忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.133 まんず咲く

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       満作やフィギュアスケート金と銀

   二月も半ばを過ぎて第三日曜日、平昌五輪たけなわに。昨日、男子
   
フィギュアスケートで、羽生結弦選手が金、宇野昌磨選手が銀メダル
   
の快挙を!羽生選手は前回のソチ五輪でも金。連覇を成し遂げたの
   
66年ぶり。日本海側では記録的な大雪が続いていますが、二人の
   
活躍で日本列島も元気になったのではないでしょうか。

   今日は風が冷たかったのですが、上水堤の木立の下は陽が燦々と注
   
いで、ウォーカーも目立って増えました。商大橋近くで、春先にまんず
   
咲くというマンサク(満作)が、日当たりのいい一枝にチラホラ。

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   マンサクはマンサク科の落葉小高木で、日本各地の山林に自生。春に
   
先駆けて咲くので庭木として人気が高く、古くから多く栽培もされて
   
きたそうです。

   地方によっては花の付き具合で、その年の豊作、凶作を予測したとも。
   
花芯部は赤褐色で、細い紙片みたいな鮮黄色の花弁が4枚、少しよじ
   
れて咲き、紙細工のような花がまだ冷たい風に震えているように見
   ます。マンサクが咲くと、もうすぐ本格的な春が…と。

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   まだ灰色とダークグリーンで色の変化に乏しい上水堤ですが、アジ
   
サイの枯れ茎の節々に、新芽が見届けられます。一つ一つ表情が違
   
って百面相みたいです。
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   昨夏の花序を残しているガクアジサイの枯れ茎もあり、ドライフラワ
   
ーとして楽しめそうですが、背丈が2㍍以上もあって、見上げながら
   
歩くと、空のキャンバスに描いたシュールな絵画みたい。自然そのも
   
のがアーチストなんですね。
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   自宅近くのあかしあ通り沿いで、可愛い落し物を見つけました。歩き
    
始めたばかりの女児用スニーカーで、自転車かバギーで通行中の母
   
子が片方を落っことしたみたいです。まだ真新しくて、早く落とし主に
   
見つけられますように!
   
「春よ来い、早く来い、歩き始めたみよちゃんが…」の童謡を思い出し
   
ました。春風や伝えておくれ持ち主に。
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# by love-letter-to | 2018-02-18 22:06 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.132 陽だまりに春を

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        足元にサファイアの輝き犬ふぐり

   如月を迎えて平昌での冬季五輪も始まり、第二日曜日に。零下10
   
を下回る寒さとの闘いでもあるようですが、連日熱戦が…。
   
18日ぶりに日中の気温が10℃を上回った昨日、自宅近くの路上で
   
オオイヌフグリが開花しているのを見つけました。舗道とブロック塀
   
の角地の陽だまりに、10輪前後開花。漢字では「大犬の陰嚢」と、口
   
にし難い名前ですが、別名は「瑠璃唐草」「天人唐草」「星の瞳」と、
   
サファイアブルーの花に相応しく、路上に青い星が輝いているよう!

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   オオイヌフグリはいち早く春を告げる野辺の花として親しまれてい
   
ますが、ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本には元々同属のイヌフ
   
グリが自生しており、これに対して花姿が大きいことから、オオイヌ
   
フグリと名付けられたとか。

   明治初期に渡来したとされ、その後急速に全国へと広まり、在来種
   
に取って代わる早春の野草の1つになって久しいのですが、近年は
   
農地や畦道、草地が減少して、オオイヌフグリも生育地を奪われつ
   
つあり、環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧Ⅱ類に指定され
   
ています。オオイヌフグリよ、お前もか…。

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   あかしあ通りのニセアカシアの根元には、ナズナも開花。「セリ、ナ
   
ズナ、ゴギョウ、ハコベラ、スズナ、スズシロ、ホトケノザ…これぞ春
   
の七草」と言い伝えられてきたナズナ。長引く寒波にめげずに開花
   
して健気です。

   ナズナは薺と書いてアブラナ科の越年草。草丈はまだ10センチ満
   
たないけれど、先端部の茎に白い小さな4弁の花を群がり咲かせて
   
いました。

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   三味線のバチに似た莢果も付けている茎も。その莢果の姿から三味
   
線花とかペンペン草の通称で呼ばれることが多い道端の草。
   
根状葉で越冬して、その葉は羽状に深く裂け寒気から身を守るため
   
か産毛を蓄えています。開花期は月半ば頃までで、本格的な春にな
   
ると、草丈は50㌢前後になり、三味線のバチに似た莢果が風に揺
   れてカラカラと。
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   この日訪ねた東京農工大学小金井キャンパスでは、日向ぼっこをす
   
る姿も。でも、3月上旬並みの気温は本日までで、明日からまた全国
   
的に厳しい寒波が戻り。福井や金沢から北陸では大雪が降り、猛吹
   
雪が予報されています。春遠からじと思えど、本格的な春の訪れは
   
まだまだ先のようです。
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   上は東京農工大学小金井キャンパスの近くの畑に取り残されていた
   
ワタの蒴果です。蒴果が裂けて種子の表面から白い綿毛がフワフワ
   
に。コットンボールで、この綿毛から木綿繊維に。種からは綿実油が採
   
れるそうです。何か発見したり感動することに出会うことが、脳細胞
   
の老化防止につながるとのことで、努めて道草歩きをと…。
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# by love-letter-to | 2018-02-11 19:59 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.131 春立つや

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       一夜明け春の陽射しを背に受けて

   今日は立春!二月最初の日曜日。立春寒波の到来で西日本は冷え込

   み、日本海側では記録的な豪雪だそうですが、東京近郊は久しぶりに

   日中の気温が1t0℃近くになりました。

   光の春を感じる午後、「咲いているかしら?」と、上水本町の粕谷邸の

   枝垂れ梅を訪ねてみました。梅も桜も古木は開花が早いそうで、粕谷

   邸の枝垂れ梅の一本は七八分咲きぐらい。もう一本は四五分咲きでし

   た。先月降った大雪が根元付近に残っているものの、開花させている

   枝垂れ梅にお礼を言いたい気分です。

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   お椀を伏せたような姿に剪定されている枝垂れ梅。そのてっぺん付近
   
は満開に近い状態でした。メジロがやって来ないかとしばらく待ってい
   
ましたが、ヒヨドリの啼き声が…。
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   粕谷邸の北側付近の上水堤で、高木にからまっているテイカカズラに、
   
