忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.35 枝垂れ桜と大師像

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         花枝垂れ風と旅する大師像
   4月に入って2回目の日曜日。満開時の姿を長く保っていた染井吉野も咲き切って、
   花吹雪となり、つむじ風に舞ったり、風と追いかけっこして視界から去る季節に。水
   面では花筏がどっと押し寄せていることでしょう。それにしても大気の不安定な日が
   続いて、青い空のお花見日和は数日でした。
   その貴重な一日、青梅駅近くの古刹 ・梅岩寺の枝垂れ桜を見ることができました。
   駅前から徒歩7~8分、背後の山裾にある境内に枝垂れかかっているのは樹齢約
   150年とされる江戸彼岸の枝垂れ。関東でも有数の名木だそうです。
   樹高30㍍ぐらい。根元まで垂れ下がった枝先まで淡いピンクの花をつけ、その花
   簾越しに弘法大師像が。承和2年3月21日 (835年4月22日)入滅後も大師は入
   定して各地を巡っているという説も。
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   昨春も小金井市の金蔵院で枝垂れ桜と弘法大師像に出会いましたが、梅岩寺の
   枝垂れ桜は樹形も貫録もスケールが違い、美しいというより霊気が漂い、妖しくも
   あり、健気で優しく…見る角度によっても 印象が違って、吾が言葉の貧困さに苦し
   みました。
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   梅岩寺には裏手の急斜面にもう一本、枝垂れ桜があります。同じ江戸彼岸の枝
   垂れですが、一回り大きく下から眺める角度からも男性的だとか。
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   斜面を下ってきた人の姿と比べると、この枝垂れ桜のスケールが分かります。
   よく訪れると言う地元の男性は「強い風に煽られた万朶は、歌舞伎の十八番・鏡
   獅子」の舞いを見るようだ」と、話しておりました。

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   玉川上水堤では山桜の古木が多いせいか、樹勢の衰えが目立ちます。樹によっ
   て開花時期もまちまちで、タイミングよく撮影できませんでしたが、商大橋付近で
   隣り合った樹でも 花の色も姿も対照的な山桜を。日本画に描かれた桜を見上げ
   る思いでした。
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   堤の整備工事により間伐や剪定が進んで、日当たりがよくなったせいか菫が目に
   見えて殖えてきました。タチツボスミレの大小の群落が楽しめました。津田塾大キ
   ャンパス南側の堤では、切株の傍に大き目のクッション2枚くらいの群生が見られ
   ました。駄句ながら「切株やお陰で菫のびのびと」。
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# by love-letter-to | 2016-04-10 20:29 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.34 花の昼

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         遠き日の思ひも重ね花の昼
   4月最初の日曜日、近隣の桜も満開になりましたが、花曇り花冷え続きで…。
   でも満開が伝えられた先月31日、武蔵関公園を訪ねてみました。
   息子が3歳になるまで住んでいた東伏見の借家の近くで、今で言う公園デビュー
   した地です。かれこれ半世紀経ち、公園内は整備され「関溜まり」とか「富士見池」
   と称される瓢箪型の池の周囲に、ガードレールや歩道デッキも設置されていますが、
   武蔵野の面影は以前のまま。遠くなってしまった子育て時代も思い出されて…。
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   岸辺の桜も貫録を増して、井の頭池や千鳥ヶ淵のように 池面に垂れて揺らいでい
   ます。花見客で込み合うことなく、心行くまでお花見を楽しむことができました。桜の
   枝越しに、水鳥の群れや行き交うボートが刻々と池面を変化させて、隠れたお花見
   名所でしょう。
   練馬区立の公園でボートの貸し料金も30分で一般200円と格安で、小中学生か65
   歳以上が同乗する場合は100円だそうです。
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   池の東端で桜が最も美しく見えるアングルを探していると、「私のカメラのシャッターを
   押してくれませんか」と、サリー風の民族衣装を着た女性からカメラを手渡されました。
   「桜が大好き!この美しさは言葉では言い表わせないわ」と、バングラデシュから来日
   して20年になるそうで、日本語がとても上手でした。
   バングラデシュには桜がないので、桜をバックに写真を撮って故郷の父母や知人に送
   るそうです。「桜に負けないくらい、あなたも美しいわ」とカメラを構えると、「三人の子ど
   もがいます。上は17歳で一番下の子は7歳。この春から小学校に通います」とのこと。
   まだ20代かしらと思うくらい若々しく美しい彼女が3人のママだなんて!私のカメラにも
   収まってもらいました。
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   桜も素晴らしいけれど、海外を旅しているようなシーンにも出会いました。対岸に見える
   のはボートハウスで、その背後を西武線が走っています。
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   ボートハウスに垂れかかる芽柳の初々しい緑にも惚れ惚れ。
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   瓢箪型の真ん中辺りに橋が架かっており、橋からの眺めも市街地にあるのを忘れる
   ほど、静まり返って…。鴨のカップルが心地よさそうに泳いでいました。
   その昔は 湧水や雨水などで自然にできた池だったそうですが、現在は石神井川の
   流れと一体化させて、遊水地として機能しているそうです。
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  桜には目も心も縛られてしまうような魔力があり、立ち去り難い花の昼でした。

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   この日の数日前、玉川上水堤の小平西高上流付近で、八重のアマナ(甘菜)に出
   会ってびっくり! 10年以上も上水堤を定期的に歩いていますが、八重アマナに出
   会うのは初めてでした。通常のアマナと同じほっそりした葉の間に10数株開花して
   いました。写真左が八重アマナ、右は通常のアマナ。
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# by love-letter-to | 2016-04-03 16:57 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.33 旅にしあれば

