忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.83 芽柳ゆらら

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          芽柳や風のタクトで右ひだり
     3月第2日曜日。東日本大震災から6年という月日が経ち、
     昨日11日は政府主催の追悼式をはじめ、被災地各地でも慰
     霊と復興への祈りを込めた集いが開かれました。
     防波堤や土地の嵩上げ、高台移転などハード面の復興が進む
     一方で、まだ12万人以上が避難生活を強いられ、復興への思
     いも様々であると各メディア。改めて大震災と原発事故被害の
     甚大さを知らされました。それでも未来に向けて歩んで行かな
     ければ…と、一歩外に出かければ、柳は萌木色に。芽を吹いた
     ばかりの枝垂れ柳は芽柳と呼ばれて、その繊細な美しさに見惚
     れました。まるで風がタクトを振り、右へ左へゆらゆらと。
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    上は小川上宿緑地の北側の児童公園で出会った芽柳です。遊具
    のてっぺんに届きそうなくらい、長々と幾筋もの糸を垂らして
    いました。
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    立川通りに沿って流れる小川分水・彫刻の谷緑道では早咲きの
    桜がもう満開に。カンヒザクラとオオシマザクラとの種間雑種
    と考えられる栽培品種の大島寒桜でしょうか、3~4本の早咲
    き桜があります。河津桜より色が薄いピンク色でした。
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    足を伸ばして「森田オープンガーデン」にも立ち寄ってみまし
    た。まだ準備中と言った状態でしたが、クロッカスが敷地のあ
    ちこちに。地表すれすれに花びらを開けて、パラボラアンテナ
    のように陽光を花芯部に集約させているみたい。
    黄色がまず咲いて、青紫や白、紫の斑入りなどが開花するそう
    です。雌雄の蕊がサフランのそれと同じく、紅がかった濃い黄
    色ですが、料理には使えないとのこと。鑑賞用で花サフランの
    別名も。アヤメ科サフラン属です。
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    アヤメといえば5月の連休頃から咲きますが、どうみてもアヤメ
    に見える花も咲いていました。ネットで検索すると早咲きのアヤ
    メもあるみたい。めん処「松根」が閉店して寂しくなりましたが、
    オーナーの森田さんが自家用カフェにして、お茶飲み友だちとお
    しゃべりの場にしているそうです。「今度、お茶飲みに来て!」と
    言われました。寒中にたっぷり施肥をしているので、もうしばら
    くすると、花々がどっと咲いて楽しませてくれることでしょう。
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    バスの車窓から青梅街道沿いの旧家で、白木蓮が今にも開花しそ
    うでしたので、今朝、小平団地内の白木蓮も開花しているのでは
    ないかと、訪ねてみたら、もうチョイ。でもコブシ(辛夷)は開き
    切っておりました。
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    今春は、確かに花の開花は例年よりスピードアップしています。
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# by love-letter-to | 2017-03-12 18:35 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.82 やよい月に

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        満作や遊行の境地ほど遠く 
     3月最初の日曜日。昨日今日の温かさで、まず咲くから
     満作あるいは万作と呼ばれるマンサクが玉川上水・商大
     橋上流の一角でも、満開状態になりました。
     細い紙っぺらのような花弁が4枚、捩れて開花。3~4
     個集まって樹木全体にびっしり花をつけることから、豊
     作の意で満作と名付けられたという説も。
     満作が咲くと、やっと春が来たと思う一方で、心を乱さ
     れることも多く、年相応に穏やかな暮らしをと思いつつ、
     程遠い日々です。
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     遊行とは…、五木寛之著「林住期」、鎌田実さんの著書
     「遊行を生きる」によると、古代インドの法典では人生
     を「学生(がくしょう)期」「家住期」「林住期」「遊行期」
     の4つに区切り、これを「四住期」と称して、「遊行期」
     は人生の締めくくりの時期、死への準備期だそうです。
     「遊行期」に至ると、しがらみや煩悩から解き放たれて
     自由になれる時期でもあるそうです。
     満作の花を仰いでみると、4枚の花弁はあっち向き、こ
     っち向きして、遊行しているようにも。
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     あかしあ通りの車道と歩道との境界石周囲にも、春が来
     たよと、ナズナ(薺)が花首を振っていました。市街地の
     舗装道路上は輻射熱で温まりやすく、道草の開花が早い
     そうです。春の七草の一つで、その果実が三味線のバチ
     に似ていることから三味線草とか三味の花、ペンペング
     サとも。もう茎の下方ではバチに似た果実も。
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     ホトケノザ(仏の座)と外来のオランダミミナグサも、あ
     かしあ通りで開花。オランダミミナグサはヨーロッパ原
     産ナデシコ科の越年草。草丈はハコベより少し大きく20
     ㌢程度。全草に繊毛が目立ちます。
     渡来した江戸時代当時、国交のあったのはオランダだけ
     で、在来種に葉の形がネズミの耳に似ているミミナグサ
     (耳菜草)があり,それに似ていることが名前の由来。
     外来の方が繁殖力が勝り在来種の方は各地で減少してし
     まったとか。
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     歩く道々で沈丁花の甘い香りも漂ってくるようになりま
     した。民家の庭先や道路の植え込みでも、赤紫色の蕾が
     ほどけて、淡いピンクの小花が薬玉のよう!
     中国南部原産で、日本では室町時代頃にはすでに栽培さ
     れていたとされます。ジンチョウゲ科の常緑低木で、香
     木の沈香に似た香りを放ち、丁子に似た花をつけること
     から沈丁花と。
     杉花粉も最盛期。本当に今春の花粉の飛散量は多く、行
     き交う人もマスクをかけている人が増えました。悩まし
     い季節でもありますね。
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# by love-letter-to | 2017-03-05 18:17 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.81 古都の春

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         春風や我が心にも吹き荒れて 
    2月最後の日曜日の昨日は、団体列車の旅に初参加。このところの気
    温のアップダウンの激しさと花粉症で、心の中まで春の嵐が吹き荒れ
    た状態でしたので、気分転換に古都鎌倉の旅に参加してみました。
    私の場合、花粉症による発疹は3~4年に1回重症化します。今春は
    5段階の4程度の重さで、頬から額、上瞼まで湿疹が出て我慢できな
    いほど痛痒くなりました。
    旅の前日、朝9時過ぎに行きつけのクリニックに駆け込んだのです
    が、風邪と花粉症患者が多くて、受付番号は29番。土曜日の診察は
    医師が一人しかいなくて、しかも午前中のみ。正午に落ち合う約束
    があり、受診できないまま帰宅してしまいました。
    昨年処方された塗り薬で応急処置をして、マスクとメガネ、帽子姿
    で鎌倉へ。幸い、日中は温かく風も穏やかで、北鎌倉~極楽寺~由
    比ヶ浜~若宮大路~鶴岡八幡宮へ。鎌倉は年中縁日のような賑わい
    でした。

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    北鎌倉商店街では様々なつるし飾りが店頭に提げられていました。今
    年で7回目、イタリアンのレストランや古民家カフェなど100店舗以
    上が「北鎌倉吊るし飾りのある街」イベントに参加しているそうで
    す。3月20日頃まで。

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    手持ちの小物を吊るしたり、コースターやトランプなども吊るされ、
    「これなら私にもできそう!」と。

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    女性の側から離縁のできない江戸時代まで、「駆け込み寺」とか「縁
    切り寺」として、女人救済の役割を果たしてきた「東慶寺」。中門ま
    での狭く険しい石段は、男子禁制のためとか。
    その本堂の入口に開祖者・北条時宗夫人の覚山志道尼の遺徳を讃えた
    歌碑、その傍らに、白梅の古木が密やかに。
    東慶寺は今から約720年前、弘安8年(1285)に開創された尼寺でし
    たが、明治以降は縁切りの寺法は廃止され、尼寺の歴史も明治35年
    (1902)に幕を閉じました。