ドジョウインゲンのような莢果が数本垂れ下がっていたのですが、ズー
   
ムを最大にしてもその姿を鮮明に撮るのは難しく、莢果が裂けて落下傘
   
みたいな種子を一つ、どうにかキャッチ!
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   伐採剪定作業が進んで、テイカカズラのような蔓性植物も激減していま
   
す。昨日お会いした人形作家で造形作家の吉川潔さんの話では、人形劇
   を学んだチェコ
共和国では、樹木は倒れるまで伐らないそうです。そうし
   て木材資源を
守っているとか。鎌倉橋付近で小木の枝先にテイカカズラ
   の落下傘が引
っかかっているのを見つけました。付近から風に乗って飛散
   してきたので
しょう。7~8年前まではフワフワ舞っている姿をよく見か  
   け、冬の風物詩の一つ
でした。
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   上水路では今、地に落ちたコナラのドングリが殻を割って、中の子葉が根
   
を下ろす時期に。芽生えの季節です。二つに割れたピーナッツのようなも
   
のが子葉で、双葉にあたるそうです。ドングリの子葉は貯蔵器官で、養分
   
を蓄えており、間もなく子葉の間から本葉が伸びてきます。
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   ドングリの芽生えが上水堤のあちこちで。大木の木の根っこ付近でも赤ち
   
ゃんが見られます。
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   雪解け後の堤ではもうこんな芽生えも!まだ寒波は続きそうですが、春
   
の足音が聞こえる散歩でした。
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# by love-letter-to | 2018-02-04 20:37 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.130 大雪の跡と後

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       残雪に静もる公園ブロンズ像

   都心でも積雪25㌢前後、4年ぶりの大雪から一週間。一月最後の

   日曜日を迎えました。

   まだ家々の北側の屋根には雪が残り、路上も掻き寄せた雪の塊が

   連なっています。近年にない寒気団が停滞して、日中の気温も5℃

   以下の日が続き、朝、給湯器からお湯が出ない日もありました。蛇

   口を捻れば温湯が出る有難さを再認識しました。

   雪道が怖くて、4日目にようやく小平駅前まで買い出しに。「あじさ

   い公園」に立ち寄ってみたら、ひょうたん池は全面凍りつき、紫陽花

   の根元に残雪が10㌢ほど。園内は怖いほど静まり返って…。

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   グリーンロードから同公園に下るスロープや石段はツルンツルン。
    
最も近い位置に設置されている斎藤素厳作ブロンズ像「交通」の
   
台座付近は、足跡と解けかけた雪で、ぐちゃぐちゃ。雪化粧したブ
   ロンズ像はどんな表情をしていたかしら…撮って見たかったです。

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   「あじさい公園」に隣接した「カフェ・ラグラス」のアプローチには、
    
寄せ植えの鉢も雪に囲まれていました。でもパンジーや葉牡丹は
   元気元気でした。寒さに強くて羨ましい!


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   グリーロードはまだこんな状態でした。互いに道を譲り合いながら
   歩かなければ…。


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   終日の大雪の日から数日は、年末に買っておいた本『風の電話』を
    
読んで過ごしました。2011年3月11日、東日本大震災で海岸部は
   
大津波で壊滅状態になった岩手県大槌町。その高台に設けられて
   
いる緑青色の三角屋根の旧式の電話ボックスがあります。中に備
   
えてある黒い電話機は線がつながっていません。

   ガーデンデザイナー・佐々木格(いたる)さんが、急逝した従兄と話
   
したくなった時のために自邸の一角に設けたそうです。
   
「風の電話」と名付け、心で話すために設けましたが、大震災で大
   
切な肉親を亡くした人たちが、もう一度話したくて訪れるように
   
なりました。一人、また一人と。

   風間書房から発刊された同書は、佐々木さんが電話ボックスを設
   
けた経緯から、震災後6年間の日々を綴ったドキュメンタリー
   
です。凍てつく日、心を温めてくれた本です。

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# by love-letter-to | 2018-01-28 20:25 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.129 陽だまり求めて

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        陽だまりに肩寄せ合って待雪草

   一月第三日曜日。大寒に入りましたが、幸いにも東京周辺では冷え
   
込みが緩んだ昨日今日。都薬用植物園のロックガーデンでは、スノ
   
ードロップがその名のように雪の雫のような花びらを開いていまし
   
た。まだ訪れる人の数少ない園内ですが、蠟梅と早咲きの紅梅は
   郁(ふくいく)とした香りを漂わせていました。

   スノードロップは原産地ヨーロッパからコーカサス山脈にかけては、

   春を告げる花とされているそうです。寒中にも咲き香る花に出会

   うと、心が弾んで!和名は待雪草。

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   一本の茎にひと雫の花を吊り下げ、日中は3枚の外花被が開いて
   
日没には閉じ、花径は1~2センチ。筒状の内側の花被に鮮やかな
   
緑色の斑点があり、ハートのマークに見えることもあるスノードロ
   
ップ。
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    同園では原産地中国系のいわゆ蠟梅も咲き始めていました。
   
花芯部が赤紫色で、満月蝋梅とか唐梅とも呼ばれるそうです。
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   上の左は素心蠟梅、右は満月蠟梅だと思うのですが、最近は
   
どちらも多様化しているそうです。
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   素心蠟梅はもう満開状態で、花の少ない時期に蝋細工のよう
    
な半透明のクリームイエローの花と香りに感謝です。スマホ
   
で撮影している女性とお互いに歓びを分け合いました。
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   園内のショップ「ふれあいガーデン草星舎」もまだ休業中で
    
したが、在庫の鉢植えに水遣りをするため、当番の女性がい
   
て、パンジーを2鉢とサンキライのリースを分けてもらいま
   
した。入口付近のプランターを見たら、蔓性植物に釣鐘型の
   
白い花が房咲きに。ネーム札には「天使の歌姫」と書かれて
   
おり、春咲きのクレマチスだとか。入荷したばかりだそうで
   
す。白い花冠の先が外側に反り返って、鐘の調べを漂わせて
   
いるような鉢でした。

   夕方から気温が急降下してきて、明日は都内でも雪が積もる
   と
の予報。年々、寒さが身に堪え、心身がうつ状態になり
   す。春よ来い!と伝えてよ、待雪草!

