忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.159 今朝の秋

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       野の花を訪ねてみたく今朝の秋

   長く厳しかった猛暑から劇的に解放されて迎えた八月第三日曜日。
   
雨戸を開けると、心地よい風が部屋の隅々まで流れ込んで来て、久
   にエアコンなしでも朝食をとることができました。
   
水道の蛇口から流れ出る水もひんやり。洗顔化粧もそこそこに玉川
   水堤へ。桜橋付近の上水堤のフェンスの内側は、草刈りがされてい
まし
   たが、歩道部分の下草は背丈に余るほど伸びていました。
   たしか
桜橋下流にあったはず…と、茂みを覗きこんだらキツネノカミソ
   リが
7~8株に朱赤色の花を咲かせていました。

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   ほっそりした6枚の花びらが剃刀のようで、キツネのとがった口元に
   
似ていることから。キツネノカミソリ〔狐の剃刀〕の名前の由来とされ
   
ています。晩夏から秋口に開花するヒガンバナ科の仲間です。彼岸花
   
と同じく葉は春に茂らせ、葉が消えてから花を咲かせます。

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   近くにツリガネニンジンもあったはずですが、見当たらなくて残念!
    
でも、晩春から初夏にかけて見られることの多いニガナがほっそりと
   
した花茎に、黄色の小花を揺らせていました。異常気象のせいかしら。
   
5弁花に見えますが、その一枚一枚が舌状花で、キク科の多年草。茎
   葉に苦味のある乳液を含むので、ニガナ(苦菜)の名前に。苦いけ
れど
   食用になるそうです。

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   桜橋~商大橋にかけての自生野草観察ゾーンは、ジャングル状態で
    
この時期に見られる花々が埋もれてしまって、近づけません。
   
ワレモコウ〔吾亦紅〕がわずかに咲いていました。周囲の草丈と競う
   
ように伸びて、甲信越の高原で見るような風情はありませんが、カ
   セル状の花穂は秋の色。
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   ワレモコウの花穂は穂状に小花が密生したもので、各小花には萼片
    
が4個あり、花弁はない。
    
ルーペで観察するとその細やかな美しさに惚れ惚れします。
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   商大橋のたもとにナツズイセン〔夏水仙〕が一茎咲いていました。淡
   ピンクの花が涼しげです。人里近くの山野、草地、道端などに自生。
   
スイセンの仲間ではなく、キツネのカミソリと同じヒガンバナ科で花
    
の姿はそっくりさん。
    
葉がスイセンのの葉と似ており、夏に花を咲かせるのでこの名前に。
   
学名はリコリス・スクアミゲラだそうです。
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   足元にはまだ青いドングリが袴をつけたまま、落ちているのも目につ
   
きました。チョキリムシの仕業か、数日前の強風のせいでしょうか…。
   
秋はそこまでやってきていますが、また猛暑がリターンするとの予報
    
です。
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# by love-letter-to | 2018-08-19 20:45 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.158 秋立ちて

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       女郎花風の間に間に沢の音

  立秋も過ぎて八月第二日曜日を迎えました。相変わらず日中は猛暑で
  
も、日没が早まって、朝晩は秋の風を感じることがあります。
  
「山の日」休日の昨日、あきる野市養沢に昨夏オープンした「苔庵:コケ
  
アカフェ&クラフト」を訪ねました。武蔵五日市駅から上養沢行きのバス
  
2030分、養沢川沿いの木和田平(きわんだいら)集落の空き家を
  生して、カフェとクラフトや木工体験、苔の観察とウォーキングなどを

  画運営しています。

  晴れたり曇ったり湿度の高い一日でしたが、オーナーの上垣智弘さんは
  
「市街地より3~5℃くらい気温は低め」とのこと。付近の空き地で女郎
  
(オミナエシ)が風に揺れ、沢の音が心地よく伝わってきました。

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  養沢には古代大和朝廷の日本武尊(ヤマトタケル)が東征で、御岳山に
  
立ち寄ったとき、兵士たちが疲れを訴えたので、この沢の水を飲ませた
  
ところ、元気を回復したという言い伝えが残る。沢沿いには林業で栄え
  
てきただけでは済まされない豪壮な屋敷も多いそうですが、少子高齢、
  
過疎化に伴う空き家も。そうした空き家や屋敷跡に残る石垣は苔むして、
  
この日の「苔巡り・苔図鑑作り」講師の理学博士・上野健さんの話しでは
  
養沢地域約70種の苔(蘚類、苔類)が見られるそうです。
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    この日はギンゴケ、ヒジキなど20種あまり採取できました。
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  最近、玉川上水沿いでは残り少なくなってきたタマアジサイ(玉紫陽花)
  
も咲きこぼれていました。淡い青紫の房状の花の周囲に白い4弁の花を
  
チラホラつけて、ガクアジサイ(額紫陽花)に似ており、その仲間です。
  
房状に咲いているのを普通花で、周囲に3~5個開花しているのは装飾
  
花と呼び、装飾花は花弁状に変化した萼片だそうです。
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  立秋頃から咲き始めるキツネノマゴも、草薮の中で薄紫の小さな唇型の花
  
をつけていました。毛の密生している花穂の中から稚児が飛び出すような
  
姿をしていることから、狐のお産に見立てたとする説。
  
ママコナ(飯子菜)に似ており、花穂や茎が毛深いので狐を連想し、キツネ
  
ノママコナが変化してキツネノマゴに定まった説。花が子狐に似ているから
  
と諸説あるキツネノマゴ科の一年草。
  
中国では清の時代に目薬として用いられたとも。渓谷はもう秋ですね。
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  この日、「苔庵カフェ」で食べたランチは「食養生プレート」と称して、一日に
  
食べると好いとされる10品目(肉、卵、牛乳、乳製品、油、魚、大豆、緑色野  
  菜
、果物、海藻)を養沢の水を使って調理したそうです。自家製ハムとジャガ
  
イモの揚げ煎餅チーズ風味がことに美味でした。
  
自家製ハムは豚モモ肉の塊を塩胡椒して、ジッパー付きポリ袋に入れ、60
  
の温湯を入れた容器で3~4時間保温するだけで出来上がるそうです。我
  が
家でも試してみたいです。

  養沢の水で作ったプラムサイダー、養沢の水で煎れた珈琲も絶品でした。

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# by love-letter-to | 2018-08-12 19:59 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.157 炎昼に

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       炎昼に命たぎらす羽音かな

  八月最初の日曜日の今日は、100回目を迎えた全国高校野球夏の大会
  
が始まりました。私の母校・愛媛県立西条高校も41回大会の優勝校です。
  
記録を調べてみたら出場校は26校で、今大会出場校の半数以下ですが、
  
公立の進学高でしたから、熱く厳しい闘いの連日だったと、同期会で顔を
  
合わせる度に聞かされます。
  
ブラスバンド部員の中には、楽器のケースに受験参考書を忍ばせて、暇を
  
見つけては解析や幾何の問題に挑んでいたとか。そうして京大や阪大に
  
現役入学した部員も。
  
そんな遠い記憶を思い出しながら、ひまわりガーデン武蔵村山を訪ねて
  
みました。

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  3.7㌶に50万ものヒマワリの花が!都営村山団地の隣接地にあり、都内
  