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    3年後 明治38年から新たに円覚寺派の禅寺として今日に。北鎌倉駅か
    ら4~5分。駅に近いせいか老若男女、外国人観光客も境内に押し寄
    せて、カメラとケイタイで自撮りしている姿の多いこと!でも本堂を
    お参りされる姿は少なく、やっと古刹の雰囲気が撮れました。

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    北鎌倉から鎌倉駅へ。江ノ電に乗り換えて極楽寺へ。由比ヶ浜や長谷
    駅から比べると、この日の乗降客は少なく、極楽寺境内でも一人旅の
    気分を味わえました。紫陽花の時期は込み合うそうです。
    江ノ電の線路をはさんで向かい側の高台に建つ成就院を経て、緩くカ
    ーブした極楽寺坂を下ると10分足らずで、由比ヶ浜へ。景色は一変し
    て潮の香りと砂浜を洗う波の音、近寄って来るウィンドサーファーが
    カッコいい!
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    浜を散歩する男女、家族連れも多く、もう鎌倉の海は春の波。
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    傍らには若布を干している光景も見られ、シラス漁も行われている
    とのこと。海水浴シーズンには“芋を洗う”ような由比ヶ浜で、若布の
    簾に出会ったのは新鮮な驚きでした。

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    由比ヶ浜から30分余りで若宮大路の一の鳥居へ。源頼朝が鎌倉に幕
    府を開き、その宗社であり、守護神として800年余。鎌倉のシンボ
    ルでもある鶴岡八幡宮境内へ。正面の舞殿と本殿へ向かう参拝客の
    中で、春らしい着物でバッチリ決めた若い女性たちにカメラを向け
    たら、OKのサイン。着物女子も古都鎌倉の春をシンボリックに。
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        由比ヶ浜で拾った貝殻です。
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# by love-letter-to | 2017-02-27 16:58 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.80 春一番の後で

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     2月も第3日曜日に。ここ一週間で春一番も吹いて、空から降ってくる
     のが雪から雨に替わる「雨水」の候に入りましたが、首都圏は今年に入
     って雨らしい雨が降らず、上水堤もカラカラ。歩くと土煙がもうもう、
     靴もズボンの裾も土埃で真っ白になってしまいます。
     花粉も舞い始めたようで、目は痛痒くなり頬には湿疹、風邪も引いてダ
     ウンしてしまいました。
     で、今回の折々通信は旧知の下川明子さんの「創作人形展」のご案内を。
     明子さんは日の出町平井の自宅で、創作人形工房「木綿(ゆう)の声」を
     開設しておりますが、その人形の素晴らしさが伝わり、今回、羽村市生
     涯学習センターの展示室で一挙公開されることになりました。
     上はここ1年かけて制作した最新作「しらうめ保育園児」です。
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     羽村市立保育園の園児たちのスナップ写真に創作意欲を掻き立てられ、同
     園と保護者から許可を得て制作に取り掛かったそうですが、まずスニーカ
     ーの素材に悩み、服飾材料店やホームセンター、古着屋などを探し歩いた
     けど、適当な材料がなくて断念しかけた時、100円ショップでジッパー付
     きの鉛筆入れが使えそうで、靴底も樹脂粘土で何とかなりそうだと、スイ
     ッチがはいったとか。
     何気ない表情やしぐさを人形にするため、写真から園児一人一人をスケッ
     チして、頭に設計図を描いてから粘土で頭を造り、ボディを造り、衣服も
     手縫い…気が遠くなりそうな工程を経て出来上がった園児たち。会場では
     右端の男児のような赤い日除け帽をかぶって展示されるはずです。
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     糸が好き、布が好き、手仕事が大好きな下川さんは、洋裁師の仕事をして
     いたそうですが、子育てに一段落した頃、創作人形作家の与勇輝(あたい・
     ゆうき)さんのピエロ出会い、その虚ろな表情に自分の分身ではないかと。
     井戸端会議のようなおしゃべりが苦手で、内向するタイプの下川さんと私
     は妙に波長が合って、ある会合で出会って以来30年余になります。上は
     初期に創った下川さんのピエロ作品4体と「旅人」と題した若者像。煙草
     ラークのCMからイメージして、根無し草のように世界を旅する青年像を。
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     2歳で実母を亡くして、明子さんは淋しかった幼少期を埋めるかのように、
     幼児や母子象の作品も数多く創っています。上は赤いニット帽に赤いセータ
     ー着て頬杖をついている「日だまり=右」と「思いきり遊んだ後で」。
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    ほのぼのとした母親やお祖母ちゃんの温もりを題材にした作品。
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     かと思えば、粋な着物を着て膝を崩した女性坐像「矢車草」、ゴージャスな
     ファッションを身にまといアンニュイな雰囲気を漂わす女性像「まどろむ」な
     ど、異色の作品も。明子さんのどこにこんな色っぽさが潜んでいるのか…?
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     機械文明や発展に背を向け、厳しい戒律を守り、アメリカ開拓時代の暮らし
     を続けるアーミッシュの子どもたちを題材にした微笑ましい作品も。麦藁帽
     子も麦藁で手作りして。
     下川さんの創作人形は前からだけでなく、背後や横から見ても自然体で細部
     まで神経が行き届いており、見る人に語りかけてくるようです。30年余かけ
     て制作した60体が展示されるそうです。作品の大きさは30~60㌢ぐらい。

     会場の「羽村生涯学習センターゆとろぎ」へは、青梅線羽村駅東口から徒歩
     8分。入場無料。問い合わせは042・570・0707.
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# by love-letter-to | 2017-02-19 18:07 | 折々通信 | Comments(1)

折々通信No.79 花は咲けども

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           近在に花は咲けども春寒し
     2月第2日曜日の今日も「早春賦」の歌詞通り、春は名のみで、 風
     の寒さが身に凍みる一日でした。3月並みの温かさで立春を迎えたの
     に、その翌日からドーンと冷え込んで、日本海側では中国、近畿から
     東北にかけて豪雪に見舞われております。
     その間、旧友を訪ねて五日市線武蔵引田へ。拝島~武蔵五日市間は、
     日中30分に1本の電車しかなく、ホームで長々と待つことになりまし
     た。駅周辺にはコンビニもなく、ホームの端から端まで行ったり来た
     り。南側に広がる畑地の真ん中に紅梅でしょうか、この寒さの中でも
     満開状態でした。百草園など近在の梅も見頃を迎えているとのこと。
     自宅から小平駅までのバスの車窓、小平から拝島までの電車からも河
     津桜が咲いているのを目にしました。
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     伊豆河津桜も見頃を迎え、河津桜まつりも始まったそうですが、多摩
     地域でも最近、河津桜が目立つようになりました。早咲きでピンクの
     色が鮮やかですから、植栽が進んでいるのかしら?
     上は自宅近くの個人宅で撮った河津桜です。まだ幼木ですが立春早々
     から開花しました。
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     そして桜草も。冷たい北風にもめげず…。
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     玉川上水堤でも、小桜橋~茜屋橋間にアセビが開花。小さなランプ型
     の花をつけた房をたわわにつけていました。馬酔木と書いてアセビ、
     ツツジ科の常緑低木です。
     枝葉に「アセボチン」という有毒成分を含んでおり、馬が食べると酔
     払って足がなえることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、次第に変
     化して「あしび」そして「あせび」となったそうです。
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     近世までは馬が主要な陸上交通手段で、山路や街道筋にもアセビが多
     く自生していたそうです。万葉集にも「「わが背子に わが恋ふらくは 
     奥山の あしびの花の 今盛りなり」など、大伴家持の3首が。
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     茜屋橋下流左岸にはウグイスカグラもチラホラ、小さなラッパ型のピン
     クの花を。5月頃に赤く熟する実は鶯の大好物で、神楽を舞うように
     群がることから鶯神楽の名前になったそうです。
     花径は1㌢にも満たないけれど、赤く熟した実はナツグミをの半分くら
     いで、甘酸っぱくて美味しい実です。鶯ならずとも野鳥たちの大好物ら
     しく、熟れるや否や彼らに食べられてしまうようで、なかなかお目にか
     かれません。
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# by love-letter-to | 2017-02-12 22:53 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.78 春を探して

