忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.162 九九の日に

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      九九の日や色づく稲穂風渡る

   今日9月9日は重陽の節供。旧来の祭日であった五節句の最後を締め
   くくる節供で、九が重なるこの日は中国の重日思想から、お
目出度い
   一日とされてきたとか。菊節供とも呼ばれますが、先週
は相次ぐ自然
   災害に落ち込む一週間でした。

   関西空港が浸水するなど甚大な被害をもたらせた台風21号直撃に続
   いて、最大震度7が観測された北海道・胆振地方大地震に言
葉を失いま
   した。
   
近年は災害が巨大化していると憂える日々、近隣の東京学芸大構内に
   ある教材植物園に足を向けてみたら、稲穂が黄金色に…。

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   同植物園の散策は自由で、親子連れや散歩者に出会います。果樹
   からミンミンゼミやツクツクボウシの声も絶え間なく、住宅街に
近接
   した緑地の心地よさを。
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   時折りバッタが飛び跳ね、シオカラトンボが尾の先をチョンチョンと、
   稲の根元を流れる水に浸けていました。雌の産卵行動かしら。
雌雄が
   尾をからませドッキングしているシーンにも出会いました。
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   牧歌的な園内の一角では山羊が2頭のんびりと草を食んでいました。
   市街地で山羊を飼う効用、グランドカバーに適した植栽などに
ついて
   実験をしているとか。
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   トマトやナス、キュウリなどを栽培している菜園の端っこで、ニラが
   を咲かせていました。6弁の花びらからなる花冠は5ミリ前後で、
20数
   個の花が茎の頂部で散房状に。ニラ臭からは信じられないほ
ど清楚な
   姿です。
平安末期頃から盛んに栽培されるようになったそうで、万葉集
   に
は”久々美良”として登場し、この“みら”がなまって、“にら(韮)”となっ
   たという説もあります。
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   芝生地にはベンチも。アップルミントや金色コスモスが蝶や昆虫を
   び寄せていました。
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by love-letter-to | 2018-09-09 20:47 | 折々通信 | Comments(0)