8月も最終の日曜日を迎えました。旧盆前後は日照不足、処暑を
迎えて猛暑が再燃するなど、異例な8月でしたが、朝夕は秋の気
配が感じられる候になりました。
久々に玉川上水へ。鎌倉橋から津田塾大学沿いに差し掛かかる
と、老樹の根っこ付近から、2本の白い小さな茸が傘を広げてい
ました。ヒラタケに似た茸ですが、図鑑を調べても見分けはつき
ませんでした。上水沿いでよく見かける茸です。
8月中に雨の降った日が22日もあったそうですから、茸にとって
は最適な気象条件が揃っていたのでしょう。アベック傘に秋を。
府中街道を横断して中央公園付近に差し掛かると、細い立木の
幹に朱色の花が!幹から直接頭花を開いているように見えて、
ドッキリしました。近寄って見ると、その木に寄り添うようにキツ
ネノカミソリが育って、細いラッパ型の花を開花させていました。
な~んだ!と思ったのですが、通常の開花期を過ぎています。
異常気象のせいで遅れ咲いたみたいです。晩夏を迎えてキツ
ネノカミソリに出会うなんて!狐につままれたみたい。
鷹の台に差し掛かると、元小島水車の余水路敷き辺りにもキツ
ネノカミソリが点在していました。毎年、この時期に付近を歩い
ていたはずですが…こんなに棲息しているとは想定外でした。
キツネノカミソリは狐の剃刀と書いて、ヒガンバナ科の多年草
球根植物。ユリ科に分類されることもあります。
もしかして…と、水車橋上流の保存樹林地を覗いてみました。
数百株が樹林の下に開花して、晩夏の陽を灯しているみたい
でした。小平市内では珍しい群生地ではないかしら。
現在は立ち入り禁止になっていますが、小島水車跡の駐車場
から覗き見ることができました。今夏はもう出会えないかと諦
めていただけに、ラッキーでした。
キツネノカミソリは早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草
が茂るころには葉が枯れて、その後に花茎を伸ばして、旧盆
頃に花を咲かせます。
林縁や明るい落葉広葉樹林に生育し、清瀬市や新座市など群
生地が有名です。葉の形がカミソリに似ているとか、 花の色
と姿が狐をイメージさせることが名前の由来とか。
帰る道々にクヌギのドングリが落ちていました。ハカマもドング
リもまだ薄緑色ですが、秋はそこまでやってきています。
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