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           節分草あちこち向いて丈3寸
     2月最初の日曜日。昨日の立春は三月並みの陽気でしたが、空気が
     カラカラに乾いております。予報では今日の午後から雨が降るとの
     ことで期待していたのですが…空振り(降り)のようですね。
     今月早々、セツブンソウ(節分草)が開花していると聞いて昭和記念
     公園・こもれびの丘を訪ねてみました。例年なら2月半ばから開花
     するのに、もう満開でした。…と言っても、緩やかな傾斜地にポツ
     リポツリ氷片を散らしたようで、カメラを地に置いたり、腹這いに
     なって撮っている人が見られました。さらにあっち向き、こっち向
     きで草丈も10㌢余り。小さな春です。傍らの松ぼっくりが巨大モニ
     ュメントに見えました。
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     セツブンソウはキンポウゲの仲間で、節分の頃から開花するので節分
     草と。花径2~3㌢、純白の花びらに見えるのは5枚の萼です。本来
     の花弁は退化して花芯部を取り巻いている黄緑色の玉:蜜源(ネクター)
     になっているとか。居合わせた節分草に詳しいカメラマンから教わり
     ました。秩父など石灰岩地帯に自生しているそうで、自生地とは趣が
     違うとも。
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     この日はNHKのロケ隊も来ており、午後6時過ぎからの首都圏ニュー
     スで節分草の開花が伝えられました。
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     同公園のガイドボランティアさんに薦められて、花木園付近のフクジュ
     ソウ(福寿草)も訪ねてみました。まだ開花し始めたばかりでしたが、
     林床のあちこちに大小の群生が輝いて。
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     元日草、朔日草とも呼ばれ古くから親しまれてきた福寿草ですが、学名
     はAdonis amurensisで「アムール川流域の」アドニスです。アドニス
     はギリシャ神話に登場するイノシシの牙に突かれて 死んでしまった青
     年の名前に由来するとか。欧州産の原種は血のように赤い花だそうです。
     花の名前の由来はドラマティックで、古代史やギリシャ神話に由来する
     ことも多く、人との関わりも面白いです。福寿草は全草有毒とのこと。
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     福寿草の近くにはスノードロップの大小の群生も。直訳すれば雪の雫。
     その名のような姿をしているヒガンバナ科の球根植物です。ヨーロッパ
     ~コーカサス地方原産で、和名はマツユキソウ(待雪草)。
     ヨーロッパでは古くから親しまれており宗教との関わりも深く、神話や
     伝説も多く、キリスト教では2月2日の聖燭節(キャンドルマス)の花と
     されているそうです。
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     花は外側に大きめの花びらを3枚、その内側に小さな花びらも3枚。内
     側の花びらは重なり合って筒状になり、緑色の斑をつけるのが特徴です。
     気温が極端に低くなったり、夜になると外側の花びらを閉じて温度調節
     をするそうで、植物に備わったメカニズムに関心してしまいます。
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     花木園では紅梅も白梅も咲き香っていました。今春は南方から運ばれて
     くる大気の影響で、気温の上がる日が多く、ことに関東東海など太平洋
     岸は花の開花が早いとのこと。でもまだまだ寒戻りに要注意ですね。
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     水鳥の池では番らしい鴨が二羽、気持ちよさそうに日向ぼっこを。

      ・・・・東京農工大学科学博物館・友の会サークル作品展・・・・
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     明治時代に農商務省農務局蚕病試験場に設置された「参考品陳列場」
     からはじまって、蚕の育成や養蚕業に関わる貴重な道具や資料を数多
     く所蔵している東京農工大学科学博物館で、繊維と手仕事に関わる伝
     統技術を受け継ぎ、伝えようと「友の会」サークルが発足して36年。
     「絹」「織物」「藍染」「型絵染め」「ひも結び」「レース」「組ひも」
     「手紡ぎ」「紬瑠かご」「わら工芸」の10サークルで活動しており、
     1年間の活動を通して出来上がった作品の展示会です。
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     2月11日(土)まで10時〜17時(入場は16時半まで。月曜の明日は休館、
     最終日は14時で終了)。JR東小金井駅西口から徒歩7~8分、入場無料。
     手仕事の素晴らしさと綿や羊毛、草木の蔓、藁など自然繊維が生活に
     大きな役割を担ってきたか、資源の乏しい日本で使い捨てやゴミ減量
     問題も考えさせられる展示会です。
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# by love-letter-to | 2017-02-05 20:44 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.77 春隣り

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       庭先の陽射し弾んで枝垂れ梅
     まだ寒中ですが、1月最後の日曜日は冷え込みも底から脱したように、
     明るい陽射しに恵まれました。何よりも温かい陽射しが嬉しく感じる
     日々。少し遠出もしたくなりました。
     上水堤で中央公園付近に差し掛かると、甘い香りが漂ってきました。
     もしかして…と、粕谷家の梅林に立ち寄ってみたら、パラソル状に仕
     立てられた枝垂れ梅2本が七八分咲きになっていました。例年より2
     週間ぐらい早めでしょう。
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     粕谷家は上水本町一帯の旧家で、2本とも先々代が手塩にかけて育て
     たそうです。10日ほど前には1~2輪が走り咲きしていただけなのに、
     昨日はてっぺんから枝先にかけて、開花が進んでいます。屋敷内には
     紅白梅の古木や蕾の時は黄緑色の品種など20本あまり。母屋の裏側に
     も数本の梅古木がある梅屋敷で、ここ10数年、楽しませてもらってい
     ます。昨年、ばっさり剪定された幹からも小枝を伸ばして初々しい花を。
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     梅林の南側の畑地には蕗の薹もポツリポツリ姿を。キク科のフキ(蕗)
     の蕾で、まだ地表に現れたばかりで、半ば土に埋もりながらも“おく
     るみ”代わりの苞葉を剥いで、薄緑色の花を覗かせています。早春の
     使者のお目見えです。このところ雨水が乏しく、地面がカラカラに乾
     いて、気の毒ですが…。
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     隣地のお宅の見事な枝ぶりの白梅は満開でした。そして早くも蜂が蜜
     と花粉集めに群がっていました。まだ時候は行ったり来たりするもの
     の「春隣り」の季節なんですね。
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     中央公園・じゃぶじゃぶ池脇の休憩所では、西寄りに回った陽射しが
     ベンチに扇形のシルエットを浮かび上がらせていました。
     自動販売機で缶コーヒーを買って、ひと休み。日の入り時刻が伸びて
     きたのを感じます。節分・立春も間近ですね。
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# by love-letter-to | 2017-01-29 17:54 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.76 陽だまりに鼓動

