忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.153 古代蓮の舞い

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       古代蓮合掌ほどきて風と舞ふ

   7月に入るなり、発達した前線と低気圧の猛威で四国から西日本、岐阜県   
   にかけて記録的な豪雨災害に見舞われ、救出作業が難航
している第二日
   曜日。刻々と死亡者と安否不明者数の増加が伝
えられています。

   一昨日にはオウム真理教教祖の麻原彰晃(松本智津夫)ら、教団幹部7人
   の死刑が執行されました。教団が関与したテロ事件が発覚し
てから約30
   年。その間、玉川上水・鎌倉橋近くの樹木の根元に、
猛毒化学剤VXが埋め
   られていたことも発覚しております。

   そんな記憶をたどりながら、小金井公園まで歩いてみました。正門近くの
   古刹真蔵院境内で、大賀蓮が見頃を迎えていました。
合掌したと表現す
   るに相応しい姿の蓮の蕾、今朝開花したばかり
の初々しい花、時間が経つ
   につれて箆型の花弁を舞うように広
げ、4日目には、散華するとか。

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   上は蕾と開花二日目、三日目、明日には花を散らし始めそうな大賀蓮。
   昭和26(1951)年、千葉県検見川の元東京大学検見川厚生
農場泥炭地で、
   故大賀一郎博士と地元小中学生らによって発掘さ
れた蓮の実の3個のう
   ち1個の発芽に成功。翌年7月には見事に
花を咲かせ、2000年の眠りから
   目を覚まして古代蓮として海外
からも脚光を。その蓮の種から育った蓮が
   大賀蓮として、各地で
も栽培されるようなり、現在に至っております。

   薄紅色の花弁の先端が紅色の大輪で、花径は約30㌢もあり、折からの風
   で花弁を優雅に揺らせていました。

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   白蓮というか淡いクリーム色の蓮の鉢もあり、葉陰でひっそりと開花し
   ていました。
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     六地蔵の前では明日にも開花しそうな白蓮の蕾が合掌を。
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   蓮池の近くには武蔵野新田が飢饉に見舞われた時、私財を投じて貧し
   い農民を助け、82ヵ村の世話役として新田の振興に尽し
た川崎兵右衛門
   の供養塔があります。小金井堤の桜の植樹も
新田振興策の一つで、川崎
   兵右衛門の命であったと伝えられて
います。
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    真蔵院の近くの農園では、鬼百合やミニヒマワリが元気に育ってい
   ました。かつての関野新田の一角でしょうか。

   豪雨に被害各地の大雨警戒警報は解除されたそうですが、台風8号
   が接近しているとか。本当に日本は災害列島、2020年の東京五輪パラ
   リンピックも、豪雨シーズンと重なりますね。

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by love-letter-to | 2018-07-08 11:30 | 折々通信 | Comments(0)