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         今日の旅桜のアーチでひと休み
   昨春の北陸新幹線に続いて、青函トンネルをくぐり北海道へも通じた昨日、久しぶり
   にグリーンロードを 小平駅から花小金井に向かって歩いてみました。そろそろ桜の
   トンネルも見られるのではないか…と。
   東京都の開花宣言から1週間になりますが、花冷え続きで今年の桜は遅々としてお
   り、グリーンロード(多摩湖境緑道)のソメイヨシノはニ三分咲きでしょうか。
   場所によって五分ほど咲いている樹もありましたが、目下見頃は濃い紅色のカンヒ
   ザクラ(寒緋桜)。ことに小金井街道との交差点東側では、寒緋桜の枝がアーチ状に
   なり、その付近のソメイヨシノも刺激されたのか開花が進んでいました。
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   寒緋桜は緋寒桜とも呼ばれますが、彼岸桜とは別品種。釣り鐘状の花が特徴で、毎
   年1月半ば頃 から沖縄で、桜の開花が伝えられるのは、この寒緋桜です。花の色は
   白から濃い桃色まで 個体差があるそうです。早咲きの特性と下向きに花が咲く特質
   があり、他のサクラと交配した園芸品種が 各地で誕生。中でも有名なのはオオシマ
   ザクラの自然雑種の「河津桜」です。小平市内でも最近は 河津桜もよく見かけるよう
   になりました。
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   あじさい公園を過ぎた辺りで、ほっそりした幹の節々に 深紅の粒状の小さな塊が目
   に止まりました。咄嗟に名前が思い出せなかったのですが、オオバベニカシワ(大葉
   紅柏)の蕾でした。10~20本の中には開花している幹もありました。黄色の花の径
   は2~3ミリ。肉眼でやっと花だと分かるミニサイズの花です。
   図鑑によるとオオバベニガシワは雌雄同株で、その塊は雄花で雌花は地味で隠れ
   ていることが多いそうです。
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   天神町2丁目アパートに接した児童公園では、7~8分咲きの桜の下で少年二人が
   ブランコを漕いでいました。ブランコはフラココとも呼ばれ春の季語ですね。とっても
   楽しそうな春の光景です。耳を塞ぎたくなるような父母による幼児・児童の虐待、学
   校や児童福祉に関わる行政関係者の対応のお粗末さが続いた後だけに、子どもの
   屈託のない笑顔にホッとさせられました。
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   たけのこ公園付近ではオオシマザクラ(大島桜)が開花しておりました。純白の花は
   ソメイヨシノより 一回り大きく、緑色の葉がとても爽やかです。この大島桜の若葉が
   桜餅に使われるそうですね。塩漬けにした葉にはクマリンという独特な芳香成分が
   含まれているそうです。長命寺の桜餅が食べたくなりました。
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   花小金井南町にある 「麻生工房・芬ギャラリー」にも立ち寄ってみました。近くに住
   む手工芸家・鶴島賦子(ますこ)さんの折り紙作品展が開かれていました。17歳の
   とき、用を頼まれて行った絽刺教室で、光沢のある絹糸が織りなす文様の美しさに
   魅せられたのがきっかけで、北欧刺繍、七宝、陶芸、木目込み、編み物、折り紙な
   ど手工芸と名のつくものは何にでも挑戦。「賦ベエの変てこ展」と称して銀座カネボ
   ウのギャラリーで、個展も開いた鶴島さん。10年ほど前に悪性リンパ腫を患ったそ
   うですが、奇跡的に再起して、82歳の今日も手仕事を楽しんでいるそうです。初歩
   的な折り紙から造形な折り紙作品まで100点前後展示されていました。
   昨年の夏はヒマラヤの国ブータンも訪ねて、伝統織物に魅せられてきたそうです。
   手先を動かすことは頭の活性化に効果的なんですね。
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# by love-letter-to | 2016-03-27 22:27 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.32 スプリングエフェメラル

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        崖線の裾野に片栗咲き初めて 
   3月第3日曜日。お彼岸に入り桜の開花も間近に。4月半ば並みの陽気に恵まれた
   数日前、国分寺駅南口の殿が谷戸庭園に立ち寄ってみました。国分寺崖線の傾斜
   地の一角に淡い紅紫色がチラホラ。
   まだまばらでしたが、庭園職員によると「ラッキーでしたね」とのこと。 6枚の 花弁を
   翻して6本の 雄蕊、 1本の 雌蕊、花芯 部に W型の 蜜標(ガイドマーク)もくっきり。
   このW型のマークは昆虫 に蜜のありかを 教えているそうです。雨が降ったり曇って
   いると、花びらが閉じてしまいます。芽を出して1カ月で地上から消えてしまうスプリ
   ングエフェメラル(春の儚い命)です。
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   花茎は10センチほど。ここの片栗は緩やかな傾斜地に育っているので、撮りやすい
   気がします。でもあっち向いたりこっち向いて、カメラ泣かせですが、三姉妹のように
   寄り添っているシーンを撮ることができました。
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   「物部の八十少女らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花=大伴家持:巻19.4143」
   庭園職員のガイドによると、万葉集には4500首もの歌が収められ、3首に1首以上
   の割合で植物が詠み込まれていますが、堅香子(片栗の古語)花が詠まれているの
   は、上の1首だけだそうです。
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   片栗・堅香子の名前の由来その1は、かご(篭)の形に似ている花が斜めに「傾」いて
   咲くので、傾篭といわれ転じて「カタクリ」と。その2は「栗」の子葉(ふたば)の片方に似
   ていることから…など。 片栗の種は蟻一種が運ぶそうで、その蟻さんがいない地には
   殖えないとのことでした。
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   芝地の端ではタネツケバナ(種浸花)が群生して、上のような幻想的なシーンを。 アブ
   ラナ科の二年草で北国の農家では、 畦道や小さな流れのほとりにこの花が咲くのを目
   安に種籾を水に浸け、豊作を祈りながら農事に取りかかったのが、種浸花の名前の由
   来だとされています。
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   市街地の路傍でも繁殖して、あかしあ通りの歩道や小平団地内にもタネツケバナは大
   小の群落を作って、2月末頃から開花しています。
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   小平団地東側に植わっている紫木蓮の大木も一斉に開花。5階建ての建物を覆い隠す
   ような迫力です。
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# by love-letter-to | 2016-03-20 11:51 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.31 春蘭に会いに

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          春蘭や震災復興遅々として
   春愁というのでしょうか。三月は大気が不安定で寒暖の差も激しい上に、東日本大
   震災以来、心が映えない日が多くなりました。5年の月日が信じられないほど早く、
   当日のことは昨日のことのように感じることもあります。被災者でもないのに、何で
   こんなに重苦しいのか…言葉では表せない重いものを背負い込んでいる気がして
   います。
   二月並みの気温だった今日、先週の日曜日に立ち上がってシュンラン(春蘭)の蕾
   が開花しているかどうか、訪ねてみました。中央公園の南側の上水堤で5~6本の
   花茎が立ち上がり、数日後はみんな開花しそうな勢いでしたが、1週間後の今日、
   開花していたのは2本だけ。ここ4~5日の冷え込みで開花も遅々としています。
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   この春蘭の少し上流にも 1本開花していました。でも、春蘭の株はここ数年減少し
   ています。激減していると言った方がいいかもしれません。
   路肩の最先端部に自生しているため、路肩の崩落が進むにつれ 春蘭の株がごっ
   そ落下し、消滅してしまうのです。山百合とフユノハナワラビ(冬の花蕨)も。
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   上水堤では目下、「春が来たよ、ワッショイ!」とばかりに、カンスゲが纏のような花
   穂を掲げています。冬でも青々とした艶のある葉を茂らせているので、寒菅と。 山
   地の樹下に生えるカヤツリグサ科の多年草で、春先に花茎を伸ばして先端のヒラヒ
   ラした薄黄緑の穂が雄小穂で、その下部に褐色あるいは黄褐色の雌小穂をつけて
   います。雄小穂は3センチぐらいの長さかしら。
   10~20本の花穂が一斉に開花すると、元気づけられます。が、カンスゲも路肩の
   先端部に茂っている株が多く、次第に消えつつあります。以前は50~60本も花穂
   を立てている大きな株もありました。
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   上水堤で減少しつつある野草の中で、今春、一気に殖えたのはムラサキケマン。ケ
   マン (華鬘)とは仏前を荘厳にするため、欄間などに掛ける装飾品のことで、多くは
   金銅で作られた仏具の一種だそうです。ちょっと変わった花穂の造形が、その華鬘
   に似ている紫色の花が名称の由来に。ケシ科の多年草で、2センチ前後の筒状の
   花が不揃いに並んだ花穂は、とてもユニーク。別名は天上に咲くというマンダラゲ。
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   津田塾キャンパスの南東付近の法面に20株くらいの群生が数ヵ所あり、目立ちま
   す。JR武蔵野線の立て坑と書かれた建造物が立っており、数年前はその付近に群
   生していたのですが、集団移転したみたい。
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   鎌倉橋付近で久しぶりに、画家で写真家でもある鈴木忠司さんに出会いました。春
   先の木立を描いているとのこと。折り紙作家の関野清雪さんも 居合わせました。
   水車橋近くに鈴木さんが開設している「玉川上水・オープンギャラリー」で、関野さん
   と折り紙教室受講生たちの作品も、年に2回ほど展示されています。
   関野さんはこの日、津田塾キャンパス付近で 鶯の囀りを聞いたそうです。鈴木さん
   によると、懐石料理「四季亭」付近と一橋大キャンパスでも、鶯が鳴いているそうで
   す。私も耳を澄ませながら歩いたのですが、ホーとも聞こえませんでした。ただ、笹
   鳴きらしい声は道々で耳にしました。
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   明日は雨になり、気温も上がらないそうですが、白木蓮や辛夷、幣辛夷(シデコブシ)
   も開花しており、これらが開花して1週間後ぐらいにソメイヨシノが開花するそうです。
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# by love-letter-to | 2016-03-13 21:54 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.30 菜の花畑で

