忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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道草フォト575 その243 深緑への移ろい

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   えっ!今日は5月最後の日曜日? つい先日、ゴールデンウィークが明けたばかりな
   のに…と、月日の経つ速さに追いついていけないこの頃。それで思い出したのは時間
   の心理的長さは年齢に反比例するという「ジャネーの法則」です。
   19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネ によると、たとえば50歳の人にとっての1
   年は人生の50 分の1。かたや5歳にとっての1年は、人生の5分の1を占める。そう
   考えると50歳の1年は、5歳の10年に相当。だから人生が長くなればなるほど、心理
   的に1年が早く感じるのだそうです。個人差もあり、法則と言えるかどうか分かりませ
   んが、とにかく月日の経つ速さは加速の一途だと実感している私です。
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   池袋駅近くで開かれた友人の作品展に顔を出した足で、たしか自由学園 「明日館
   =みょうにちかん」 も近くにあったはず…と、立ち寄ってみました。
   女性ジャーナリストの草分けだった羽仁もとこさんが夫の吉一氏と1921年(大正10)、
   知識の詰込みではない 新しい教育を実現するため創設した自由学園の旧校舎です、
   夫妻の目指す教育理念に共鳴した近代建築家の巨匠フランク・ロイド・ライトの設計で
   建設され、簡素な外観に教育への深い思いが伝わってきます。
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   その後、1934年(昭和9 )に自由学園は東久留米市に移転。明日館は卒業生たち
   の活動に利用されていましたが、1997年(平成9)5月、国の重要文化財指定され
   たのを機に、大掛かりな保存修理が行われて2001年(平成13)11月に再開に。
   利用予定がない日は館内見学もできます。私が訪ねた日、館内見学はできません
   でしたが、外観は無料で見学ができました。
   白バラを這わせたフェンス越しに ライト建築がレトロな額絵のようで、静かで周囲
   とは隔絶した空気が感じられました。下記のアドレスで 館内見学ができる日が確
   かめられます。館内見学は一般が400円ですが、コーヒーか紅茶に焼き菓子付き
   600円がお奨めです。
   http://www.jiyu.jp/kengaku/kengaku.html

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   旧友の西村昌子さんとのコラボで出版したフォトエッセー「Table for One」の発送、
   出版記念サロンの開催などが続き、このところ上水道草歩きもなかなかできないの
   ですが、少しの時間を見つけてすっ飛んで行って見ると…。 イロハ紅葉はもう翼果
   の赤いプロペラを忙しなく風にそよがせていました。
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   竹とんぼそっくりの翼果の付け根はぷっくり膨らんで、種を二つ抱えているのが分か
   ります。二枚の羽は種を飛散させるツールなんですね。何て素晴らしいメカニズムな
   んでしょう!そして可愛らしい! NHKの朝の連載ドラマ「花子とアン」 風に言えば、
   想像の夢を膨らませて、心はプリンスエドワード島へ。アンの生まれ故郷キャベンデ
   ィッシュでは、そろそろリンゴの花が咲き、名産のロブスター漁も解禁になる季節です。
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   待ち焦がれていたフタリシズカ(二人静)も、小桜橋下流では5月連休明けから開花。
   昨年より群生数が減少していました。米粒のような花を10~20個つけた花穂を2本
   立ち上げた風情を、世阿弥作と伝わる謡曲「 二人静 」になぞらえたセンリョウ科の
   多年草です。
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   義経の愛妾。静御前の霊が菜摘女にのりうつり、二人で白拍子の舞を舞う姿を連想
   させてくれる2本の白い花穂が通常ですが、今年は何故かシングルが目立ちました。
   昨今の日本では高齢者層も若い世代も単身者が半数を超えているそうですが、フタ
   リシズカもシングルが殖えているとは!
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   フタリシズカの群生の付近には帰化植物のオオアマナが殖えており、在来のフタリシ
   ズカが追いやられているように見えます。オオアマナも6弁の星型の白い花がとても
   美しいのですが、繁殖力が旺盛で、ここ数年で倍増しています。
   地中海沿岸地方原産で明治末期から大正初期に園芸用として渡来。在来種のアマ
   ナに似て大きいことから、オオアマナと名付けられたそうです。別名オーニソガラム。
   当初は観賞用であったのが、逸出して野生化して殖え続けいます。
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   水車橋下流の上水堤では、オオアマナの絨毯が見られました。付近の木立はすっか
   り夏姿でした。

