忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.175 返り花 遅れ花

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         花守りを忍びて咲くや返り花

  12月第二日曜日の今日は、この冬一番の寒気が押し寄せ、冷え込んだ日本
  
列島。日本海側は雪マークが並び、東京でも日中の最高気温は10℃そこそ
  
こ。冷たい風が身に沁みました。

  数日前、久しぶりに花小金井南口の大門橋緑道付近を訪ねたところ、用水堤
  
を埋めていた草花が刈り取られ、かつての景観が失われていました。付近の
  
の話しでは、20年近く花を絶やさず手入れをされていた方が病で倒れ、小
  市で刈り取ったとのこと。それでも、どっこい生き延びてシジミチョウを呼

  寄せている花がありました。キク科の花だと思うのですが、名前は???

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  まさか!と思ったのですが、花ショウブも薄紫色の花を初冬の陽を浴びて
  
いました。先月から今月早々まで、9~10月並みの陽気の日が続いていた
  いでしょうが、長年、大門橋緑道に草花を絶やさず、花守りを続けて来ら
れた
  方の思いが咲いているように思いました。
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  花ショウブが咲いていた近くの歩道では、ツツジも満開状態でした。

  紅葉落葉シーズンに花ショウブが咲き、ツツジが満開だなんて!地球温暖化
  
で、日本列島の大部分が亜熱帯になる時代も遠からずでしょうか。

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  仲町2丁目の青梅街道沿いの更地では、ムラサキハナナ(花大根)が咲いて
  
いるではありませんか!ムラサキハナナは中国原産の一年草又は二年草。別
  名ショカツサイは、中国三国時代の軍略家
として名高い諸葛孔明に因んでつけ
  られ、日本では江戸時代から栽培された
記録があるそうですが、広く栽培され
  るのは第二次世界大戦後。
  4~5月に薄
紫あるいは青紫色の花の群落の美しさがブームとなり、線路際や
  空き地に多
く見られ、野草化していますが、初冬に見掛けるのは珍しい。葉も
  青々として。

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  ムラサキハナナの咲いている近くの植木畑では、見慣れぬ樹木の花も開花し
  
ていました。果樹の花かも知れません。枝の付け根辺りに小さな蕾が固まり、
   
1~2輪が花径2~3㌢の5弁の白い花を広げていました。今の時期は葉が全く
  
ないので、図鑑で調べる手がかりもありません。どなたか心当たりのある方が
  
いましたら教えて下さいませんか?
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  その樹木畑ではヤマボウシの赤い実が鈴生りでした。こんなに沢山のヤマボ
   ウシの実を目にするのは初めてです。赤い外皮には亀甲紋様がくっきり。
     

      老の坂ゆるくてあれや帰り花(斎藤道子:馬酔木)


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by love-letter-to | 2018-12-09 22:49 | 折々通信 | Comments(0)