最大の規模だそうです。明6日で公開終了するそうで、希望者には摘み
  取
りも。でも、Lサイズのピザパイのような日輪の中心部で、蜂が必死に
  蜜を
漁っている姿を見ると、そーっとしておいてやりたくなりました。
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  ヒマワリ畑の中で愛犬を撮影している女性やカップルも。カールした毛を
  
リボンで結んだり、パッチワークファッションのウェアを着せて、インスタ映
  
えバッチリのワンちゃんたちに、私も数カット撮らせてもらいました。

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  午後からは小平市内にあるロッジ風の「ギャラリー青らんぎ」で開催された
  
「アイリッシュハープコンサート」へ。アイリッシュハープのベテラン演奏家
  で、
ケルト音楽の研究家でもある菊地恵子さんと長女の砂織さん母娘によ   
  るコ
ンサートでした。
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  砂織さんは国立音大ハープ科を卒業後、渡仏。パリ中央区立音楽院を首席
  
で卒業。フランス音楽院師範免許の国家資格も得て、独自の道を切り拓いて
  
きたハーパーです。フランス在住で、夏休みを利用して帰国。年一回だけの
  
母娘によるアイリッシュハープの演奏会です。「愛らしい小さなシャムロック
  (
アイルランドの国花クローバー)」、アイルランドの子守歌、スコットランド民謡
  
など…連日の危険な猛暑を忘れてうっとり。

  明日は73回目の広島原爆忌で、7日は立秋。猛暑日真夏日から解放さ     
   れたいなア。

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# by love-letter-to | 2018-08-05 23:26 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.156 異例続きの大暑

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        風雨去り雲間に白き夏満月

   アメリカ・デスバレーでは52℃を超す猛暑日が5日連続、アテネでは40
   
℃を超す熱波による山火事が発生、東京でも40℃を上回る猛暑を記録
   
した7月も最後の日曜日に。この一カ月は本当に長~く感じられました。

   
今宵の月は月齢16で、十六夜の月だそうですが、東から西へと異例の
   進路を辿った大型台風12号の風雨が鎮まった昨夜、10時半頃、雨戸を
   
開けて空を見上げたら、綿飴のような雲の合間に満月が見えました。
   
2階の窓から撮ってみようと移動したところ、もう雲に隠されてしまい
   ま
した。ほんの1~2分の差でしたが、雲の動きは活発で、大気は不安定
   で…。

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   東京湾岸から東海地方を通過して関西へと移動した、台風12号は、現在、
    
九州博多地方に再上陸したそうで、要警戒が続いております。
   
台風一過の爽やかさを期待していたのに…。通過後も熱された大気で  
   フェー
ン現象が生じて、ことに日本海側では39℃を上回る猛暑をもたら
   せてお
り、明日からも各地で真夏日と猛暑日が続くとの報。本当に平成
   最後の夏
は苛酷な夏です。近くの畑のヒマワリもげんなりしているよう
   に見えました。
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   ヒマワリの植わっている畑の近くで、微笑ましいミニチュアガーデンを見
   
つけました。タウンハウスの入り口に「そよ風ファーム」と名付けて、ピー
   タ
ーラビットやワンちゃん、乳牛たちのオーナメントが目を楽しませてくれ
   まし
た。看板やロッジ風の家などは、オーナーの手づくりだそうです。

   台風のもたらせた雨で草木たちは、ひと息つけたようですが、立秋が待
   ち
遠しい!もう猛暑はノーサンキュー!さよならしたい!
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# by love-letter-to | 2018-07-29 20:49 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.155 衰え見せぬ猛暑

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        誰がために白きヴェールを烏瓜

   過去に例のない猛暑の日々。7月第4日曜日の今日は、北海道を除い
   て日本列島のほぼ全域が熱中症警戒と危険警告を示
す指標で真っ赤!
   岐阜、愛知県県では39℃を上回り、東京都
でも35.6℃、今年の最高気温
   を記録を更新したそうです。

   玉川上水堤ウォーキングも今週はお休みしてしまいましたが、日没時刻
   が早まってきたので、裏通りを選んで最寄のスーパ
ーへ。旧家の生垣に
   からまって烏瓜が蕾をほどき、白いレース
糸のような花を開きかけてい
   ました。
   かなりぶれてしまいましたが、
もう30分もすれば全開しそうで、ブライ
   ダルヴェール
のような花を誰のために広げるのかしら?と。

     ♪♪♪ 河野直人ツィターコンサートへのお誘い ♪♪♪
    
古代ギリシャ時代には、天使が奏でる音色といわれた民族楽器ツィター
   奏者、河野直人さんのコンサートが7月2619時から、
三鷹駅北口近くの
   武蔵野芸能劇場で開かれます。

   弦楽器の元祖とも言われ、卓上楽器ながらメロディ弦と伴奏弦を備えて、
   ギターとハープの性能を併せ持つツィターは演奏が難
しく、本場オースト
   リーやドイツでも演奏家は数少ないそうですが、世界
的なツィター奏者・
   河野保さんを父に、ドイツ・ハイデルベルクで
生まれ育った直人さんのコン  
   サートを、下記の通り開催。

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  しばらくは不要不急の外出を避けて、折々通信も夏休みにするかも知れ
   ません。喜多方市に住む知人が庭の花の手入れ中に、気分が悪くなり家 
   人の車でかかりつけ医で診察を受けたら、熱中症で点滴治療を受けて来  
   たとのこと。「あなたも気をつけて」と、注意をされてしまいました。
   明日は二十四節気の一つ大暑です。暦通り一年で最も暑い日になるか 
   も…。     

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# by love-letter-to | 2018-07-22 21:56 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.154 耐え難き猛暑

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       堀割りに一服の涼密やかに

    死者200名を超し、行方不明者が30名を上回っている記録的西日
    本豪
雨災害から1週間あまり。被災地の土砂撤去作業を阻むような
    猛暑
が続き、首都圏も36℃を超した7月第三日曜日。

    アスファルトの照り返しで頬や額が痛くなり、街路の草木もぐったり。
    
これまでとは暑さの質が違って感じる昨日今日。出先から上水路に
    
立ち寄ってみると、津田塾大南側の木立の下で、ヤブランが淡い紫
    
色の花穂を数本立ち上がらせていました。
    
晩夏から初秋に開花するはずのヤブランに驚きましたが、その姿に
    
一服の涼を。

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    このところ、過去に経験したことのない風雨災害が相次ぎますが、
    
一本一草は環境のセンサーで、ヤブランの早期開花も気象の変化
    
を告げているのかもしれません。ヤブランは細い葉を薮のように茂
    
らせるユリ科の多年草。淡紫色の小花の集まった穂は1530㎝。
    
上水堤では至る所に群生、秋口には小花の一つ一つが緑色の丸い
    
果実に。秋が深まるにつれブルーから濃紺、黒色に変化します。
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   ヤブランの付近ではヤブミョウガも、白磁質の涼しげな花をつけて
   