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         大寒や陽射しの中に鼓動聞く
     大寒に入り厳しい冷え込みが続いておりましたが、1月第4日曜日の
     今日は日中の気温も10℃を上回りました。久々にウォーキングシュー
     ズを履いて近隣散歩に。4日ぶりかしら。
     もしかして富士山が望めるのではないかと、都立武蔵国分寺公園の高
     台へ立ち寄ってみましたが、空全体に半透明の膜をかけたように、靄
     がかかって、奥多摩方面の山並みですらぼんやり。でも、武蔵野池の
     噴水は陽射しにキラキラ。手前の枯れ芒と好対照でした。黙した大地
     の鼓動を耳にし、目にしたよう。
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     同公園から崖線を下った真姿の池や湧水・お鷹の道も歩きたかったの
     ですが、初場所千秋楽の白鳳と稀勢の里の結びの一番とテニス全豪オ
     ープン4回戦・錦織×フェデラー戦が気にかかり、早々に引き上げて
     しまいました。上は帰り間際に撮った枯れ芒群生です。サヨナラして
     るみたいでした。
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     引き上げようとして多喜窪通りへの階段を見上げたら、2歳児ぐらい
     の男児とママさんが階段の下へ。男児が30段以上もある階段を上れ
     るかな?と見守っていたら、1,2段のところで抱っこをおねだりし
     たようです。
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     都立多摩総合医療センター~小平団地間のバスで、小平団地バス停で
     下車。あかしあ通りを北へ歩いていると、並木のニセアカシアの根元
     に、ハコベがもう開花していました。明日からまた大寒本来の寒さが
     戻って来るというのに、ハコベは柔らかな緑色の葉を茂らせ、白い小
     花を沢山開花させていました。例年より2週間ぐらい早いのではない
     でしょうか。
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     小平団地内ではあちこちに水仙も開花。内側の覆輪も真っ白な水仙も
     見かけました。日本水仙の園芸種でしょうか。とても清楚で芳香を漂
     わせていました。陽だまりには春遠からじを感じた一日でしたが…。
     今日はこの辺で。稀勢の里が初優勝!おめでとう!
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# by love-letter-to | 2017-01-22 20:38 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.75 寒厳しくとて

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         寒木立耳を澄ませば四十雀
     1月第3日曜日の今日は、今冬一番の強い寒波の影響で日本海側から
      関西、東海地方にかけても大雪に。2㍍を超す積雪で、屋根に積もっ
     た雪が崩れ落ちたり、除雪作業中に命を落としたり、ことに年老いて
     豪雪地方で暮らすのは大変だと胸が痛みます。新潟の限界集落に別荘
     を持つ友人の話では、雪下ろしを頼むと1日2万円はかかるそうです。
     小平でも日中の気温は4℃。朝は戸外の水道菅が凍って、路面も粉を
     振りかけたように凍っていました。こんな日は日向でも底冷えがして、
     上水堤を歩く姿も少なく、野鳥の声や羽ばたきがクリア-です。
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     寒波が押し寄せる数日前には、上水堤の貫井橋付近でオオイヌノフグ
     リが開花していました。今月3日に歩いた時にも数えるほどですが、
     コバルトブルーの4弁の花びらを広げていました。
     オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)だなんて気の毒な名前ですが、春に
     先駆けて開花。オオバコ科の越年草で全国至る所で見られ、瑠璃唐草、
     天人唐草、星の瞳などファンタジックな別名も。
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     回田町の駐車場のヘリにはホトケノザ(仏の座)も、例年より2週間以
     上も早く開花していました。年明けから温かい日が続いていたので、
     仏様の台座に似た葉の上で浮かれだしたように見えました。
     でも、オッとどっこい、季節はそうそう簡単に冬から春へギアチェンジ
     してくれません。アップダウンの激しい年になりそうです。
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     上水沿いの民家の庭でもロウバイが香り、小金井公園・梅の園の素心蠟
     梅(そしんロウバイ)も満開に。半透明でツヤのあるクリームイエローの
     花びらがまるで蝋細工!臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くことから蝋梅、
     あるいは蠟梅と。冬の花で、上品な香りは冬の厳しさを和らげてくれます。
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     フェンスに遮られて上手く撮れなかったのですが、休耕地ではナズナ(薺)
     も草丈が40㌢前後になって、白い小花をわんさか開花。春の七草の一つ
     で、三味線のバチに似た実も結んでいました。その実の姿から別名ペンペ
     ングサ、シャミセングサ(三味線草)と。ネーミングが何とも巧みで…。
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     ノゲシも路傍の脇や上水堤でも開花していました。ノゲシ(野芥子)は、葉
     がケシに似ているだけで、ケシとは全く別種でキク科ノゲシ属の一種。
     別名のハルノノゲシと呼ばれることが多いようです。花はそっくりで葉の
     棘が鋭く、ごわごわしているのはオニノゲシ。市街地では越年化している
     のか、最近は季節を問わず咲いているのを見かけます。
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     これからしばらく極寒の日が続いて、上水ウォークもさぼりがちになりま
     すが、厳冬期でないと見られない花やシーンもあり、ボチボチと…。
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# by love-letter-to | 2017-01-15 20:39 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.74 初尽くし

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        喜寿にして田んぼで書初め初体験
    年明けて2回目の日曜日、日中の気温も7℃しか上がらず、午後から
    冷たい雨も降ってきました。明日は成人の日。雪にならないといいけ
    ど…。
    「田圃で凧揚げをして、書初めをしませんか」と、紙匠・吉田徳雄さ
    んから誘われ、正月二日、八王子小比企町の磯沼牧場で行われたイ
    ベントに参加してきました。例年、三が日は近くの神社に初詣するく
    らいで、寝正月に近い過ごし方をしてきた私には初体験ばかりでした。
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    年末年始ダイヤのバス電車を乗り継いで、京王線山田駅から徒歩7~
    8分、なだらかな小比企丘陵の南斜面に広がる磯沼牧場へ午前10時
    にたどり着いた時は、5~6組の親子やアウトドア愛好家たちが和凧
    に絵や字を書いていました。「北側に山を背負っているから、ここは
    温かいんですよ」と、牧場主の磯沼正徳さん。
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    磯沼牧場では市街地にある牧場のロケーションを有効活用して、牧場
    体験、牛やヤギ、ヒツジなどとのふれ合い教室など様々なイベントを
    実施しており、書初め・凧揚げ会も今年で3回目。立川駅南口で和紙
    と書道用品専門店を開いている吉田さんの指導で、凧に絵を描いて尻
    尾と糸をつけて、磯沼家の田圃で凧揚げを楽しんだ後、長い巻紙に参
    加者で書初めをしようという催しでした。
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     この日のランチはミルク雑煮と聞いて、牛乳と餅のミスマッチな取り
     合わせが不安でしたが、磯沼家の田畑で採れた糯米でついた餅に大根
     とネギ、絞りたての牛乳を使ったミルク雑煮も、マイルドで信じられ
     ないほど美味でした。ダッチオーブンで煮込んだチリコンカーン、炭
     火焼のフランクフルト、ビーフの燻製の炙り焼き…いずれも初体験の
     味でした。特にマシュマロを炭火で少し焦がした味は忘れられません。
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     北野街道と湯殿川沿いにかけて広がる田圃は、電線に遮られない新春
     の青空が広がって、凧揚げに最高!
     半紙大の手づくり凧でも、よく上がりました。「凧揚げ日和だ!」と、
     吉田さんも目を細めていました。
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     約1時間、凧揚げを楽しんだ後、大きな筆で参加者が一字ずつ「あけ
     ましておめでとう…」と、書初めに挑戦しました。吉田さんが用意し
     た巻紙は長さ20㍍あまり。田圃に長々と。 
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     墨をたっぷりつけた筆の重さ5~6キロにもなり、膝で支えながら字
    を書くそうで、幼児たちはパパやママに支えてもらいながら、字を書
    く体験をしました。
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      自然の中で日本の伝統である書道を体験するのが狙いだそうです。
      墨の香りが正月晴れの空に広がって行きました。
      またとない経験をした2017年の初体験でした。
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# by love-letter-to | 2017-01-08 19:39 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.73 新年早々

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        初春や運気取り込む年であれ
    近年になく温かく穏やかで、澄み切った青空の元旦を迎えました。
    元旦早々、朝寝坊をしてしまい目が覚めたらもう初日は高々と上って、
    今年も初日の出を見逃してしまいました。この調子では運気も取り逃
    がしてしまいそうですが、酉年は商売繁盛、運気も取り(酉)込める年
    とされています。
    上は昨年末に訪ねた石神井公園前の土鈴工房「鈴蔵」の酉年土鈴です。
    お多福のお面をつけた土鈴やヒヨコ連れの土鈴、松竹梅をボディに描
    いた土鈴など、いずれも掌に乗るサイズで、降るとチロチロと素朴な
    音色がこぼれます。土鈴はよく鳴ることから「良く成る」に通じる縁
    起物として好評です。
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       子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二支の土鈴。

