリーンロードを萩山方面へ歩いて 2~3分の
   所に、元小学校教諭の室井直美さんが開店して 14 年目になります。絵が好き、手仕
   事が好きだったそうで、51歳で全く別世界に飛び込んだ勇気にびっくり。でも大丈夫か
   しら…と案じていましたが、人と物との出会いが新鮮で楽しかったそうです。7月12日
   (金)~17日(水)に開催される「沖縄まつり」も、沖縄を再三訪ねて、素朴で南国の大
   らかさ、伝統を受け継いでいるガラスや陶芸、琉球張子、宮古上布の制作者や工房と
   親しくなり、室井さんが選んで来た作品の展示即売会です。
f0137096_213135100.jpg
   会期中、ワンコインカフェも臨時オープンして、オリオンビールとおつまみ、さんぴん茶
   とお菓子セット各500円で。11:00~18:30開店。電話:042-343-8073のヽはな
[PR]
by love-letter-to | 2013-06-30 21:33 | 道草フォト575 | Comments(0)

道草フォト575 その195 梅雨の晴れ間に

f0137096_13181750.jpg
   6月も下旬に。梅雨とは言え雨がちの日が続くと、晴れ間が嬉しくなります。数日ぶ
   りに晴れ間に恵まれた昨日、富士山が世界文化遺産に登録されることになりました。
   ユネスコの諮問機関から除外するよう勧告されていた三保の松原も含めて“世界の
   富士山”になったと…。明けて今日は太平洋戦争で最大規模の激闘地・沖縄戦が終
   結した日で20万人以上の命と文化遺産の殆どが失われたことも、年々重く感じられ
   るのは同世代の沖縄出身の知人が相次いで他界したからではないかと思います。
   そんな喜怒哀楽を抱きつつ、梅雨の晴れ間を見計らって上水堤へ。通りがかりに立
   ち寄った小平団地の芝生で、ネジバナがいじらしく花穂を捩らせていました。
f0137096_13242857.jpg
   ネジバナはその姿からネジリバナとかラセンバナ、あるいはモジズリ(文字摺り)とも。
   モジズリの名は平安の昔から「信夫綟摺(しのぶもじずり)」に由来すると言われてい
   ます。信夫綟摺というのは、陸奥国信夫郡(現在の福島市あたり)でかつて作られた、
   捩じれて絡まったような文様の染め物のことだそうです。そんな謂われよりも、恥らっ
   て身を捩らせているみたいな姿に連想を掻き立てられるみたい。
f0137096_13251530.jpg
     蝶や虫たちも梅雨晴れを待っていたらしく、オカトラノオの花穂に彼らの姿が!
f0137096_13273599.jpg
       こういうシーンが末永く見られますように!
f0137096_13291620.jpg
   上水の夏を代表するノカンゾウ(野萱草)も開花。朝な朝なに黄橙色の花を開いて笑
   顔を振りまいているようです。この花を眺めていると憂いを忘れさせてくれると伝えら
   れ、ワスレグサの別名も。

f0137096_13311324.jpg
   梅雨明けが伝えられる頃になると、藍染を身につけたくなります。それで思い出した
   のが、あきる野市小中野の高台にある藍染工房「青海波ai」です。青梅市で長く洋栽
   と藍染工房を開いていた吉村敬子さんが、2年ほど前に新規に設けたアトリエです。
   モダンな白壁の洋館のドアを開くと藍ワールド!
f0137096_13452165.jpg
   伝統的な藍染作品から現代のファッション感覚にフィットさせたウェアやスカーフ、バッ
   グ、帽子、アクセサリー、インテリアグッズ他、ティーカップやソーサーまでオール藍染。
   紺より淡く、ブルーよりも深い濃淡藍色に惹き込まれてしまいました。元は洋裁とデザ
   インのベテランだけに縫製も洗練されていて、あれもこれも試着したくなりました。お値
   段もリーズナブルで染め直しやリフォーム もしてくれるそう。 藍は愛に通じるらしく、吉
   村さんのセンスには夢があるように思いました。 独力で染めから縫製までやっている
   ため毎月1~10日だけ11~18時に公開しています。
   JR五日市線武蔵五日市駅から徒歩20分。数馬や藤倉、払沢の滝入り口行バスで西
   小中野下車、徒歩4~5分。あきる野市小中野256-2 電話:042ー596ー4925。
   黒茶屋の向かい辺りの坂を道なりに歩いて行と、突き当りに。
f0137096_13521071.jpg
    富士山が世界文化遺産に登録された昨日22日に、河口湖に滞在していた友人が
    送ってくれた富士山の姿です。
  