いました。やはり開花は半月以上早めかしら。
   
ミョウガの葉に似た大きな艶のある葉が茎に互生しており、8~9月
   
の花の時期が近づくと葉の間から、1本の茎が伸びて80㌢程の茎丈
   
となり、その頂きに白い小花を数段につけます。木の下暗がりでヤブ
   
ミョウガの花も涼しげで、花の少ない時節に眼を楽しませて…。
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   白磁でできたような花弁は3枚で各弁も3枚。開花して数日後には淡
   
い青磁色の実を結んで、その速さに驚きます。やがて、その果実はブ
   
ルーブラックの艶やかな実に変化していきます。上は昨年8月、上水
   の自生野草観察ゾーンで撮影。
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   堤沿いの防護柵や低木に絡みつきいて、涼しげな黄緑色のハート型
   
の葉を茂らせ、淡黄緑色の花穂を無数に直立させているオニドコロも
   
目立ってきました。鬼野老と書いてオニドコロ。
   
ヤマイモ科の蔓性植物で、エビを海老と書くのに倣って、根茎のヒゲ
   
根を野の老人に見立て『野老』と書き、やたらと茂るので鬼野老…と。
   
薄黄緑色の花の径は5㍉に満たないミニミニサイズですが、雌花が
   
咲き終えると、軍配型のコイン大の薄い実をつけ、半透明に。その変化
   が面
白く、植物の不思議さを。
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   猛暑日でも、上水堤は市街地より気温が4~5℃くらい低く感じられま
    
したが、日中はさすがにウォーカーは少なく、鎌倉橋付近で金髪の美
   青
年とすれ違って白昼夢をみている気分に。
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   30分余りのウォークで引き揚げましたが、立ち寄った「ふれあい下水
    
道館」前の湿地植物栽培池では、クリーム色の睡蓮が目に安らぎを。
   
薄紅色の睡蓮は目覚めたばかりのようでした。蓮は早朝に開花します
   が、睡蓮は午後に開花するとか。
   夜分になっても熱気は冷めず、明日も猛暑になるとか。これからが思
   いやられますが、熱中症にならないよう気をつけないと…。
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# by love-letter-to | 2018-07-15 22:27 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.153 古代蓮の舞い

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       古代蓮合掌ほどきて風と舞ふ

   7月に入るなり、発達した前線と低気圧の猛威で四国から西日本、岐阜県   
   にかけて記録的な豪雨災害に見舞われ、救出作業が難航
している第二日
   曜日。刻々と死亡者と安否不明者数の増加が伝
えられています。

   一昨日にはオウム真理教教祖の麻原彰晃(松本智津夫)ら、教団幹部7人
   の死刑が執行されました。教団が関与したテロ事件が発覚し
てから約30
   年。その間、玉川上水・鎌倉橋近くの樹木の根元に、
猛毒化学剤VXが埋め
   られていたことも発覚しております。

   そんな記憶をたどりながら、小金井公園まで歩いてみました。正門近くの
   古刹真蔵院境内で、大賀蓮が見頃を迎えていました。
合掌したと表現す
   るに相応しい姿の蓮の蕾、今朝開花したばかり
の初々しい花、時間が経つ
   につれて箆型の花弁を舞うように広
げ、4日目には、散華するとか。

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   上は蕾と開花二日目、三日目、明日には花を散らし始めそうな大賀蓮。
   昭和26(1951)年、千葉県検見川の元東京大学検見川厚生
農場泥炭地で、
   故大賀一郎博士と地元小中学生らによって発掘さ
れた蓮の実の3個のう
   ち1個の発芽に成功。翌年7月には見事に
花を咲かせ、2000年の眠りから
   目を覚まして古代蓮として海外
からも脚光を。その蓮の種から育った蓮が
   大賀蓮として、各地で
も栽培されるようなり、現在に至っております。

   薄紅色の花弁の先端が紅色の大輪で、花径は約30㌢もあり、折からの風
   で花弁を優雅に揺らせていました。

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   白蓮というか淡いクリーム色の蓮の鉢もあり、葉陰でひっそりと開花し
   ていました。
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     六地蔵の前では明日にも開花しそうな白蓮の蕾が合掌を。
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   蓮池の近くには武蔵野新田が飢饉に見舞われた時、私財を投じて貧し
   い農民を助け、82ヵ村の世話役として新田の振興に尽し
た川崎兵右衛門
   の供養塔があります。小金井堤の桜の植樹も
新田振興策の一つで、川崎
   兵右衛門の命であったと伝えられて
います。
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    真蔵院の近くの農園では、鬼百合やミニヒマワリが元気に育ってい
   ました。かつての関野新田の一角でしょうか。

   豪雨に被害各地の大雨警戒警報は解除されたそうですが、台風8号
   が接近しているとか。本当に日本は災害列島、2020年の東京五輪パラ
   リンピックも、豪雨シーズンと重なりますね。

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# by love-letter-to | 2018-07-08 11:30 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.152 七夕月に

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        山百合やはやぶさ2はリュウグウへ 

   えっ!もう今年も半分が過ぎたの!そして、関東甲信は梅雨明けを
   して、七月最初の日曜日に。異例続きと耐えがたい猛暑に、
夏本番を
   迎える前からぐったりしている日々。小惑星探査機は
やぶさ2が3億
   キロも離れた小惑星リュウグウに到着したとの朗
報!リュウグウの半
   径は900㍍、宇宙にあって塵みたいな存在
ですが、生命の起源を探る
   手がかりが得られるかも…。

   本日午前中、思い切って玉川上水堤へ。木立の下は天然クーラー
   効いて嬉しい!商大橋上流~鎌倉橋にかけて、ヤマユリがま
だ健在
   で4~5カ所で、日本に自生しているユリ仲間でも最大級
の大輪を見
   ることができました。

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    花冠の径は20㌢以上もあり、純白の花弁に淡い黄色の帯状の筋
    入り、紫褐色の細かい斑点があってゴージャス。気品も備えてい

    す。雄蕊の葯が真っ赤で、芳香を放っていました。
    
ただほっそりとした茎丈が1~1.2㍍もあり、花の重さに耐えきれな
    
くて…。見守って下さる方が支柱を立てたり、紐でガードされてい
    株もありましたが、地面に伏している花も。上水堤でもキンランと

    ぶ優美な花だけに、末永く健在で!
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    今年は花の開花が押しなべて2~3週間も早めですが、盛夏から開
    するアキノタムラソウ(秋の田村草)に出会いました。シソ科の多
年草
    で、ほっそりとした茎の節ごとに、6個前後の唇弁型の小花を数
段に輪
    生。薄紫色の花と姿は一服の清涼剤と言われます。 

    蝶や虫にとっても花の少ない盛夏に有難い存在らしく、彼らの姿も
    く見かけます。

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   晩夏から秋半ばにかけて、紅紫色の蝶型の花の小房で上水堤を賑わ
   