     ・・・・・・旧友と二人で出版したフォト&エッセー「Table for One」・・・・・
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   旧友の西村昌子さんとのコラボで出版したフォト&エッセー「Table for One」は予
   想以上に好評で、「二人合わせて150歳でもできることはあるわね」と言った心境
   です。
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   出版を記念して西村家でサロンを今月16日と23、24日に開催しました。各日15名
   ほどの参加者の方々と手作りスコーン&ティーで、おしゃべりを楽しみましたが、ま
   たサロンを開いて欲しいと言う声が多く、秋風が感じられる頃に…と気持ちを高めて
   います。ネットの「つぶやき」やフェイスブックの「いいね」のノリでしたが、フェイスto
   フェイスでより吸収しあえるモノがあったのではないでしょうか。
   フォト&エッセー「Table for One」お申込みの電話も引き続き受けております。ご
   希望の方は☎042・322・1675 テーブル フォ ワンへ、10~17時に。オールカ
   ラー68頁、B5横サイズ、上製本で1冊1600円+税・送料200円で頒布しております。
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by love-letter-to | 2014-05-25 19:47 | 道草フォト575 | Comments(0)

道草フォト575 その242 薫風に誘われて

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   風薫る五月も半ばを過ぎて、第三日曜日を迎えました。汗ばむ陽気の日もあれば、
   朝夕は肌寒い日もあり、気象の変化にナーバスになってしまう時節です。
   でも、カーテン越しに若葉が翻っているのをみると、風に誘われ、心に羽が生えてし
   まうようで、ちょっと遠出を。
   昨年も訪ねた八王子市丹木町にある「ロザリアン八王子」へ。ひよどりトンネルや新
   滝山街道が通じる以前は、八王子駅北口から30 分以上もかかりましたが、最近は
   15分前後で最寄の新道丹木町バス停に着きました。新滝山街道・側道沿いにある
   バラの垣根とアーチに囲まれた「ロザリアン八王子」は、バラと草花のハーモニーが
   魅力です。通りがかり女子大生の笑顔もバラのように芳しくて…。
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   元は大手商社のバイヤーだった細野信夫さんが、自宅の庭でバラの苗木50本を植
   えて10数年、オープンガーデンとして公開して9年になるそうです。当初は新しいバ
   ラに出会うと欲しくなり、300種も栽培していたそうですが、ナチュラルなガーデン作り
   惹かれて、草花とバラのコラボレーションを目指しています。
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   垣根仕立てにしたピンクのスパニッシュビューティのバラの下には、白い小花のカモ
   ミールと鮮やかなオレンジ色のカリフォルニアポピーがアート作品のよう!
   バラだけよりも草丈も色や葉の姿も違う草花と組み合わせることによって、高低差や
   奥行が出て、バラ がより美しく見えるようでした。薔薇園 より牧歌的な雰囲気が楽し
   めました。敷地は150平方メートルほどですが…。
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   フェンスで見頃のクリーム色の端正な大輪は、細野さんによると世界の「バラの殿堂」
   入りをしている「ピース」で、フランスのバラ作家フランシス・メイアンが作出した20世
   紀を代表する名花だそうです。 第2次大戦中メイアン社のあるフランス・リヨンにも
   ナチスドイツが迫って、彼女は大切にしてきた一本のバラの苗木をアメリカの領事に
   託し、同国の著名な栽培業者の手元に届けてもらいました。
   大戦下をそうして潜り抜けたそのバラは、米バラ園芸協会により1945年「Pease」と
   付けられ、戦後の国際平和の象徴として、世界に広まったそうです。クリーム色の花
   弁の縁をほんのりとピンク色に染めて咲いておりました。
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   赤紫色の落ち着いた雰囲気のバラはブルーローズ系「ショッキングブルー」です。
   多くの青い花に含まれる青色色素(デルフィニジン)を作る能力がバラにはないため、
   交配を繰り返しても実現に至りませんでした。Blue roseは、「不可能」「存在しない
   もの」の意味を持つほど。「幸せを象徴する青い花を作って世の中を明るくしたい、勇
   気づけたい」と、サントリーフラワーズが バイオテクノロジーを駆使して、バラで青色
   色素を合成させることに成功。1990年に研究プロジェクトをスタートして、2004年に
   ブルー系のバラの開発に成功しました。黒いバラも漆黒ではないけど、ダークレッド
   のバラが誕生しています。宇宙への挑戦と同様、人間の夢は果てしないものですね。
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   左は赤いバラの名花クリスチャンディオール、右は新登場のブラウン系「ディスタント
   ドラムス」です。矢車草のブルーとのコーディネートがみごとでした。
   現在、220種のバラと年間50種あまりの草花が折々の表情を楽しませてくれます。
   バラの見頃の6月初めまで無料で公開中ですが、「バラさんに感謝カンパ」へのご協
   力を!バラの肥料代に充てられるそうです。
   下記は細野さんが作成したデジブックです。http://www.digibook.net/d/c085c1fba09ba868beaf24f23767cbed/?viewerMode=fullWindow&isAlreadyLimitAlert=true
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   「ロザリアン八王子」 へは、八王子北口⑪番バス乗り場から、ひよどりトンネル経由、
   戸吹行きで、新道丹木町下車。進行方向へ100㍍の交差点から西へ延びている側道
   を100㍍ほど。八王子市丹木町1-513。手前東に900㍍に八王子滝山道の駅があ
   ります。
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   八王子駅北口正面の桑の木通りには、ベニバナトチノキ (紅花栃の木)が、円錐形の
   花穂を輝かせていました。甲州街道まで約100㍍の両側に、初夏の景観を!