[PR]
by love-letter-to | 2013-06-23 13:47 | 道草フォト575 | Comments(0)

道草フォト575 その194 青梅どき

f0137096_16435237.jpg
   雨がしとしと青梅どき、紫陽花も七色に。6月も半ばを迎えて第三日曜日の朝。父の
   日で、天気予報記念日でもあるそうです。明治17年(1884)のこの日、日本で最初の
   天気予報が発表され、その第一号報は 「全国一般風ノ向キハ定マリナシ。天気ハ変
   ワリ易シ但シ雨天ガチ」。気象衛星、気象レーダーなど最新の情報システムを駆使し
   て各地の天候が刻々と伝えられる今日でも、この時期の天候が変わりやすいのは同
   じですね。
   梅雨の晴れ間に上水堤へ急ぎ足で。小松橋近くの保存樹林へ分け入ってみました。
   昨秋、間伐・剪定されて見違えるように明るくなり、下草も足首丈で歩きやすくなりまし
   た。ふと足元を見たら、ホタルブクロがふっくらとした提灯を幾つも提げていました。そ
   の中に静けさを抱きしめているようで…。
f0137096_1651143.jpg
   かつて、子供らがこの花の中にホタルを入れて遊んだことから、蛍袋の名前がつけら
   れたと伝えられていますが、この付近では蛍の姿は幻になって久しくなりました。ホタ
   ルブクロにはその変種で、山地に多く生育するヤマホタルブクロがあり、ここに生育し
   ているのはヤマホタルブクロかもしれません。
   どちらも外見はほとんど変わりませんが、ヤマホタルブクロは萼片の間が盛り上がっ
   ており、ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片があるそうです。
f0137096_1653745.jpg
   この保存樹林ではアジサイもその原種とされるガクアジサイ(額紫陽花)、その品種
   改良を重ねて手毬咲きにしたアジサイ (紫陽花) 、変わり咲きの墨田の花火系があ
   り、それぞれの魅力を。なお、ガクアジサイの中央部に密集している小さな球形を植
   物学的には両性花と呼び、周囲にまばらについているのは単なる飾りで、装飾花と
   呼ばれるそうです。
f0137096_16564488.jpg
      雑木林の中のアジサイもしっとりとして素敵です。
f0137096_1654242.jpg
   近くの堤ではオオマツヨイグサ(大待宵草)も、昼間の月のような花を咲かせていました。
f0137096_16581463.jpg
   竹久夢二作詞の抒情歌「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ…」で、一世
   を風靡した風情ですが、夕方に開花して翌朝には赤く変色してしぼんでしまうので、
   道草歩きの時間帯では、なかなか出会えません。それだけに愛おしくて。
f0137096_173854.jpg
   歌の流行で宵待草と呼ばれることが多いけれど、本来の名前はオオマツヨイグサ。
   太宰治の『富獄百景』で「富士には月見草がよく似合う」と書かれていますが、その
   月見草もオオマツヨイグサだそうです。詩心をそそる花なんですね。
f0137096_1715260.jpg
   自生野草保護ゾーンのオカトラノオの群生の中で、ノアザミ(野薊)とトラノオのツー
   ショット。ノアザミの咲く上水堤は武蔵野の原野への追想があれこれと…。 梅雨の
   晴れ間のノアザミは生命力にあふれていました。

f0137096_1765866.jpg
   父の日の今日、午後から雨も上がり、陽射しが見えてきました。先ほど会津の知人
   からグリーンアスパラガスが届きました。会津地方も雨不足でアスパラガスの芽が
   伸びず、1カ月遅れで出荷できることになったそうです。長さ約30センチ、そのエメ
   ラルドグリーンを食べてしまうのは勿体ない気もしますが、夕食に訪れる息子一家
   たちのために、これからアスパラガスとウィンナーソーセージのグラタンに挑戦して
   みます。
   アスパラガスの梱包に添えられていた料理メモによると、アスパラガスとウィンナー
   ソーセージは乱切り。 すり下ろした長芋に生クリームを混ぜて塩、胡椒で下味をつ
   け、アスパラとウィンナーも加えて、バターを塗った耐熱容器に。卵黄を乗せ、粉チ
   ーズを振ってオーブンへ。15~20分焼き上げるそうで、わりと簡単ですから。
[PR]
by love-letter-to | 2013-06-16 17:08 | 道草フォト575 | Comments(2)