すナンテンハギ(南天萩)も、先月半ばからチラホラと。蝶型の花は長
   
さ1.5㌢ほど。秋の深まりと共に姿を消して行く野草が多いが、ナン
   ンハギは色鮮やかになって、晩秋まで咲き続けます。葉がナンテン

   似ているマメ科の多年草。本当に今年は異例続きですね。
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   これから秋にかけて上水堤で繁茂するミズヒキ(水引)も、目立ってき
   
ました。花が開花すると、上から見ると赤く見え、下から見ると白く見
   
えるので紅白の水引に見立て命名されたとのこと。

   開花期は7月下旬から10月10日頃まで。日陰を好むので、日中でも薄
   
暗く感じる土手で息長く咲き続けるようです。可憐な花に似合わず、
   口になると小さな実を結び、それらの実がズボンの裾にびっしりと
付着。
   ミズヒキの花柱の先は弓状に曲っていて、種を拡散するので殖
える一
   方、なかなか逞しい野草です。

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# by love-letter-to | 2018-07-01 21:53 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.151 梅雨の晴れ間に2

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        溜め池に軽鴨母子睦まじく  

    夏至も過ぎて、6月も最後の日曜日に。73回目の沖縄慰霊の日
    迎えた昨日、沖縄では梅雨が明けましたが、関東甲信越の梅
雨明
    けはまだ先のようです。降れば肌寒く、晴れれば夏日でム
シムシ
    ムンムン。大阪北部地震のような都市直下型地震も気に
なる日々
    です。

    昨日、買い物ついでに東京学芸大学キャンパス内の研修農園へ
    ち寄ってみました。大小の水田はもう田植えを終え、青田に。

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    その傍らの草むらで軽鴨の母子らに出会いました。私の足音に気づ
    いたらしく、母鴨は身を翻して溜め池へ。子鴨たちも競う
ように後を
    追って小さな水輪を。

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    今夏生まれた雛4羽も、もう泳ぎが上手で、たちまち視界から去っ
    てしまいましたが、その数秒間に2カット何とか撮れました。
    
このところ、結愛ちゃんら相次ぐ幼児・児童虐待の報道が繰り返さ
    れる度に、いたたまれない気持ちに陥りましたが、軽鴨一
家はなん
    て睦まじいのでしょう!気持ちが少し救われたよう。

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    小雨が降ったり止んだりしていましたが、上水堤にも立ち寄っ
    みると、桜橋上流でトウダイグサがその名のように、ひと際
高く
    伸びて、頭頂部に盃状の花のようなものを多数つけてい
ます。

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    盃型の花に見えるのは苞葉が変化したものだそうで、その中
    部に花弁や萼が退化した極く小さい花序を抱いています。
    
花と葉が同系色の黄緑色で、一見、花をつけているとは見え
    せんが…。その名前の由来は、岬に立つ灯台ではなく昔の
照明
    器具である燈台(灯架台)に見立てて名づけられたとか。

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    「折々通信」No.147(5月27日付け)で掲載したヤブジラミの花が
    もう結実して、虱そっくりの実になっていました。野草の
多くは一
    年で人の一生分の過程を終えるだけに、成長サイク
ルは超特急!
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    数日前、雨上がりに訪ねた「あじさい公園」の紫陽花は、手毬咲き
    の西洋アジサイ各種も額アジサイも、最高の状態で大合
唱してい
    るようでした。斎藤素厳作のブロンズ像も紫陽花色
に染まって見
    えました。

     サッカーW杯2018ロシア大会一次リーグ第2戦、対セネガル
     戦が間もなく始まります。西野JAPAN頑張れ!
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# by love-letter-to | 2018-06-24 22:35 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.150 梅雨の晴れ間に

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        市街地に残るオアシス青田風

    6月第三日曜日の今日は「父の日」。「母の日」に比べて、やや関
    度は低いようですが、新聞の折り込みチラシや国分寺駅ビル、
今年
    4月にオープンした商業施設「ミーツ国分寺」店舗には、バラ
の花束
    や洋酒セット、ブランド品のポロシャツなどプレゼントグッズ
が目立ち
    ました。

    幸い今日は梅雨の晴れ間で、ここ数日の梅雨冷えも持ち直しました。  
    で、買い物ついでに足を伸ばして国立南部の田園地帯へ。数年
前に
    訪ねた谷保天満宮下に残る水田を再訪してみました。青柳段
丘の湧
    水を利用して江戸時代から稲作が行われてきたそうです。

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    年々、市街地化が進んで、田植えを終えた田圃に周辺の新しい家
    
並みが映るのも、谷保の青田の特徴でしょうか?
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    1520㌢丈に伸びた稲が規則正しく並んでいる光景は、いつ見
    も美しい。日本を象徴する景色でしょう。青田、青田風、青田道…

    して愛され、心を和ませてくれます。
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    水を張っただけの田圃では番らしい鴨たちが、餌を漁ったり、水
    びをしていました。時が経つのも忘れてしまいそう。
    
水田はダムの役割も果たし、都市防災の面からも貴重な存在だ
    されています。

    土地の方の話しではコサギが姿を見せることもあるそうです。

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    「あら、見覚えのある顔だ!」と、思わず立ち止まったのは国立
    
駅北口のあるビューティサロンの前でした。
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    黒板アートと言うのでしょうか。黒板に白墨で描いた異色タレント
    
のマツコデラックスと渡辺直美さんの似顔絵で、実に特徴をよく
    
つかんでチャーミングに描かれていました。
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    玉川上水堤ではノカンゾウ(野萱草)とヤブカンゾウ(藪萱草)
    
花盛りを迎えていました。明日から梅雨空に戻るそうです。貴重な
    梅雨の晴れ間、心の洗濯もできた一日でした。
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# by love-letter-to | 2018-06-17 23:13 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.149 梅雨どきに

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       蛍袋ひとりの時間童心に

    6月第二日曜日。関東甲信越も梅雨に入りましたが、昨日は都内
    でも最高気温が30℃を超す真夏日でした。昨日と今日
の気温差
    は10℃近く、エアコンを冷にしたり暖にしたり。五体
のセンサーが
    ヒーヒー言っているようです。

    上水沿いのホタルブクロが咲き終えてしまっていたので、今夏は
    もう出会えないかと思っていたのですが、もしかして…
と立ち寄
    ってみた上宿緑地では、真っ盛り!木の下暗がりで
提灯行列を見
    ることができ、童心を取り戻したよう。

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    小川三叉路から立川通りに沿って500㍍ほど西へ。小川分水路に
    沿った三角形の敷地内に、20株くらいの蛍袋の群生が
あり、薄紫
    色の花をつけて、辺りをライトアップしていました。

    かつて、子ども達がこの花の中にホタルを入れて遊んだことから
    蛍袋の名前がつけられたと言われます。

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    上宿緑地から小川分水路に沿って、水路沿いにウッドデッキが設け
    られ、武蔵野美大生の彫刻が設置され「彫刻の谷緑道」と
名付けら
    れています。その水際にハンゲショウ(半夏生・半化粧)
も、その名の
    ように頭頂部にある葉の数枚を、粉化粧したよう
に白く染めて…。

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    陰暦の上で半夏生といわれる夏至から数えて11日目(7月2日)
    を迎えると、このドクダミ科の多年草は部分的に葉を白く変
色さ
    せます。例年より3週間以上も早くて、この先、どうなってし
まうの
    かしら?