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# by love-letter-to | 2018-01-21 21:14 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.128 小正月を迎えて

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        小正月昔あそびでボケ防止

   一月第二日曜日を迎えました。全国的に厳しい冷え込みが続いてお

   り、昨日から東京都内でも最低気温が氷点下に。

   本日の日没から明日15日の日没までを小正月と称して、女性たちが

   正月の骨休めに集う習わしがあります。女正月とも呼ばれます。

   「小正月しない?」と、旧友数人と誘い合って、八王子市内の「とうふ

   屋うかい」へ。庭先の縁台にけん玉やヨーヨー、だるま落としなど昔

   遊びのおもちゃがあり、お部屋の準備が整うまで15分ほど、遊んでみ

   ました。経験はあるものの思うようにいかず、「お手玉なら自信がある
   のに」という友も。

   昔遊びは認知症予防になるそうで、グループホームやデイサービス

   でも取り入れられているそうです。

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   近隣のお宅では素心蠟梅がもう満開になっています。ここ数日、
   
雲一片もない碧空が広がり、クリームイエローの蝋細工のような
   
花が心を弾ませてくれます。
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   蝋梅は中国原産の落葉低木で唐梅とも呼ばれ、本種は中央部の花
    
弁が赤紫色。日本で改良された素心蠟梅の方が清楚で、日本の風
   
景に似合う気がします。俯き加減に開花し、上品な香りを仄かに。
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   家屋は取り払われ、庭木だけが取り残されている敷地内では、高
   
木の上部にヒヨドリやムクドリが群がっていました。カメラを構
   
えると飛び去ってしまいました。よく見る白っぽい実が鈴生りに。
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   ズームを最大にして撮ってみると、センダン(栴檀)の実でした。5
   
~6月、ひらひらした薄紫色の5~6弁の花を咲かせるセンダン。

   “栴檀は双葉より芳し”と言われるのは、このセンダンではなく
   
白檀(びゃくだん)という木を指すそうですが、センダンは秋に
   
楕円形の実が枝一面につき、落葉後も木に残るさまが数珠のよう
   
であることからセンダマ(千珠)の意でセンダンと命名されたと
   
のこと。少子化の時代に羨ましいくらい沢山の子孫=種子を。

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   喜平橋から下流に向けて歩いて行くと、昨年までは冬でも枝が絡
    
み合うほど裸木が連なっていた上水両岸がすけすけになり、根元
   
から伐採された切株が目立ちました。かつて桜の名所であった小
   
金井堤の景観に戻すべく、ケヤキなどの伐採が進んでいます。

   寒中に上水堤を歩けば、まるで紅梅のように見えた檀(マユミ)
    
莢果も、今冬は残り少なくなりました。

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   果皮の色が薄紅色で、灰色の寒木立が続く上水沿いで、マユミの
    
莢果に出会うとホットにしてくれます。
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   マユミは真弓とも書いて、古くは弓の材量として、近年は印鑑や
    
櫛の材料に使われているそうです。ゴールデンウィーク前後に咲
   
くマユミの花は淡黄緑色の4弁花で萼片も4個、雌雄異株で雌花は
   
緑色の花芯部から赤紫色の葯をつけた雌しべが4本。花の径は1㌢
   
弱。目立たない花ですが、巾着型の莢果の果皮が裂けると、朱赤色
   
の種を覗かせます。
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   上は先週日曜日、小平市中央公民館で開かれた「玉川上水 花マッ
    
プとは」と題したシンポジウムで、参加者に提供された『玉川上水
   
花マップ2017・夏』冊子の表紙です。
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   その裏表紙です。玉川上水沿線の有志がネットワークを作り、昨年
   4月~11月まで毎月、羽村堰から杉並区高井戸まで開渠部全
30km
   ×両岸=60kmをコツコツ歩いて調査した野草の記録で、
マップと
   写真、イラスト画でA5版24ページの小冊子にまとめて
刊行。延べ
   200人が歩いた総延長420kmにも。
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   現在開渠部分には97の橋が架かっており、97の橋間をそれぞれ
    
担当者を決めて、保全生態学を専門とする高槻成紀(せいき)
   
麻布大学教授の指導の下に、かなり本格的に調査。
   
冊子によると、夏の花ノカンゾウやツルボは流域全般に見られ、
   
ツリガネニンジンやホタルブクロは上流から中流域に多く、全般
   
的にはヤブガラシやセンニンソウなど蔓性植物が多いのが玉川
   
上水の特徴。「大都市東京の市街地でありながら、自然度の高い
   
森林に生える植物も見られるということもわかりました」と、同
   
ネットワークメンバーのリー・智子さん。

   写真と花のイラスト画がとても美しく、散歩に携帯するにも重宝
   します

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# by love-letter-to | 2018-01-14 23:26 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.127 寒に入り

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        寒の空人生九十年の世となりて

   年が明けたと思ったら、もう二週目、小寒に入りました。軋みがち

   な膝小僧の屈伸を兼ねて、玉川上水路へ。

   今年頂いた年賀状には「生涯一草野球人・10歳より74年、90歳ま
   現役で」とか、「もう年だから…ではなく、年だけど…の気持ちで」

   と、今年80歳を迎えるご夫妻から。96歳の方からは「見るたびに大

   きくなる五人の曾孫の成長が何より楽しみ」と。90歳でも現役ドライ

   バーで、無事故、駐車違反一回のみと、上野や六本木ミッドタウンで

   の展覧会にも出かけておられます。

   喜寿傘寿を迎えても、トライの気持ちを持ち続けなければ…と初歩

   き。中央公園総合体育館前のブロンズ像「躍動」の裸像は、寒の空と

   いうより未来に向かって躍動しているようでした。

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    総合グランドでは少年少女のサッカー大会が開かれており、シース
    
ルーになったメタセコイア並木の前で、ボールを追いかけていまし
   
た。J1リーグの選手やナデシコジャパンのイレブン目指して。

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   中央公園の築山標高9131㌢から見下ろした総合体育館ドーム
    
は、ペルシャんブルー空の下でエキゾチックな姿を。裸になった公 

   孫樹並木も大好きです。

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   ちょっと角度を変えてズームで撮ると、総合グランドの夜間照明と

   メタセコイヤ並木がSF的に。

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   今日の日中の気温は11℃、寒中にしては温かく陽射しもたっぷり。

   もしかして…と、玉川上水をはさんで対岸にある粕谷家の梅林に
   立ち寄ってみたら、早咲きの紅梅が1~
2輪開花しておりました。

   服部嵐雪(松尾芭蕉の弟子)の詠んだ有名句「梅一輪一輪ほどの

   暖かさ」に相応しい日中でした。でも明日の「成人の日」は雨にな

   り、雪になる地域も。年々、寒さが身に堪えますが、諸先輩に倣って

   一日一日を過ごしていかなければ♪♪♪
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# by love-letter-to | 2018-01-07 20:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.126 元旦晴れ

