忘れ得ぬ人々& 道草ノート

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折々通信No.167 風禍跡

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       上水路ちょっと見ぬ間に茅すすき

   10月も半ばにさしかかり、第二日曜日に。先月から今月かけて台風が
   相次いで、上水散歩も滞りがちという
より、さぼりがちでした。久しぶ
   りに桜橋から鎌倉橋に
向かって歩いてみたら、南岸堤の自生野草観察
   ゾーン
は笹類が人の背丈を越し、歩道部分も芒やカモガヤ、ノガリヤス、
   カゼグサなどが生い茂って、玉川上水開
削以前の原野に戻ったみたい
   でした。

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   猛暑続きで草丈が異常に伸びた上に、天候不順が続いて草刈り作業も
   滞っているようです。
数年前まではノハラアザミやヤマシロギク、ノコン
   ギ
(野紺菊)、ユウガギク(柚香菊)などの清楚な花も笹類や茅芒に席巻
   されて、淋しさが募ります。
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   ジャングル状態の堤で、丈高のアキノノゲシ(秋の野芥子)の花がまだ
   チラホラ。キク科の1~2年草で、草
丈が1~1.5㍍もあるので、倒れかか
   るようにして上
部に数輪の頭花を。
   
単にノゲシ(野芥子)といえば、春咲きで鮮やかな黄色の頭花をつけま
   すが、アキノノゲシの頭花は淡い
クリーム色です。
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   茂みのヘリにはカラスノゴマ(烏の胡麻)も。3050㌢丈の赤味を帯び
   た茎の葉腋から花柄を出し、俯き
に黄色の5弁花を。莢果が胡麻ににて
   いることから、
その名前が付けられたアオイ科の一年草。以前は群生が
   見られたのですが…。
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   商大橋から左岸へ渡ってびっくり!コナラの大木が頭上4~5㍍の高さ
   でへし折れて、今にも落っこちて
きそうな姿に!真っ逆さまに折れた上
   部の葉は、褐
色に変色して痛々しい姿です。路上には注意を促す黄色の
   テープが張られていましたが、凄い光景です。
   
相次いだ台風による被害の大きさに、ショックを受けました。
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       上は折れた傷口付近と本幹部分です。
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   根こそぎ倒れて、境界柵もなぎ倒されていたすさまじい姿。
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   鎌倉橋までの両岸には、古木や大小の木々が横倒しになったり、水路
   に倒れかかったり。日本列島を縦断
した台風21号、24号、25号で、各地
   の名木や神木
が被害にあったと伝えられていますが、玉川上水堤の巨
   木、古木の被害もかなり大きいです。
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   倒木の無残な姿に手向けるように、ノコンギクかしら、薄紫色の清楚な
   花が二三輪。上水の自然と歴史的景
観を次代に受け継いで行くのは、難
   しいけれど…今回
の危害も教訓に保護活動と整備作業を急いで欲しい
   
です。
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# by love-letter-to | 2018-10-14 23:41 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.166 神無月

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       月日経つ速さしみじみ神無月

   もう10月!なのに今日の暑さたるや!東京都内で32℃を記録!
   それにしても今秋は西日本豪雨や
大型台風、北海道・胆振地方を中
   心とした震度7強の大
地震など、甚大な災禍が相次ぎました。気温の
   アップ
ダウンも激しく、先週、やっと小金井公園みんなの広場コスモス
   畑へ。例年より花が小さく、少な目に感じら
れました。
   
一回りして見ると、畑を囲ったロープの支柱に麦藁帽子が!置き忘れ
   たのか、拾った方が支柱に掛けて立
ち去ったのか…。ドラマの一シーン
   みたいな写真に。

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   コスモスはメキシコの高原地帯原産で、日本には江戸時代末期に種子
   が伝わったそうですが、明治9年(1876)、
美術学校教師として来日した
   芸術家ラグーザがイタ
リアから種子を持参してきたことから、本格的に
   広まっ
たといわれています。
   
日本の情緒にぴったりの花として、日本で品種改良が進みましたが、猛
   暑の影響で今秋のコスモスは開花が
遅く、花数も少ないそうです。のコ
   スモスにとっても、今
夏は苛酷だったみたい。上は最も普及しているベル  
   サ
イユとピコティ種()
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   コスモス畑の回りのロープは赤トンボの“止まり木”のようで、入れ替
   わり立ち代わり赤トンボが羽を休めに
訪れていました。
   
今月1314日は同公園の「コスモスまつり」が開かれ、コスモスに因んだ
   イベントや摘み取りもできるそうです。
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   西門近くのキバナコスモス畑では、ツマグロヒョウモン蝶雌雄が盛ん
   に訪れていました。写真は雄です。雌雄
とも翅に豹柄の紋があり、雌は
   翅の先の黒い部分が
広めです。

   10月は時雨月とか木の葉月とも呼ばれますが、カレンダーも残り3枚に
   なると、月日の経つ速さに心が追
いついて行けず、心許なくなります。

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# by love-letter-to | 2018-10-07 20:54 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.165 台風裡につき

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      今台風(24)予報違わず列島縦断 

   9月最後の日曜日の今宵、台風24号が東海地方を通過中だそうです
   が、関東地方も先ほどから雨風が強まっており
ます。首都圏の鉄道は
   午後8時過ぎから順次運行を停止。
   
明日の朝にかけて記録的な強風と豪雨に警戒するよう、繰り返し報道
   されています。

   上は数日ぶりに秋空が広がった一昨日9月28日に、自宅付近の路上で
   拾った枳殻(カラタチ)の実と花梨(カリン)と柿
の実です。

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   カラタチはミカン科の落葉低木ですが、この実をつけていた木は
   高さ4~5㍍もあり、ゴルフボール大の実を鈴生りに
付けていました。
   
