まさかの積雪!4月半ばを過ぎて17日未明から朝方にかけて小平にも雪が降りまし
た。東京の遅い雪の記録では41年ぶり、昭和44年の記録と並んだそうです。
明け方、寝室の窓を少し開けてみたら植木が白い帽子を被っており、数日前にくぬぎ
橋付近で目にした筆竜胆のことが気になりました。
落葉を掻き分けるようにして3輪4輪を開花させた小さな株が、例年より数多くて殖え
る傾向にあり、観察仲間と喜んでいたばかりなのに…この雪で筆竜胆の蕾たちは大
丈夫かしら?
その日の陽射しによって青紫色に見えたり薄紫色に見えたりしますが、ラッパ状の花冠
を開いた姿は歓喜にあふれ命の輝きを見せてくれる筆竜胆。巣立ちを迎えた野鳥の雛
たちが嘴を開いているようにも見えます。株丈はせいぜい15センチ。 蕾を一つ二つ付
けた幼い株から十輪ちかく開花させる株もありました。周囲の木々の新芽や下草が伸
びてくると陽光を遮られてしまうので、その前に開花して子孫の保存に備えるそうです。
開花しても太陽が射さないとパラソルを閉じるように花冠をすぼめてしまうので、殆ど
目に付きません。たしか往きにはあったはずなのに…帰り道では見失ってしまうこと
もしばしばです。そういう野の花の習性に少しづつ馴染んで、彼らと交信しながら歩
くと、人間界と共通することも少なくないようです。
観察ウォーキングの帰途、東鷹の橋で上水を見降ろしたら、これまで見たことのない
鷺に出会いました。頭頂部から全身にかけて白と黒のツートンカラーで、特に腹部には
V字型に黒い毛がくっきりと見え、ニューフェースかも! いつものルートでも何かしら
新しいことに出会う歓びが玉川上水にはあります。感謝!
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柴山ガーデンからお誘いの声が!
“こだいらオープンガーデン”の一つ、上水本町2-1-4にある「柴山ガーデン」の
ご夫妻から、そろそろ春の花の見頃を迎えましたので、お誘い合わせていらっしゃいま
せんかと、お誘いの声がかかっております。先月末にお葉書を頂いてから気温が乱高下
する日が続きましたので、様子をみていたのですが、よろしかったら23日の午後ご一緒
しませんか?13:30~柴山ガーデンへ直接ど~ぞ。
※ガーデンコンサートは準備不足のため今年のゴールデンウィークには開催できな
いそうです。下は今月18日の柴山ガーデンです。