   ・・・・・・・フォト・エッセー「Table for One」についてお詫びと報告・・・・・・・
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   このほど私たち二人合わせて150歳のコラボレーションで、出版しましたフォト・エッセ
   ー「Table for One」は、予想をはるかに上回る反響で、お求めや問合せの電話が相
   次いで、電話が通じないという声がたくさん寄せられました。
   相棒の西村さんが応対に追われてダウン状態でした。西村さんはパソコンでメールの
   送受信もできないほどメカに弱く、電話機の機能も使いこなせず、ご迷惑をおかけして
   おります。次第に当初のパニック状態は収まりつつありますので、 本のお申込みもス
   ムーズにお受けできることと思います。
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   去る16日に開催しましたフォト・エッセー「Table for One」出版記念サロンでは、イン
   テリアやアンティーク、ガーデニング、クッキングなどに西村さん以上に詳しい方、こだ
   わりを持って、その方らしい生き方を楽しんでおられる女性ばかりで、私たち二人の方
   が刺激を受けました。 これからは女性の力と感性が日本の経済成長の鍵になるとさ
   れています。安倍総理の経済戦略には問題もありますが、 年齢に関わらず輝き続け
   ること、輝き続けられる時代でありますように!
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by love-letter-to | 2014-05-18 17:02 | 道草フォト575 | Comments(2)