北原白秋の詩に「からたちも秋はみのるよ。まろいまろい金のたま
   だよ」と詠まれているように。

   目下、雨風の音が増幅されて、部屋の中にいても落ち着けない状態
   です。
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# by love-letter-to | 2018-09-30 23:29 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.164 秋分の日を迎えて

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       萩揺るる寄せては返す波のごと

   9月第三日曜の今日は秋分の日、秋彼岸の中日で、墓参日和でしたが、
   このところ気温のアップダウンが激しく、11月上旬
並みに寒い日もあり
   ました。
   
身体が気温差について行けなくて、時の経つ速さに心も追いついて行
   けない感じです。昨日、上水堤を歩いたら、彼岸花は
前日の雨で倒れか
   かり、花も萎れかかって哀れな姿に。道々で
出会う萩は忙しなく揺れ…。
   レンズを向けていると、船酔い
気分になってしまいました。

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   久右衛門橋から鷹の橋にかけては、葉が楕円形で丸いマルバハギが
   多く見られます。ユラユラ波打つ萩の小さな花に、シジ
ミ蝶がアタック
   を繰り返しており、止まった一瞬をキャッチする
ことができました。ヤマ
   トシジミでしょうか?
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   「もしかして?」と、足を止めたのは鎌倉橋下流50㍍ほどの左岸。緩
   く傾斜した法面に“幻の蘭”と呼ばれるマヤランらしき姿が!
   
ここ5~6年、久右衛門橋下流左岸の境界柵の足元に沿ってマヤラン
   の群生が見られましたが、減少してまさに幻寸前でした
が、新たな群
   生地が見つかって良かった!10数本くらいづつ
2~3カ所に群生が見
   受けられました。開花期は終わりに近い
ようでした。
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   茎丈は1520㌢、上部にシンビジウムに似た唇弁花を2~3輪つけて
   いますが、周囲の枯れ枝や土の色と見極めがつき
にくく、目に止まっ
   たのはラッキーとしか言いようがありませ
ん。神戸市近郊の摩耶山で
   日本で最初に発見され、 1879
に採られた標本をもとに1904年(明
   治37)牧野富太郎博士
により命名された南方系の無葉ランです。
   
梅雨明け頃に開花することが多いけど、今夏は異常続きでしたから、
   マヤランの開花期もこの時期になったみたい。
来年も見られますよう
   にと祈りつつ…。
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   夏と秋の分かれ目とされる「秋分の日」の今日、所用で出かけた先で、
   街路のヤマボウシ(山法師)に紅く熟れた実を見
つけました。初夏に白
   い4弁の花を空に向かって開花させる
ヤマボウシ。白い菱状の花弁に
   見えるのは総苞で、中心部
の球形の花穂の集合体が坊主頭に見えるこ
   とから山法師
の和名に。その坊主頭がピンポン玉くらいの大きさ実にな
   
り葉陰に。
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   果皮に亀甲紋様がある実は、熟し始めた頃は上向きに着き、紅く熟れ
   るに従って下向きに垂れるそうです。草木は秋冬
に向けて着々と備え
   を。北海道旭岳では例年より5日も早
く初冠雪がみられたそうです。
   明日は仲秋の名月の日ですが、生憎の天候のようで…。
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# by love-letter-to | 2018-09-23 19:41 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.163 秋気漂う堤

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       曼珠沙華人生百年の世と云われ

   9月第三日曜日を迎えました。先週半ばから夏から秋へ季節が劇的に
   入れ替わり、彼岸花・曼珠沙華も早々と咲き始めました。
   
上水堤の樹下に開花している曼珠沙華の長い花蕊に、ノアザミらしき
   
綿毛が舞い降りて、ちょっと面白い瞬間に出会いました。
   先日
の厚生労働省の発表によると、明日の「敬老の日」時点で100歳以
   上の高齢者は6万9785人になる見込み。昨年より
20141人増え、この10
   年で倍増しており、“人生100年”の時代を
迎えたと報道されました。

   長寿は喜ぶべきことですが、医療・介護費の増大を考えると、現役世代
   の負担がより重くなります。天上に咲き、人の心を癒すと
云われる曼珠
   沙華に、複雑な思いを重ねました。

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     目下、上水堤は曼珠沙華の大小の群生が道灯りのよう。

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    旧小川水衛所跡で水路を覗き込んでいる人たちがいたので、近
    いてみたら、水路際に一群れの曼珠沙華が咲いていました。
    
元は芥揚げの柵に溜まった落葉やゴミなどを引き上げ、水切りなど
    をしたスペース辺りです。

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     喜平橋から下流右岸では、新涼の風と色を感じさせる雁草(りが
    ねそう)が開花。草丈は1㍍余り、葉腋の上部で多数に枝分かれし

    弓なりになった花柄の先端で、青紫色のユニークな花がユ
ラユラ。
    クマツヅラ科の多年草で山地に多いそうで、近隣で見
られるのは珍
    しい野草です。

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    上部に花弁が弓なりに2枚、サイドに2枚、下向きに大き目の花弁が
    1枚。花芯部から突き出した細長い雌雄の長い蕊も弓なり
にカーブ
    して、ゴンドラに似た姿にみえます。
    
下向きの花弁に絞りのような紋様があるのも特徴で、ゴムが焼けた
    ような異臭があるのが難点ですが、一度見たら忘れられな
い姿です。
    丸い蕾も愛らしい。