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        初詣善男善女の仲間入り

   2018年元旦を迎えました。初雪の降った大晦日とは打って変わって、

   目に沁みるような青い空!昨年は9歳も年下の妹が他界し、息子の

   連れ合いの母親も亡くなるなど不幸が重なりましたので、年賀状な

   ど差し控えましたが、元旦晴れに誘われて近くの熊野宮へ出かけて

   みました。

   青梅街道から200㍍ほどの参道に長い列が出来ており、最後尾の

   人に聞くと、本殿までたどり着くのに1時間あまりかかるとのこと。

   本殿前の夫婦欅がのシンボル的存在になっていますが、古くは「一

   本榎」で知られた熊野宮です。

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   1704年(宝永元年)、小川村開発に着手した小川九郎兵衛と宮崎主
    
馬(神明宮神主)が小川新田の開発に先立ち、榎の大樹のもとに遷
   
座したのが熊野宮の縁起だそうです。神木の榎は枯死して、現在、
   樹齢100
年の三代目が本殿脇で養生中でした。

   夫婦欅はそれぞれ樹齢250300年とのこと。ことに本殿を背にし

   て左側の欅は幹回り4~5㍍、堂々とした貫録です。待ち時間の間、

   北斎ブルーの空を仰いでいる夫婦欅を見上げるのが楽しみでした。

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   参道沿いのフェンスや石塀に、小平二小特別支援学級の児童と近く
    
の「生活リハビリセンター六三四(むさし)」利用者が描いた絵を、灯
   
篭にして、展示してありました。

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   今年の干支「戌」や獅子舞、富士山などの絵がとても楽しく、「ワン  

   だふるな 良い年をお過ごし下さい」なる傑作も。

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   善男善女の長い列の中には、唐草模様の風呂敷で作った愛犬服を

   着せられたワンちゃんも。承諾を得てツーカットを。

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   我が家の近くにある都営アパート付近を数日前、通りかかったら、
    
建物越しに富士山が見えたので、都営アパートの最上階への階段
   
踊り場に上ってみたら、日没直後の富士山のシルエットがくっきり!

   電線やケーブルに遮られているのは残念ですが、それらの隙間か

   らズームを最大にして撮ってみました。感動の一瞬です。

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   熊野宮で引いたお神籤は小吉でした。「西空に月は傾き、花散れど、
    
再びの春廻るを待たむ」と記してありました。

   花は散り、月が傾き命運は衰えても、神樣のお蔭を授かり、心を改

   めれば、楽しい日々を送ることができるそうです。

   知人からは点字のカレンダーを頂きました。曜日も日付も日本地

   図も点字のカレンダーです。1~6個の点の組み合わせで、イロハ
   48
文字に数字、アルファベットも表記できる点字の世界も!!!

   それでは今年もボツボツと…。

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# by love-letter-to | 2018-01-01 22:57 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.125 Xマスイブサンデー

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       イブサンデー落ち葉踏み踏み聖夜の灯
   12月第四日曜日の今夕はクリスマスイブ。イブサンデーは11年ぶり
   
だそうです。予報では夕刻には天候が崩れるとのことでしたが、首
   
都圏では幸いにして、雨に降られることなくクリスマスイルミネーシ
   
ョンが灯りました。

   LED化で丸の内や六本木ヒルズ、東京ミッドタウンなどイルミネーシ
   
ョン名所では光のページェントを競っていますが、私は落葉を踏み踏
   
み玉川上水路へ。
   
府中街道沿いの津田塾大学本館・ハツホンホール前のヒマラヤ杉に、
   
赤や黄、青の豆電球を取り付けたクラシカルな聖夜の灯を見て来ま
   
した。

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   同ホールの塔を超すヒマラヤ杉は高さ30㍍近いでしょうか。「この
   
ヒマラヤ杉にイルミネーションを灯し、クリスマスキャロルを歌いたい」
   
と言う希望から、1986年の12月1日に灯がともったとのこと。豆電球の
   の費用は同大学OG職員たちが寄付したそうです。以来31年に。
       (上は画像加工をしてあります)
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   上水沿いの広葉樹はほぼ葉を落として、日暮れ近くなっても明るさを
   
残しており、犬の散歩やランナーがカサカサ、コソコソと伴奏付きで行
   
き交っておりました。
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   津田塾大キャンパスの南側、新堀用水脇に植わっているイヌビワもすっ
   
かり葉を落として、イチジュクに似た小さな実が姿を。今冬は例年にな
   
く沢山の実を付けています。数枚残った葉の間から覗いている実も。
   
イヌビワはクワ科の落葉小高木で、直径2センチくらいのイチジクに似
   
た実は花嚢で、花の集合体。成熟して果実嚢になるそうで、花か果実か
   
判別がつけにくいそうですが、シワシワになった枯葉が仏像の光背の
   
ように見えました。
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   上水の路肩にはニシキギが朱赤の実を。葉がひときわ美しく紅葉する
   
ことからニシキギと。その紅葉した葉はすっかり落ち、果皮が弾けて2
   
個ずつセットになった実がキュートです。実の大きさは直径5~6㍉ぐら
   
いでしょうか。小さくても目立つので、野鳥たちに食べられ、彼らの糞
   
に混じって種子が広く散布されるそうです。円内はニシキギの花です。
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   日当たりのいい上水南岸の堤には日本水仙も開花していました。平年
   
より気温が低い年の瀬ですが、ここ数日、寒気が緩んで開花したよう。
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   上は八ヶ岳南麓、清里の「萌木の村」を訪ねた知人から寄せられた写
   
真です。戦後復興の一つとして、高冷地での酪農業などの改革、奉仕
   
精神で清里の開拓を進めた。”清里の父”ポール・ラッシュ博士。
   その遺志を受け継い
だアーチストビレッジで、木工や陶芸家、織物作家
   らの工房やショップ、
ホテル、レストラン、オルゴール博物館も。

   そのビレッジのエントランスに、間伐材で造ったトナカイたちに引かれた
   
橇に木工のサンタさんが!トナカイの首につけた鈴は松ぼっくり!どん
   
な音色がするのかしら?メリークリスマス!&ハッピーイヤーエンドを!