    花が地味で目立たないので、葉を白く染めて蝶や昆虫を惹きつけ、
    受粉を促す植物の知恵というかメカニズムに脱帽です。
白い葉に守
    られるように花穂が立ち上がっていました。

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    森田オープンガーデンでは、ヘメロカリスやどユリの仲間が見事な
    花を咲かせて、迎えてくれました。手打ち麺処がクローズ
して淋しい
    気もしますが、森田幸江さんが自家製腐葉土と無農
薬で丹精した花
    々は“健康優良児”。元気を貰ってきました。
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    ヘメロカリスもユリ科ですが、ユリは雄蕊が四方に広がり、ヘメロカ
    リスは雄蕊が上向きに反り返っているのが特徴で、ヘメロ
カリスはヘ
    メロカリス属でスカシユリやカサブランカは百合属。
同じ百合科でも
    属が全く違うそうです。
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# by love-letter-to | 2018-06-10 20:01 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.148 あじさい月

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       上水路紫陽花色に吹く風も

    6月最初の日曜日を迎えました。アジサイも見頃を迎え、梅雨入り
    も間近か…かと。と言っても今日は、この時期にしては珍
しく爽や
    かな風が上水木立に吹き抜けて、心地よいウォーキン
グサンデー
    でした。

    小松橋~鎌倉橋にかけて新堀用水沿いに、故織田雅雄さんと小平
    四小児童たちが植えた紫陽花が、見頃を迎えていました。

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    青紫系のタマアジサイとガクアジサイが主ですが、七変化とも呼ば
    れるだけに日々変化し、微妙な色合いを見せています。

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    ホタルブクロやウツギなど今どきに咲く花が、今夏は早々と咲き終
    えて、上水木立の下は緑の濃淡が続きますが、ムラサキシ
キブの花
    が彩りを。上品なピンクの小花を散房状に開花。

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    ムラサキシキブは実紫とも呼ばれるように、秋につける紫色の宝石
    のような実が美しく、注目されがちですが、梅雨どきに咲
く花も魅力
    的です。花径は3~5㍉、上部が4裂して突き出した雄
蕊の黄色の葯が
    目立ちます。

    紫色の実の清楚な美しさから、『源氏物語』『紫式部日記』の作者とし
    て名高い紫式部になぞらえたと伝えられています。 
    「花も実もその名に因み奥ゆかし」といったところでしょうか?

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    桜橋~一位橋にかけての自生野草観察ゾーンでは、生い茂った草む
    らからノビル(野蒜)が細い花茎を伸ばして、その頂部にクリ
スタルな
    花を開花させていました。
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    ノビルは花序を付けず、ムカゴ(珠芽)の脇から花柄を伸ばして星
    の花を。ムカゴだけつけることも。ニラ臭のある野蒜から、こん
な透
    明感のある花をつけるなんて!何度見ても魅せられてしまい
ます。
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# by love-letter-to | 2018-06-03 23:39 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.147 五月尽

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       つれづれに花との出会ひ五月尽

    五月も最後の日曜日に。森・加計問題と疑惑、米朝初の首脳会談
    の行方、日大アメフト悪質タックルを巡る問題など、国
内外で様々
    なトラブルやアクションが続きましたが、地球環
境にも異変が感じ
    られる五月でした。

    週1~2回程度ですが、玉川上水路の草木の花を見て歩くと、春と
    夏の花が同時期に開花したり、秋口に咲く花も開花し
ていることも。
    ど素人の勘ですが、日本は春と秋が短く夏と
冬の長~い国に。

    上は桜橋上流で出会ったノアザミ(野薊)の群生です。交通量の多
    い五日
市街道沿いで、こんな牧歌的な光景が見られるのが玉川上

    水堤の魅力でしょう。毎年、梅雨入り前後に開花。秋口には花茎の上
    部で枝分かれして、その頂部に花をつけるノハラ
アザミ(野原薊)
    群生も。

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    アザミの周辺には、梅雨どきに咲くヤブジラミの花が真っ盛り。花
    径2~3㍉の白い小花を散房状につけますが、肉眼
では花とも思え
    ない貧相な花もマクロレンズで撮ってみる
と…繊細なブルージュレ
    ースのよう!
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    薮虱と書いてヤブジラミ。セリ科の多年草で、その果実が丸々太
    った虱にそっくりなことから、その名称に。刺状の毛
の先端は鉤状
    に曲がっており、くっついて離れない。ズボ
ンの膝下にくっつけた
    まま帰宅することも。疎まれる雑草の
類ですが…花は楚々として。
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    もうオカトラノオ(丘虎の尾)も開花し始めました。花房が短く太目
    の種類と、ほっそりとして長い花穂を弓なりにつける優美な
種も、
    今月末が開花ピークではないかしら。上は花穂が短く
太目で、ユー
    モラスなオカトラノオ。

    トラノオの名の付く植物は多いけれど、トラノオ科が有る訳ではなく、
    サクラソウ科のオカトラノオ、ヌマトラノオ。ゴマノ
ハグサ科のヤマト
    ラノオやルリトラノオ。タデ科のイブキトラ
ノオ。シソ科のミズトラノオ、
    ハナトラノオの他、観葉植物の
竜舌蘭科のトラノオ、海草のウミトラノ
    オなど種々様々なトラ
ノオがあり、上水沿いにはハナトラノオも。

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    No145(5月13日掲載)で、名前の分からなかった花に再び出会い、
    名前もヒメヒオウギ(姫檜扇)だと分かりました。

    最初に出会ったのは白い花びらに朱色の斑紋がついていましたが、
    本来は朱色の花びらに濃い朱色の斑紋が。

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    ヒメヒオウギはアヤメ科フリージア属の半耐寒性の球根植物で、南
    アフリカ原産。大正期に渡来、観賞用に栽培されてきま
したが、こぼ
    れダネでも殖えるほど丈夫だそう。茎葉は細く、
草姿が小さいわりに
    花径は2.5cmくらい。比較的大きな花が
咲きます。成長も早く、秋にタ
    ネをまくと翌春には開花すると
か。6枚の花びらの3枚にだけ斑紋が
    入っているのも不思議!
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# by love-letter-to | 2018-05-27 23:22 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.146 梅雨時の花も早々と

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       すいかずら金銀揃って甘き香を 

    一週間ぶりに夏日から解放された5月第三日曜日。上水堤で
    
はもう梅雨入り前後に開花するドクダミやスイカズラ、ビヨ
    ヤナギ、シモツケ、アジサイも咲いてグリーンベルトを歩
く最
    高のシーズンではないかしら?すいかずら金銀揃って甘き香を

