忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.72 歩き納め

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           暮の道垣根に一輪紅の薔薇
    暮れも押し詰まり、十二月最後の日曜日の今日はクリスマスサンデー。
    青空が広がった午後から、今年最後のつもりで上水堤へ。
    先週はまだ葉を残した樹木も多く、堤は落葉で埋まっていましたが、一斉
    に落葉し、清掃作業も 実施されたようで、見違えるほど明るく、空が透け
    て見えました。
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    府中街道と上水の交差点近くの民家の垣根に、一輪のバラが咲き残ってい
    ました。蔓バラ系のコクテールではないかと思うのですが、紅色が鮮やか
    で、どっきりするほどでした。
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    上は鎌倉橋から上流にかけての上水堤です。水路敷き沿いのフェンスの
    影もくっきりと。日中の気温も上がってきたので、ウォーキングをする
    人も多く、散歩日和でした。
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    津田塾キャンパス前の新堀用水沿いに植わっているイヌビワも、黄葉
    していた葉をすっかり落として、イチジク型の実だけに。大型の葉が
    落ちてしまうと、今冬は例年になく沢山の実をつけており、冬芽も観
    察することができました。
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    中央公園の銀杏並木もシースルーになって、総合体育館のドーム屋根
    がくっきりと見えました。屋内の照明もガラス越しに見えて…。
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    グランドの東側に植わっているメタセコイヤの並木もほぼ裸木になり
    ました。落葉針葉樹で円錐形の樹形が北欧型で素敵です。
    カナダ北部、シベリア、グリーンランドなど北半球の北極周辺に広く
    分布。日本にも300万年から100万年前頃まではたくさん生えていた
    らしい。その頃からあまり進化していないらしく、生きている化石と
    して有名です。和名はアケボノスギですが、和名より属名のメタセコ
    イアと呼ばれることの多い樹木です。
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    いい香りがすると思ったら、中央公園南側の堤には、もう日本水仙が
    数輪開花していました。

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    2016年は1月には国道18号碓氷バイパスでスキーのツアーバスが崖
    下へ転落事故が発生。4月には熊本大地震が発生、その後も余震が相
    次ぎました。7月には神奈川県相模原市の障害者施設で、元職員によ
    る殺傷事件で死者19名、多数の重傷者を出すショッキングな事件が。
    また7月には北海道で地震が多発、8月には東北・北海道に台風災害。
    今月22日には新潟・糸魚川市で大規模火災が発生するなど、人災天災
    が相次ぎました。
    申年は 間もなく去りますが、来たる2017年酉年は運気を捉える年だ
    そうで、いい年になりますように。
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by love-letter-to | 2016-12-25 22:23 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信 No.71 落ち葉路で

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        落葉路行き交う足音カンパネラ
  今年も残り少なくなり、一日一日の経つのがはやいこと!
  昨日から平年並みの気温に戻りましたが、先週半ばの身を突き刺すような冷たい
  強風に、上水堤の落葉も一気に進みました。
  落葉を踏みしめて歩くのは詩的でロマンティックな反面、この夥しい量の落葉を掻
  き集めたり、処分を考えると気が遠くなります。
  小平市中央公園沿いの上水堤では、切株もベンチも落葉に埋もれて、行き交う人
  の足音がカンパネラのよう。
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  切り株付近を流れる新堀用水も落葉に埋もれて…。毎年、12月半ば過ぎには、エ
  アを噴射して落葉を一斉に用水に落として、府中街道手前に設けてある芥揚げ場
  で、クレーンを使った清掃作業が行われています。
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  中央公園・築山の頂上にある石積の円形スペースも、落葉のプールのようでした。
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  普段は樹林の薄暗がりで目立たない存在の震災用井戸とポンプですが、その周り
  の紅葉と山茶花の花灯りに浮かび上がっていました。
  ヤマモミジでしょうか、毎年、年末近くまでひと際色鮮やかに紅葉します。