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          菜の花や時代の波に乗り切れず
   待ちかねていた春!花咲月とも言われる三月に。啓蟄も過ぎて春を実感できるよう
   になりました。暖かくなったら行こうか…と思っていた「キュー王立植物園所蔵 イング
   リッシュ・ガーデン 英国に集う花々」展へ、雛節句の日に出かけました。
   新橋駅に降り立つのは何年ぶりかしら。 林立する高層ビルにクラクラしながら徒歩
   5~6分の「パナソニック汐留ミュージアム」へ。同展のことは後述することにして、同
   ミュージアムから10数分ほど歩いて「浜離宮恩賜庭園」へも足を伸ばしてみました。
   築地川沿いの王手門入口から内堀を渡ると、一瞬、菜の花の香りが押し寄せてきま
   した。そして目の前が黄色一色に!菜の花畑は真っ盛りで、高層ビルと隣り合わせ
   ているのはSFの世界みたい。無機質な高層ビルは年々増えて、ますます高くなり、
   時代に取り残されて行く自分を感じて…。日本の将来も気にかかって…。
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   高層ビルと高層ビルの狭間に東京タワーが幻のように見えました。
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   世が世なら将軍家の別邸が高速道路や高層ビル群に囲まれ、昼下がりだったせいか
   菜の花畑の近くのベンチではお弁当を食べたり、シートを広げて女子トークに興じた
   り、芝生で“二人の世界”を楽しんでいるカップルも。この平和が続きますように。

   ・世界遺産「キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」展・
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   ロンドン南西部のキューにある「キュー王立植物園」は、「キューガーデン」あるいは
   「キュー植物園」とも呼ばれ、世界で最も有名な植物園として膨大な資料を有してい
   ます。大英博物館同様に大航海時代以来、新奇な美しさに魅せられた世界各地の
   植物を収集。1759年に宮殿併設の庭園として始まり、種の保存、栽培や品種改良
   にも取り組んで、最先端の植物学の研究機関であり、22万点ものボタニカル・アート
   を収集する世界有数の植物園です。2003年にユネスコ世界遺産に登録されました。
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   今回の展覧会では、同植物園の発展に寄与したジョセフ・バンクスやチャールズ・ダ
   ーウィンらの研究者、往時の植物画家たち、ウィリアム・モリスをはじめとするデザイ
   ナーなど、イングリッシュ・ガーデンにまつわる人々の足跡にも触れることができます。
   1800年代から現代までのボタニカル・アートの名品、さらに植物を着想源としたデザ
   イン・工芸品を含めた約150点に魅了されました。「キュー王立植物園」へ実際に足
   を運んでも見ることが難しい秘蔵の作品、資料なども公開されています。
   自然の景観を活かし、草花を巧みに配して変化に富んだ光景をつくり出すイングリッ
   シュ・ガーデンの魅力にもますます惹かれることでしょう。 3月21日 (月:祝日)まで
   10~18時(入館は17時半まで)水曜定休。入館料一般:1,000円 65歳以上:900円 
   港区東新橋1-5-1 パナソニック 東京汐留ビル4階、ハローダイヤル 03-5777-8600

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   玉川上水沿いでは中央公園南側の堤で、今日6日、シュンラン(春蘭)の花芽が落葉の
   間から立ち上がり、数日後には開花しそうです。
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   津田塾キャンパスの南側堤では、タチツボスミレが一株から数本の茎を伸ばして、開花
   していました。
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   茜屋橋付近のスタンドで菜花が1束100円で売られておりました。茎と葉の部分は湯が
   いて辛子和えに、花はクリスタルグラスに活けて卓上フラワーとして楽しんでおります。
   ボタニカル・アート展に刺激されて菜の花を描いてみたいのですが…。
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# by love-letter-to | 2016-03-06 21:42 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.29 春光に誘われて