    甘い香りに辺りを見回すと、長い嘴を開いたような姿の花が
    
決まって2輪ずつ並んで開花しています。蔓性の常緑低木ス
    
イカズラで、フェンスや周囲の草木に絡まって繁茂しています。
    昔の子どもたちは花の奥の方にある蜜を吸って遊んだこ
とか
    ら「吸葛」と。

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  歩道に這い出しているスイカズラも。一日花で開花した時は
  
純白ですが、受粉を終えると黄色に変色していきます。白を
  
銀、黄色を金に見立てて金銀花とも。英名はハニーサックル
    
だそうです。
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    山吹色の5弁の花の中央部に長い雄しべを多数直立させてい
    
るのはビヨウヤナギ。花径5~6㌢ほどの花のその美しさと、
    が柳に似ていることから美容柳の和名がついたとされてい

    すが、未央柳と書くことも。

    原産地中国では「金糸桃」と称するそうです。白楽天の『長恨歌』
    に玄宗皇帝が楊貴妃を追慕するくだりに、『未央の柳』
が登場し、
    長安の都の未央宮にあったとも。同じ山吹色のキ
ンシバイ(金糸梅)
    も同じ仲間です。

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    喜平橋上流で繁茂していたのはマメグンバイナズナでしょう
    
か?春先に開花するナズナ()の仲間で、ナズナは三味線の
    
撥のような莢果をつけるのに対して、マメグンバイナズは軍
    
配型の莢果を。スジ蝶が小さな花から花へ命をたぎらせて。

    歌手の西条秀樹さんや女優の星由利子さんら、別世界の方と
    
は言え、若過ぎる死が続いた後だけに、限りある命、残された
    人生についてナーバスになってしまいます。

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    目下、上水沿いで最も勢いがあるのはドクダミ。独特の臭気
    
が強く、繁殖力が旺盛過ぎて嫌われる植物でもありますが、
    
濃いグリーンの葉と紫がかった茎にシンプルな白い花には清
    
潔感があります。

    4弁の花びらに見えるのは総苞片で、その真ん中の黄色い部
    
分が花の集まりだそうです。小さなひとつひとつの花に花弁
    
はありません。下部から開花していくそうです。

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    日陰や湿り気の多い地を好むので、街中でも塀や家屋の端っ
    
こで繁殖。抜いても抜いても生えて来ると言う苦情もありま
    
すが、乾燥させたものは生薬として、消炎や利尿剤として用
    
いられ、葉はおできや腫れものに貼布するのに使われるなど、
    
様々な薬効があるので十薬の別名も。ドクダミ茶は健康や美
    
容効果があるとか。ドクダミが咲き始めると梅雨入りがそろ
    
そろかと。上は小川水衛所跡の親水エリア付近で。
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# by love-letter-to | 2018-05-20 23:55 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.145 母の日に

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       心にも花を咲かせむ母の日に

    五月第二日曜の今日は母の日。午後からまた雨になりました。
    
連休明けから肌寒い日が続いたせいか、気分も落ち込みがちで
    
したが、晴れ間を見つけて西武国分寺線恋ヶ窪駅近くの個人宅
    
で、公開している「My GardenRose Cafe」を訪ねてみました。
    
昨年よりも開花が早く、見事なバラが見頃を迎えていました。
    
広大なバラ園と違って、レースフラワーやデージー、勿忘草など
    
の草花とバラのハーモニーが心地よく、オーナーの心遣いが伝
    
わって、心にも花が咲いてきたよう!

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   ことにアプリコット色のバラに魅せられました。色と花びらの質感
    
もレトロ調で、品位が感じられます。こんなカラーのスカーフかブ
   
ラウスが欲しい…と。品種名を見落としたので、機会を見つけて再
   
訪したいと思っています。
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    同ガーデンの今夏の公開は、6月16日まで1017(5月27日、6
    
月3、10日と雨天は休み)Rose Caféではテラスやウッドデッキで、
    
コーヒー、紅茶が300(各アイスは350)、シフォンケーキ400円、
    カフェラテ400円、ジュース450円。国分寺市東戸倉1-2-21
    
(恋ヶ窪駅から徒歩2~3分)電話042-301-0557
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   玉川上水にも立ち寄ってみると、もう夏木立の雰囲気でした。鎌倉
   
橋上流右岸の堤で、見慣れぬ花に出会いました。水仙のような茎葉
   
に白い花びらが6枚、下側の3枚には朱赤の斑紋がクッキリ。草丈は
   
30㌢前後、名前が分からないので、ネット図鑑で検索中です。
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   喜平橋下流では久しぶりにアマドコロにも出会いました。周囲の笹薮
   
に埋もれるようにして、翡翠色の釣鐘型の花を提げていました。
   
ナルコユリ属の多年草でナルコユリに似ていますが、角ばった茎に
   
2個づつ花を付けているのがアマドコロ。ナルコユリは3~4個づつつ
   
けていることが多いそうです。

   甘野老と書いてアマドコロ。地下茎が野老(ヤマイモの一種)に似てお
   
り、甘いので甘野老。若い芽は食用になるとか。上水堤は武蔵野の生
   
態系がまだ保たれているようです。

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   上は母の日の今日、息子夫婦から誘われ、八坂駅近くの懐石・懐石処
   
「草門去来荘」で食べた昼御膳です。野火止用水沿いの竹林に囲まれ
   
た建物は、外観も室内も豪壮な古民家を移築した雰囲気で、ちょっと
   遠出をした気分でした。
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# by love-letter-to | 2018-05-13 21:49 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.144 風薫る候に

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       薫風や小さな旅も新鮮に

   風薫る5月!最初の日曜日、大型連休最終日に。連休後半は急激な
   
天候変化が伝えられましたが、東京近郊は幸い行楽日和が続きまし
   
た。街路樹も路傍の草も公園も爽やかな緑が滴るばかりのシーズン。

   大型連休とて普段と変わらない日々でしたが、近隣の公園やオープ
   
ンガーデンに足を向けてみました。 西国分寺駅近くの武蔵国分寺公
   
園では、真鯉と緋鯉たちが風を孕み、時には身を翻して高々と。愛児
   
を胸に抱いた若いパパたちの姿も多く、私たち世代との違いを。その
   
姿も眩しく新鮮に。

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   先月完成した国分寺駅北口の高層ツインタワーマンションが、間近に
   
見えました。西街区棟「ココブンジウエスト」は36階建て、高さ135㍍、
   
東街区棟「ココブンジイースト」は35階建て、高さ125㍍。 駅に直結
   て商業施設も充実しており、高齢者層にも人気だとか。
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   同公園の噴水池近くでユリノキの花が満開でした。30㍍近い高木にユ
   
リと言うよりチューリップに似た大型の花を、無数に付けていました。
   
モクレン科の落葉高木で、花径10㌢あまり、淡い黄緑色の花の下部にオ
   
レンジ色の斑紋があり、英名はチューリップツリーだそうです。
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   幅広の葉が半纏(はんてん)に似ているので、和名はハンテンボク。時
   
