忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.167 風禍跡

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       上水路ちょっと見ぬ間に茅すすき

   10月も半ばにさしかかり、第二日曜日に。先月から今月かけて台風が
   相次いで、上水散歩も滞りがちという
より、さぼりがちでした。久しぶ
   りに桜橋から鎌倉橋に
向かって歩いてみたら、南岸堤の自生野草観察
   ゾーン
は笹類が人の背丈を越し、歩道部分も芒やカモガヤ、ノガリヤス、
   カゼグサなどが生い茂って、玉川上水開
削以前の原野に戻ったみたい
   でした。

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   猛暑続きで草丈が異常に伸びた上に、天候不順が続いて草刈り作業も
   滞っているようです。
数年前まではノハラアザミやヤマシロギク、ノコン
   ギ
(野紺菊)、ユウガギク(柚香菊)などの清楚な花も笹類や茅芒に席巻
   されて、淋しさが募ります。
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   ジャングル状態の堤で、丈高のアキノノゲシ(秋の野芥子)の花がまだ
   チラホラ。キク科の1~2年草で、草
丈が1~1.5㍍もあるので、倒れかか
   るようにして上
部に数輪の頭花を。
   
単にノゲシ(野芥子)といえば、春咲きで鮮やかな黄色の頭花をつけま
   すが、アキノノゲシの頭花は淡い
クリーム色です。
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   茂みのヘリにはカラスノゴマ(烏の胡麻)も。3050㌢丈の赤味を帯び
   た茎の葉腋から花柄を出し、俯き
に黄色の5弁花を。莢果が胡麻ににて
   いることから、
その名前が付けられたアオイ科の一年草。以前は群生が
   見られたのですが…。
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   商大橋から左岸へ渡ってびっくり!コナラの大木が頭上4~5㍍の高さ
   でへし折れて、今にも落っこちて
きそうな姿に!真っ逆さまに折れた上
   部の葉は、褐
色に変色して痛々しい姿です。路上には注意を促す黄色の
   テープが張られていましたが、凄い光景です。
   
相次いだ台風による被害の大きさに、ショックを受けました。
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       上は折れた傷口付近と本幹部分です。
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   根こそぎ倒れて、境界柵もなぎ倒されていたすさまじい姿。
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   鎌倉橋までの両岸には、古木や大小の木々が横倒しになったり、水路
   に倒れかかったり。日本列島を縦断
した台風21号、24号、25号で、各地
   の名木や神木
が被害にあったと伝えられていますが、玉川上水堤の巨
   木、古木の被害もかなり大きいです。
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   倒木の無残な姿に手向けるように、ノコンギクかしら、薄紫色の清楚な
   花が二三輪。上水の自然と歴史的景
観を次代に受け継いで行くのは、難
   しいけれど…今回
の危害も教訓に保護活動と整備作業を急いで欲しい
   
です。
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by love-letter-to | 2018-10-14 23:41 | 折々通信 | Comments(2)
Commented by 竹内實昭 at 2018-10-25 09:02 x
素敵な写真ですね。短い秋、天高く青空広がり冠雪の富士山が見事な候となりました。
Commented by love-letter-to at 2018-10-28 22:38
コンバンハ!
「Yuyu」でライターをしていた長田米子さんが、アサヒタウンズ廃刊後、姉妹紙のasacocoを立ち上げて9年目を迎えました。タブロイド版8pで毎月第1、第3木曜に朝日新聞に折り込んで、多摩地域に30万部余り配布。独自ネタがなかなか好評です。ことに他のメディアから注目されています。
私もライターとして、お手伝いしております。ボケ防止を兼ねて。