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        春光や行先定めずバスに乗り
   このところ後ずさりしていた春に、風邪ぎみになりウォーキングもさぼっていたのです
   が、昨日今日の春光に気温も上がってきたので、小さな旅へ。
   拝島か玉川上水駅から上水堤を歩こうか?昭和記念公園の河津桜を見に行こうか?
   それとも御岳方面へ足を伸ばして見ようか…と、取りあえず最寄のバス停から「にじ
   バス」に乗り、西武線拝島行に乗ったのですが…東大和駅で飛び降りて、都薬用植
   物園へ。日曜日で4月半ばの陽気のせいか、乳幼児を連れた若いファミリーも目立
   ちました。若いママが抱っこしていた乳幼児を地面に座らせて、ケイタイで枝垂れ梅
   を撮っている間に、赤ちゃんはハイハイを始めました。そんな光景を撮らせて貰いま
   した。ピンクのベストにニット帽がとてもキュート!
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   枝垂れ梅を撮るママのファッションもキマッテいました。有用樹木区では紅梅と淡い
   ピンクの枝垂れ梅が満開でした。
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   梅の木の隣りでは、マンサクも切り紙細工のような黄色の花を開花させていました。
   語源は明らかではありませんが、春早々に“まず咲く”“まんず咲く”ことから満作、あ
   るいは万作と書いてマンサクと名付けられたとか。落葉小高木で、細い紐状の花び
   ら4枚が捩れて開花、春が来たよと。
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   マンサクの近くではサンシュユ(山茱萸)も満開!辺りを黄金色に染めるほど。ハル
   コガネバナの別名もあります。かなりの大木で枝ぶりも貫録があります。ミズキ目ミ
   ズキ科の落葉小高木。サンシュユは中国名「山茱萸」の音読みだそうです。
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   また「茱萸」はグミのことで、秋にはグミのような実をつけ、真っ赤に熟します。アキ
   サンゴとも。熟した実の種を取り除き乾燥させた果肉は、強精薬、止血、解熱作用
   があり生薬として使われています。アキサンゴの画像は昨秋撮りました。
   まだ試したことはありませんが、温めた牛乳にサンシュユの枝を入れ、保温して一
   晩置くとヨーグルトができるそうです。ブルガリアにはヨーグルトの木と呼ばれる木
   があり、サンシュユはヨーグルトの木の親戚にあたるため、ヨーグルトを作れるとか。
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   ロックガーデンでは、節分草とセリバオウレン(芹葉黄連)のささやかな群生が開花。
   どちらも小さな花で、柵の外からカメラに撮るのに四苦八苦させられました。
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   オウレンはキンポウゲ科オウレン属の植物の一種。常緑の多年草で根茎は漢方薬
   としても使われるそうです。芹に似た切れ込みの多い葉は 緑色系と褐色系があり、
   純白の花はとても繊細で見事な造形です。本州、四国の山地に自生。花は直径1㌢
   ほど。萼片は5~7個、花弁は8~10個。雌雄異株だそうです。
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   今盛りの福寿草(有毒植物区)の近くにザゼンソウ(座禅草)も1株だけ開花していま
   した。サトイモ科ザゼンソウ属の多年草。仏像の光背に似た形の花が座禅を組む僧
   侶の姿に見えることから座禅草。達磨大師の座禅する姿に見立てて、達磨草とも。
   主に山岳の湿地に生育し、1月下旬から3月中旬開花。開花するとき、肉穂花序で発
   熱して約25℃まで上昇するため周囲の氷雪を溶し、発熱する時には悪臭も放つそう
   です。
   明日は夕方から天候が悪化して、気温も真冬並みに低下してくるとか。春先とは言え、
   今春は気温の上下差が激しくって、地球環境が狂ってしまったよう。
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# by love-letter-to | 2016-02-28 23:04 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.28 津雲邸の雛まつり

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         青梅宿古式ゆかしき雛訪ね
   鴻巣市の日本一高いピラミッドひな壇(31段高さ7m)、河津桜と伊豆稲取・雛の吊る
   し飾り、目黒・雅叙園の百段雛まつり~みちのく雛紀ほか、各地で盛大な雛祭りや雛
   巡りが開催されていますが、青梅市の古い町並みの一角にある歴史資料館「青梅宿
   津雲邸」の雛まつりは、宮家や格式の高い公家などで秘蔵されていた有職(ゆうそく)
   雛、初産 (ういざん) 人形、稚児人形、精巧な雛道具の制作で名高かった上野・池之
   端の七澤屋、日本橋・黒江屋の逸品コレクションなど、他では見られない雛飾りが公
   開されています。きらびやかでなく、雅という表現がぴったりの雛飾りです。
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   上は平安時代からの宮中、公家の風俗を忠実に縮小して制作された内裏雛と五人
   楽人です。五人囃子でなく 雅楽奏者の姿です。飾り方も旧来通り、男雛は左で女雛
   は右に。戦後、昭和天皇が外国から国賓として招いた歓迎式典で、欧米風に男性は
   右に 女性は左側に立つように改めたことに倣って、現在は雛飾りも男雛と女雛の位
   置が入れ替わったそうです。関西では現在も古来通り飾られることが多いとか。
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   初参(ういざん)人形は、宮家の子女や能・狂言師の子息が初めて宮中に参内した記
   念に天皇から下賜された人形です。左の稚児輪に髪を結い緋縮緬の小袖袴姿は宮
   家の子女に。右のおかっぱ頭で裃袴姿は能・狂言師の子弟に賜れたもの。
   どちらも明治初期に制作されたもので、それぞれ一体ずつは国立博物館と横浜人形
   の家で所蔵されていますが、二体揃っているのは津雲邸だけだそうです。後ろの金屏
   風も源氏物語の一場面が描かれている逸品です。
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   稚児雛一対は有職雛に属しますが、単に宮家女児の初節句を祝うだけでなく、富裕
   層の女性が楽しみとして 所有していた例もあります。江戸後期から末期の作で、幼
   い顔が愛らしく朱塗りのお膳一式と飾られていました。
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   津雲邸の雛まつりは七澤屋や黒江屋の雛道具のコレクションも見どころです。元は
   応接間だった1階洋間に展示されているのは、庄内藩主家の娘が小倉藩主家に嫁
   いだ際の嫁入り道具の雛型一式で、黒漆に金蒔絵の長持や箪笥、お膳、古伊万里
   の皿や鉢、ガラス器などミニチュアといえど精巧で美しく、ため息が出てしまいました。
   1円玉より小さいお皿や鉢にも現物と同じ絵柄が焼き付けられています。嫁入り道
   具をお披露目する代わりとして、その雛型を誂えたと伝わっています。
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   多摩川を見下ろす地に建つ津雲邸は昭和6~9年、約700坪の敷地に地元出身の
   代議士・津雲國利(1893~1972)が建造した邸宅で、純和風2階建ては、京都から
   宮大工を招いて地元の大工や石工、建具職などの協働により建築。政財界の要人
   もよく訪れたという各室の柱や欄間、天井、書院などの繊細で凝った細工も見どころ
   です。
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   國利氏は古美術に造詣が深く、骨董屋から 鑑定を頼まれるほど。22年も政界で活
   躍してきたので上層階級とも付き合いが多く、所蔵している仏像や骨董など、持ち込
   まれる機会が多かったそうです。そうした縁から由緒ある雛飾りのコレクションも増え
   たとか。元は書斎と居間にしていた和室でお抹茶と和菓子セット、コーヒーとケーキ
   セット各500円も。
   青梅駅から青梅街道を東へ徒歩7~8分。住吉神社の向かいの路地を50㍍ほど下
   った石垣が目印です。0428・27・1260 津雲邸。
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# by love-letter-to | 2016-02-21 15:56 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.27 笹鳴き