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  落葉路を戻る途中、カサコソ、カシャカシャと乾いた音がするので、目を凝らしたら
  シジュウカラが餌を漁っていました。10羽くらいが群れていたのですが、土鳩がや
  って来ると、追い払われてしまい残念!
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  後には土鳩が2羽、木の上に。土鳩たちも烏がやって来ると、たちまち追い払われ
  てしまいます。こんな野鳥たちの攻防戦も、この付近は都市計画道路小平3・2・8
  号線の工事によって、見られなくなります。道路予定地の上水堤は、野鳥たちのた
  まり場で観察スポットなのに。
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  津田塾大南側の新堀用水脇に植わっているイヌビワも、先月末には葉が黄色に染
  まっていましたが、先週初めに訪ねた時は葉が殆ど落ちて、残った葉は褐色化して
  いました。
  イチジクに似た実は花であり、実でもあり、今の時期は実でしょう。大きさは直径
  1㌢ぐらい。口がほんのりピンク色で、キュートです。
       上の写真左は11月26日、右は12月13日撮影。
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  津田町アパート敷地内ではヒイラギの花が開花していました。純白の花の径は5~
  6ミリ、花冠は4つに裂けて反り返り、数個づつ葉腋につけています。モクセイ科
  の常緑小高木で雌雄異株で、この花は雄株のようです。黄色の葯をつけた雄しべが
  2本花冠から突き出していましたから。
  硬質で光沢のある葉の周りに 鋸歯が変形した刺があり、その刺が邪悪を追い払った
  り、侵入を防ぐことから小平周辺の旧家では、生垣として植えられているのを目に
  します。
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by love-letter-to | 2016-12-18 18:51 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.70 暮紅葉どき

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        散る紅葉残る紅葉や次郎池
   師走も10日、一年で日中の時間が最も短い“暮早し”を実感する時期。「午後4時を
   回ると落ち着かなくて、この頃の日没どきが一番淋しい」 と言う声も聞きます。
   国分寺駅南口にある「殿が谷戸庭園」の昨年の暮紅葉の艶やかさが忘れられなくて、
   先週半ばに訪ねてみました。期待が大きすぎたのか、それとも今秋の気候のせいか、
   物足りない感じでした。それでも国分寺崖線の傾斜を活かした園内の景観にカエデ
   類の古木は映えて、紅葉狩り客やカメラを手にしたグループは「駅から徒歩2~3
   分で素晴らしい紅葉が見られて最高」と口々に。湧水の流れ落ちる次郎弁天池に青
   い空と見事な雪吊り、回りの紅葉が映り、幻想的なシーンを。 
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   昨夜、ブログのマイページを開いてびっくり!開設以来のテンプレートが利用停止
   になって、白紙状態でコンテンツが掲示されており、レイアウトも乱れていました。
   一瞬、何が起きたのか、頭の中が真っ白に!ウィルスに汚染されたのではないかと
   も思いました。exciteブログのリニューアルで、テンプレートの一部が利用停止にな
   ったそうです。サイトからの通信警告を見逃していたことによるハプニングでした。
   心ならずもイメージチェンジを。まだ編集作業にも慣れなくて四苦八苦中。PCや
   ネットでは何が起きるか改めて思い知らされました。
     上は殿が谷戸庭園の谷底にある竹林をバックにした暮紅葉です。

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   殿が谷戸庭園からお鷹の道をたどって、真姿の池湧水地、その崖線上に位置す
   る都立武蔵国分寺公園へ向かってみました。小さな旅に最適コースです。

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   普段は鬱蒼とした周囲の樹林に囲まれて、近寄りがたい感じの真姿の池弁天堂
   も紅葉灯りで、華やいで見えました。

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   湧水沿いにある野菜直売所の幟旗も、紅葉灯りと木漏れ陽を浴びて翻っており、
   湧水を汲んだりベンチでひと休みしている人も。大根や里芋、ホーレンソウ、柚
   子など、冬野菜の出番ですね。