道草フォト575 その193 梅雨のずる休み

f0137096_15585176.jpg
   梅雨がずる休みしたままに迎えた6月第二日曜日。ずる休みとはよく言ったもので、
   今年の流行語大賞の候補になるかも?
   上水堤では歩くと土煙が舞い上がり、今月初めから白い花穂を揺らし始めたオカト
   ラノオ(岡虎の尾) も、脱水状態になるのではないかと心は湿りがち。紫陽花や花
   菖蒲のためにも、ひと雨欲しいです。
   天気図によると東海から関西、四国、九州は雨が降っており、ことに九州南部は激
   しい雨への注意が必要だとか。
f0137096_1623925.jpg
   円錐形花序の付け根から5弁の小花を開花させるにつれ、優美な曲線を描くオカト
   ラノオの花穂。一位橋~桜橋にかけて群生している辺りに立つと、オカトラノオがラ
   インダンスをしているよう!同じ方向に同じようなカーブを描いて…。
f0137096_1671918.jpg
   同じ自生野草保護ゾーンでも、品種の違いか猫の尻尾みたいなオカトラノオも。
f0137096_16102658.jpg
   商大橋近くではウツボグサ(靱草)が、下草の茂みでひっそりと開花していました。
   ずんぐりした花序に鮮やかな紫色の唇弁型の花をつけていました。花が終った後
   の枯れた姿が、矢を束ねて入れるための武具・靱(うつぼ)に似ているところからウ
   ツボグサと命名されたとのこと。でも靱そのものが遠い存在になってしまいました。
f0137096_1614462.jpg
   この時期、乾燥続きの堤を歩くと眼の回りや頬が痛痒くなって、アレルギー症状に
   悩まされるのは、土埃に交じってイネ科のカモガヤ(鴨萱)やイヌムギ(犬麦)など花
   粉が飛び交っているのでは ないかと思うのですが、どちらも最盛期のようです。で
   きるだけ近づかないようにして歩いているのですが、桜橋~商大橋にかけて五日市
   街道側では、カモガヤに通せんぼされてしまいました。花粉症の元凶は杉や檜だけ
   でなく、皮膚科医によると、イネ科植物による花粉症患者も増えているそうです。
f0137096_1616212.jpg
   この日は早々に上水堤から退散して、警察学校裏通りで公開されているオープンガ
   ーデンに立ち寄ってみました。元はDo Greenという園芸店だったのですが、2年ほ
   ど前にクローズして残念に思っていたところ、跡地にささやかな草花ガーデンが設け
   られ、木曜~日曜日の10~16時は「ご自由にどーぞ」とのこと。
f0137096_1618728.jpg
   元園芸店だっただけに、ちょっと目新しい草花に出会えます。30坪ほどの敷地にタイ
   ルレンガ敷きの歩道もお洒落で、ガーデンテーブルや椅子も備えられています。
f0137096_16192415.jpg
   名前は分からないそうですが、昼咲き月見草に似た風情の濃いピンクの小花がこの
   日は満開!
f0137096_19301710.jpg
   ホワイトレースとも呼ばれるオルレアも、白い繊細な花穂を楽しませてくれました。
f0137096_16213626.jpg
   食用にもなるアーティチョークが大きな蕾を膨らませていました。アーティチョークは、
   キク科チョウセンアザミ属の多年草で、和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)。地中海沿
   岸原産で高さは1.5~-2 メートルにも達し、葉も50~-80 センチとジャンボサイズ。
   江戸時代にオランダから渡来したとのこと。 元は野生のアザミで、古代ギリシャ・ロ
   ーマ時代以降、品種改良が進んで今日の姿に。直径15~20センチにもなる若い蕾
   の萼が食用としてスーパーなどで売られています。ボイルしてサラダにするそうです。
[PR]
by love-letter-to | 2013-06-09 16:22 | 道草フォト575 | Comments(0)