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         切り株や笹鳴きの主何処んぞ
   二月も半ばに入り、上水沿いを歩くと堀際の笹薮や下枝を掻き分ける音に混じって、
   チチチチ…と笹鳴きらしい声が伝わってくることがあります。その声のする辺りに目を
   凝らしても、声の主の姿は見ることができないままです。一体、何処に?それでも春
   に近づきつつあるのは確かで、昨日は日中の気温が初夏並みでした。暑いと言いな
   がらTシャツ姿で歩く人にも出会いました。
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   上の切株は津田塾キャンパスの南側周辺で。昨年の春先だったか切り倒された直
   後にも撮ったことを思い出しました。まだ切り口が生々しいだけに、痛々しく感じまし
   たが、1年も経つと雨風に打たれてボロボロに朽ちてしまうのですね。
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   このところの陽気でオオイヌノフグリが開花し始めました。貫井橋付近ではもう青い
   星が瞬いているよう。ホトケノザも間もなく開花しそうです。
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   茜屋橋上流ではアシビ(馬酔木)も開花。白い鈴型の小花びっしりつけた房を輝か
   せていました。学名Pieris japonicaのPieris はギリシャ神話の詩の女神の名前
   に因んだものだそうで、japonicaは「 日本の」意。日本原産のようです。
   枝葉にアセボチンという有毒成分を含んでいるので、山路を往来する馬が食べて
   酔っ払ったように中毒症状を起こしたことから、馬酔木の和名になったとか。
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   春の陽気につられて昭和記念公園へも足を伸ばしてみました。砂川口近くのこも
   れびの里近辺では、節分草が最盛期。寝そべるようにして高性能カメラを構える
   人も多くて、気後れしながら数カットを。フィルムカメラで撮っていたカメラウーマン
   たちは、1本使い果たしたと言っていました。凄い情熱に圧倒されました。
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   エリアの脇から見ると、枯松葉の間から白い小さな花がチラチラ。松ぼっくりと一
   緒にフレームに納めてみると、その小ささが際立ちました。嬉しいことに年々殖え
   て…。
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   昨日の初夏の陽気から今日の午後からは急激に気温が低下して、明日は真冬
   並みになるとの予報です。行ったり来たり、春は悩ましい季節ですね。風も強まっ
   てきましたバレンタインデー明け。雛節句も近づいて…。上の七段飾りは、こもれ
   びの里の古民家で。
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# by love-letter-to | 2016-02-15 12:23 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.26 春の淡雪

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           目覚めれば明け方の雪消えかかり
   二月に入って一週間目の今朝、6時頃に目覚めて外を見ると、隣家の屋根も道路も
   うっすらと雪化粧しておりました。「またもや雪か…」と、うんざりしながら1時間ほどし
   て起き上がると、道路の雪は消えかかっておりました。春の淡雪というのでしょうか、
   立春も過ぎたことだし。
   最近は明け方に見た夢も起き上がると、何の夢だったのか思い出せないことが多く
   なりました。春の淡雪のように。 上は上水本町の旧家・粕谷邸の枝垂れ梅です。本
   日の午後、撮影しました。
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   中央公園の対岸にある粕谷邸には紅白の梅の古木が20本あまり、パラソル型に仕
   立てた見事な枝垂れ梅も3本あり、そろそろ満開です。
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   母屋の前の紅梅の大木も満開で、ヒヨドリが花をついばみに来ておりました。
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   粕谷邸の梅林は生垣を低くしてあり、道路沿いから眺められることに感謝しつつシャ
   ッターを。左側の白梅は蕾の時は黄緑色で素敵です。
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   梅林の南側の堆肥穴付近の日溜りには、蕗の薹がポツリぽつり。大地の笑窪のよ
   うでした。
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   上水堤では昨秋落ちたドングリ(コナラの実)が固い果皮を割って、発芽し始めまし
   た。殻の中の子房は真っ赤で、まさにコナラの赤ちゃんです。
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# by love-letter-to | 2016-02-07 23:17 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.25 寒緩む

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        境内に100選の水寒緩む
   九州にも記録的な大雪をもたらせた南岸低気圧も遠ざかり、申年の一月も今日で
   終わり、明日から二月。日の入りも 伸びてきたのが感じられるようになってきたの
   で、武蔵国分寺公園から崖線を下り、お鷹の道へ出かけてみました。
   散策の人気コースもまだ寒中とあって、歩いている人は殆どなく武蔵国分寺境内
   もひっそり。水が流れる音が伝わってきたので近づいてみると、「日本の名水百選」
   に選ばれている真姿の池湧水群の一筋が、境内にも引かれており、苔むした石樋
   に一輪の紅椿が!先客の置土産かしら。このところの厳しい 冷え込みも緩んでき
   たようでした。
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   湧水の噴出口付近では、ポリタンクやペットボトルを何本も持参して湧水を汲みに
   来ている人が絶えません。小料理店で使う笹の葉を洗いに来ている女性もいまし
   た。「水が温かいから」と言うので、手を浸してみると確かに、この日の外気より温
   かく感じました。
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   でも、この日、旧鉄道学園跡地に建設された武蔵国分寺公園内の日陰には、今月
   18日に降った雪がまだ残っており、落葉が雪に閉じ込められていました。
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   同公園では日向ぼっこをしているお年寄りの背後を、女性が紫外線カット用の日
   傘をさしてウォーキングしていました。1周400㍍ほどの芝生の周囲を3~4周し
   ていました。太陽を浴びたい人と避けたい人…公園での過ごし方も色々ですね。
   私もそろそろ紫外線対策を始めないと…。
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   国分寺駅北口の路地でハクセキレイに時々出会います。西友ストアの裏の飲食
   店街がお気に入りのようで、ゴミ箱付近に散らかっている残滓を見つけて食べて
   います。カラスのようにポリ袋を破って漁るほど“凄腕”ではありませんが、好物を
   見つけるのはなかなか上手です。ある日、このハクセキレイは 1片の肉らしきも
   のにありついて、私の目の前でごっくん。とても可愛いドキュメントでした。
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   お鷹の道沿いの野菜直売スタンドで、蕗の薹が10個ほど入って1パック200円で
   売っていました。採れ立てでこのお値段!ラディッシュ1束100円と一緒に買って
   帰りました。夕食に天ぷらにして春先の風味を楽しみました。美味しかった!
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# by love-letter-to | 2016-01-31 20:48 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.24 大寒の空

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       大寒やモノレールより富士望む
   今年一番の寒気で奄美大島でも115年ぶりに雪が降ったそうですが、今日の多摩の
   空は澄んで多摩モノレールから富士山が望めました。ゆるゆるとカーブしながら進む
   モノレール車窓からの富士山。ことに柴崎体育館駅で降りて、多摩川の土手に立つと
   額縁に納まったような富士の姿が望めました。
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   立日橋の下流付近は富士山の ビューポイントだそうです。かなり凍えましたけど、凧
   揚げをしている姿も。
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   18日未明から降り出した雪は小平付近では10センチを超す積雪で、1週間後の今日
   でも道路の端や建物の北側、畑地などでは まだ解けていません。野鳥たちが餌を求
   めてか、赤い実を残したナンテンやクロモチなどに群がっていました。
   赤い実莢を残したマユミの枝では、メジロがジャングルジムよろしく飛び交いながら、実
   を食べていました。ドタバタ喜劇のようでビデオ録画したら面白そう!
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   喜平橋でふと見上げたら、鳥の巣が見えました。葉が茂っているシーズンでは見られな
   いシーンです。カラス、それともキジバト、ヒヨドリの巣かしら。なかなか 巧妙に作られて
   います。
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   小平団地中央バス停付近にある紫木蓮の大木では、もう蕾がふっくらとして。春を待っ
   ています。私も。
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# by love-letter-to | 2016-01-24 21:47 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信NO.23 小正月も過ぎて

