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百花咲き競う候

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         花みずき見知らぬ街に変わり行く

    夏日が続いたり、三月の冷え込みに戻ったり。まだ気温差の激しい時

    期ですが、街路には紅白のハナミズキや八重桜、ツツジも燃え出し、

    ヤマブキや白山吹、梨の花も真っ盛り。まさに百花が競い咲く季節!

    花に誘われ足の向くまま歩いてみました。

    小川2丁目、鷹の街道・山王住宅バス停付近から北へ。青梅街道に達

    する通りは拡幅整備され、両側の住宅地でも建て替えが進んでいる

    ようで、見知らぬ街に来たような錯覚に。新しく植えられたらしいハ

    ナミズキの幼木にも、ピンクの花が風に踊っていました。

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     付近の旧家の敷地には、2階の屋根を超すようなハナミズキの大木が
     白い花をわんさかつけて。

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    鷹の街道から青梅街道辺りまで広がっていた農地と栗林にも、建設計
    画の立札が掲げられていました。商業施設ができるとか。下草が生い
    茂る畑地には母子草が!路傍で見かけるより草丈が大きく、モワモワ
    した球状の頭花も大きく見えました。
    母子草はキク科の一年草で、スクランブルエッグのような頭花は小さ
    な筒状の花の集まりだそうです。

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      青梅街道を渡り、、無人の原野だった小平の開拓の祖・小川九郎
      兵衛が最初に鍬入れをしたとされる辺りの畑に、チューリップや
      矢車菊が色とりどり。ちょっと見頃を過ぎていましたが。    
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    玉川上水堤では、府中街道・久右衛門橋下流でチゴユリの群落
    が開花期を迎えていました。草丈は20㌢前後、その名のように
    小さくあどけない花を俯けて開花。膝を追ってカメラを向けてい
    ると、「3輪も花をつけている。あそこに!」と、通りかかった女性
    から声をかけられました。
    見ると笹の葉に似た二枚の葉の付け根から3本の花柄を伸ばし
    て、その先にそれぞれ6枚の花弁を開いていました。  

   

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    その女性は玉川上水と野川の野草を観察しながら、スケッチして観察

    記録をメモしているそうです。小さなスケッチブックには、とても克明な記
    録と色鉛筆や水彩で描いた花や茎、葉の特徴などがぎっしり。

    スケッチブックは4~5冊もあるそうです。「チゴユリは昨年より開花が4~
    5日早い」と、言っていました。










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by love-letter-to | 2017-04-23 22:58 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.89 風光る

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          守りたき緑の遺産や風光る

 4月も半ば、第3日曜日に。久しぶりに快晴サンデーを迎えたような

       気がします。初夏のような陽気に誘われて玉川上水へ。

       染井吉野はもう葉桜になりましたが、新緑が眩しくて、花に負けない

       ほどカラフルです。芽吹き始めは茶っぽく、くすんでいたケヤキも鮮

       やかな黄緑色に。緑白色だったクスノキも黄緑色に。前を行く人たち

       は新緑の中へ溶け込んで行くよう!この時節は風光る候とも。

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      新緑と一口に言っても若緑、浅緑、薄緑、萌黄、薄萌葱、若苗色、若菜

      色、若葉色、柳色…と、日本の伝統色には様々な美しい表現が。

      そんな豊富な新緑に出会える玉川上水は、歴史的遺産だけでなく、

      “緑の遺産”も有しており、次代へ受け継がなければと思います。

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      旧小川水衛所跡の橋から水路を眺めると、老銀杏の枝先が流れに

      垂れかかり、幼葉が舞っているようでした。

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      鎌倉橋から下流の桜橋にかけては、堤の緑の中にフデリンドウが!

      草丈5~10センチ、花の大きさは3~4センチ前後で、まだ落ち葉

      も残る堤でコバルトブルーの花を。7~8輪も開花している株もあ

      れば、1~2輪の小さな株もあり、小鳥の雛が嘴を開いて餌をねだ

      っているような姿にも見え、清楚で愛らしい。

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     フデリンドウ(筆竜胆)はリンドウ科の越年草で、花冠の先は5つの

     長い裂片と5つの短い裂片(副片という)に分かれて、上向きに開

     花。コバルトブルーの花は日が照らないと開かす、花を閉じている

     姿が筆先に似ていることから、その名前がつけられたという。上水

     堤の貴重な宝石のような存在です。

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     桜橋上流右岸の自生野草観察ゾーンでは、ニリンソウの群落が開

     花して、見頃に。大きい群落になると、畳3~4枚分に白い5弁の清

     楚なお花畑に。近隣では数少ないニリンソウのサンクチュアリでし

     ょう。

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     ニリンソウ(二輪草)はキンポウゲ科の多年草で、その名のように

     一茎に二輪の花をつけますが、川中みゆきのヒット歌謡の歌詞のよ

     うに、まず一輪が咲いて、少し遅れて二輪目が開花。

     白い花びらに見えるのは萼で、通常は5枚ですが、6~7枚つけてい

     る例も殖えてきました。

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     ニリンソウの群落から1キロ余り下流・小桜橋~茜屋橋にはイチリン

     ソウの群落も3ヵ所ほどあります。同じキンポウゲ科の多年草です

     が、頭花は4~5倍くらい大きく、葉も3つに大きく分かれ2回羽状

     に分裂して切れ込みが深くニリンソウとは違います。同じ場所に咲

     いてないので、比較できないのが残念!