道草フォト575 その192 梅雨に入り…

f0137096_15233169.jpg
   旧暦では早苗月(皐月)といわれる6月に入りました。6月を待たずして関東甲信越地
   方でも先月29日に早々と梅雨入りしたそうですが、カラッとして過ごしやすい昨日今日。
   草木たちは我々人間とは違ったセンサーで察知しているのか、紫陽花が色づき始め、ド
   クダミの花がわんさと目につくようになりました。どちらも梅雨時を象徴する花で、雨が
   似合うというか華やいで見えます。
f0137096_15271869.jpg
   我が家では30年数年前に八重のドクダミを数本頂いて以来、大事に育ててきたので
   すが、何時の頃からか一重の所謂ドクダミと混在。一重と八重がせめぎ合って開花し
   ています。
f0137096_15323595.jpg
   八重は一重のドクダミの変種らしく、いずれは一重に戻ってしまうのではないかと危惧
   しているのですが、今年も一重と八重が隣り合って咲いています。
f0137096_15364794.jpg
   そろそろかな?ドクダミが目立ち始めると、上水堤でただ一本のヤマボウシも開花し
   ます。庭木や街路樹として植えられているヤマボウシよりも花が小さく、目立ちませ
   んが、山里の空気を感じさせてくれます。下から見上げると竹とんぼが飛び立つ瞬
   間のような姿をしており、元気をもらってきました。
f0137096_15405782.jpg
   このヤマボウシは自生していたのか、それとも誰かが植えたのか…知る手がかりは
   ないままですが、平櫛田中彫刻美術館の南側、新堀用水沿いに健在です。
   4枚の白い花びらに見えるのは苞で、本来の花は中心部に見える球形が花の集合
   体だそうです。
f0137096_15414778.jpg
   その本来の花が開花している姿をマクロレンズで撮影してみると…雌蕊だか雄蕊だ
   かがアンテナに見え、まるでUFOみたい!
f0137096_15444293.jpg
   UFOといえば、下草の茂みからほっそりとした茎を伸ばしているノビル(野蒜)の花
   も、宇宙ステーションみたい!丸いムカゴの脇から花柄を伸ばして薄紫色の小花
   をつけているのですが、その小花の径は4~5ミリ。
f0137096_15454654.jpg
   ニラやネギに似たノビルの匂いからは想像できないくらい繊細で可憐です。野草の
   花の多くは人知れず咲き、実を結び、数日後には散って行くので、道草歩きも“会う
   は分かれの初めとて”の繰り返しです。
f0137096_15542052.jpg
   ピエロの帽子のようにユーモラスなヘラオオバコも一位橋付近の下草の中で開花し
   ていました。カプセルのような穂状の花序の下から上へと開花していくのですが、白
   いピラピラが雄蕊で、雌蕊はカプセルの下部にあり目立たないそうです。ヨーロッパ
   原産の帰化植物で、 江戸時代に渡来したオオバコの仲間で、 根元に輪生している
   根生葉が細長く箆型であることからヘラオオバコと命名されたとか。出会うたびにユ
   ーモラスな姿にニタニタしてしまいます。
f0137096_15553067.jpg
   商大橋上流の小川水衛所跡の改修工事が完了して、一般開放されていました。案
   内板によると「明治維新後、東京市水道部(現東京都水道局)が玉川上水を管理す
   ることになったことから、明治27年に水番所を水衛所と名前を変え、職員(水衛)が
   常駐して玉川上水の点検、清掃などを行ってきましたが、淀橋浄水場の廃止に伴い
   玉川上水への通水を停止したことから、小川水衛所は昭和55年(1970) に廃止さ
   れました」。
f0137096_15574438.jpg
   以来、閉鎖されたままになっていた跡地が43年ぶりに公開されることに。史跡として
   玉川上水を身近に感じられるよう改修された跡地は、水路の上に橋が設けられ、右
   岸から左岸へ行き来でき、ウッドベンチや四阿(あすまや)も設置されています。水辺
   に親しむというより、緑陰のクールスポットような印象でした。
f0137096_2013565.jpg
        上はカモミールの畑。回田町で。
[PR]
by love-letter-to | 2013-06-02 15:57 | 道草フォト575 | Comments(0)