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        縁側の陽射し穏やか小正月
   阪神淡路大震災から21年目の17日、夕方から降り始めた雨は夜半から18日にかけて
   雪に変わるとのこと。成人の日、センター試験が終わった後でよかった!
   気象庁によると、急速に発達した低気圧の影響で、18日は東日本と北日本の太平洋
   側の山沿いを中心に大雪になり、平野部でも雪が積もる恐れがあると発表。
   東京23区は最大10センチの積雪が見込まれており、山間部から多摩西部はそれ以
   上になるかも知れないとのこと。上は15日小正月の日、小平ふるさと村の旧神山家住
   宅の囲炉裏の間に飾られた繭玉飾りです。
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   その日、広場には裸木の影がドラマティック!昔むかしの藤城清治ミュージカルの世界
   が思い出されました。
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   広場の南東隅でに移築復元されている旧鈴木家穀櫃(こくびつ)は、昨年暮れから茅葺
   屋根の葺き替え工事が行われていましたが、ほぼ完了。まだ足場や防護柵は取れてい
   ませんでしたが、新しくなった茅葺が金色に光っていました。穀櫃は飢饉に備えた備蓄
   倉庫です。
   この広場で今月30日に豆まきイベントが開かれるそうです。FC東京のメンバーが豆を
   撒き、路上パフォーマーのジロー今村さんと仲間のエンタテイナーが赤鬼や青鬼になる
   とか。ジローさんが打ち合わせに訪れていました。
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   小平ふるさと村から都営大沼団地へ立ち寄ってみました。センダン(栴檀) の実が房状
   になってユラユラ。大成する人は幼少から勝れていることの譬えに使われる故事“栴檀
   は双葉より芳し” の栴檀はこの栴檀のことではなく、白檀(ビャクダン)という木のことを
   指すそうですが、白檀は別名を栴檀と呼ぶそうで、発芽の頃から香気を放つとのこと。
   栴檀の落ちた実はちょっと銀杏に似た異臭がしました。
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   年明けから暖冬が続き、梅や椿、菜の花も平年より1カ月以上も早く開花しましたが、こ
   の雨と雪で足踏み状態になるかしら。2年前の2月の記録的な大雪が思い出されます。
   あの大雪は都内でも60センチも積もりました。上は玉川上水の茜屋橋付近で早々と開
   花したウグイスカグラです。
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# by love-letter-to | 2016-01-18 01:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.22 寒なのに

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          寒なのに寒と思えずコクテール
   松も取れ今年2番目の日曜日。北陸や東北、北海道では厳しい冷え込みが続いて
   いますが、東京近郊では昨年暮れから日中の気温が10℃以上の日が続いていま
   す。小寒に入ってもダウンコートが暑苦しく感じる日もあり、隣家のバラ・コクテール
   が例年になく赤々と燃え盛るよう!
   コクテールは原名Cocktail、カクテルとも呼ばれる四季咲きの蔓バラですが、例年
   ならこの時期には小さな花がボチボチ咲いている程度なのに、今冬は初夏の頃と
   変わらず花は大きく、わんさと咲いてびっくり。これも気候変動の影響でしょうか?
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   隣家に限らず、住宅街のバラが元気で端正な姿を楽しませてくれます。ブロック塀
   や出窓とのコントラストを鑑賞しながら歩くのも、道草歩きの楽しみの一つです。
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   仲町の畑の隅ではコスモスが咲いていました。淡いピンクのコスモスが寒中にも咲
   いているなんて…と根元を見たら、ゼニアオイ (銭葵) も花を二つ三つ開花していま
   した。
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   ゼニアオイはヨーロッパ原産で中国を経て江戸時代に渡来。中国の古書にはゼニ
   アオイの花の大きさが五銖銭(ごしゅせん)と同じくらいの大きさだという記述があり、
   日本では銭葵と呼ばれるようになったとされています。右の画像は昨年の初夏に撮
   影したゼニアオイ。草丈は1メートル以上にも。
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   エーッツ菜の花! 思わず声を上げたのは小川町2丁目の農地でした。寒咲きの背
   丈の低い品種ではない菜の花まで咲いているではありませんか。
   こんなに先を急いで咲くと、農作業をする方も当惑されるでしょうね。生産地ではホー
   レンソウやブロッコリーなど冬野菜の収穫が早まって、先行きは品薄になるはずと、
   心配されています。

     ・・・・・新井達矢「日本の仮面展」と「雅楽と能楽」公演のお誘い・・・・・
           日本が誇る伝統文化・舞楽と能楽で贅沢な時間を!
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   羽村市で生まれ育った面打師・新井達矢さん(33)制作の能や狂言、雅楽などで使わ
   れる「日本の仮面展」が今月17日まで、羽村市生涯学習センター・ゆとろぎで開催さ
   れています。最終日の17日(日)には、古典芸能解説者・葛西聖司さんと新井さんの
   トークや展示した面を使った能楽と雅楽を上演。「面は被って演じられて魂を宿す」と
   言われます。作者と作品にふれ、面が命を輝かす時を体感できる贅沢な企画です。 
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   ▽「日本の仮面展」17日まで10~17時、舞楽、能楽、狂言面、神楽面30点余りを展示、
     入場無料。
   ▽「ギャラリートーク」17日13:00~13:50、小ホールで古典芸能解説者。葛西聖司
     さんと新井さんのトーク、参加無料。
   ▽「雅楽と能楽の贅沢なひと時」公演は17日14時開場、14:30開演、大ホール。1部:
     葛西聖司による「雅楽と能楽の楽しみ方」 /2部:1000年以上の伝統を受け継ぐ
     「十二音会」 による雅楽公演で、管楽「越天楽」他、舞楽「蘭陵王」/3部:能楽。シ
     テ観世喜正、ツレ奥川恒治による能「東方朔」よりとシテ中所宜夫による能 「敦盛」
     より。 大人2000円、高校生以下500円。
   ◇問合せ:042・570・0707ゆとろぎ(羽村市緑ヶ丘1-11-5、月曜定休)。青梅線羽
     村駅東口より徒歩8分。

   新井さんは33歳の若さながら、面を打ち始めて四半世紀以上になります。3~4歳の
   時、父親に連れられて行った地元神社の祭り囃子で、ひよっとこのお面に興味を持った
   のがそもそも。ボール紙でひよっとこの面を作って遊んでいたある日、能面師で唯一の
   無形文化財保持者の長澤氏春氏 (2003年没) 出演していたテレビ番組を見て、魅了
   され6歳で門下生に。東京造形大学在学中に「新作能面公募展」で文部大臣奨励賞を
   最年少で受賞。ひたすら面を打ち、これまでに打った面は150 点以上にも。しかし、新
   井さんは「面は演者によって魂を宿す」と語り、幽玄の世界に挑んでいる面打師です。
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# by love-letter-to | 2016-01-10 20:21 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信 No.21 初歩き

