<   2014年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

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   あれよあれよと言う間に三月も明日で終わり、最終の日曜日に。都内の桜も満開を
   迎えたそうですが、小平市周辺はこれからが見頃のよう。“花に嵐”の譬えもあるよう
   に、桜の季節は気象の変化が激しく、今朝から雨に。午後からは強風が時折り吹い
   て、生憎の週末です。
   ここ1週間は夏日に近い気温の日もあって、上水堤でもシュンランに続いてアマナ、カ
   タクリ、アズマイチゲ、タチツボスミレ、ニリンソウ、ハナニラなど野の花が競うように開
   花。コブシやレンギョウ、モクレンなど木々の花も咲いて花に追われるような日々です。
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   茜屋橋上流左岸の一角ではカタクリとキクザキイチゲ、バイモ例年通りも開花して二月
   の二度の大雪が信じられないくらい、後遺症もないようです。先にカタクリを撮影してい
   たシニアの女性は「昨年より殖えたみたい。近くでカタクリに出会えるなんて幸せ」と、一
   眼レフのシャッターを盛んに押していました。上はちょっと恥ずかしそうに葉陰で開花し
   ていたカタクリ。その栗の片割れに似た球根から片栗と。球根から澱粉質を取り出した
   り、花や茎も食用していたほど、たくさんのカタクリが自生して時代も。
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   カタクリの近くには純白と淡いラベンダー色のキクザキイチゲも、太陽に向かって頭花
   を広げていました。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、菊咲一輪草とも。
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   落葉広葉樹林の林床などに生育。茎丈10~30㌢。花期は3~5月で、白色~薄紫色
   のキクに似た花を一輪つけることから、この名がつけられたそうです。葉も菊の葉よう
   に切れ込みが多く、濃い緑色です。
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   桜橋上流右岸ではアマナも咲きました。開花が例年より2週間ほど遅くて、やきもきし
   ておりましたが、周囲の草が萌え出しているので、発見しやすいみたいです。
   枯草の中に開花していると、赤味がかった乳白色のアマナは目立ちませんから。
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   アマナはユリ科の多年草で、10センチ前後の2枚の細い葉の間から7センチ前後の
   細い花茎を伸ばして、先端に赤味がかった乳白色のチューリップ形の花を。花を覗く
   と赤紫色の雄しべの葯があでやかですが、開くのは日の当っているときのみで、曇っ
   ていると花を閉じてしまいます。球根が甘く食用できるところか甘菜。別名はムギクワ
   イで、球根の形をクワイになぞらえたもの。調理法もクワイと同様だそうですが、とて
   も食べるなんてできそうにない愛らしい野草です。

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   先週は友人と昭和記念公園へも 足を伸ばしてみました。曇りがちの天候でしたが、
   こもれびの丘の北側斜面にはカタクリの花が見頃を迎えていました。程よく陽射しが
   射し込む雑木林の中に、数輪ずつ散在しておりました。その花の数ほどカメラを向け
   ている人もいました。さすが 野の花の貴婦人と呼ばれるだけに、カメラマン達も多い
   こと!