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# by love-letter-to | 2017-12-24 23:21 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.124 枯れ芒と

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       枯れ芒刻々迫る日没時

   師走も第三日曜日の今日、西国分寺駅前で所用を済ませ、都立武蔵

   国分寺公園へ立ち寄ってみました。刻々と迫る日没と駆けっこをする

   ようにして。

   旧中央鉄道学園跡地を整備した公園の一角に、自然石の間を流れ落

   ちる小さな滝や噴水池があります。その池の中に小島のようにしつら

   えられた芒が立ち枯れる寸前でした。

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   1~2分間隔で吹き上げる噴水と立ち枯れる寸前の枯れ芒が、傾いた
    
夕陽に浮かび上がって、年の瀬のドラマを。立ち去り難い光景でした。
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   西の空を見上げると、西国分寺駅南口に広がるビルが林立して、噴水
   
と枯れ芒が近未来と過去を。そしてSF映画のシーンのよう。
   SF映画の代表作
「スター・ウォーズ」シリーズ最新作「最後のジェダイ」
   が公開になった
ばかりですが、その第1作が公開されて40年にも!
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   夕陽に染まる空を見たかったのですが、風が強く冷たくて、急ぎ足で
   
引揚げてしまいました。去り際に陸橋をふと見上げたら、まだ紅葉を残
   
している雑木林と三人連れの姿に、SFから現実に引き戻されました。
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   バスを待つ間、足元の茂みの中にハルノノゲシとヒメジョオンの花を見
   
つけました。市街地では最近、花を咲かせながら冬越しをする野草も増
   
えているとか。

   それにしても今年の師走は、全国的に冷え込みが厳しいそうです。例年
   
より気温が1~3℃低いとのことで、冬野菜の値上がりも身に堪えます。

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# by love-letter-to | 2017-12-17 23:23 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.123 落葉期への唱

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       湧水池浮きつ沈みつ落葉舟 

   師走も10日。一日一日が落葉のようにはらはらと去って行くように

   感じられます。私が子どもの頃、祖父母たちは一日をゆっくり、のん

   びり過ごしていたように見えましたが、昨今、玉川上水沿いを歩い
   て
いるシニア層は早足で、徒競走をしているように元気な男女も。
   人生
90年の時代を感じさせられます。

   国分寺駅南口近くにある「都立殿ヶ谷戸庭園」の紅葉がまだ見られ
   る
と聞いて、今月初めに立ち寄ってみたところ、“燃え尽きる”寸前の
   紅葉
と、湧水の流れに浮き沈みする落葉に目を奪われました。水面
   を埋めるイロハモミジ
の落ち葉と松葉の間から、緋鯉の稚魚の群れ
   が深呼吸でもしている
ようでした。

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   枝ぶりの見事な松は雪吊りが施され、残り紅葉との景観を見られたの
   
はラッキーでした。クラブツーリズムのバスツアーで静岡から訪れたと
   
言う一行もいて、これまでになく込み合っていました。
   
最大高低差30㍍もある国分寺崖線の地形を巧みに生かし、ことに約
   
200本植えられているイロハモミジの紅葉の素晴らしさに、年々来園
   
者は増えています。平成239月に国指定の文化財(名勝)に。
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崖線の中腹に建つ五輪塔も紅葉の灯の中に。
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   旧岩崎別邸時代に設けられた離れ「紅葉亭」の見晴台から、崖線を見
    下ろす景観がお奨めだそうですが、この日は満席状態でした。

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   帰路、通りかかった小平団地では幼児用滑り台など遊具も、落葉の中
    
に。遊ぶ児らの姿はなく、落葉が遊んでいるよう。

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   銀杏並木の近くに建っている「笛を吹く少年像」も、燃え尽きる寸前の
   
紅葉黄葉をバックに、夕陽を浴びていました。このところ日没時刻は午
   
後4時半前後で、4時を回るとストンと日が暮れて、一年中で最も短日
   候です。日が暮れると心細いというか、急かされているような…。

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   そして今日、12月10日午後はルネ小平大ホールで開かれた「2017こ
   らコンサート」へ。今月3~9日の「障害者週間」記念の集いの一環で、
   
コンサートは8回目。1994年12月、障害の有無や年齢を問わず、歌う
   とが好きな仲間で結成された合唱団です。

   今回のメンバーは5歳から90歳まで132名。言葉の壁も心の壁も乗り
   
越えて、手や足先でリズムを取り、コーラスに参加しているメンバーた
   
ちも。その熱気と迫力に希望を感じました。それぞれが「I CAN:アイキャ
   
ン」とアピールしているようでした。

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   「いつもわたしの車いすを 後ろから押してくれるお母さん 本当はわ
   
たし並んで歩きたい だから電動車いすを使いたい 花や草の生い茂
   
る公園で わたしの前を駆けていって 背中を見せてお母さん」。
   
作詞:加藤泉 作曲:加藤・A・まこと 伴奏編曲:わたなべよし美さんによ
   
る『夢の電動車椅子』の曲では、コーラスに合わせて、車いすを押しても
   
らったり、自力で車いすをまるでワルツでも踊るように運転して、楽しま
   
せてくれました。
   
フィナーレの『翼を下さい』は、舞台も満席の客席も一つになって、歓喜
   
の渦でした。素晴らしい年の瀬の一日でした。

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# by love-letter-to | 2017-12-11 00:11 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.122 暮紅葉

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      番屋跡水路も染める暮紅葉

  いよいよ極月に入り、その最初の日曜日を迎えました。今月1日に発表

  された今年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度」だそうで、忖度と

  いう一般には馴染みの薄かった古語に近い言葉が、森友学園問題や加

  計学園問題をめぐる政治家と官僚の慣れ合いの関係から、コンビニ
  当や饅頭の名前にまで使われるようになってしまいました。

  江戸・承応時代に開削され、江戸・東京の飲料水を送り続けてきた玉川上

  水。その水の監視や水路の管理補修に役割を果たしてきた番屋、明治以

  後は水衛所と改称された小川水衛所跡に、水路沿いで最大と言われる公

  孫樹が現存しております。数日前に訪ねたらその公孫樹が敷地内のカエ

  デと並んで黄葉紅葉のピークを。

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   植えられた時代は不明ですが、水路右岸に立っている公孫樹の幹回りは
   
2㍍以上、高さは5階建てのビルを超していると見えます。下枝は水路の
  
左岸に達しており、ブリッジのよう。水面を金色に染めていました。普段は
  
薄暗い水路がライトアップされたようでした。
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  さすが水路沿い一の大公孫樹!迫力があります。水の監視は一日24
  
間、暴風や大雨の非常時に備えて見張りをしていたので、番屋・水衛所に
  
は住まいと芥揚げなどの作業小屋もあったそうです。落葉シーズンには
  
昼夜を問わず1時間毎に芥止めの柵に溜まった落葉をかき揚げていたそ
  
うです。そんな歴史を刻む大公孫樹です。
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  見事な紅葉を背にスマホで自撮りしている若いカップルも。インスタ映え
  
するかしら?
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  今秋は10月半ばから冷え込む日が多かったせいか、小川水衛所跡の紅
  
葉は近来になく色鮮やかでした。
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     土鳩も金色の世界に目をパチクリ…。
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  商大橋下流の自生野草観察ゾーンでは、下草の茂みの中でツルボの莢果
  