折り強く吹く風にユサユサ揺れて、壮観でした。
   
大形の花はたくさんの蜜を出し、養蜂家の人たちに「黄金の木」と呼ば
   
れ、ユリノキの蜜は「黄金蜂蜜」などの名称で商品化もされているそう。
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   都立薬用植物園では「あへん法」により栽培の禁止されているケシ(
   
ムニフェルム種)が公開されていました。普段は二重の鉄柵に隔てられ
   
ていますが、内側のフェンス越しに撮影できました。
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   薄紙で作られたような一重のケシが一般的ですが、カーネーションに似
   
た八重の品種も。
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   檻の中で栽培されてなかったら、麻薬成分(モルヒネ、コデイン)が含まれ
   
ているとは思えない可憐な花の径が小型のアツミケシ。麻酔や癌の痛み
   
を押さえるために医療には欠かせない存在です。
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   玉川上水沿いではエゴノキの花がもう開花最盛期を過ぎつつあり、足元
   
は落花で埋まり、初夏というより仲夏の装いでした。上はやっと見つけた
   
エゴノキの豆ランプ。例年なら梅雨入り前に咲くウツギ仲間も、今が盛り。

   でも、明日から天候が悪化し、気温もクールダウンするとか。昨今は人も
   自然界も急ぎ過ぎですよね。

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# by love-letter-to | 2018-05-06 11:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.143 日一日緑濃く

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       分水のせせらぎゆかしサクランボ

    大型連休に入り、夏日の多かった4月も最後の日曜日に。
    
も緑も月日が経つのも早過ぎて、心が追いついていけない
    
この頃。
    
数日前、久しぶりに小川分水・彫刻の谷緑道を歩いてみると、
    
頭上にサクランボがもう赤々と輝いておりました。数年前、
    
歩道に差し掛かるように花をつけていた山桜のサクランボ
    
でしょうか?小川分水のせせらぎは、古くから親しまれてき
    
た童謡「春の小川はさらさら流る…」の情景を偲ばせて。

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    さらに分水路を下って行くと、木道に差し掛かるように赤紫
    
色の花房をたわわに下げた高木に出会いました。
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    何の花かしら?これまで出会ったことのない花でした。葉は
    
楕円形の小葉を対生させたハリエンジュ(ニセアカシア)
    
似ていますが、樹形や幹肌は異なって見えました。ネット図
    
鑑で検索しても判明が付きませんでした。
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    イロハモミジも竹とんぼに似た翼果を沢山つけていました。
    
羽の付け根辺りに種を宿しており、種が熟してくると竹とん
    
ぼは風に乗って飛散、種をあちこちに運んで行きます。
    
植物の種族保存のメカニズムには驚くことばかりです。
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     ノバラも花盛りで、白い清楚な花にも蜂や小さな昆虫が蜜
    
を求めて忙しそう。彼らは蜜を求める一方で、花粉を媒介し
    
て、野バラの受粉をお手伝い。持ちつ持たれつなんですね。
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    野の花の開花が例年より半月から1カ月近くも早まってい
     
るので、次の日、玉川上水沿いへ。喜平橋から小金井橋近く
    
まで歩いてみました。
    
茜屋橋南岸に群生しているホウチャクソウ(宝鐸草)は、も
    
う花期が終わりかけていました。この付近は「小金井桜並
    
木復活計画」として、雑木の伐採が進んでホウチャクソウ
    
のような半日陰を好む野草が減少しつつあります。群生に
    
目を凝らしてやっと釣鐘型の花を提げた姿を撮ることが
    きました。例年なら大型連休明け頃が見頃なのに…。
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    小桜橋右岸のフタリシズカ(二人静)の群生も、数年前は
    
白い花穂を一対ずつ掲げた姿が辺り一面に見られたの
    
に、今年は5~6株くらいに減少してしまいました。
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    本当に残念ですが、対岸の右岸堤にはフタリシズカの群
    
生が残っておりやれやれ。でも花穂が一本のシングルが
    
多くて…野草界もシングル傾向かしら?
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# by love-letter-to | 2018-04-29 22:20 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.142 花茨に寄せて

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        度し難き相次ぐ不祥事花いばら 

    東海から東北にかけて各地で真夏日を記録し、東京都心部でも
    
最高気温が28℃を上回った4月第四日曜日。我が家のフェンス
    
に絡ませた浪花茨(ナニワイバラ)も例年より10日ほど早く満
    状態に。純白の一重の蔓バラで、花の径は7~8㌢。野性的で

    朴さが魅力かしら。

    バラの栽培は消毒や手入れが難しいと聞きますが、この浪花茨
    
は殆ど手間いらずで済むのも魅力です。それにつけても、このと
    
ころの官僚の不祥事は度し難く、政管への不信感は募るばかり。
    
先行きは茨の道かも…。

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    「あまり見かけないけど、バラですか?」と、道行く方から聞かれ
    
ることの多い浪花茨は、20年ほど前に、知人から2030㌢の蔓
    
を頂いて鉢植えにしていたのですが、丈夫で成長が早く、鉢底の
    
穴から根を伸ばし、シュートも次々に伸ばして、放置しておくと、雨
    
樋も2階のベランダも占拠してしまうほどワイルドですが、開花期
    
になると、「今年も咲いて有難う」と。

    中国原産で江戸時代に浪花商人によって日本に持ち込まれたと
    
か。難波茨とも書き、5枚の花びらがハート型をしています。

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   今年は早々と散ってしまいましたが、南側の公道沿いのフェンス際
   
に、白山吹(シロヤマブキ)が清楚に咲きました。この白山吹も友人
   
から頂いた一枝が、こんもりと茂るほど成長。生垣として植えたヒ
   
バが枯死してしまいましたが、その隙間を埋めるほどに茂ってくれ
   
ました。葉脈のくっきりした若緑色の葉も好き!
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   白山吹とツツジの植え込みの下に、今春もエビネが4~5株ほど立
   
ち上がり開花中です。この建売住宅に越してきて間もなく、入居祝
   
いに一株頂いたものです。以来40年余、家屋も住人も老いて…。

   最盛時には10株ほど開花。我が家の最古参の植栽です。最近はピ
   
ンクの濃淡などカラフルなエビネが出回っていますが、我が家のは
   
紫褐色の外花被と内花被、そして紫色をおびた白色の唇弁の古典
   
的な容姿です。地下茎が海老に似ていることからエビネの名前に
   
なったそうです。

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    家屋の北側で、ベランダへの外階段の下にはヒトリシズカ(一人静)
    
も、開花しました。このヒトリシズカは知人の家の建て替え中、一時
    
預かっていた鉢植えからエスケープして繁殖したものです。

    悲劇の半生をたどった源義経の愛妾静御前にたとえて、その名が
    
つけられたセンリョウ科の多年草で、栽培は難しいと聞いていま
    たが、意外と生命力が強いのに驚きました。ブラシ状の白い花穂

    掲げて健気に開花。殖える傾向にあります。

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   玉川上水沿いでは鎌倉橋上流右岸に、カマツカが白い小花の房を
   