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     イチリンソウの群落の近くで、白花タンポポにも出会いました。日本

     在来種であり、本州関東以西、四国、九州に分布し、西の方ほど多い

     そうです。



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by love-letter-to | 2017-04-16 23:42 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.88 花曇り

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           一票を住みよい街に花曇り  

     4月第2日曜日の今日は、小平市の市長選と市議補欠選挙の

     投票日でした。投票場の市立第一中学校は校庭の桜が見事な

     ので、お花見がてらと思っていたのですが、朝からの雨が止

     みそうで止まぬまま、投票場へ。

     小平に住んで半世紀余り。緑地も多く住んでよかったと思っ

     てきたのですが、ここ数年は畑地がいつの間にか消えて、戸

     建て住宅群やマンションに。見慣れた景色が失われて戸惑う

     ことがしばしばです。望むことは住みよい街にが第一。でも、

     花曇り状態でしょうね。

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     投票場の体育館の入り口付近は、落ちた花びらがモザイク模
     様になっていました。
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マンホールの蓋も落花で桜色に。

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      まだ初々しさを残した落花も。足元のアートを見るよう。

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     同中学の用務員さんはお花好きという評判で、校門前には素
     晴らしいチューリップの植え込みが!こんなチューリップに
     迎えられて入学したり、新学期のスタートを切れるのは幸せ
     ですね。     

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     仲町公民館跡に、今月開園した「ゆりのこ保育園」。今年4月
     市内に開園した私立認可保育園7円の一つで、0歳~2歳児38
     明の小規模保育園だそうです。
     3連ドーム屋根に円筒形のお部屋も見えて、アニメファンタジー
     に登場するような園舎です。待機児問題が解消するといいけど…。

    

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     道々でオオイヌフグリより一回り小さいタチイヌフグリに似
     ているけど、萼や茎葉が肉厚で毛深いフラサバソウらしき野
     草に出会いました。フラサバソウは4枚の花弁が淡いブルー
     ですが、白に見えたのは土壌か天候のせいでしょうか。
     フラサバソウはヨーロッパ原産のゴマノハクサ科の外来種。
     明治元年に長崎で確認されたそうですが、近年は急増して急
     増して全国的に見られるそうです。時代の変化は止めどなく
     です。     
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by love-letter-to | 2017-04-09 21:35 | 折々通信 | Comments(0)

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          独り来て小江戸の桜一分二分
    4月を迎え、最初の日曜日。桜の開花宣言から10日余りになり
    ますが。その間の気象の変化と気温のアップダウンの激しいこと!
    桜の開花も遅々として、サクラへのイメージが今春は変化を。
    これまでの私は、桜にもっとゆっくり咲いて欲しいと思ってきま
    したが、今春の開花は少々もどかしい。
    予定していた桜見物も冷たい雨で、見送られてしまいました。
    で、先月30日、独りで川越へ向かってみました。小江戸めぐりの
    ツアーやスタンプラリーが実施されており、川越の人出は“花盛り”。
    でも、「川越大師」とも呼ばれる喜多院境内の桜もまだチラホラで、
    江戸初期様式で再現移築されたという多宝塔が、幻のように見えました。
     
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     喜多院境内でも「春まつり」が始まっていましたが、花見茶屋も
     花見の宴会も閑散として、サクラ色のまつり提灯が寒そう。    
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     でも、庫裏と寺務所敷地内の枝垂れ桜の古木は、満開でお花見気
     分を満たしてくれました。あふれるように花をつけた枝越しに、
     多宝塔が堂々として、差し掛かる枝垂れが優雅で、奥ゆかしさも。
     庫裏から渡り廊下でつながる客殿と書院には、徳川三代将軍家光
     の誕生の間、家光公の乳母・春日局の化粧の間が、江戸城紅葉山
     (皇居)の別殿から移築されています。    
    
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      ・・・ツィター界の第一人者 河野保人・直人さんによる・・・
      ♪♪「華麗なるツィターの夕べ」コンサートへのお誘い♪♪

      まだツィターという弦楽器を知る人が少なく、河野さんも演
      奏家として活動を始めて日の浅い頃から、地元国分寺市内で
      始めたコンサートも33回目に。演奏家として作曲家、ツィター
      の研究者、資料と楽譜・楽器のコレクターとしても貴重な存在
      です。
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投稿の方法が変更になり、大変戸惑いながら投稿。
全く利用者泣かせのブログです。
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by love-letter-to | 2017-04-02 12:41 | 折々通信 | Comments(0)

忘れ得ぬ人々&道草ノート折々


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