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           初歩き梅の香り馥郁(ふくいく)と
   明けて4日、新年おめでとうございます。年明けから3月半ば並みの陽気が続き、
   ことに今日4日、都内の最高気温は15.2℃。3月下旬から4月上旬の気温でした。
   小平でも梅が開花しているかしら…と、中央公園対岸の粕谷家の梅林を訪ねたら、
   咲いていました!最も日当たりのいい南端に植わっている紅梅はもう満開に近く、
   年明け早々、梅に出会えるなんて、いい年になるかしら?そうあって欲しい!
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   白梅の1本も見頃でした。20~30本植わっている梅林の中ほど、高木の白梅も花
   盛りでした。
   私の写真記録を探してみると、2009年1月13 日に同梅林の紅白梅が開花してい
   るカットがありました。その日、粕谷家の方にお聞きしたら旧年暮から開花したと言
   う話でした。…ということは7年ぶりの温かい三が日でしたが、今週末から平年並み
   の真冬の気温になる予報です。
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   梅林の下では、ハクセキレイが日向ぼっこしていました。ツツツ―と移動して餌をつ
   いばむ愛らしい姿は、市街地でもよく見かけます。
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   昨日は小金井公園で蠟梅にも出会いました。紅白梅より一足早く開花するので、三
   が日に開花していることは珍しくありませんが、三日続きの真っ青な空の下で出会う
   のは稀有な経験でした。
   蝋細工のような花びらを見上げると、何とも言えない優しく甘い香りが漂って…。こん
   な穏やかな正月を迎えられましたが、道々、空き家が目立ち、シャッターを下ろしたま
   まの店舗も増える一方ですね。
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   中央公園の銀杏並木越しに望む総合体育館のドームの上の空も、三が日は真っ青!
   この空の彼方で金星探査機あかつきは、軌道を回り続けているのかしら?
   打ち上げから5年半、昨年12月7日に 姿勢制御エンジンを使って再度の軌道修正に
   成功した飽くなき挑戦も、ノーベル賞級ではないかしら。そんなことも思い浮かべた初
   歩きでした。
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# by love-letter-to | 2016-01-04 22:31 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.20 行く年くる年

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          平穏に行く年と来る年を待つ
   今年も残すところ1時間足らずに。昨日は用足しに立川駅北口へ。とんぼ返りでした
   が、帰路はもう真っ暗に。デパートや大型ビル街 のファーレ立川か ら駅へ向かう歩
   道橋を渡ろうとして、ふと下の街路を見下ろしたら、街路樹の一本がまだ黄葉を残し
   たままでした。
   イタヤカエデかしら…樹種までは分からなかったのですが、街灯に照らされて金色に
   輝いて見えました。雑踏のファンファーレを浴びながら。
   師走に入っても10月から11月並みの気温が続いた影響からか、落葉の時期も伸び
   伸びになっています。ある気象学者は「地球もひずみが見えてきた」と話しておりまし
   た。行く年も来る年も平穏にと願わずにはいられません。
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   やはり昨日、わが家の近くの学園東町住宅街ではサクラソウが満開でした。
   年内に開花している姿を見るのは初めてです。サクラソウが開花して越年するなん
   て!寒がりやの私には暖冬は嬉しいけれど…季節に季節の花を見られないのも淋
   しく、怖くもなりますね。
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   母譲りの我が家のおせちが出来上がりました。これという高価な食材は使わず、紅
   白の蒲鉾と伊達巻以外はきんとんも手作りです。黒豆と干し椎茸を水に漬けること
   から始まって3日がかり。
   私たち夫婦と息子一家4人、私の妹夫妻三世代のおせちです。孫たちのためにウィ
   ンナーソーセジを使うようになりましたが、このスタイルのおせちを作るようになって
   30年以上になります。 “年末の“おせちマラソン” と称して、ことことじっくり煮〆るお
   せちづくりもいいものです。苦手な里芋の皮むきと蒟蒻の手綱作りは息子のお嫁さ
   んに手伝ってもらいました。
             それではいいお年を。
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# by love-letter-to | 2015-12-31 23:10 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.19 師走の広場で

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        曲芸に師走の広場ほっこりと
   今年も残り少なった昨日のサンデーは、歩き納めに中央公園まで出かけたら、トラン
   ペットや太鼓の音が流れてきました。噴水池周りのレンガ畳に ピエロやサンタルック
   の人影がちらちら。近づいてみたら「小平サーカス」が始まりました。
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   小平市に住むパフォーマー・ジロー今村さんが昨秋から毎月、体操競技者のような倒
   立やバック回転妙技などで、街中に笑顔や元気を届けたいと開催してきたそうです。
   ジローさんの仲間のエンタテイナーも毎回参加、パフォーマンスを楽しませてくれます。
   「観客が集まらなくて、どうなるかと思ったよ」とジローさんが口にするくらい、最初はま
   ばらだった人の輪も、BGMとともにピエロや赤鬼のように顔を真っ赤に塗ったジローさ
   んが活動を始めると、そのパフォーマンスと話術に、次第に大きく膨らんできました。
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   さすが、ここ3年連続で「全国仮装大会」で優勝した実力者です。日本福祉大学で障害
   児教育を専攻、養護教諭の資格も。パントマイムも長年修業したと聞いております。
   そんなキャリアのジローさんがストリート・パフォーマーの道を選んだのは、街中で人々
   の日常と関わりたいから。「お金を払って大サーカスの興行に行けない子どももいるか
   ら」と、街中サーカスにこだわるジローさん。
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   この日は小学4年生の長男も、太鼓を叩いて「小平サーカス」に参加していました。
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   ジローさんは人を惹きつけ、気配りが行き届いているのでしょう。この日も大阪からパン
   トマイミストのテルやんが応援に駆け付けていました。手品やひとりマイム劇場で奮闘し
   ていました。
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   毎度のようにアクロバットダンスで、ドキドキするような姿態を見せてくれる花火さんは、
   今回はサンタさんルックで参加してポールダンスやピエロとペアでもダンスを。ポールダ
   ンスでは世界チャンピオンだそうです。
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   エンディングのジローさんのパフォーマンスは、脚立や折りたたみ椅子を1段、2段と次
   第に高くピラミッド状に積み上げて、倒立、開脚。Ⅴ 字に開いた両足首からジローさん
   のメッセージを書いた日の丸の旗が広がりました。真ん中に「夢」と書かれていました。
   自身のパフォーマンスを魂の肉体表現と語り、「語るより感じろ」がメッセージ。
   子どもたちに夢や希望を持ち続けて欲しいと。
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   帰路、ふと足元に目をやったら私の影が足長ピエロのようにノッポになっていました。
   寸足らずで短足の私には今どきのスマートな影がとっても嬉しい。一万歩共に歩みし
   長き影。
   そろそろ冬将軍が訪れるそうですが、寒木瓜と椿が淡いピンクの花を咲かせて…。
   明日は冬至、そして明後日は天皇誕生日、その次の日はクリスマスイブ!年越しの
   準備もしなくては!
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# by love-letter-to | 2015-12-21 17:16 | 折々通信 | Comments(2)

