縁側の陽射し穏やか小正月
阪神淡路大震災から21年目の17日、夕方から降り始めた雨は夜半から18日にかけて
雪に変わるとのこと。成人の日、センター試験が終わった後でよかった!
気象庁によると、急速に発達した低気圧の影響で、18日は東日本と北日本の太平洋
側の山沿いを中心に大雪になり、平野部でも雪が積もる恐れがあると発表。
東京23区は最大10センチの積雪が見込まれており、山間部から多摩西部はそれ以
上になるかも知れないとのこと。上は15日小正月の日、小平ふるさと村の旧神山家住
宅の囲炉裏の間に飾られた繭玉飾りです。
その日、広場には裸木の影がドラマティック!昔むかしの藤城清治ミュージカルの世界
が思い出されました。
広場の南東隅でに移築復元されている旧鈴木家穀櫃(こくびつ)は、昨年暮れから茅葺
屋根の葺き替え工事が行われていましたが、ほぼ完了。まだ足場や防護柵は取れてい
ませんでしたが、新しくなった茅葺が金色に光っていました。穀櫃は飢饉に備えた備蓄
倉庫です。
この広場で今月30日に豆まきイベントが開かれるそうです。FC東京のメンバーが豆を
撒き、路上パフォーマーのジロー今村さんと仲間のエンタテイナーが赤鬼や青鬼になる
とか。ジローさんが打ち合わせに訪れていました。
小平ふるさと村から都営大沼団地へ立ち寄ってみました。センダン(栴檀) の実が房状
になってユラユラ。大成する人は幼少から勝れていることの譬えに使われる故事“栴檀
は双葉より芳し” の栴檀はこの栴檀のことではなく、白檀(ビャクダン)という木のことを
指すそうですが、白檀は別名を栴檀と呼ぶそうで、発芽の頃から香気を放つとのこと。
栴檀の落ちた実はちょっと銀杏に似た異臭がしました。
年明けから暖冬が続き、梅や椿、菜の花も平年より1カ月以上も早く開花しましたが、こ
の雨と雪で足踏み状態になるかしら。2年前の2月の記録的な大雪が思い出されます。
あの大雪は都内でも60センチも積もりました。上は玉川上水の茜屋橋付近で早々と開
花したウグイスカグラです。