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   喜平橋から茜屋橋にかけて、水路を覆い尽すように繁茂している葛も、
   葉陰に赤紫の濃淡の花穂を沢山つけていました。猛暑で開
花が少し遅
   れていましたが、近年になく沢山の花をつけており、ま
すます勢力を伸
   ばす勢いです。

   秋の七草の一つで、マメ科の蔓性植物。円錐形の花房にはマメ科特有の
   蝶型の小花を下から上へ開花させ、淡い香りを漂わせて
います。

   古くからその根から採れる澱粉は葛粉として、菓子や惣菜に多用されて
   きたのも分かるほど繁茂しており、周辺の草木を衰退させてし
まいそう
   で、心配です。咲き終わった花が道々に落ちて…。

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# by love-letter-to | 2018-09-16 22:24 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.162 九九の日に

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      九九の日や色づく稲穂風渡る

   今日9月9日は重陽の節供。旧来の祭日であった五節句の最後を締め
   くくる節供で、九が重なるこの日は中国の重日思想から、お
目出度い
   一日とされてきたとか。菊節供とも呼ばれますが、先週
は相次ぐ自然
   災害に落ち込む一週間でした。

   関西空港が浸水するなど甚大な被害をもたらせた台風21号直撃に続
   いて、最大震度7が観測された北海道・胆振地方大地震に言
葉を失いま
   した。
   
近年は災害が巨大化していると憂える日々、近隣の東京学芸大構内に
   ある教材植物園に足を向けてみたら、稲穂が黄金色に…。

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   同植物園の散策は自由で、親子連れや散歩者に出会います。果樹
   からミンミンゼミやツクツクボウシの声も絶え間なく、住宅街に
近接
   した緑地の心地よさを。
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   時折りバッタが飛び跳ね、シオカラトンボが尾の先をチョンチョンと、
   稲の根元を流れる水に浸けていました。雌の産卵行動かしら。
雌雄が
   尾をからませドッキングしているシーンにも出会いました。
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   牧歌的な園内の一角では山羊が2頭のんびりと草を食んでいました。
   市街地で山羊を飼う効用、グランドカバーに適した植栽などに
ついて
   実験をしているとか。
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   トマトやナス、キュウリなどを栽培している菜園の端っこで、ニラが
   を咲かせていました。6弁の花びらからなる花冠は5ミリ前後で、
20数
   個の花が茎の頂部で散房状に。ニラ臭からは信じられないほ
ど清楚な
   姿です。
平安末期頃から盛んに栽培されるようになったそうで、万葉集
   に
は”久々美良”として登場し、この“みら”がなまって、“にら(韮)”となっ
   たという説もあります。
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   芝生地にはベンチも。アップルミントや金色コスモスが蝶や昆虫を
   び寄せていました。
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# by love-letter-to | 2018-09-09 20:47 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.161 涼新た

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      涼新た返信のなき友思ふ

   過去に経験したことのない猛暑や豪雨災害の続いた8月も終わり、
   
9月最初の日曜日を迎えました。昨夜までの蒸し暑さから一転して、
   
ひんやりとした雨が降り、庭木も鉢植えも生き返ったような表情に。

   「猛暑が一段落したら、お見舞いに」と、約束していた友人に電話を
   
したのですが、呼び出し音が繰り返されるばかり。1カ月ほどご無沙
   
汰していた間に、予測以上に悪化したのかしら…。 同年齢の方の訃
   
報が相次いだ心許ない夏でもありました。

   上は数日前、上水堤の喜平橋~茜屋橋を歩いた時に撮ったセンニン
   
ソウ(仙人草)。純白の花が涼味を感じさせてくれます。

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   命に危険な暑さとまで繰り返し報道された今夏。東京都内でも真夏
   
日、猛暑日が2カ月も続き、路上の雑草の類もぐったり。立ち枯れも
   立ちましたが、クズ()、ヘクソカズラ(屁糞蔓)、ヤブガラシ(
枯し)
   ノブドウ(野葡萄)、蔦類など蔓性植物は元気でした。

   仙人草もキンポウゲ科の蔓性植物で、白い4弁の花のように見えま
   
すが、花弁ではなく4枚とも萼片です。周囲の草木にからまって、高
   
木も覆い尽くすほど勢力旺盛です。

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   葛の蔓にアオバハゴロモ(青羽羽衣)が2匹、追いかけっこをしてい
    
ました。その名のように美しい薄緑色で、羽は半透明。一見、全く静
   
止しているようにみえますが、体長1㌢足らずの頭部に眼を凝らす
   
と、口や四肢も動かしてヒョンと飛び去ります。

   カメムシ目アオバハゴロモ科に属する昆虫で、ミカンなどの柑橘類、
   
お茶の木、ツバキ類、アジサイ、ダリア、クレマチス、ハーブ類にも寄
   
生して、害を及ぼすそうです。

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   近くのフヨウ(芙蓉)の葉がレース編みのようにスケスケになっていたのも、
   アオバ
ハゴロモの仕業かしら?
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   アズマザサかアズマネザサの葉に、ツマグロヒョウモン蝶の雄が止
   
まったり、飛び去る行動を何回も繰り返していました。キバナコスモ
   
スがお気に入りの蝶ですが、猛暑で花が少ないので気の毒みたい。
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   今日は雨が上がったら上水堤を歩いてみたいと思いつつ、大気の
   
状態が不安定で、断続的に降る雨に、落ち着かない一日を過ごして
   
しまいました。上は先月末に商大橋付近で見かけたヤマトシジミの
   
カップルです。シジミチョウにはこの夏もよく出会いました。

   明日からも大気の状態が不安定で、台風21号も接近中。新涼の上水
   
堤を楽しめるのはまだ先になりそうです。

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# by love-letter-to | 2018-09-02 21:15 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.160 秋暑し