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    土鈴工房「鈴蔵」の主・藤沼万治子さんが御岳神社の参道入り口近く
    の旧家の蔵を借りて、土鈴展示館を開設して20数年。その間、藤沼
    さんは石神井の自宅から毎日、御岳まで 電車を乗り継いで通ってい
    ました。片道約2時間。気が遠くなりそうです。
    同居していたご主人の両親が高齢で要介護状態になり、昨春、展示館
    は閉館しましたが、縁あって 自宅近くに土地を求めることができ、工
    房を開設。一部蔵造りになっている工房は雛祭りなどのイベントには公
    開するそうです。
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    工房には3000点以上の土鈴コレクションの収納・展示できるスペース
    も設けてありました。

        明日も好天だそうですから、歩き初めをしたいと…。
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# by love-letter-to | 2017-01-01 23:19 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.72 歩き納め

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           暮の道垣根に一輪紅の薔薇
    暮れも押し詰まり、十二月最後の日曜日の今日はクリスマスサンデー。
    青空が広がった午後から、今年最後のつもりで上水堤へ。
    先週はまだ葉を残した樹木も多く、堤は落葉で埋まっていましたが、一斉
    に落葉し、清掃作業も 実施されたようで、見違えるほど明るく、空が透け
    て見えました。
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    府中街道と上水の交差点近くの民家の垣根に、一輪のバラが咲き残ってい
    ました。蔓バラ系のコクテールではないかと思うのですが、紅色が鮮やか
    で、どっきりするほどでした。
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    上は鎌倉橋から上流にかけての上水堤です。水路敷き沿いのフェンスの
    影もくっきりと。日中の気温も上がってきたので、ウォーキングをする
    人も多く、散歩日和でした。
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    津田塾キャンパス前の新堀用水沿いに植わっているイヌビワも、黄葉
    していた葉をすっかり落として、イチジク型の実だけに。大型の葉が
    落ちてしまうと、今冬は例年になく沢山の実をつけており、冬芽も観
    察することができました。
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    中央公園の銀杏並木もシースルーになって、総合体育館のドーム屋根
    がくっきりと見えました。屋内の照明もガラス越しに見えて…。
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    グランドの東側に植わっているメタセコイヤの並木もほぼ裸木になり
    ました。落葉針葉樹で円錐形の樹形が北欧型で素敵です。
    カナダ北部、シベリア、グリーンランドなど北半球の北極周辺に広く
    分布。日本にも300万年から100万年前頃まではたくさん生えていた
    らしい。その頃からあまり進化していないらしく、生きている化石と
    して有名です。和名はアケボノスギですが、和名より属名のメタセコ
    イアと呼ばれることの多い樹木です。
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    いい香りがすると思ったら、中央公園南側の堤には、もう日本水仙が
    数輪開花していました。

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    2016年は1月には国道18号碓氷バイパスでスキーのツアーバスが崖
    下へ転落事故が発生。4月には熊本大地震が発生、その後も余震が相
    次ぎました。7月には神奈川県相模原市の障害者施設で、元職員によ
    る殺傷事件で死者19名、多数の重傷者を出すショッキングな事件が。
    また7月には北海道で地震が多発、8月には東北・北海道に台風災害。
    今月22日には新潟・糸魚川市で大規模火災が発生するなど、人災天災
    が相次ぎました。
    申年は 間もなく去りますが、来たる2017年酉年は運気を捉える年だ
    そうで、いい年になりますように。
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# by love-letter-to | 2016-12-25 22:23 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信 No.71 落ち葉路で

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        落葉路行き交う足音カンパネラ
  今年も残り少なくなり、一日一日の経つのがはやいこと!
  昨日から平年並みの気温に戻りましたが、先週半ばの身を突き刺すような冷たい
  強風に、上水堤の落葉も一気に進みました。
  落葉を踏みしめて歩くのは詩的でロマンティックな反面、この夥しい量の落葉を掻
  き集めたり、処分を考えると気が遠くなります。
  小平市中央公園沿いの上水堤では、切株もベンチも落葉に埋もれて、行き交う人
  の足音がカンパネラのよう。
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  切り株付近を流れる新堀用水も落葉に埋もれて…。毎年、12月半ば過ぎには、エ
  アを噴射して落葉を一斉に用水に落として、府中街道手前に設けてある芥揚げ場
  で、クレーンを使った清掃作業が行われています。
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  中央公園・築山の頂上にある石積の円形スペースも、落葉のプールのようでした。
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  普段は樹林の薄暗がりで目立たない存在の震災用井戸とポンプですが、その周り
  の紅葉と山茶花の花灯りに浮かび上がっていました。
  ヤマモミジでしょうか、毎年、年末近くまでひと際色鮮やかに紅葉します。

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  落葉路を戻る途中、カサコソ、カシャカシャと乾いた音がするので、目を凝らしたら
  シジュウカラが餌を漁っていました。10羽くらいが群れていたのですが、土鳩がや
  って来ると、追い払われてしまい残念!
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  後には土鳩が2羽、木の上に。土鳩たちも烏がやって来ると、たちまち追い払われ
  てしまいます。こんな野鳥たちの攻防戦も、この付近は都市計画道路小平3・2・8
  号線の工事によって、見られなくなります。道路予定地の上水堤は、野鳥たちのた
  まり場で観察スポットなのに。
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  津田塾大南側の新堀用水脇に植わっているイヌビワも、先月末には葉が黄色に染
  まっていましたが、先週初めに訪ねた時は葉が殆ど落ちて、残った葉は褐色化して
  いました。
  イチジクに似た実は花であり、実でもあり、今の時期は実でしょう。大きさは直径
  1㌢ぐらい。口がほんのりピンク色で、キュートです。
       上の写真左は11月26日、右は12月13日撮影。
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  津田町アパート敷地内ではヒイラギの花が開花していました。純白の花の径は5~
  6ミリ、花冠は4つに裂けて反り返り、数個づつ葉腋につけています。モクセイ科
  の常緑小高木で雌雄異株で、この花は雄株のようです。黄色の葯をつけた雄しべが
  2本花冠から突き出していましたから。
  硬質で光沢のある葉の周りに 鋸歯が変形した刺があり、その刺が邪悪を追い払った
  り、侵入を防ぐことから小平周辺の旧家では、生垣として植えられているのを目に
  します。
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# by love-letter-to | 2016-12-18 18:51 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.70 暮紅葉どき

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        散る紅葉残る紅葉や次郎池
   師走も10日、一年で日中の時間が最も短い“暮早し”を実感する時期。「午後4時を
   回ると落ち着かなくて、この頃の日没どきが一番淋しい」 と言う声も聞きます。
   国分寺駅南口にある「殿が谷戸庭園」の昨年の暮紅葉の艶やかさが忘れられなくて、
   先週半ばに訪ねてみました。期待が大きすぎたのか、それとも今秋の気候のせいか、
   物足りない感じでした。それでも国分寺崖線の傾斜を活かした園内の景観にカエデ
   類の古木は映えて、紅葉狩り客やカメラを手にしたグループは「駅から徒歩2~3
   分で素晴らしい紅葉が見られて最高」と口々に。湧水の流れ落ちる次郎弁天池に青
   い空と見事な雪吊り、回りの紅葉が映り、幻想的なシーンを。 
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   昨夜、ブログのマイページを開いてびっくり!開設以来のテンプレートが利用停止
   になって、白紙状態でコンテンツが掲示されており、レイアウトも乱れていました。
   一瞬、何が起きたのか、頭の中が真っ白に!ウィルスに汚染されたのではないかと
   も思いました。exciteブログのリニューアルで、テンプレートの一部が利用停止にな
   ったそうです。サイトからの通信警告を見逃していたことによるハプニングでした。
   心ならずもイメージチェンジを。まだ編集作業にも慣れなくて四苦八苦中。PCや
   ネットでは何が起きるか改めて思い知らされました。
     上は殿が谷戸庭園の谷底にある竹林をバックにした暮紅葉です。