が弾け、ゴマ粒のような種を覗かせていました。晩夏に淡いピンク可憐な
  
花穂をつけるユリ科のツルボです。種を覗かせた姿もキュートでした。ちょ
  
っと強い風が吹けば、種はたちまち飛散してしまうでしょう。束の間の姿で
  
す。今年も残り少なくなってしまいました。
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# by love-letter-to | 2017-12-03 19:21 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.121 晩秋から初冬へ

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      軒下に郷愁誘ふ吊し柿

  11月も最後の日曜日を迎えました。ここ1週間は真冬並みに冷え込む

  日が続いて、心身がブレークダウン。まだ寒さに慣れてない老身には、

  きつい日々でした。

  少し寒気が緩んだ日、ストレッチ体操代わりに玉川上水沿いを歩いて、

  小川町1丁目の森田オープンガーデンへ。お気に入りの「めん処松根」

  が閉店して1年2カ月余り、訪ねることが数少なくなりました。

  この日はウィークデーだったせいか、来園者の姿はなく、オーナーの

  森田さんも不在でした。でも、めん処に使われていた平屋の軒下に、

  吊し柿が100個以上もずら~り。渋柿の皮を一つ一つ剥いて、麻紐で

  吊るしてあり、思いは遠く子ども時代へ。

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  ガーデンの吊し柿はまだ吊るしたばかりでしたが、陽射しを浴びて日
   
を追うごとに色濃く、柔らかく、甘く、やがてしわしわに。

  私の生家でも毎年、茶の間の軒下で干し柿を。手で揉むと柔らかくな

  るのが早いと聞いて、揉み揉みしつつ、母の目を盗んで食べたことも。

  渋くてがっかりした思い出も懐かしい。吊し柿には郷愁の味も。

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   ガーデンは上水木立の黄葉をバックに、枯れ芒とコスモスの残り花、
   
皇帝ダリア、冬のバラが見られる程度でしたが、ガーデンテーブル
   
にはジャイアントカボチャや、柿、柚子、花梨の実などがどっさり。こ
   
んな光景も初冬の風物詩でしょう。Welcomeの気持ちも!
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   コスモスはこぼれ種から芽生えを待つために、もうしばらく咲くまま
   
にとのこと。
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     野バラの実とブルーベリーの葉の紅葉も、初冬の彩。
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   帰路ではムラサキシキブの葉が色づき、実の色が冴えていました。

   葉がすっかり落ちてしまう日も近いよう。紫色の宝石のような輝き

   が、「源氏物語」の作者・紫式部の名になぞらえられたとか。凛とし

   た美しさを楽しみながら、本日は1万5000歩あまり。

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   これからしばらく上水路はゴールデンカラーに輝くことでしょう。
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# by love-letter-to | 2017-11-26 15:37 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No,120 銀杏黄葉と落葉と

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      四阿(あずまや)に黄葉灯りと鳥の声

  秋も最終章を迎え、11月も第3日曜日に。今秋は近隣の銀杏は色づきが

  早く、小平団地の銀杏並木などは、一夜にて黄金色に染まったかのよう。
  
小平市中央公園に駆けつけてみたところ、噴水池に沿った銀杏並木も落
  
葉しきり。池の面も銀杏落葉で半ば埋まっていました。例年なら勤労感謝
  
の日前後に黄葉のピークを迎え、23日には収穫祭で盛り上がるのですが、
  
それまで黄葉が残っているかしら?
  
四阿のベンチから見上げた銀杏並木も裸の枝が目立ちましたが、黄葉灯
  
りを眺めながら一時を。

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  噴水池は銀杏の落ち葉で黄金色に染まっておりました。銀杏の葉には油
  
分が多いため滑りやすいので、歩道部分の落葉はまめに清掃されている
  ようです。
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   男児とイクメンパパのツーショット。パパさんも愛らしい息子にカメラを向
  
けていました。

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  グラウンドの周りの桜並木も紅葉して、サッカー少年たちが躍動していま
   
した。少年たちの元気な姿が眩しいです。

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  今月初め、小平団地を通りかかったら、南北二本の銀杏並木が色づき
  
始めていたので、数日後に再訪したら黄葉はもうピークに。上は今月7日
  
撮影。北側の銀杏並木で、もう落葉を掻き集めた袋が山積みに。
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  金箔を散らしたような落ち葉を踏みしめて歩くのは、贅沢な気分ですが、
  
この夥しい量の銀杏落葉の収集、焼却作業を考えると…、気が遠くなりま
  
す。関係者の皆さまご苦労さまです。
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# by love-letter-to | 2017-11-19 18:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.119 小春日散歩

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     小春日や天と地からの贈り物

  11月第2日曜日。もう立冬を迎えましたが、近在では日中は春のような陽

  気が続いております。この時期の温和な日和は、小春日とか小春日和と呼

  ばれ、喜寿を過ぎた身には天と地からの贈り物のような気がします。努め

  て外出して、その恩恵に与ろうと東久留米市南町の農地の一隅に、お目見

  えしたオープンガーデンを訪ねてみました。

  冬咲きのダリアや菊を主に、大文字草やビオラ、パンジーが咲き始め、箒

  草がロゼからレッドへ色濃くしていました。

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   位置的には、田無タワーとも呼ばれる「スカイタワー西東京」から新青梅
  
街道を隔てた北側辺りで、「秋田緑花農園」の一角に「タネニハ」と称する
  
ガーデンが今月初めからプレオープンしています。
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   「種は植物の命を宿し、美しい花を咲かせる記憶が詰まっており、ニハは古
  
語で場を意味するのがタネニハの由来」だそうです。

  130(400平方㍍)を2年前から造園。ハート型の芝生の周囲に季節の

  花苗や多摩地域に自生している野草など約400種が植栽されています。 

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   この一帯は江戸時代・享保年間に開拓された地で、麦や小麦、サツマイモ
  
などを代々栽培してきたそうですが、秋田家12代目の茂良さんは、小学
  
生時代から「町を花と緑でいっぱいにしたい」というのが夢で、現在、延べ
  
800(2600平方㍍)の温室では、ベゴニ葉に芳香のあるセンテッドベ
  ニア、カラフルな葉の色が楽しめるヒューケラ、ビオラとパンジー、バラ

  花のように見えるブーケ咲き葉牡丹などが栽培されています。
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   茂良さんは新しい品種を生み出す育種にも力を入れており、超ミニサイズ
  