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       みんみんも切なく聞こゆ秋暑し

   八月も残り5日、最後の日曜日に。四国から近畿東海地方に記録的
   な豪雨と強風
災害をもたらせた台風1920号が去った後、また危険
   レベルの猛暑
が再燃!昨日 今日の焼け付く暑さには、上水木立で
   鳴くミンミンゼ
ミの声も悲鳴に聞こえて…。足元に張り出した木立
   の根に何度も足
を取られて、転びそうになりました。もうよれよれ
   の私です。

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     近くのノブドウの蔓に蝉の抜け殻も。
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   今夏の猛暑で下草も伸び放題のせいか、ツリガネニンジン〔釣鐘人
   
参〕も草丈が伸びすぎて倒れかかっている姿ばかり。本来なら釣鐘
   
型の可憐な花を5~6輪づつ、段咲きになっている姿を見せてくれる
   
のですが…。
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   周囲の草薮に埋もれがちで、2~3個の釣鐘型の花をキャッチするの
   
がやっと。地球は気候の変動期に入っているそうで、草木や蝉、蝶類、
   
昆虫たちも酷な平成最後の夏。9月末くらいまで秋暑しが続くとか。
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   喜平橋から茜屋橋にかけての上水堤は、ことにクズ〔葛〕が立木を覆
   
い尽くして、水路の姿も一変しています。例年ならユリ科のツルボが
   
淡いピンクの花穂を掲げて迎えてくれるのですが、クズに席巻され
   
て…境界柵の足元付近にやっと数本の花穂を見つけました。
   
公家が宮中に参内するとき使用した傘に似ていることから、別名は
   
参内傘〔さんだいがさ〕。参内傘の行列を再び見たいものです。
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   本日午後は小金井宮地楽器ホール〔武蔵小金井駅南口〕で開催され
   
た「Summer Joint Concert」で、 Miyabi作詞・村松崇継作曲「いのちの
   
歌」、シューマン作曲「流浪の民」などのコーラスを聞いて、暑気払いを。
   もう10年近く、毎年夏の終わりに開かれてきたコーラス団体のジ
ョイント
   コンサートです。

   小平市内の「混声合唱団ミモザ」やオープンガーデン柴山のオーナー
   
でもあるピアニストの柴山たづ子さんが指導している「プロティア・コー
   
ラス」&「松ヶ丘女声合唱団メゾフォルテ」他、6団体によるコンサート
   酷暑も忘れさせてくれました。暑さの闘いももう一息!百日紅のよ
うに
   あれと!

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   上は小金井市にお住まいの旧知・三澤洸さんが、小金井公園ラジオ
   体操会の時に撮影したサルスベリ(百日紅)の大木です。
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# by love-letter-to | 2018-08-26 23:20 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.159 今朝の秋

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       野の花を訪ねてみたく今朝の秋

   長く厳しかった猛暑から劇的に解放されて迎えた八月第三日曜日。
   
雨戸を開けると、心地よい風が部屋の隅々まで流れ込んで来て、久
   にエアコンなしでも朝食をとることができました。
   
水道の蛇口から流れ出る水もひんやり。洗顔化粧もそこそこに玉川
   水堤へ。桜橋付近の上水堤のフェンスの内側は、草刈りがされてい
まし
   たが、歩道部分の下草は背丈に余るほど伸びていました。
   たしか
桜橋下流にあったはず…と、茂みを覗きこんだらキツネノカミソ
   リが
7~8株に朱赤色の花を咲かせていました。

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   ほっそりした6枚の花びらが剃刀のようで、キツネのとがった口元に
   
似ていることから。キツネノカミソリ〔狐の剃刀〕の名前の由来とされ
   
ています。晩夏から秋口に開花するヒガンバナ科の仲間です。彼岸花
   
と同じく葉は春に茂らせ、葉が消えてから花を咲かせます。

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   近くにツリガネニンジンもあったはずですが、見当たらなくて残念!
    
でも、晩春から初夏にかけて見られることの多いニガナがほっそりと
   
した花茎に、黄色の小花を揺らせていました。異常気象のせいかしら。
   
5弁花に見えますが、その一枚一枚が舌状花で、キク科の多年草。茎
   葉に苦味のある乳液を含むので、ニガナ(苦菜)の名前に。苦いけ
れど
   食用になるそうです。

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   桜橋~商大橋にかけての自生野草観察ゾーンは、ジャングル状態で
    
この時期に見られる花々が埋もれてしまって、近づけません。
   
ワレモコウ〔吾亦紅〕がわずかに咲いていました。周囲の草丈と競う
   
ように伸びて、甲信越の高原で見るような風情はありませんが、カ
   セル状の花穂は秋の色。
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   ワレモコウの花穂は穂状に小花が密生したもので、各小花には萼片
    
が4個あり、花弁はない。
    
ルーペで観察するとその細やかな美しさに惚れ惚れします。
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   商大橋のたもとにナツズイセン〔夏水仙〕が一茎咲いていました。淡
   ピンクの花が涼しげです。人里近くの山野、草地、道端などに自生。
   
スイセンの仲間ではなく、キツネのカミソリと同じヒガンバナ科で花
    
の姿はそっくりさん。
    
葉がスイセンのの葉と似ており、夏に花を咲かせるのでこの名前に。
   
学名はリコリス・スクアミゲラだそうです。
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   足元にはまだ青いドングリが袴をつけたまま、落ちているのも目につ
   
きました。チョキリムシの仕業か、数日前の強風のせいでしょうか…。
   
秋はそこまでやってきていますが、また猛暑がリターンするとの予報
    
です。
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# by love-letter-to | 2018-08-19 20:45 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.158 秋立ちて