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   殿が谷戸庭園からお鷹の道をたどって、真姿の池湧水地、その崖線上に位置す
   る都立武蔵国分寺公園へ向かってみました。小さな旅に最適コースです。

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   普段は鬱蒼とした周囲の樹林に囲まれて、近寄りがたい感じの真姿の池弁天堂
   も紅葉灯りで、華やいで見えました。

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   湧水沿いにある野菜直売所の幟旗も、紅葉灯りと木漏れ陽を浴びて翻っており、
   湧水を汲んだりベンチでひと休みしている人も。大根や里芋、ホーレンソウ、柚
   子など、冬野菜の出番ですね。

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   真姿の池湧水の噴出口から石段を上ると、武蔵国分寺公園へ。この辺りの段差
   は20㍍以上もあり、汗ばんできました。公園は多喜窪通りをはさんで南側の西
   元地区には、武蔵野の面影を留めた野鳥の森、なだらかなに広がるこもれび広
   場とバリアフリーの園路が。親子でお弁当を広げている姿にほっこり。
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   ふれあい橋を渡った北側の泉地区は外周500㍍の円形の広場、噴水や滝もある
   武蔵野池があり、サッカーをしたり、ランニングをしている男女の姿が見えま
   した。池にはコサギや翡翠色のカワセミも訪れるとか。
   隣接地に来春、都立多摩図書館がオープンするそうです。

   ♪♪♪ 国分寺教会 クリスマス・ファミリーコンサートへのお誘い ♪♪♪ 
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   国分寺駅北口から徒歩7~8分、本町の高台にある国分寺教会・礼拝堂で、
   今月17日(土)14~16時(13時半開場)、声楽アンサンブルLa Balenvoce
   (バレンボーチェ)による、クリスマス・ファミリーコンサートが開かれます。
   アンサンブル名は暴れん坊ですが、絶妙のハーモニーと評判。ソプラノ歌手
   の志田尾恭子さんら国立音大出身の声楽家男女4人とピアニストで、ヘンデ
   ルの「オンブラ・マイ・フ」、ベートーヴェンの「君を愛す」、モーツアルト
   歌劇「ドン・ジョバンニ」より「お手をどうぞ」他、クリスマスソングも演奏。
   小さな子どももご一緒に。駐車場なし。入場は無料ですが、恵まれない人たち
   に献金を。会場へは国分寺駅北口から東栄会通りを東へ。突き当りの本町信号
   を渡った坂上。
      国分寺市本町1・6・2☎042・322・2017同教会。
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# by love-letter-to | 2016-12-11 19:29 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.69 黄落期に

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        縦笛を吹く少年像や黄落期
   師走に入り最初の日曜日に。幸いなことに小春日和が続いておりますが、紅
   葉は晩期、並木の銀杏も散り始めました。先週半ば、小平団地の銀杏並木の
   下を歩いたら、すっかり葉を落としている樹も目立ちました。2街区に立って
   いる笛を吹く少年のブロンズ像の周りは落葉で染まり、背後の銀杏並木も裸木
   になりつつの状態でした。色づくのは遅めで散るのは例年より急ぎ足のよう。
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   上は、残り半ばになった小平団地の銀杏並木。2街区と3街区の間の銀杏並
   木(右)では、初冬の青い空のⅤ字がくっきりと。
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   並木の下は黄金色のふかふか絨毯が長~く伸びて、傍らには掻き集められた
   落ち葉の袋が積み上げられていました。この時節は掃いても、掃いても落ちて
   来る銀杏の葉の始末に作業員は追われており、カメラ片手に歩いているのが
   心苦しくなりました。
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   でも銀杏の絨毯はポエジーですね。紅葉した桜の葉も数枚、吹き寄せられて。
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   例年、玉川上水堤の紅葉はお色気に乏しいのですが、今秋の桜葉は紅葉す
   る前に散って、イロハモミジやヤマモミジなどカエデ類の色づきも期待外れで
   した。10月半ば過ぎまで夏日があり、木枯らし1号が早々と吹き、11月中に
   初雪が降るなど、気象と暦がマッチングしてなかったかと、素人判断している
   のですが…。
   そんな上水堤で、オカトラノオの葉が特有の紅葉を。長楕円形の葉の葉脈を
   を残してまだらに色づき、褐色化した果実穂も。初夏に優美な白い花穂を弓
   なりにしていた姿からは想像できませんが、群生したオカトラノオの紅葉は里
   山の晩秋を彩る景観だとか。
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   小松橋からいろりの里付近の両岸にはカエデ類が多く植わっており、光線の
   具合によって、ハッとするほど美しい紅葉を。
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   小川監視所跡の紅葉は色様々で、雑木林の暮紅葉を見せてくれました。
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   近くの旧家の柿の木では、ヒヨドリが熟した柿を奪い合ってアタックしていま
   した。10数羽いたのですが、カメラを察知したのか飛び去って、一番食いし
   ん坊がご馳走を一人占め。
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# by love-letter-to | 2016-12-04 18:44 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.68 銀杏降る公園で

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        銀杏降る広場に父子大道芸
  11月も最後の日曜日になりました。先週24日(金)は関東甲信の各地で雪が降り、
  東京では54年ぶりとなる11月の初雪!小平付近では3㌢前後の積雪で、40代の
  男性が転倒して手首に怪我をしたそうです。
  その数日前に小平市中央公園を訪ねたら、噴水池広場の銀杏並木が金色に輝い
  ていました。黄葉の真っ盛りに初雪とは…。
  雪と真冬並みの寒さで、金銀杏の葉が落ちてしまったのではないかと、昨日、再
  訪してみたら、銀杏並木の下で大道芸が演じられていました。小平市内に住む路
  上パフォーマー・ジロー今村さんが大道芸の体験指導と実演中でした。
  ジローさんの長男で小学6年生の草志くんがカラーボールを手に、お手玉のよう
  に上げていました。
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  最初は3個から。「まだ長続きはできませんから、上がったら拍手してやって
  下さい」と、ジローさんが温かくフォローしていました。父と子の信頼関係が伝
  わってきます。2年前には太鼓やタンバリンを叩いて、父のパフォーマンスを応
  援していた草志くんの成長ぶりにも驚きました。
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  3個に続いて4個も成功させ、次は工事現場などで使われる円錐形のロードコ
  ーン (Road cones)を顎で倒立させる演技に挑戦。1本、2本、3本…と数を増
  やして7本まで成功させたところで、ジローさんが「9本の記録に挑戦してみる
  か?」と、草志くんに聞いています。「うん」 と大きく頷いて、小さな顎の上
  に赤や青、黄色のロードコーンを9本も積み上げ大成功!40人余りに膨らんだ
  観客も大拍手を送りました。
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  この日、静岡から駆けつけたGAKKEN(がっけん)さんのジャグリングングに
  続いて、フィナーレはジローさんお得意のパイプ椅子を使った魂の肉体表現を。
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  真っ赤なスタジャンも脱ぎ捨てて、パイプ椅子と脚立を積み上げた上での倒立、
  開脚、最後は「夢」と書かれた旗を掲げて「僕が贈る言葉です」とエールを。
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  並木の銀杏は半ば散り落ちて、噴水池の周りは金色の絨毯を敷きつめておりまし
  た。もう数本は裸木姿を池面に映していました。
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  上は初雪の降る前22日に撮った黄葉ピークの銀杏並木です。まさに「銀杏は
  魔術師…ですね」公園をゴールドに。
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   「じゃあね」と言いつつ、おしゃべりも長引いて…。
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# by love-letter-to | 2016-11-27 19:13 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.67 晩秋の彩