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   中でも一番花数の多い群落は雑木林の真ん中辺りにあり、高倍率の望遠レンズを
   使っても、四苦八苦しているようでした。「ああ、しんどかった!」 と立ち上がった熟
   年男性は、「もう5㍍ほど近くにあったらなあ」と、言い残して立ち去って行きました。
   貴婦人には近寄り難しでした。
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   この日の昭和記念公園砂川口付近は、サンシュユが真っ盛りで、レンギョウ、トサ
   ミズキ、ヒュウガミズキ、遅咲きの紅梅、早咲きの枝垂れ桜に芽吹いたばかりの柳
   の緑がひと際鮮やかでした。友人は「まさに百花繚乱!夢の園へ来たみたい」と、
   繰り返していました。上は枝垂れ桜で、そろそろ満開を迎えているのではないでしょ
   うか。
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by love-letter-to | 2014-03-30 18:41 | 道草フォト575 | Comments(0)
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   ジェットコースターのように激しい寒暖差を繰り返しながらも、三月も第四日曜日に。
   “暑さ寒さも彼岸まで”と言い習わされてきた彼岸の中日・春分も過ぎましたが…何が
   起きるか分からない世の中。想定外のことが日常化しており、気象も異常続きです。
   遅ればせながらも草木は春本番に向けて準備を。玉川上水堤でも春分の日前後か
   らシュンラン(春蘭)も立ち上がり、薄緑色の花弁を開き始めました。混み合っている
   葉や枯れ葉の間に、その優雅な姿を見つけると、「今春も出会えて幸せ!」と、元気
   になります。ことに 小平市中央公園の南側の堤には、春蘭が多く自生しております
   が、都道3・2・8号府中所沢線の工事が始まると、その多くの行く末が気にかかりま
   す。
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   シュンランは春蘭と書くように、春早々に開花する日本原産の野生ランで、鉢物とし
   て親しまれている洋蘭のシンビジュームの仲間だそうです。この日本シュンランも乱
   獲や乱開発で自生地が失われつつあります。幸い、玉川上水堤は生息環境が維持
   されているのか、ことに小川橋~小松橋では大小の群生が楽しめます。
   下はいずれも都道3・2・8号線予定地内で撮影しました。
   こんなにエレガントで日本情緒をたたえたシュンランの自生地がコンクリートで覆わ
   れてしまっていいのでしょうか?密生した葉と同系色の花のせいか、ウォーカーの
   多くの方は、シュンランが開花していても気づかないみたいですが…。
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    シュンランにカメラを向けていると、周囲の木立からチュピチュピ、チュピチュピと盛
    んに鳴き交わしている野鳥の声が!見上げたらシジュウカラのようです。
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     営巣シーズンで、ラブコールを送っているのでしょうか。はるか上の方ですが、最大
   ズームでシャッターを切ってみました。かろうじてシジュウカラだと分かる姿を撮ること
   ができました。巣箱も掛けられていますが、幹の上部にあるのが巣に出入りする穴の
   ようです。このケヤキも道路予定地に立っています。
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   またシュンランの周囲にはウグイスカグラの幼木があちこち植わっており、ピンクの小
   さな花をいっぱいつけていました。細い枝先に咲いているラッパ型の花の径は7~8
   ミリで、目につきにくいみたいです。
   ブッシュ状態に張っている枝も細く、葉が出る前ですから花と枝が同系色で、私がカ
   メラを向けていると、「あら、花が咲いているのですね」とか、「何の花ですか」と、声
   を掛けられることもしばしばです。
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   これらの花が実になり、5月末頃から赤く熟します。ナツグミに似ていますが、もっと
   小さく透き通るような赤。その実はウグイスの大好物だそうで、彼らが枝から枝へ飛
   び交う姿が、神楽を舞うように見えることからウグイスカグラの名前が付けられたそ
   うです。想像するだけでも 楽しい光景ですが…。やはり道路予定地内に育っている
   ウグイスカグラも多く、先々が思いやられます。
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   そんな思いなど吹き飛ばすように、元気な花穂を掲げていたのはカンスゲでした。
   纏に似た花穂をワッセワッセと掲げているよう。冬でも青々とした艶のある葉を茂ら
   せているので、カンスゲ(寒菅)と呼ばれています。山地の樹下に生える多年草で、
   春先に花茎を伸ばし、先端のヒラヒラした薄黄緑の穂が雄小穂です。その下部の褐
   色あるいは黄褐色部分が雌小穂だそうです。