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       女郎花風の間に間に沢の音

  立秋も過ぎて八月第二日曜日を迎えました。相変わらず日中は猛暑で
  
も、日没が早まって、朝晩は秋の風を感じることがあります。
  
「山の日」休日の昨日、あきる野市養沢に昨夏オープンした「苔庵:コケ
  
アカフェ&クラフト」を訪ねました。武蔵五日市駅から上養沢行きのバス
  
2030分、養沢川沿いの木和田平(きわんだいら)集落の空き家を
  生して、カフェとクラフトや木工体験、苔の観察とウォーキングなどを

  画運営しています。

  晴れたり曇ったり湿度の高い一日でしたが、オーナーの上垣智弘さんは
  
「市街地より3~5℃くらい気温は低め」とのこと。付近の空き地で女郎
  
(オミナエシ)が風に揺れ、沢の音が心地よく伝わってきました。

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  養沢には古代大和朝廷の日本武尊(ヤマトタケル)が東征で、御岳山に
  
立ち寄ったとき、兵士たちが疲れを訴えたので、この沢の水を飲ませた
  
ところ、元気を回復したという言い伝えが残る。沢沿いには林業で栄え
  
てきただけでは済まされない豪壮な屋敷も多いそうですが、少子高齢、
  
過疎化に伴う空き家も。そうした空き家や屋敷跡に残る石垣は苔むして、
  
この日の「苔巡り・苔図鑑作り」講師の理学博士・上野健さんの話しでは
  
養沢地域約70種の苔(蘚類、苔類)が見られるそうです。
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    この日はギンゴケ、ヒジキなど20種あまり採取できました。
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  最近、玉川上水沿いでは残り少なくなってきたタマアジサイ(玉紫陽花)
  
も咲きこぼれていました。淡い青紫の房状の花の周囲に白い4弁の花を
  
チラホラつけて、ガクアジサイ(額紫陽花)に似ており、その仲間です。
  
房状に咲いているのを普通花で、周囲に3~5個開花しているのは装飾
  
花と呼び、装飾花は花弁状に変化した萼片だそうです。
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  立秋頃から咲き始めるキツネノマゴも、草薮の中で薄紫の小さな唇型の花
  
をつけていました。毛の密生している花穂の中から稚児が飛び出すような
  
姿をしていることから、狐のお産に見立てたとする説。
  
ママコナ(飯子菜)に似ており、花穂や茎が毛深いので狐を連想し、キツネ
  
ノママコナが変化してキツネノマゴに定まった説。花が子狐に似ているから
  
と諸説あるキツネノマゴ科の一年草。
  
中国では清の時代に目薬として用いられたとも。渓谷はもう秋ですね。
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  この日、「苔庵カフェ」で食べたランチは「食養生プレート」と称して、一日に
  
食べると好いとされる10品目(肉、卵、牛乳、乳製品、油、魚、大豆、緑色野  
  菜
、果物、海藻)を養沢の水を使って調理したそうです。自家製ハムとジャガ
  
イモの揚げ煎餅チーズ風味がことに美味でした。
  
自家製ハムは豚モモ肉の塊を塩胡椒して、ジッパー付きポリ袋に入れ、60
  
の温湯を入れた容器で3~4時間保温するだけで出来上がるそうです。我
  が
家でも試してみたいです。

  養沢の水で作ったプラムサイダー、養沢の水で煎れた珈琲も絶品でした。

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# by love-letter-to | 2018-08-12 19:59 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.157 炎昼に

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       炎昼に命たぎらす羽音かな

  八月最初の日曜日の今日は、100回目を迎えた全国高校野球夏の大会
  
が始まりました。私の母校・愛媛県立西条高校も41回大会の優勝校です。
  
記録を調べてみたら出場校は26校で、今大会出場校の半数以下ですが、
  
公立の進学高でしたから、熱く厳しい闘いの連日だったと、同期会で顔を
  
合わせる度に聞かされます。
  
ブラスバンド部員の中には、楽器のケースに受験参考書を忍ばせて、暇を
  
見つけては解析や幾何の問題に挑んでいたとか。そうして京大や阪大に
  
現役入学した部員も。
  
そんな遠い記憶を思い出しながら、ひまわりガーデン武蔵村山を訪ねて
  
みました。

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  3.7㌶に50万ものヒマワリの花が!都営村山団地の隣接地にあり、都内
  
最大の規模だそうです。明6日で公開終了するそうで、希望者には摘み
  取
りも。でも、Lサイズのピザパイのような日輪の中心部で、蜂が必死に
  蜜を
漁っている姿を見ると、そーっとしておいてやりたくなりました。
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  ヒマワリ畑の中で愛犬を撮影している女性やカップルも。カールした毛を
  
リボンで結んだり、パッチワークファッションのウェアを着せて、インスタ映
  
えバッチリのワンちゃんたちに、私も数カット撮らせてもらいました。

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  午後からは小平市内にあるロッジ風の「ギャラリー青らんぎ」で開催された
  
「アイリッシュハープコンサート」へ。アイリッシュハープのベテラン演奏家
  で、
ケルト音楽の研究家でもある菊地恵子さんと長女の砂織さん母娘によ   
  るコ
ンサートでした。
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  砂織さんは国立音大ハープ科を卒業後、渡仏。パリ中央区立音楽院を首席
  