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         里紅葉一筆ごとに色深め
  11月も下旬に入り、遅れていた紅葉も里に降りてきました。第三日曜日の今日
  は絶好の紅葉日和でした。昭島駅近くで インタビューの仕事を終えた足で、昭
  和記念公園に立ち寄ってみました。2年ぶりかしら。
  西立川駅で降りるなり紅葉見物の人、人、人で賑わっておりました。チケット販
  売機の列に並んでいると、「高尾山はこんなもんじゃなかった」と云う声も。数
  人のグループで紅葉の名所巡りをしているみたい。入口を抜けると群衆は四散し
  てホッとしました。水鳥の池を前にスケッチをしているグループに出会いまし
  た。葦やミソハギの枯穂の向こうに見える対岸の紅葉を描いており、一筆ごとに
  画面も色鮮やかになって…。
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   水鳥の池の周りを時計とは反対回りに歩いて行くと、鴨の群れと戯れている一
   家に出会いました。年頃の娘さん二人と還暦前のご夫婦は「久しぶりの一家団
   らん」だそうです。「紅葉のピークに出会えて最高!」とのこと。
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  バードサンクチュアリ付近では、園内でも一二を争うイロハモミジの大木が真
  っ赤に燃えて、辺りをも燦々と。「こんな紅葉は外国では見られないだろうな
  ァ」トランプにも見せてやりたいよ」と、シニアグループは、盛んにシャッター
  を押していました。そう言えばトランプ・次期アメリカ大統領は真っ赤なネクタ
  イをしていることが多いですね。似合ってないけど…。
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  日本庭園の紅葉は造園家や設計士によって設計されただけに、紅葉と池と常
  緑樹、石や橋、四阿との調和が見事で、錦絵巻を見るよう。今年は自撮り棒を
  使って紅葉の中に佇む自分を撮る女性が目立ちました。スマホに向かって ス
  マイルしている自画像を即送信したり、サイトにアップしている女性も。
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   庭園の一角では“先撮り”と言うのでしょうか?結婚式を控えたカップルが挙式
  前に、二人だけの記念写真を撮影中でした。衆目の中で白無垢・羽織袴姿の
  二人がカメラマンの前で何度もポーズを。「傘の柄は肩に置いたらダメ」 とか
  「もっと二人の傘を近づけて」とか、ディレクターが演出しておりました。美女
  とイケメンのカップルの幸せを願いつつ。
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  黄葉紅葉の賑わいの片隅で、カマツカの赤く熟れた実も。目立たない存在で
  すが、長めの柄の先に付けた実は野バラの実に似て、キュート!紅葉した大
  き目の葉は虫に食われたのかしら。カマツカはバラ科の落葉低木で、材質が
  硬くて丈夫なため 鎌の柄に使われたことから 鎌柄の名称に。牛の鼻環にも
  使われることから別名ウシゴロシとも。
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   庭園内に注ぐ渓流の浅瀬には赤や黄の落葉が、工芸品のようで。苔の緑、
   流れに映った空の青に映えてカメラを向けている人も沢山いました。
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   急ぎ足で駆け巡ってきたので、これはという一枚は撮れませんでしたが、立
   川口近くの銀杏並木で思い出したことがありました。カナールと呼ばれる人
   工水路の両岸に 続く並木のイチョウの上部が切り揃えられて、不自然な姿
   をしているのが前々から気になっておりました。
   隣接している陸上自衛隊立川駐屯地は大規模災害発生時に、広域防災基
   地として機能するため、日夜ヘリコプターの訓練も しており、その離着陸の
   支障になるので、切り揃えたとのこと。物資輸送訓練のため、月に1回はC-
   1 輸送機(固定翼)の離着陸も行われているそうです。
   
   ・・・・「キルトおぶはーと」のパッチワークキルト展へのお誘い・・・・
  キルト作家として知られる鷲沢玲子さんから、パッチワークキルト展「ほんのり
  クリスマス」の案内状が届きました。鷲沢さんはパッチワークキルトに出会い40
  数年、物を創り出せる確かな自信と喜び、達成感を知って欲しい気持ちで1980
  年に国立市で「キルトおぶはーと」を主宰。三浦百恵さんも生徒の一人でした。
  柄にもなく手仕事の好きな私は鷲沢ファンの一人です。
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# by love-letter-to | 2016-11-20 19:37 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.66 冬仕度

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        行きつけの麺処跡に枯れ尾花
   トランプショックが世界を駆け巡った先週後半は、東京近郊でも歳末並みの冷
   え込み、木枯らし1号も吹きました。11月2週目の日曜の今日は、日中の気温
   も20℃近く。小春日和に恵まれ、ホッとしておりますが、ますます先行きが読
   めない時代に。玉川上水堤を歩いても沿線の宅地化や再開発で、時代の変化は
   ひしひし。
   久しぶりに小川橋近くの「森田オープンガーデン」に立ち寄ってみました。一
   隅にあった「麺処 松根」が今年の7月末で店じまいしてから足が遠のいてお
   りました。
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   がらんどうになった空家のわびしいこと!せめてもの心遣いでしょうか、赤く
   熟した実をつけた野薔薇と芒を投げ込んだ竹籠が窓辺に置かれていました。
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   4~5月にかけて上水堤を歩くと、淡いピンクの優しい花をつけた野薔薇によ
   く出会いますが、実をつけた野薔薇は野趣に富んでいます。ブッシュ状態にな
   った蔓の先に楕円形の実をつけたまま、寒中を迎えていることも。花も素朴で
   すが、実も渋い美しさが。野鳥には好まれないみたいです。
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   春先から田園風景を楽しませてくれた「森田オープンガーデン」の草花や木々
   も、冬支度の時期に。コスモスや金色コスモスの花も小さく残り少なくなって
   箒草とも呼ばれるコキアが色濃くなっていました。これらはもう種を結んで地
   に還り始めています。地中で冬眠して春の目覚めを待つそうです。
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   コキアは晩秋に枯れるアカザ科の一年草で、こんもり茂らせた枝を束ねてホウ
   キに利用していたことからホウキグサの和名が。間もなくやって来る落葉シー
   ズンには、落葉を掻き集めて台所の残滓や鶏糞などとブレンドして発酵させ堆
   肥づくりに追われるとか。
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   森田ガーデンからの帰途、下草の茂みや橋の親柱にからまって赤く熟れてい
   るヒヨドリジョウゴにしばしば出会いました。例年より色づきが遅れてまだ青
   い実も。ヒヨドリジョウゴはナス科つる性の多年草で,夏に鳥が飛んでいるよ
   うなユニークな姿白い花をつけます。 変わった名前の由来は赤く熟した実を
   ヒヨドリが好んで食べることからだそうですが、実にはソラニンという神経毒
   を含んでいるので、食べることはないそうですけど…。
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   商大橋下流の自生野草観察ゾーンでは、ブルーブラックに熟したアオツヅラ
   フジの実を発見!ここ数年、見逃していたので感激しました。一見 ブドウの
   房に見えますが、一粒の直径は5㍉程度。4~6個が房に。食べられる果実
   ではありませんが、蔓は丈夫で、ツヅラを編むツヅラフジの仲間であること
   からアオツヅラフジの名に。
   別名、力ミエビとも言われるそうです。カミは神で、エビとは古語のブドウ
   を指すそうです。食べられないから神のブドウと称するとも。
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   久右衛門橋の南側「ふれあい下水道館」近くの農地で、放し飼いにしている
   烏骨鶏(ウコッケイ) に出会いました。白の群れに交じって黒い羽の烏骨鶏も。
   どちらも小顔というか 頭部が小さくて、可愛いです。
   普通の鶏は年間250~300個くらい卵を生むのですが、烏骨鶏は、50~60個
   ほど。なので、1個に含まれる栄養分は自然と濃くなるとか。
   来年2017年は酉年ですね。実りと収穫の年だとか。そう願いたいものです。
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# by love-letter-to | 2016-11-13 20:46 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.65 秋の深まりに