のビオラ「多摩の星空」は、関東東海花卉展覧会で金賞を。白とブルー系の
  
花が主で、夜空に瞬いている星のようにロマンティック!
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   2011年3月11日東日本大震災に発生後、ボランティアとして被災地に駆
  
け付けた茂良さんは、被災地で花が人の心を癒し、和ませることを教えら
  
れたそうです。花には力がある。癒し効果があると…。

  また超高齢化時代になって、庭いじりをしたくてもできない。庭のない人

  も多い。そんな人たちの癒しの場にしたいと、「タネニハ」造りを計画した

  そうです。

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   造園には農園スタッフやボランティア3040人が2年かけて、手作業で。
  
ベストな状態で開園したいので、本格オープンは来春ですが、12月半ば過
  
ぎまで火~土曜12時~日没まで、プレオープンしています。花苗の直売も。

  「タネニハ」へは田無駅北口バス乗り場①で、ひばりが丘駅行き、イオンモ

  ール南下車。進行方向50㍍ほどの南町「4丁目交差点を南へ約700㍍。

  都道新宿青梅線沿いに。東久留米市南町2-3-9

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   「平成の名水100選」に選ばれた落合川・南沢湧水群の源流地に近いので、
  
地下水が豊富な土地で、農作物と花苗の栽培にも地下14㍍から汲み上げ
  
た水を利用しているとのこと。「タネニハ」の一角には、南沢湧水地をイ
   メー
ジにした小さな池も。
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# by love-letter-to | 2017-11-12 23:40 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.118 学園祭日和

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      学園の研修田に稲架(はざ)ふすま

  今年最後の三連休の最終日、11月最初の日曜日を迎えました。珍しく今週末
  は秋晴れ続きで、近隣の東京学芸大学の学園祭を覗いてみました。

  よく利用している銀河バスのルート沿いにあり、フェンス越しに柿の木や
  林が見えるので、一度訪ねてみたいと思っていました。

  同大学の北西端にある入口から進むと、大根や白菜の植わった畑の先に、
  刈り取った稲を束ねた稲架が見えました。環境教育研究の研修地で、
自然
  環境の実験のために稲や麦、ソバやトウモロコシ、トマトやキュウリな
ど夏野
  菜と白菜、大根など冬野菜にイチゴなど4050種を栽培してい
るそうで、
  農村風景が広がっていました。

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    まだ刈り取る前の田圃もあり、稲穂が黄金色に輝いていました。住宅地を
   走るバス通りからフェンス一枚隔てた先に、こんな牧歌的な風景が見られ 
   
るなんて!
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    乳幼児を抱っこしたり、バギーに乗せた母子の姿を追ってみると、山羊の
    
飼育地もありました。この日は学園祭の一環で「山羊と触れ合うイベント
   も開催されておりました。
   
希望者は山羊園の中で、1回に3~4組の親子が餌を与えたり、触れ合うこ
   
とができるとのこと。
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   紙コップに入れたエサを手にした幼児たちの周りに、3匹の真っ白な山羊
   
さんたちが集まって来て、チビッコたちは大喜びしていました。都市域の小
  
規模な公園や住宅街の草地で山羊による除草の試みをしているそうです。
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   研修農地内でナツメ()の実が熟れていました。青いうちにかじると、青
   リ
ンゴの味がしたっけ。乾燥したナツメはお菓子の材料にしたり、強壮、鎮
   静効
果があるので生薬として用いられています。和名は夏に入って芽が
   出るこ
と(夏芽)に由来するそうです。
   
お抹茶を入れる容器は棗と呼ばれますが、その形がこのナツメの実に似
   て
いることからだそうです。
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  学園祭のメーン会場は焼鳥、焼きそば、ラーメンなどの模擬店テントが連な
   
り、飲んだり食べたり歓談する学生たちの熱気で、周囲の欅並木が色づき
  
始めていました。
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# by love-letter-to | 2017-11-05 21:51 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.117 深まる秋

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       秋深しルビーや珊瑚に草木の実
   2020
年東京五輪まで1000日を切りました。

   10月最後の日曜日。今週末も台風接近による雨で、紅葉や収穫祭などの

   イベントへの影響が気になります。台風21号と22号の合間の晴れた一日、

   玉川上水路を訪ねてみたら、紅葉黄葉はまだ始まったばかりでしたが、低

   木や下草にからまったヒヨドリジョウゴの実はルビー色に。ツリバナの莢果

   は5片に裂けて珊瑚色の実が!悪天候続きでも季節は先へ進んでいるよ

   うです。

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   1㌢ほどの径の莢果が5片に裂けて、朱色の実を覗かせていたのはツリバ
   ナ(吊り花)。その名のように長い花柄の先に吊り下がったように花を付
   け、
莢果に。まるで空中ブランコを楽しんでいるみたいですが、種を拡散
   させ
る戦略なんですね。出会うのがとても楽しみ。

   ツリバナはニシキギ科の落葉小高木で、弾けた種から発芽するのか上水
   堤
には、比較的多く自生。初夏に咲く花は、淡いピンクがかった目立たな
   い5
弁花です。

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  ルビーのように艶やかな実をつけていたのは、ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の 

  実です。ナス科の蔓性多年草で、夏から秋口に付ける花は鳥が飛んでいる
  うに見えます。その花もユニークですが、緑色から次第に赤熟する実も、

  然モビールのよう!自然って素晴らしい!有難う!
  そんな気持ちで楽しませてもらっています。

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  真っ赤に熟れたヒヨドリジョウゴの実は、ミニトマトそっくり。とても美味しそ
  
うで、ヒヨドリが好んで食べそうですが、実際はソラニンという神経毒を含
  
んでいるので、食い意地がはっているヒヨドリでも食べることはないらし 
  い。
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  鎌倉橋上流右岸の茂みでは、野バラの実も赤々と。野バラの実は素朴で気
  
品があります。堅そうな実なのに、異様な姿の虫が盛んにアタックしていま
  
した。自然界は持ちつ持たれつで、共生関係を保っているようです。

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  鷹の橋~水車橋上流では、茂った葉の間で真紅の異様な実がユサユサ。ゴ
  
ンズイの莢果がパックリ弾けて、黒ダイヤのような種が輝いています。種は
  
黒大豆くらいの大きさです。
  
ゴンズイはミツバウツギ科の落葉高木で、樹皮が小川や沼地に棲息してい
  る
魚のゴンズイ(権瑞)に似ていることから、その名称に。

  材木として役に立たないので、同じように役に立たない魚のゴンズイの名
  が
つけられたという説も。

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  道々に台風21号で叩き落されたコナラや樫のドングリが、散らばっていまし
  た。
いずれは地に落ちるのですが、枝ごと落ちて無残な姿です。今回は上水
  堤に
倒木被害は目立ちませんでしたが、22号が今夜から明日にかけて通過
  すると
の予報です。10月台風は要注意です。