で卒業。フランス音楽院師範免許の国家資格も得て、独自の道を切り拓いて
  
きたハーパーです。フランス在住で、夏休みを利用して帰国。年一回だけの
  
母娘によるアイリッシュハープの演奏会です。「愛らしい小さなシャムロック
  (
アイルランドの国花クローバー)」、アイルランドの子守歌、スコットランド民謡
  
など…連日の危険な猛暑を忘れてうっとり。

  明日は73回目の広島原爆忌で、7日は立秋。猛暑日真夏日から解放さ     
   れたいなア。

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# by love-letter-to | 2018-08-05 23:26 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.156 異例続きの大暑

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        風雨去り雲間に白き夏満月

   アメリカ・デスバレーでは52℃を超す猛暑日が5日連続、アテネでは40
   
℃を超す熱波による山火事が発生、東京でも40℃を上回る猛暑を記録
   
した7月も最後の日曜日に。この一カ月は本当に長~く感じられました。

   
今宵の月は月齢16で、十六夜の月だそうですが、東から西へと異例の
   進路を辿った大型台風12号の風雨が鎮まった昨夜、10時半頃、雨戸を
   
開けて空を見上げたら、綿飴のような雲の合間に満月が見えました。
   
2階の窓から撮ってみようと移動したところ、もう雲に隠されてしまい
   ま
した。ほんの1~2分の差でしたが、雲の動きは活発で、大気は不安定
   で…。

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   東京湾岸から東海地方を通過して関西へと移動した、台風12号は、現在、
    
九州博多地方に再上陸したそうで、要警戒が続いております。
   
台風一過の爽やかさを期待していたのに…。通過後も熱された大気で  
   フェー
ン現象が生じて、ことに日本海側では39℃を上回る猛暑をもたら
   せてお
り、明日からも各地で真夏日と猛暑日が続くとの報。本当に平成
   最後の夏
は苛酷な夏です。近くの畑のヒマワリもげんなりしているよう
   に見えました。
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   ヒマワリの植わっている畑の近くで、微笑ましいミニチュアガーデンを見
   
つけました。タウンハウスの入り口に「そよ風ファーム」と名付けて、ピー
   タ
ーラビットやワンちゃん、乳牛たちのオーナメントが目を楽しませてくれ
   まし
た。看板やロッジ風の家などは、オーナーの手づくりだそうです。

   台風のもたらせた雨で草木たちは、ひと息つけたようですが、立秋が待
   ち
遠しい!もう猛暑はノーサンキュー!さよならしたい!
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# by love-letter-to | 2018-07-29 20:49 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.155 衰え見せぬ猛暑

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        誰がために白きヴェールを烏瓜

   過去に例のない猛暑の日々。7月第4日曜日の今日は、北海道を除い
   て日本列島のほぼ全域が熱中症警戒と危険警告を示
す指標で真っ赤!
   岐阜、愛知県県では39℃を上回り、東京都
でも35.6℃、今年の最高気温
   を記録を更新したそうです。

   玉川上水堤ウォーキングも今週はお休みしてしまいましたが、日没時刻
   が早まってきたので、裏通りを選んで最寄のスーパ
ーへ。旧家の生垣に
   からまって烏瓜が蕾をほどき、白いレース
糸のような花を開きかけてい
   ました。
   かなりぶれてしまいましたが、
もう30分もすれば全開しそうで、ブライ
   ダルヴェール
のような花を誰のために広げるのかしら?と。

     ♪♪♪ 河野直人ツィターコンサートへのお誘い ♪♪♪
    
古代ギリシャ時代には、天使が奏でる音色といわれた民族楽器ツィター
   奏者、河野直人さんのコンサートが7月2619時から、
三鷹駅北口近くの
   武蔵野芸能劇場で開かれます。

   弦楽器の元祖とも言われ、卓上楽器ながらメロディ弦と伴奏弦を備えて、
   ギターとハープの性能を併せ持つツィターは演奏が難
しく、本場オースト
   リーやドイツでも演奏家は数少ないそうですが、世界
的なツィター奏者・
   河野保さんを父に、ドイツ・ハイデルベルクで
生まれ育った直人さんのコン  
   サートを、下記の通り開催。

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  しばらくは不要不急の外出を避けて、折々通信も夏休みにするかも知れ
   ません。喜多方市に住む知人が庭の花の手入れ中に、気分が悪くなり家 
   人の車でかかりつけ医で診察を受けたら、熱中症で点滴治療を受けて来  
   たとのこと。「あなたも気をつけて」と、注意をされてしまいました。
   明日は二十四節気の一つ大暑です。暦通り一年で最も暑い日になるか 
   も…。     

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# by love-letter-to | 2018-07-22 21:56 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.154 耐え難き猛暑

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       堀割りに一服の涼密やかに

    死者200名を超し、行方不明者が30名を上回っている記録的西日
    本豪
雨災害から1週間あまり。被災地の土砂撤去作業を阻むような
    猛暑
が続き、首都圏も36℃を超した7月第三日曜日。

    アスファルトの照り返しで頬や額が痛くなり、街路の草木もぐったり。
    
これまでとは暑さの質が違って感じる昨日今日。出先から上水路に
    
立ち寄ってみると、津田塾大南側の木立の下で、ヤブランが淡い紫
    
色の花穂を数本立ち上がらせていました。
    
晩夏から初秋に開花するはずのヤブランに驚きましたが、その姿に
    
一服の涼を。

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    このところ、過去に経験したことのない風雨災害が相次ぎますが、
    
一本一草は環境のセンサーで、ヤブランの早期開花も気象の変化
    
を告げているのかもしれません。ヤブランは細い葉を薮のように茂
    
らせるユリ科の多年草。淡紫色の小花の集まった穂は1530㎝。
    
上水堤では至る所に群生、秋口には小花の一つ一つが緑色の丸い
    
果実に。秋が深まるにつれブルーから濃紺、黒色に変化します。
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   ヤブランの付近ではヤブミョウガも、白磁質の涼しげな花をつけて
   