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   雄小穂の長さは1~2センチ。大きな株では20~30本もの小穂を掲げていますが、
   堤の崩落が進んで、今にも崩れ落ちそうな場所に しがみついている株も少なくあり
   ません。それでも元気に雌雄の穂を掲げて、春愁を吹き飛ばせてくれました。
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   こんな美しい鳩にも出会いました。白に近いブルーの羽に濃いブルーのボーダーが
   二本、首の辺りは孔雀のように見えました。カワラバト の飼育品種が再野生化した
   のかも知れません。
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by love-letter-to | 2014-03-23 15:51 | 道草フォト575 | Comments(0)
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   春になったり冬戻りしたりしつつも、三月も半ば第三日曜日を迎えました。朝から光が
   弾んでギャロップしているみたい。遅れていた木々や野の花の開花も一気に進みそう
   な気配です。ご近所の山茱萸(サンシュユ)の老木にも黄金色の小花が輝き、気分も
   華やいできました。葉がつく前に木一面に黄金色の花をつけることから、春黄金花と
   も呼ばれるそうです。
   それにしても、老木でも春が来るたびに初々しい花を咲かせるのは羨ましい限りです。
   でも私たちの細胞も日々、新陳代謝しているそうです。また、五体は老いても心は老
   いないそうで…。
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   サンシュユは中国及び朝鮮半島の原産地に分布。江戸時代享保年間に朝鮮経由で
   漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになったそうです。
   和名は中国名の山茱萸を音読みしたもの。
   かつて小金井公園の近くの松島家で、花をいっぱいつけている山茱萸の古木に出会
   って以来、忘れられない花になりました。このサンシュユは幕府から川崎平右衛門を
   通じて、この一帯の関野新田開発の功労者である松島家に贈られたものだそうです。
   近年は衰えて、支柱に支えられてやっと立っている状態ですが…。
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   陽気に誘われて東京都薬用植物園へ出かけてみました。同園でも目立ったのは山茱
   萸でしたが、ロックガーデン では節分草が見頃でした。その名のように節分の頃から
   開花すると言われていますが、先月の大雪と低温で2週間前後遅れているようでした。
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   節分草はキンポウゲ科の多年草で石灰岩地域の樹林地に自生するそうですが、そん
   な土地を好んで咲くとは思えないほ ど可憐です。白い花弁に見えるのは萼片で通常
   は5枚。 切れ込みの多い葉は総苞片で、その上部に通常は一輪つけるそうですが、
   二輪つけているのもありました。花芯部の紫色は葯で黄色は蜜腺で、見れば見るほ
   どチャーミング!
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   黄花節分草も咲いていました。同じキンポウゲ科の多年草ですが、原産地はトルコ
   だそうです。黄色の萼片は6枚、総苞片は太目でツヤツヤしていました。
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   ロックガーデンでも林地でもセリバオウレン(芹葉黄連)が今を盛りと咲いていました。
   と言っても花と茎が周囲の落ち葉と同じような色で、目立ちにくい存在です。
   でも、2センチ足らずの花はなかなかエレガントです。
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   山地の林内に生えるキンポウゲ科の多年草で、本州と四国に分布。茎丈10~20㌢、
   セリの仲間の葉のようですが、菊葉黄連も。早春に根茎から花茎を伸ばし、白い繊
   細な花を2~3つけています。根茎が太く、珠が連なったようになっており、乾燥させ
   たものが生薬の黄蓮 (おうれん)で、健胃剤、洗眼薬として用いるほか、染料ともさ
   れるそうです。和名は生薬の名から。
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   足元にはタネツケバナも咲き始め、春本番に向かう時期、同園でも栽培ボランティア
   の方々が忙しそうに立ち働いて…。見上げたらコブシの蕾がふっくらとして、開花も間
   近のようです。日の入り時刻も延びて、道草歩きものんびりできるようになりました。

          ・・・・・美しきツィターの世界コンサートのご案内・・・・・
   国分寺市に住んでおられる世界的なツィター奏者・河野保人さんの地元での演奏会
   が、4月11日(金)19時から、西国分寺駅前の「いずみホール」で開かれます。
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   年1回、同市内で開かれるようになって30数年。82歳の現在もツィターの弦に触
