9月第三日曜日を迎えました。先週半ばから夏から秋へ季節が劇的に
入れ替わり、彼岸花・曼珠沙華も早々と咲き始めました。
上水堤の樹下に開花している曼珠沙華の長い花蕊に、ノアザミらしき
綿毛が舞い降りて、ちょっと面白い瞬間に出会いました。
先日の厚生労働省の発表によると、明日の「敬老の日」時点で100歳以
上の高齢者は6万9785人になる見込み。昨年より20141人増え、この10
年で倍増しており、“人生100年”の時代を迎えたと報道されました。
長寿は喜ぶべきことですが、医療・介護費の増大を考えると、現役世代
の負担がより重くなります。天上に咲き、人の心を癒すと云われる曼珠
沙華に、複雑な思いを重ねました。
目下、上水堤は曼珠沙華の大小の群生が道灯りのよう。
旧小川水衛所跡で水路を覗き込んでいる人たちがいたので、近づ
いてみたら、水路際に一群れの曼珠沙華が咲いていました。
元は芥揚げの柵に溜まった落葉やゴミなどを引き上げ、水切りなど
をしたスペース辺りです。
喜平橋から下流右岸では、新涼の風と色を感じさせる雁草(かりが
ねそう)が開花。草丈は1㍍余り、葉腋の上部で多数に枝分かれして
弓なりになった花柄の先端で、青紫色のユニークな花がユラユラ。
クマツヅラ科の多年草で山地に多いそうで、近隣で見られるのは珍
しい野草です。
上部に花弁が弓なりに2枚、サイドに2枚、下向きに大き目の花弁が
1枚。花芯部から突き出した細長い雌雄の長い蕊も弓なりにカーブ
して、ゴンドラに似た姿にみえます。
下向きの花弁に絞りのような紋様があるのも特徴で、ゴムが焼けた
ような異臭があるのが難点ですが、一度見たら忘れられない姿です。
丸い蕾も愛らしい。
秋の七草の一つで、マメ科の蔓性植物。円錐形の花房にはマメ科特有の
蝶型の小花を下から上へ開花させ、淡い香りを漂わせています。
古くからその根から採れる澱粉は葛粉として、菓子や惣菜に多用されて
きたのも分かるほど繁茂しており、周辺の草木を衰退させてしまいそう
で、心配です。咲き終わった花が道々に落ちて…。
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