道草フォト575 その241 青葉若葉の下で

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   五月第二日曜日の今日は母の日ですね。我が家でも息子一家四人と夕食を共にして、
   日光から取り寄せた湯波を久々に煮てみました。日本のユバは1200年ほど前に最澄
   が中国から仏教や茶とともに、ユバを持ち帰ったといわれています。豆乳を煮たてて浮
   き上がってきた固形部分をすくい上げて作るユバは、精進料理の材料の一つとして珍
   重され、貴重な蛋白源でもありました。
   京都では湯葉と書きますが、日光では湯波と表記されています。私は京風の湯葉の刺
   身も好きですが、日光の揚巻湯葉の煮ふくめが大好物です。
   一歩外に出れば風薫る季節!青葉若葉が大合唱しているよう!都薬用植物園ではヒト
   ツバタゴの大木が雪化粧したように、白い花で覆われていました。
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   ヒトツバタゴと言っても馴染みの薄い木ですが、“ なんじゃもんじゃ ”の木と言えば、「あ
   あ、あの大木ね」と思い当たる方も多いのではないでしょうか?植物の分類が整う以前
   には、何だかよく分からない木を、“なんじゃもんじゃ”の木と呼んで来たそうで、地方に
   よって “なんじゃもんじゃ ”の木の樹種は色々。因みに小平の古くからの人は、イヌザ
   クラを“なんじゃもんじゃ”の木と呼んできたとか。クスノキやアブラチャンも “なんじゃも
   んじゃ ”の木と呼ぶ地方もあり、それで通じたのですから面白いですね。
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   タラヨウの木の花にも出会いました。黄緑色の4~5ミリくらいの小花を薬玉のように密
   集させていました。肉厚の楕円形の葉の裏面に字が書けることから、“ はがきの木 “と
   も呼ばれています。インドで経文を書くのに使われたヤシ科のタラジュ(多羅樹)のよう
   だということで、タラヨウ(多羅葉)の名前の由来に。
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   日本では葉の裏面に経文を書いたり、葉をあぶって占いに使用したりしたため、その多
   くは寺社に植樹されています。また、葉の裏面に字が書けることから、郵便局の木とし
   て定められており、東京中央郵便局の前などにも植樹されているそうです。
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   この日の記念に葉が一枚欲しいと思ったのですが、落ちている葉は黒ずんでいたり、凍
   みが多くて、文字が書けそうにないので諦めました。嘘か誠か、宛先を書いて切手を貼
   ってポストへ投函したら、配達されるとか。メールの時代にタラヨウに恋文を書いて送る
   なんて、ロマンティックではありませんか?
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   林地エリアではギンランがまだ咲いておりました。キンランより小さくほっそりしているの
   で、目立ちませんが白い小さな鈴型の花をひっそりと開花。現世の騒々しさに背を向け
   て咲いているかのよう。
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   有害植物区ではドイツスズランが芳香を漂わせていました。フランスでは花嫁に贈る風
   習があり、メーデーにはスズランの花を贈り合うそうですが、花や葉にも有毒成分が含
   まれているそうです。緑青色の瑞々しい葉にくるまれながら、純白の小さな鈴を提げて
   いる姿は、五月の風を感じさせてくれました。別名は君影草。
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   母と同居していた頃、毎年5月末に北海道に住む母の知人からスズランの花束が宅配
   便で送られてきました。 段ボール箱を開けると、湿らせた新聞紙にくるまれたスズラン
   がぎっしり入っていました。摘み取ったばかりのような瑞々しさとほのかな香りに、室内
   が満たされました。 母もその知人も他界してしまいましたが、スズランの花束は今でも
   私のハートに生きています。母が逝って11年目。来春は13回忌を迎えます。
      カーテンに 青葉のゆらぎ 映る朝 (79歳の母の句=1994年)
      思い出す ことも供養か 君影草 (母の日に寄せて詠んだ自句)
     
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   前回紹介しましたフォト&エッセー「Table for One」の発刊以来、びっくり箱をひっくり
   返したような日が続いております。ことに旧友の西村昌子さんは本の申し込み電話の
   応対で、嬉しい悲鳴を上げております。「私たちと同じように、長年共に過ごして来た家
   財や日々を大切にしたいという同世代が予想以上に多いのね」と、話しております。
   長々と電話で話し込む方もいて、人生相談を受けているみたいと想定外のことも。
   メモ程度でも書き綴ってみると、頭の中が整理されたり、心が落ち着いて精神安定剤
   になると思います。そんなサンプルとして私たち二人のコラボで出版したフォト&エッセ
   ー「Table for One」を利用して頂ければ幸いです。上は西村家の中庭。下はリーブル
   出版社のチラシです。
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    オールカラー68頁、A4横サイズ、上製本で1冊1600円+税・送料200円で頒布して
    おります。お申し込みは☎042・322・1675 テーブル フォ ワンへ。
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by love-letter-to | 2014-05-11 21:01 | 道草フォト575 | Comments(4)