   れていれば幸せという河野さんと、長男の直人さんで弦楽器のルーツといわれる
   ツィターの音色と響きを堪能させてくれます。
   古代ギリシャ時代から演奏されてきた素朴な曲から、映画「第三の男」で一躍ブレ
   ークしたテーマソング、河野さん父子が作曲したオリジナルまでツィターの魅力を
   たっぷりと。
   入場料は全席自由で3000円。申し込みと問い合わせは042・322・0216河野
   保人事務所へ。
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by love-letter-to | 2014-03-16 15:43 | 道草フォト575 | Comments(0)
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   「早春賦」の歌詞のように“春は名のみの…”日々が続いていましたが、三月第二日
   曜日に。明日は10万人もの命が奪われた東京大空襲から69年。明後日は東日本大
   震災・福島原発事故から3年を迎えます。先日の 『東京大空襲』特集番組で、被災さ
   れた高齢者が「生きている限り被災者」と、唇をかみしめていた言葉が胸に刺さりまし
   た。東日本大震災 ・福島原発事故被災地の方々の多くは日々の暮らしを取り戻せな
   ないまま3年を。27万人もが まだ非難生活を送られています。
   直接被害を受けなかった人々も、あの 3・11で心に傷を負い、何をしても素直に喜べ
   ない日が続いているのではないでしょうか。 それでも明日に向かって、旅を続けなけ
   れば…。小平駅からグリーンロードを東へ約500㍍、農業体験ファーム 「畑のおじさ
   ん」の看板付近では、もう菜の花が踊ったり笑ったりしているようでした。
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   山村暮鳥の詩のように「いちめん なのはな」ではありませんが、菜の花が咲いている
   と、子ども時代に里帰りした気分になります。 菜の花は大根や諸喝采などアブラナ科
   の花ですが、野菜の花とは思えない甘い香りも。飾り気のない姿に魅せられます。
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   さらに東へ500㍍ほど、小平ふるさと村近くの一角で「狭山・境緑道花街道ボランティ
   ア部会」によって植えられた草花が、新芽を伸ばしたり花を付け始めていました。その
   中にタンポポに似た頭花を付けている黄色の花が目に止まりました。
   草丈は7~8センチで福寿草の茎みたい。ネットの 「花の名前」サイトで調べてみたと
   ころ、フキタンポポとのことでした。
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   ユーラシア大陸原産で、明治時代に渡来。キク科タンポポ属の多年草で、おもに地下
   茎を伸ばして広がり、茎丈は8~45㌢ほどに伸びるそうです。花はタンポポに、葉が
   フキに似ていることからフキタンポポの和名に。頭花を寄せ合って寒気がほどける日
   を待っているようでした。
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   その近くでは、淡い紫色の小花が密集したシックな 色合いのニオイカントウの花も。
   匂款冬と書いてニオイカントウ。 款冬はフキのことで花は バニラに似た芳香を持ち、
   冬から早春かけてに開花するとのこと。地中海沿岸が原産地で日本には昭和初期に
   園芸植物として渡来したそうです。
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   玉川上水堤でも1~2カ所で見かけたことがありますが、この一角では半畳ほどの地
   面にフキカントウが広がって、大小の花房をつけていました。ヨーロッパでは英国、ベ
   ルギー、オランダ、フランス、デンマークに帰化しおり、 ウィンターヘリオトロープの名
   前で親しまれているとのこと。そろそろバニラに似た芳香を漂わせてくれるのではない
   でしょうか。
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   上水堤で今、最も目立つのはコナラやシラカシなどの果実・ドングリの発芽です。
   堅い殻を二つに割って、中から真っ赤な子房を覗かせて、もう地面にしっかり根っこを
   張っています。生命力に打たれます。
   昨秋はどんぐりが豊作だったので、境界柵や大木の根っこ部分に沢山落下しており、
   発芽が始まっています。殻を破って姿を見せた子房は、“赤ちゃん”誕生のシーンです。
   とても可愛く感動的です。

       ・・・・・立川自然観察会の写真展「自然の中で…」 ご案内・・・・・
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   もうご存知かもしれませんが、友人から「立川自然観察会」の写真展の案内状が届き
   ましたので、ご紹介します。毎月、自然観察会を実施して写真を撮り、年1回写真展を
   開催。23回目の今回は16日まで、昭和記念公園・花みどり文化センターで開催され
   ます。自然が創りだす情景、撮影者の視覚で捉えた花や木々がとても生き生きとして、