いました。やはり開花は半月以上早めかしら。
   
ミョウガの葉に似た大きな艶のある葉が茎に互生しており、8~9月
   
の花の時期が近づくと葉の間から、1本の茎が伸びて80㌢程の茎丈
   
となり、その頂きに白い小花を数段につけます。木の下暗がりでヤブ
   
ミョウガの花も涼しげで、花の少ない時節に眼を楽しませて…。
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   白磁でできたような花弁は3枚で各弁も3枚。開花して数日後には淡
   
い青磁色の実を結んで、その速さに驚きます。やがて、その果実はブ
   
ルーブラックの艶やかな実に変化していきます。上は昨年8月、上水
   の自生野草観察ゾーンで撮影。
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   堤沿いの防護柵や低木に絡みつきいて、涼しげな黄緑色のハート型
   
の葉を茂らせ、淡黄緑色の花穂を無数に直立させているオニドコロも
   
目立ってきました。鬼野老と書いてオニドコロ。
   
ヤマイモ科の蔓性植物で、エビを海老と書くのに倣って、根茎のヒゲ
   
根を野の老人に見立て『野老』と書き、やたらと茂るので鬼野老…と。
   
薄黄緑色の花の径は5㍉に満たないミニミニサイズですが、雌花が
   
咲き終えると、軍配型のコイン大の薄い実をつけ、半透明に。その変化
   が面
白く、植物の不思議さを。
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   猛暑日でも、上水堤は市街地より気温が4~5℃くらい低く感じられま
    
したが、日中はさすがにウォーカーは少なく、鎌倉橋付近で金髪の美
   青
年とすれ違って白昼夢をみている気分に。
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   30分余りのウォークで引き揚げましたが、立ち寄った「ふれあい下水
    
道館」前の湿地植物栽培池では、クリーム色の睡蓮が目に安らぎを。
   
薄紅色の睡蓮は目覚めたばかりのようでした。蓮は早朝に開花します
   が、睡蓮は午後に開花するとか。
   夜分になっても熱気は冷めず、明日も猛暑になるとか。これからが思
   いやられますが、熱中症にならないよう気をつけないと…。
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# by love-letter-to | 2018-07-15 22:27 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.153 古代蓮の舞い

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       古代蓮合掌ほどきて風と舞ふ

   7月に入るなり、発達した前線と低気圧の猛威で四国から西日本、岐阜県   
   にかけて記録的な豪雨災害に見舞われ、救出作業が難航
している第二日
   曜日。刻々と死亡者と安否不明者数の増加が伝
えられています。

   一昨日にはオウム真理教教祖の麻原彰晃(松本智津夫)ら、教団幹部7人
   の死刑が執行されました。教団が関与したテロ事件が発覚し
てから約30
   年。その間、玉川上水・鎌倉橋近くの樹木の根元に、
猛毒化学剤VXが埋め
   られていたことも発覚しております。

   そんな記憶をたどりながら、小金井公園まで歩いてみました。正門近くの
   古刹真蔵院境内で、大賀蓮が見頃を迎えていました。
合掌したと表現す
   るに相応しい姿の蓮の蕾、今朝開花したばかり
の初々しい花、時間が経つ
   につれて箆型の花弁を舞うように広
げ、4日目には、散華するとか。

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   上は蕾と開花二日目、三日目、明日には花を散らし始めそうな大賀蓮。
   昭和26(1951)年、千葉県検見川の元東京大学検見川厚生
農場泥炭地で、
   故大賀一郎博士と地元小中学生らによって発掘さ
れた蓮の実の3個のう
   ち1個の発芽に成功。翌年7月には見事に
花を咲かせ、2000年の眠りから
   目を覚まして古代蓮として海外
からも脚光を。その蓮の種から育った蓮が
   大賀蓮として、各地で
も栽培されるようなり、現在に至っております。

   薄紅色の花弁の先端が紅色の大輪で、花径は約30㌢もあり、折からの風
   で花弁を優雅に揺らせていました。

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   白蓮というか淡いクリーム色の蓮の鉢もあり、葉陰でひっそりと開花し
   ていました。
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     六地蔵の前では明日にも開花しそうな白蓮の蕾が合掌を。
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   蓮池の近くには武蔵野新田が飢饉に見舞われた時、私財を投じて貧し
   い農民を助け、82ヵ村の世話役として新田の振興に尽し
た川崎兵右衛門
   の供養塔があります。小金井堤の桜の植樹も
新田振興策の一つで、川崎
   兵右衛門の命であったと伝えられて
います。
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    真蔵院の近くの農園では、鬼百合やミニヒマワリが元気に育ってい
   ました。かつての関野新田の一角でしょうか。

   豪雨に被害各地の大雨警戒警報は解除されたそうですが、台風8号
   が接近しているとか。本当に日本は災害列島、2020年の東京五輪パラ
   リンピックも、豪雨シーズンと重なりますね。

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# by love-letter-to | 2018-07-08 11:30 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.152 七夕月に

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        山百合やはやぶさ2はリュウグウへ 

   えっ!もう今年も半分が過ぎたの!そして、関東甲信は梅雨明けを
   して、七月最初の日曜日に。異例続きと耐えがたい猛暑に、
夏本番を
   迎える前からぐったりしている日々。小惑星探査機は
やぶさ2が3億
   キロも離れた小惑星リュウグウに到着したとの朗
報!リュウグウの半
   径は900㍍、宇宙にあって塵みたいな存在
ですが、生命の起源を探る
   手がかりが得られるかも…。