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   真姿の池湧水の噴出口から石段を上ると、武蔵国分寺公園へ。この辺りの段差
   は20㍍以上もあり、汗ばんできました。公園は多喜窪通りをはさんで南側の西
   元地区には、武蔵野の面影を留めた野鳥の森、なだらかなに広がるこもれび広
   場とバリアフリーの園路が。親子でお弁当を広げている姿にほっこり。
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   ふれあい橋を渡った北側の泉地区は外周500㍍の円形の広場、噴水や滝もある
   武蔵野池があり、サッカーをしたり、ランニングをしている男女の姿が見えま
   した。池にはコサギや翡翠色のカワセミも訪れるとか。
   隣接地に来春、都立多摩図書館がオープンするそうです。

   ♪♪♪ 国分寺教会 クリスマス・ファミリーコンサートへのお誘い ♪♪♪ 
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   国分寺駅北口から徒歩7~8分、本町の高台にある国分寺教会・礼拝堂で、
   今月17日(土)14~16時(13時半開場)、声楽アンサンブルLa Balenvoce
   (バレンボーチェ)による、クリスマス・ファミリーコンサートが開かれます。
   アンサンブル名は暴れん坊ですが、絶妙のハーモニーと評判。ソプラノ歌手
   の志田尾恭子さんら国立音大出身の声楽家男女4人とピアニストで、ヘンデ
   ルの「オンブラ・マイ・フ」、ベートーヴェンの「君を愛す」、モーツアルト
   歌劇「ドン・ジョバンニ」より「お手をどうぞ」他、クリスマスソングも演奏。
   小さな子どももご一緒に。駐車場なし。入場は無料ですが、恵まれない人たち
   に献金を。会場へは国分寺駅北口から東栄会通りを東へ。突き当りの本町信号
   を渡った坂上。
      国分寺市本町1・6・2☎042・322・2017同教会。
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by love-letter-to | 2016-12-11 19:29 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.69 黄落期に

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        縦笛を吹く少年像や黄落期
   師走に入り最初の日曜日に。幸いなことに小春日和が続いておりますが、紅
   葉は晩期、並木の銀杏も散り始めました。先週半ば、小平団地の銀杏並木の
   下を歩いたら、すっかり葉を落としている樹も目立ちました。2街区に立って
   いる笛を吹く少年のブロンズ像の周りは落葉で染まり、背後の銀杏並木も裸木
   になりつつの状態でした。色づくのは遅めで散るのは例年より急ぎ足のよう。
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   上は、残り半ばになった小平団地の銀杏並木。2街区と3街区の間の銀杏並
   木(右)では、初冬の青い空のⅤ字がくっきりと。
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   並木の下は黄金色のふかふか絨毯が長~く伸びて、傍らには掻き集められた
   落ち葉の袋が積み上げられていました。この時節は掃いても、掃いても落ちて
   来る銀杏の葉の始末に作業員は追われており、カメラ片手に歩いているのが
   心苦しくなりました。
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   でも銀杏の絨毯はポエジーですね。紅葉した桜の葉も数枚、吹き寄せられて。
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   例年、玉川上水堤の紅葉はお色気に乏しいのですが、今秋の桜葉は紅葉す
   る前に散って、イロハモミジやヤマモミジなどカエデ類の色づきも期待外れで
   した。10月半ば過ぎまで夏日があり、木枯らし1号が早々と吹き、11月中に
   初雪が降るなど、気象と暦がマッチングしてなかったかと、素人判断している
   のですが…。
   そんな上水堤で、オカトラノオの葉が特有の紅葉を。長楕円形の葉の葉脈を
   を残してまだらに色づき、褐色化した果実穂も。初夏に優美な白い花穂を弓
   なりにしていた姿からは想像できませんが、群生したオカトラノオの紅葉は里
   山の晩秋を彩る景観だとか。
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   小松橋からいろりの里付近の両岸にはカエデ類が多く植わっており、光線の
   具合によって、ハッとするほど美しい紅葉を。
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   小川監視所跡の紅葉は色様々で、雑木林の暮紅葉を見せてくれました。
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   近くの旧家の柿の木では、ヒヨドリが熟した柿を奪い合ってアタックしていま
   した。10数羽いたのですが、カメラを察知したのか飛び去って、一番食いし
   ん坊がご馳走を一人占め。
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by love-letter-to | 2016-12-04 18:44 | 折々通信 | Comments(0)