群がり咲かせていました。かなりの大木ですが、水路際に植わって
   
いるので、人目に触れません。白い5弁の小花の径は8~9ミリで野
   
ばらに近い姿を。北海道~九州、朝鮮・中国に分布するバラ科の落
   
葉低木で、材質が硬くて丈夫なため鎌の柄に使われたことから鎌
   
柄の名称に。牛の鼻環にも使われることから別名ウシゴロシ。

   先週は夏日から春先の気温に戻るなど、アップダウンが激しく、身
   
体が気温差に追いついて行けない状態で、春バテみたいです。

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# by love-letter-to | 2018-04-22 23:50 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.142 花茨に寄せて

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        度し難き相次ぐ不祥事花いばら 

    東海から東北にかけて各地で真夏日を記録し、東京都心部でも
    
最高気温が28℃を上回った4月第四日曜日。我が家のフェンス
    
に絡ませた浪花茨(ナニワイバラ)も例年より10日ほど早く満
    
開状態に。純白の一重の蔓バラで、花の径は7~8㌢。野性的で
    
素朴さが魅力かしら。

    それにつけても、このところの官僚の不祥事は度し難く、政官へ
    の不信感は募るばかり。
先行きは茨の道が…。

f0137096_01024725.jpg
    「あまり見かけないけど、バラですか?」と、道行く方から聞かれ
    
ることの多い浪花茨は、20年ほど前に、知人から2030㌢の蔓
    
を頂いて鉢植えにしていたのですが、丈夫で成長が早く、鉢底の
    
穴から根を伸ばし、シュートも次々に伸ばして、放置しておくと、雨
    
樋も2階のベランダも占拠してしまうほどワイルドですが、開花期
    
になると「今年も咲いて有難う」と。

    中国原産で江戸時代に浪花商人によって日本に持ち込まれたと
    
か。難波茨とも書き、5枚の花びらがハート型をしています。

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   今年は早々と散ってしまいましたが、南側の公道沿いのフェンス際
   
に、白山吹(シロヤマブキ)が清楚に咲きました。この白山吹も友人
   
から頂いた一枝が、こんもりと茂るほど成長。生垣として植えたヒ
   
バが枯死してしまいましたが、その隙間を埋めるほどに茂ってくれ
   
ました。葉脈のくっきりした若緑色の葉も好き!
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   白山吹とツツジの植え込みの下に、今春もエビネが4~5株ほど立
   
ち上がり開花中です。この建売住宅に越してきて間もなく、入居祝
   
いに一株頂いたものです。以来40年余、家屋も住人も老いて…。

   最盛時には10株ほど開花。我が家の最古参の植栽です。最近はピ
   
ンクの濃淡などカラフルなエビネが出回っていますが、我が家のは
   
紫褐色の外花被と内花被、そして紫色をおびた白色の唇弁の古典
   
的な容姿です。地下茎が海老に似ていることからエビネの名前に
   
なったそうです。

f0137096_01114756.jpg
   家屋の北側で、ベランダへの外階段の下にはヒトリシズカ(一人静)
   
も、開花しました。このヒトリシズカは知人の家の建て替え中、一時
   
預かっていた鉢植えからエスケープして繁殖したものです。

   悲劇の半生をたどった源義経の愛妾静御前にたとえて、その名が
   
つけられたセンリョウ科の多年草で、栽培は難しいと聞いていま
   たが、意外と生命力が強いのに驚きました。ブラシ状の白い花穂
   
を掲げて健気に開花。殖える傾向にあります。

f0137096_01141629.jpg
   玉川上水沿いでは鎌倉橋上流右岸に、カマツカが白い小花の房を
   
群がり咲かせていました。かなりの大木ですが、水路際に植わって
   
いるので、人目に触れません。白い5弁の小花の径は8~9ミリで野
   
ばらに近い姿を。北海道~九州、朝鮮・中国に分布するバラ科の落
   
葉低木で、材質が硬くて丈夫なため鎌の柄に使われたことから鎌
   
柄の名称に。牛の鼻環にも使われることから別名ウシゴロシ。

   先週は夏日から春先の気温に戻るなど、アップダウンが激しく、身
   
体が気温差に追いついて行けない状態で、ちょっと鬱状態です。

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# by love-letter-to | 2018-04-22 23:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.141 花も緑も急ぎ足

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      金蘭やそこそこの幸せ末永く

    四月も半ばに入り、第三日曜日に。それにしても、今春は花も緑
    
も急ピッチで、桜を追いかけるように梨の花やハナミズキ、藤も
    
開花。公孫樹や欅も芽吹いたと思ったら、刻々と若葉色に。
    
玉川上水のキンラン(金蘭)も、今月12日には開花しておりました。
    昨年より10日早く、今日明日が見頃ではないかと…。
美しさと気
    品を備えたキンランは上水のプリンセスでしょう。

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    今春のように急いで開花すると、先行きが案じられますが、上
    
水路のキンランの開花株は昨年と同じ程度に見えました。ただ、
    
水路際で開花している株も多数あり、数年後には水路壁の崩落
    
で、その命が危ぶまれます。
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    もう花期は終わりかけていますが、ニリンソウも立ち去り難い魅
    力が
あります。まず一輪が咲き、少し遅れて二輪目が開花。二輪
    が同
時に開花していても、二輪目はやや小さく控えめなのがヒッ
    ト歌謡の
歌詞の通りです。
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    あるグループホームで、歌の時間に最もリクェストの多いのは「二
    
輪草」の歌だとか。認知症の方々も歌詞はバッチリ記憶しておられ、
    情感を込めて歌われるそうです。
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    例年なら4月下旬に開花するフデリンドウ(筆竜胆)も、早々とコバ
    
ルトブルーの宝石のような花を。数輪が寄り添って咲いていても
    
草丈が4~5㌢で、周囲の枯れ草に埋もれて目につきにくいのです
    
が、「ここに咲いているよ」と、サインを送ってくれるような気がし
    
ます。
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    コバルトブルーの花は陽が射すと開き、曇ると閉じて筆先のような
    
姿になることから筆竜胆。パラソルを折りたたんだようにもみえま
    
す。一輪だけの小さな株もあれば、十数輪も開花させる株も。
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   野草だけでなく、ケヤキやクヌギ、コナラなど上水堤の樹木も花盛
   
りでした。高木で若葉と同系色の花なので見逃しがちですが、なか
   
なか見事です。上はケヤキの花です。
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   久右衛門橋辺りで頭上高く、見事な花房を垂らせていたのはクヌギ
   
の花。雄花穂で雌花は付け根近くでちんまりと開花しているそうで
   
すが、肉眼では見えませんでした。
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   桜橋で出会ったのはコナラの雄花穂。ケヤキやクヌギより繊細な花
   
穂で、舞子さんの簪みたいです。雌花は付け根につけているそうで
   
すが、肉眼ではとても無理。コナラの実・どんぐりからは想像できな
   
い花穂です。
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# by love-letter-to | 2018-04-15 22:55 | 折々通信 | Comments(0)