折々通信 NO.18 落ち葉の功罪

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        落葉路(みち)缶コーヒーで盛り上がり
   一昨日でしたか、日中の気温が24℃にも上がり師走を忘れるほどでした。時折り吹
   き飛ばされそうになる強風も生温かく感じられました。
   案じていた通り、昨日の朝は家の前の通りは落葉で埋まっていました。西寄りの南風
   で、西隣の楓の落葉が我が家の路側に押し寄せていました。落ち葉に罪はないもの
   の、毎年のことながら隣家の落葉掃きに追われます。またか…と。
   中央公園に出向いてみると、 落葉樹は殆ど裸で、噴水池南側のなだらかなスロープ
   は落葉でふかふか。私と同年輩の二人が缶コーヒーを飲みながら談笑していました。
   初冬の陽射しもロマンティックで、ドラマの一シーンのような光景でした。
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   同じ落葉でも掃いたりせずに眺めていたい気分になります。我ながら身勝手なもので
   すね。最近は上水堤や公園などの落ち葉は、ブロアー &バキュームスタイルの掃除
   機を使って、効率的に片づけているのも見かけますが、焼却費もかさみ市街地の落ち
   葉問題は自治体の悩みだそうです。
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   落葉期になると楽しませてくれるのは、ムラサキシキブの艶やかな実。エナメル質の紫
   色の珠を沢山つけている枝もあれば、場所によって全く実をつけてない木もあります。
   紅葉の発色が今一つだったのと関係があるかもしれません。
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   やや終わりかけていましたが、上水堤沿いの旧家のヒイラギの花も。モクセイ科の常
   緑小高木で雌雄異株だそうで、これは雄株の花のようです。葉の周りに鋸歯が変形し
   た刺があり、その刺が邪悪を追い払ったり、侵入を防ぐことから小平周辺の旧家の生
   垣に多く植えられてましたが、病害虫で葉が白くなっている生垣も。
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   今朝のNHK「マイあさラジオ」のリスナーからの便りによると、蕗の薹が出たとかツク
   シを見たとか、これから本格的な冬に向かうとは思えない情報が寄せられていました
   が、上水堤でも茜屋橋付近で日本水仙が数輪開花。競うようにビワの花も。季節がお
   かしくなっていますが、今週末から冷え込んでくるそうです。
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   茜屋橋付近では落葉の間からムラサキカタバミも開花していました。花冠が濃い赤紫
   色のイモカタバミは冬季も咲いていますが、ムラサキカタバミがこの時期に咲いてい
   るのは珍しく、色も淡いピンク色でした。
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# by love-letter-to | 2015-12-13 23:10 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信 No.17 暮紅葉

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        極月の紅葉緞帳(どんちょう)あでやかに
   今年も残り1カ月を切りました。
   東京近郊は晩秋から初冬にかけて10月並みの気温が続いていたせいか、紅葉の
   色づきが遅れていましたが、今月4日、買い物がてら殿が谷戸庭園に立ち寄ってみ
   たら、「まるで紅葉の緞帳みたい!」と先客たちが立ちつくしていました。
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   前景の芝生が青々としているだけに、紅葉が鮮やかに映ります。ベンチで眺めてい
   る人たちは 紅葉劇場を堪能しているようでした。一昨年だったか、夕陽を浴びた紅
   葉はもっと妖艶で、狂おしいほど朱かった記憶がある私には80点くらいかなと思っ
   たのですが…。でも晴れあがった青空になだれ込むように紅葉した大木は圧巻でし
   た。
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   岩崎別邸時代に建てられた数寄屋造り風の茶室、その名も「紅葉亭」の見晴台から
   見下ろす 国分寺崖線の紅葉は、見応えがあります。 湧水が流れ落ち込むように造
   られた次郎弁天池、その中島にしつらえた雪吊りと周囲の紅葉を狙っているカメラマ
   ンたちも後絶たずでした。
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   「紅葉亭」の近くにある池では、錦鯉の幼魚が鮒くらいの大きさに育っています。その
   池面を埋めるように紅葉が舞い降りて来るたびに、「さあ大変!」とばかり幼魚たちが
   右往左往。「どんぐりころころ」の歌詞のようです。
   逆さ紅葉と紅葉舟と錦鯉、そして青い空が映って琳派の絵のようでした。

   パリでの同時テロ、イスタンブールでの駅爆破テロをはじめヨーロッパ、中東での日
   常化したテロリズム。シリアからの難民問題、トルコによるロシアの戦闘機撃墜事件
   などに加えて、巨大化する地震や台風強風災害…75億の住む地球の明日を考えざ
   るを得ない一年でした。
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# by love-letter-to | 2015-12-07 01:01 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.16 銀杏落ち葉と

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         地に池に銀杏落葉別世界
   昨日今日、中央公園の総合体育館前広場は銀杏落葉で敷き詰められ、黄金色に。
   ことに午後の陽射が斜めに射す頃は別世界のようです。
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   噴水池も銀杏の落ち葉で半ば埋まり、落葉の隙間に青い空が映って…印象派の絵
   のようです。水面に落葉が増えるにつれ、逆さに移った銀杏並木は裸木になって行
   きます。当然と言えば当然のことながら、想定外の景観を見せてくれるこの時期。周
   囲のベンチに腰かけている人も絵の一部に。
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   私の好きなフランク永井の「公園の手品師」の歌詞に“銀杏は手品師、老いたピエロ”
   と謳われていますが、本当に銀杏はマジシャン。昨日、金色に輝いていた並木が次
   の日に訪ねると裸になっていて、辺りはゴールデンカーペットで敷き詰められている…
   そんなマジックを楽しめるここ数日ですが、銀杏の落ち葉は滑りやすく、要注意です。
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   反対に銀杏の絨毯を期待して訪ねたら、きれいさっぱり清掃されていたことも。歩行
   者や自転車の転倒防止のため、路面の銀杏落葉はまめに清掃されているようです。
   作業員泣かせの時期でもあります。
   噴水池の銀杏落葉もある日、水が抜かれてさっぱりと清掃されますから、“印象派“
   の絵のようなシーンを撮る日は限られ、昨年はチャンスを逃してしまった記憶があり
   ます。
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   公園の西端の高台から眺める銀杏並木も好き。 少しアングルを変えて、グラウンド
   方向にカメラを向けると、夜間照明灯と体育館のドームと銀杏がフレームに収まりま
   す。こうして中央公園の銀杏は他の名所とは違った楽しみをプレゼントしてくれます。
   今年の銀杏もそろそろエンディングに。
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# by love-letter-to | 2015-11-30 01:03 | 折々通信 | Comments(0)