   その素晴らしさを教えてくれます。
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by love-letter-to | 2014-03-09 15:10 | 道草フォト575 | Comments(0)
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   前日からの雨が雪に変わることもなく迎えた弥生三月、最初の日曜日。明日は桃の
   節句ですが、三月と言えば、あの東日本大震災の記憶が押し寄せて…復興への道
   程も遅々として、仮設住宅や避難生活を送る人々の映像を見るたびに、複雑な思い
   に駆られます。
   先月の大雪の後遺症もまだ続いている地域もありますが、桜の季節のような陽気が
   訪れた日、まんず咲くという満作が開花しているのではないかと、足を向けてみまし
   た。商大橋近く上水堤で目を凝らしたら、枝先にそれらしい姿が!このところの重苦
   しい心にも薄日が射してくるようでした。
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   早春の花にさきがけて“まず咲く”の“まず”が転じてマンサクとされる説が一般的で
   すが、樹木全体を黄色く染めるくらい花をたくさんつけるので 「豊年満作」から命名
   されたとも。マンサク科の落葉小高木で、日本各地の山林に自生するほか、春に先
   駆けて咲くので古くから多く栽培もされています。紙縒り みたいな鮮黄色の花弁が
   4枚、よじれて咲いており、花言葉は「幸福の再来」だそうです。
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   桜橋下流の旧家には河津桜も!五日市街道沿いのブロック塀越しに枝を伸ばして
   薄紅色の花がほぼ満開でした。ソメイヨシノより花が大き目でピンクの色が鮮やか
   です。オオシマザクラ とカンヒザクラの自然交雑種であると推定されています。
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   静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見したことが由来で、昭和50 年4月に
   河津町の木として認定され、河津川沿いに約800本がそろそろ満開だそうです。
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   記録的な大雪と寒波で遅れていたのか、テイカカズラの種子が浮遊するシーンが
   なかなか見られませんでしたが、やっと到来。桜橋~喜平橋間では目下、テイカ
   カズラの莢果が弾けて種子が落下傘のようにフワリフワリ飛散しています。上水
   堤の下草刈りに続いて小低木の間伐も行われており、発見しやすくなりました。
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   平安の歌人・藤原定家が生涯慕い続けた内親王が亡くなった後も、蔓となって彼
   女の墓を守ろうと巻き付いたという 伝説から定家蔓。昨今では ストーカーまがい
   の行為ですが、このテイカカズラは高木にからまって、真冬でも葉を茂らせていま
   す。生垣など観賞用に植えたテイカカズラは実を結ばないとか。
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   あかしあ通りのガードレールの下で、ハルノノゲシ(春野芥子)も開花していました。
   まだ草丈は 30センチ前後で、 タンポポに似た黄色の花を、分岐した茎の頭部に
   咲かせていました。 ありふれた路傍の花でも、この時期に咲いていると、愛おしく
   感じられます。また、見た目には、花は同じですが葉や茎、萼にも剛毛や棘のある
   オニノノゲシに比べて、優しい感じです。
   三月は花見月とか花咲月とも呼ばれるそうですが、これから草木の花が開花する
   のが楽しみな月で、夢見月とも。

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   「小平ふるさと村」へも足を伸ばしてみました。旧小平小川郵便局舎と旧神山家住
   宅母屋に、雛段飾りが展示されていました。平日の午後でしたので、来訪者は ボ
   チボチ。人けのない座敷に飾られている雛段を見ていると、幼児の頃が想い出さ
   れました。生家の奥座敷に祖父母たちが雛段を飾ってくれたのですが、
   3~4歳の私は「怖い!」と言って泣き出したそうです。
   普段あまり使われていない薄暗い座敷で、当時のお雛様は目が細く、幼児の目
   には不気味に映ったのでしょう。私には泣いた記憶はありませんが、後々、母や
   祖父母からしばしば聞かされました。最近のお雛様って睫毛がフランス人形のよ
   うにカールしているのもあるとか…。
   下は青梅市御岳の土鈴展示館「鈴蔵」で求めた「みたけびな5人飾り」です。
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by love-letter-to | 2014-03-02 14:36 | 道草フォト575 | Comments(0)

忘れ得ぬ人々&道草ノート折々


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