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# by love-letter-to | 2017-10-29 16:23 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.116 秋冷やか

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      長雨にままならぬ日々秋寒し
  雨、雨、雨の日々。10月第四日曜日の今夜は、台風と総選挙の開票結果を見   
  守りつつ夜半に。この1週間で晴れた日は1日だけで、上水散歩も見送ってし
 
  いました。長雨に打たれて色づき始めた柿の葉も、カラタチや花梨の実も
  落ち急いでいるようです。12月並みの寒い日も。
  最寄りのバス停までの歩道に、カラタチと花梨の実、柿の葉と熟した柿もコ
  
ロンコロンと落ちるままになっておりました。長年、雨戸がしまったままで、無
  人
宅のようです。
  自転車や車に押しつぶされるのが忍びなくて、拾って帰りました。今週の一
  
枚です。カラタチの実はゴルフボールくらいの大きさで、ウールでできてい 
  るような感触です。何か利用法がないかしら?

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   近くの児童公園のハナミズキも紅葉が進んで、真っ赤な実と来春の花芽
   が。
本日、投票場への行き帰りに見たら、葉も実も雨に打たれて地に落ち
   ていまし
た。青空が恋しいです。来週は散歩ができますように!

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# by love-letter-to | 2017-10-22 21:04 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.115 木犀雨

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       金木犀雨降りやまず散りぬるを
  10月も半ばを迎え、第三日曜日の今日も雨に。今日で3日降り続いて、42
  目の小平市民まつりも、雨降りやまぬまま鼓笛隊やよさこいダンスパレー 
  ド、
民謡流し踊りなどが行われていました。薄日は射しているものの、雨は上
  が
らなくて、無情の雨に。しかも寒くて。

  数日前から我が家の門前は、金木犀の落花で朱赤に染まっております。40
  年
前、移り住んだ時に小平市民まつりの会場で買った苗木が、2階の軒先に
  届く
ほどの高さになり、葉は密集して、幹回りはかなり肥満体に。

  朝、雨戸を繰るとき、微かな芳香に開花を知らされます。葉の茂みを覗いて
  見
ると、小さな橙色の花の房が葉陰に。今秋は花付きが少な目でしたが、落
  花が
始まると、その多さにも驚かされて…。

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  金木犀は中国南部原産で日本には江戸時代に渡来。中国では正しくは丹
  桂。
一般的には桂花と呼ばれることが多いそうで、墨絵のような景観で知
  られる
桂林付近が桂花・金木犀の原産地。

  トイレの芳香剤の香りがして嫌いという人もいますが、道々で金木犀の香り
  に
出会うと、心身がやすらぎます。そして金木犀を植えている家や公園が
  多く、
この時期は寄り道や街歩きが楽しいのですが、雨続きで残念!

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   街中に甘い香りを漂わせている金木犀ですが、雌雄異株で、雄花株しか導
  入されてない日本では、実を結ぶ金木犀がないとか。実を結ばずに地に還
  り
行く小さな4弁の朱赤の花に、今宵も雨が追い打ちをかけています。

  明日は天気にな~れ!

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  この長雨の前日は、東京でも真夏日に近い暑い一日でした。国分寺駅ビル

  に近い都立殿ヶ谷戸庭園へ立ち寄ってみました。「まだ萩のトンネルをくぐ

  れるかしら」と期待していたのですが、ハギはもう散り去っていました。

  でも、このところ玉川上水堤で見逃しているキチジョウソウ(吉祥草)が、

  竹林近くの茂みに開花。ユリ科の花で、この花が咲くと吉事があるとか、吉

  事の前ぶれに咲くという言い伝えがあります。吉祥草に出会ったのも吉事

  でしょうか。

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  スケッチに訪れた水彩画グループが、国分寺崖線の傾斜と湧水を活かした

  元岩崎別邸の景観と向き合っていました。その姿も絵になる風景でした。

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# by love-letter-to | 2017-10-15 20:37 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.114 コスモスとデート

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     風任せか7メラ任せにコスモス野
 仲秋の名月から数えて4夜目、10月第2日曜日の今宵の月は、寝待月だそう

 ですが…待てど暮らせど月が拝めそうにない空模様です。

 先ほど月を確かめに外へ出てみたら、金木犀の香りが漂ってきました。金木犀

 が香り、コスモスが楽しめる季節ですね。先日、小金井公園のコスモス畑を訪ね

 てみました。正門から東へ、「つつじ山広場」の窪地にコスモスがもう満開に近

 い状態でした。ほっそりとした花茎があるかなきかの風にも揺れており、オート

 マティックのカメラで、気楽に撮ってきました。

 「コスモスまつり」は今月21()22()。 10時~12時と13時~15時には

 コスモス畑で花摘みができ、摘んだコスモスは持ち帰りができるそうです。

 各回の最終受付は30分前までで、参加費は無料とのこと。

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 このコスモス畑は、百恵さんが歌った「秋桜」の歌詞のように、何気ない陽だま

 りにピンクや白、濃い紅色、白地に濃紅色の縁取りのある品種も混じって、気取

 りのない雰囲気です。ノッポもあれば背丈の低いのも混じりナチュラルです。

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 コスモスはメキシコの高原地帯原産で、日本には江戸時代に種子が持ち込ま

 たそうですが、明治9年(1876)、美術学校の教師として来日した彫刻家V.ラグ

 ーザがイタリアから種子を持参してきたことから本格的に広まったとのこと。

 和名は秋桜。キク科ですから花弁に見える一枚一枚が花で、一輪は花の集合
 体
でしょう。

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 コスモス畑の近くで、遠足に訪れた園児らがお弁当を広げていました。その賑

 やかな声も風に乗って天まで届きそう!屈託のない園児らに明るい未来を願

 わずにはいられません。子どもの貧困をなくして、教育費の無償化を!

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 小金井公園西口近くには金色にも見えるキバナコスモスの植え込みも。

 キバナコスモスもコスモスの仲間ですが、花の咲き方や色合いが通常のピンク

 や白のコスモスとは全く違い、金色に近い色やオレンジ色も。羽状の葉もやや

 ごつい感じです。

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 正門近くの植え込みでアオスジアゲハ蝶を撮ることができました。ヤブガラシ

 の花から花へ蜜を求めて飛び交っていました。植栽にとってはギャングのよう

 な存在のヤブガラシも蝶にとっては蜜源なんですね。

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# by love-letter-to | 2017-10-08 22:30 | 折々通信 | Comments(2)