忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.130 大雪の跡と後

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       残雪に静もる公園ブロンズ像

   都心でも積雪25㌢前後、4年ぶりの大雪から一週間。一月最後の

   日曜日を迎えました。

   まだ家々の北側の屋根には雪が残り、路上も掻き寄せた雪の塊が

   連なっています。近年にない寒気団が停滞して、日中の気温も5℃

   以下の日が続き、朝、給湯器からお湯が出ない日もありました。蛇

   口を捻れば温湯が出る有難さを再認識しました。

   雪道が怖くて、4日目にようやく小平駅前まで買い出しに。「あじさ

   い公園」に立ち寄ってみたら、ひょうたん池は全面凍りつき、紫陽花

   の根元に残雪が10㌢ほど。園内は怖いほど静まり返って…。

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   グリーンロードから同公園に下るスロープや石段はツルンツルン。
    
最も近い位置に設置されている斎藤素厳作ブロンズ像「交通」の
   
台座付近は、足跡と解けかけた雪で、ぐちゃぐちゃ。雪化粧したブ
   ロンズ像はどんな表情をしていたかしら…撮って見たかったです。

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   「あじさい公園」に隣接した「カフェ・ラグラス」のアプローチには、
    
寄せ植えの鉢も雪に囲まれていました。でもパンジーや葉牡丹は
   元気元気でした。寒さに強くて羨ましい!


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   グリーロードはまだこんな状態でした。互いに道を譲り合いながら
   歩かなければ…。


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   終日の大雪の日から数日は、年末に買っておいた本『風の電話』を
    
読んで過ごしました。2011年3月11日、東日本大震災で海岸部は
   
大津波で壊滅状態になった岩手県大槌町。その高台に設けられて
   
いる緑青色の三角屋根の旧式の電話ボックスがあります。中に備
   
えてある黒い電話機は線がつながっていません。

   ガーデンデザイナー・佐々木格(いたる)さんが、急逝した従兄と話
   
したくなった時のために自邸の一角に設けたそうです。
   
「風の電話」と名付け、心で話すために設けましたが、大震災で大
   
切な肉親を亡くした人たちが、もう一度話したくて訪れるように
   
なりました。一人、また一人と。

   風間書房から発刊された同書は、佐々木さんが電話ボックスを設
   
けた経緯から、震災後6年間の日々を綴ったドキュメンタリー
   
です。凍てつく日、心を温めてくれた本です。

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by love-letter-to | 2018-01-28 20:25 | 折々通信 | Comments(0)