道草フォト575 その240 立夏を迎えて

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   八十八夜も過ぎて、五月最初の日曜日を迎えました。明日は立夏。一歩外に出ると、
   新緑が刻々と色を深めながら大合唱しているように感じられます。大型連休も後半に
   入り、明日は子どもの日。旧暦の5月5日は五節句の一つ・端午の節句で、元は中国
   から伝わった行事だそうですが、日本でも奈良時代より菖蒲が尚武に通じるとして、
   剣に似た菖蒲の葉を束ねて軒先に吊るしたり、菖蒲湯の慣習が行われてきたそうで
   す。それにしても、この時期の緑や草木の花は分刻みで変化して、私も追い立てられ
   るようです。
   路傍のあちこちに群生しているナガミノヒナゲシも、過ぎ行く時を追いかけるように長
   い首を右に左に揺らしていました。
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   ナガミノヒナゲシ(長実の雛罌粟)はケシやヒナゲシの仲間で、江戸時代に地中海沿岸
   から渡来。開花して数日後には細長い実に。半日陰に咲いていると、透けるような花び
   らの朱赤色がしっとりして、惚れ惚れしてしまいます。
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   小桜橋~茜屋橋ではキンポウゲの小群落が風のタクトでフラダンスを。ちっともじっと
   してくれないのでカメラ泣かせですが、揺れている姿が牧歌的で愛らしい。
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   茎が多数に枝分かれして、30センチ前後に伸びた細い茎の先端に、光沢のある5弁
   の花をつけています。その姿から金鳳花と。かつては野山でごく普通に見られた花で、
   根元の葉が3つに深く裂けており、馬の足跡に似ているということからウマノアシガタ
   (馬の足形)と別名で呼ばれることも多い花です。数年前、京都御所の公開日に行き
   合わせて、桜を鑑賞しながら歩いた時、下草の中にキンポウゲが沢山咲いていました。
         京巡り 御所の庭にも 金鳳花
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   茜屋橋から下流、小金井橋にかけての両岸はホウチャクソウ の宝庫です。大小の群
   生が楽しめます。五月の風の爽やかさを色にしたような翡翠色の花。身近にこんなに
   沢山のホウチャクソウが見られるなんて、幸せです。
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   法堂などの軒につるしてある筒状の長い風鈴を宝鐸、あるいは風鐸と呼び、その形に
   似ていることから宝鐸草。筒状の花弁はあまり開かないけど、先端はふっくらとして優
   雅で美しい。通常は1~3連ですが、茜屋橋付近の群落では5連もつけた宝鐸草も!
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   貫井橋から小金井公園正門にかけての両岸では、キリシマツツジの古木も真紅や濃
   いピンクの花 を炎のように燃え上がらせていました。目がクラクラするくらい。周囲の
   新緑に映えて見応えがあります。小金井市の天然記念物に指定されている浴恩館公
   園(小金井市緑町3-2-37)内のツツジ群とほぼ同じ樹齢で、同時期に植えられたと、
   伝えられています。
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   今年も出会えるかな?ドキドキしながら鎌倉橋~久右衛門橋にも足を向けてみました。
   津田塾大キャンパス付近の堤の一角に、ヒトリシズカの小群落があります。
   草丈は10センチ前後、茎の先端にブラシのような白い花穂を立てていました。花穂の
   長さは3センチ前後です。義経の愛妾・静御前の姿になぞらえて、一人静と称されるよ
   うになったとか。下草や小木の間にひっそり と開花しているので、見つけ出すのが一
   苦労です。4枚の光沢を帯びた葉をほぼ十文字につけているのが目印。
   同じセンリョウ科にフタリシズカ(二人静)がありますが、一人静の方が少し早く開花す
   るようです。

     ・・・・・・旧友と二人でフォト&エッセー「Table for One」を出版!・・・・・
   ワインや化粧水の空瓶でも、素敵なインテリアに変身させてしまう暮らし上手な西村
   昌子さんのエッセーに、私が撮りためていた写真を添えて、このほどフォト&エッセー
   「Table for One」 を出版しました。二人合わせて150歳のコラボレーションで、絵本
   感覚で読める一冊に。できたてホヤホヤです。
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   シナリオライターの西村さんは、築40年になる住まいでかつて「Table for One」と
   いう自宅ショップ・サロンを開いておりました。「一人でも自分のテーブルは美しく」
   をコンセプトに、食器やカトラリー、テーブルクロスなど西村さんのセンスで取り揃え
   て、参加者とティーを囲んで おしゃべりを楽しんでおりました。 広いとは言えない住
   まいですが、執筆業の息抜きに訪ねたイギリス・カントリーサイド などで見つけたア
   ンティーク家具やテーブルグッズなどで、長年かけて育て上げてきた “暮らし” をビ
   ジュアルに紹介。プラティナの輝きのようなフォトエッセーだと出版社。
   オールカラー68頁、B5横サイズ、上製本で1冊1600円+税・送料200円で頒布し
   ております。お申し込みは☎042・322・1675 テーブル フォ ワンへ
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by love-letter-to | 2014-05-04 16:48 | 道草フォト575 | Comments(2)