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        秋の蝶暮れゆく陽射し追ひかけて
   北海道ではもう積雪40㌢以上の地域もあるそうで、例年になく冬の訪れが早い
   この秋。11月最初の日曜日を迎えました。玉川上水堤の木々は色づき始めた
   ばかりですが、師走の花・ツワブキ(石蕗)の花が道々で開花し始めました。
   この時期の秋晴れを「小春日和」、あるいは穏やかな晴天の日々を「小春日」
   と称して、紅葉や黄葉を楽しめる絶好のシーズンです。 冬を迎える前の贈り
   物を貰ったような気分で、上水を歩く足も弾みます。
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   でも、まだ木々が葉を落としてない堤沿いでは、午後3時を回ると夕影に追い
   かけられる気分になります。西に傾き始めた陽射しの中でモンシロチョウが
   1匹ツワブキの花に盛んにアタックしていました。
   向きを変え、花を変え、飛び立っては舞い戻る蝶の懸命さに、見惚れてしま
   いました。子孫を残す仕事納めに近いのかも知れません。私もそろそろ終活
   をしなければ…と。
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   黄ばみ始めた葉陰には、紫色のビーズ玉のようなムラサキシキブの実がキラ
   キラと輝いていました。紫色の実の清楚な美しさを、平安時代の長編小説
   「源氏物語」の作者・紫式部の名に譬えられた実は、葉を落とすにつれ輝き
   を増し、目立ってきます。クマツヅラ科の落葉小木で、実は散房状にランダ
   ムにつけています。
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   民家や庭園などに植栽されている園芸種のコシキブ(小式部)も、同じような
   紫色の実をつけますが、コシキブは 細長い葉が対生しており、葉の付け根
   に房状の実を規則的につけています。
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   黄葉した葉の裏に何かの虫の抜け殻がへばりついていました。蝉の抜け殻
   が葉裏に へばりついているのは良く見かけましたが、こんな形の抜け殻に
   出会うのは初めてです。図鑑で調べましたが、虫の名前は分かりませんで
   した。
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   桜橋~商大橋右岸の自生野草観察ゾーンでは、ツルフジバカマ(蔓藤袴)が周
   囲の野草に絡まりながら、薄紫色の小花の房を揺らせていました。
   フジの花に似た淡い紅紫色の蝶型の花を房状につける、マメ科蔓性の多年草
   で、近隣では見かけることが少なくなりました。一つ一つの花の長さは1㌢
   足らず、10数個を花を房状につけて 野趣に富んでいます。一時減少して見
   つけることが困難でしたが、今秋は嬉しいことにかなり多く出会うことがで
   きました。
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   ツルフジバカマの名前は、葉の付け根のとがった托葉を袴に見立てたとも、花
   の形自体を袴に見立てたともいわれます。秋の七草の一つフジバカマとは全く
   関係ないそうです。
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   ツルフジバカマの花と同じマメ科で、ほぼ同じ花房をつけるナンテンハギ。ナ
   ンテンハギの方は秋口から数多く咲き、秋の深まりとともに色鮮やかになり赤
   紫色に。四角の稜がはっきり出ている堅い茎に、2葉ずつ出ている葉がナンテ
   ンの葉に似ているのでその名が付けられたといわれます。
   花だけではツルフジバカマと判別つき難いけれど、葉や茎、蔓性かどうかで違
   いははっきりします。
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   ナンテンハギは常緑低木のナンテンとは全くなく、草丈も40~50㌢から1㍍ほ
   どです。秋の深まりとともに他の野草が姿を消していく堤で、ナンテンハギだ
   けは色鮮やかさを増していきます。
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   ドライフラワー化した草木の枯れ姿も味わいがありますが、上は秋口にピンク
   の小花を穂状につけていたツルボが実を結び、老いを迎えた姿です。
   細長い茎につけた実莢の一つ一つに黒い種を覗かせていました。やがて種は
   地に落ちたり、風に吹き飛ばされて白色化した茎と莢だけの姿になります。運
   よく種を蓄えたままの姿に出会うことができました。
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   上は開花期のツルボ。円錐型の花序に淡いピンクの小花を下から上へ開花さ
   せていきます。ユリ科の可憐な多年草で、1年を通して野草を観察する面白
   さも。
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# by love-letter-to | 2016-11-06 18:12 | 折々通信 | Comments(2)

折々通信No.64 こども句会の吟行

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      七変化色褪せぬまま霜月に
  明日はハロウィン、10月最後の日曜日を迎えました。近隣の駅頭でもオレンジ色
  のグッズやカボチャのデコレーションが目立ちます。最近はクリスマス イブや
  バレンタインデーを凌ぐ盛り上がりだそうですが、元々は古代ケルト民族の祭り
  で、諸聖人に感謝する万聖節のイブだとか。
  それはそれとして、昨日は国立市の地域交流ギャラリーで開催された「こども句
  会」を参観してきました。市内の小学4~6年生対象に同市に住む作家の嵐山光
  三郎さんと盟友の南伸坊さんが講師に、吟行会も。その道中に出会った紫陽花は
  シーズンの時のままの姿で、色も褪せてないのに驚きました。
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  このまま霜や雪の季節を迎えるのかしらと、手で触れてみるとカサカサと乾いた
  音がしました。 
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  明窓浄机館というギャラリーの名前は、明るい窓と清らかな机から転じて、明る
  く清らかな書斎で書物に親しんだり、知識を高める活動の場にしてほしいと、
  オーナーの企業が5年ほど前に設けたそうです。壁面30㍍ほどの部屋が2室あ
  り、フロアには天然木のどっしりとしたテーブルが2卓、小机や古木の姿のまま
  の椅子もあり、故山口瞳さんや嵐山さんら国立市に縁のある作家の書籍や写真
  集、美術書、絵本などが自由に閲覧できるようになっています。
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  最近お目見えした会話ロボットのペッパーくんが子どもたちの人気者で、「コン
  ニチハ」と話しかけると、「よーこそ、ゆっくり遊んで行ってね」などと、か
  なり複雑な会話もできます。新入の従業員だとか。
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  「こども句会」の一行は近くの一橋大学構内で、秋の風物を探して歩きました。
  嵐山さんが「君たちの見たものや感じたことをメモして、五七五にまとめて俳句
  を作るんだよ。楽しみしてるよ」と、ご自身もメモを取っていました。でも、紅
  葉はまだ始まったばかりで、句になるのかしらと思ってしまう私。俳句という形
  式と俳句らしさにこだわるのが、上達を妨げているようです。ああ、難しい!
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  構内の雑木林で蔦紅葉とグランドの周囲で色づき始めた桜紅葉に出会いました。
  2020東京五輪の追加種目・スポーツクライミングのように紅葉した蔦が、高木を
  よじ登っていましたが、子どもたちは素直に龍のようだと。嵐山さんに言わせる
  と、俳句は子どもらの感性を養い、高齢者には認知症予防になるそうです。
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  この日の句会の選評会で最多票を得た句は「黒い影カラスがとんでいる松の上」
  という小5男児の句でした。カラスなんか飛んでいたかな? と見逃していた私
  です。次点は「やつでのは てんぐのうちわだ でっかいぞ」「ぼくのこと 見て
  いるのかな とんぼうよ」で、素直にうまいなあと思いました。上はこの吟行会
  で採集した葉っぱとヘクソカズラです。カラスウリは先日、あきる野市でゲット
  しました。
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# by love-letter-to | 2016-10-30 22:22 | 折々通信 | Comments(0)