   本日午前中、思い切って玉川上水堤へ。木立の下は天然クーラー
   効いて嬉しい!商大橋上流~鎌倉橋にかけて、ヤマユリがま
だ健在
   で4~5カ所で、日本に自生しているユリ仲間でも最大級
の大輪を見
   ることができました。

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    花冠の径は20㌢以上もあり、純白の花弁に淡い黄色の帯状の筋
    入り、紫褐色の細かい斑点があってゴージャス。気品も備えてい

    す。雄蕊の葯が真っ赤で、芳香を放っていました。
    
ただほっそりとした茎丈が1~1.2㍍もあり、花の重さに耐えきれな
    
くて…。見守って下さる方が支柱を立てたり、紐でガードされてい
    株もありましたが、地面に伏している花も。上水堤でもキンランと

    ぶ優美な花だけに、末永く健在で!
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    今年は花の開花が押しなべて2~3週間も早めですが、盛夏から開
    するアキノタムラソウ(秋の田村草)に出会いました。シソ科の多
年草
    で、ほっそりとした茎の節ごとに、6個前後の唇弁型の小花を数
段に輪
    生。薄紫色の花と姿は一服の清涼剤と言われます。 

    蝶や虫にとっても花の少ない盛夏に有難い存在らしく、彼らの姿も
    く見かけます。

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   晩夏から秋半ばにかけて、紅紫色の蝶型の花の小房で上水堤を賑わ
   
すナンテンハギ(南天萩)も、先月半ばからチラホラと。蝶型の花は長
   
さ1.5㌢ほど。秋の深まりと共に姿を消して行く野草が多いが、ナン
   ンハギは色鮮やかになって、晩秋まで咲き続けます。葉がナンテン

   似ているマメ科の多年草。本当に今年は異例続きですね。
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   これから秋にかけて上水堤で繁茂するミズヒキ(水引)も、目立ってき
   
ました。花が開花すると、上から見ると赤く見え、下から見ると白く見
   
えるので紅白の水引に見立て命名されたとのこと。

   開花期は7月下旬から10月10日頃まで。日陰を好むので、日中でも薄
   
暗く感じる土手で息長く咲き続けるようです。可憐な花に似合わず、
   口になると小さな実を結び、それらの実がズボンの裾にびっしりと
付着。
   ミズヒキの花柱の先は弓状に曲っていて、種を拡散するので殖
える一
   方、なかなか逞しい野草です。

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# by love-letter-to | 2018-07-01 21:53 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.151 梅雨の晴れ間に2

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        溜め池に軽鴨母子睦まじく  

    夏至も過ぎて、6月も最後の日曜日に。73回目の沖縄慰霊の日
    迎えた昨日、沖縄では梅雨が明けましたが、関東甲信越の梅
雨明
    けはまだ先のようです。降れば肌寒く、晴れれば夏日でム
シムシ
    ムンムン。大阪北部地震のような都市直下型地震も気に
なる日々
    です。

    昨日、買い物ついでに東京学芸大学キャンパス内の研修農園へ
    ち寄ってみました。大小の水田はもう田植えを終え、青田に。

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    その傍らの草むらで軽鴨の母子らに出会いました。私の足音に気づ
    いたらしく、母鴨は身を翻して溜め池へ。子鴨たちも競う
ように後を
    追って小さな水輪を。

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    今夏生まれた雛4羽も、もう泳ぎが上手で、たちまち視界から去っ
    てしまいましたが、その数秒間に2カット何とか撮れました。
    
このところ、結愛ちゃんら相次ぐ幼児・児童虐待の報道が繰り返さ
    れる度に、いたたまれない気持ちに陥りましたが、軽鴨一
家はなん
    て睦まじいのでしょう!気持ちが少し救われたよう。

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    小雨が降ったり止んだりしていましたが、上水堤にも立ち寄っ
    みると、桜橋上流でトウダイグサがその名のように、ひと際
高く
    伸びて、頭頂部に盃状の花のようなものを多数つけてい
ます。

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    盃型の花に見えるのは苞葉が変化したものだそうで、その中
    部に花弁や萼が退化した極く小さい花序を抱いています。
    
花と葉が同系色の黄緑色で、一見、花をつけているとは見え
    せんが…。その名前の由来は、岬に立つ灯台ではなく昔の
照明
    器具である燈台(灯架台)に見立てて名づけられたとか。

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    「折々通信」No.147(5月27日付け)で掲載したヤブジラミの花が
    もう結実して、虱そっくりの実になっていました。野草の
多くは一
    年で人の一生分の過程を終えるだけに、成長サイク
ルは超特急!
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    数日前、雨上がりに訪ねた「あじさい公園」の紫陽花は、手毬咲き
    の西洋アジサイ各種も額アジサイも、最高の状態で大合
唱してい
    るようでした。斎藤素厳作のブロンズ像も紫陽花色
に染まって見
    えました。

     サッカーW杯2018ロシア大会一次リーグ第2戦、対セネガル
     戦が間もなく始まります。西野JAPAN頑張れ!
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# by love-letter-to | 2018-06-24 22:35 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.150 梅雨の晴れ間に

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        市街地に残るオアシス青田風

    6月第三日曜日の今日は「父の日」。「母の日」に比べて、やや関
    度は低いようですが、新聞の折り込みチラシや国分寺駅ビル、
今年
    4月にオープンした商業施設「ミーツ国分寺」店舗には、バラ
の花束
    や洋酒セット、ブランド品のポロシャツなどプレゼントグッズ
が目立ち
    ました。

    幸い今日は梅雨の晴れ間で、ここ数日の梅雨冷えも持ち直しました。  
    で、買い物ついでに足を伸ばして国立南部の田園地帯へ。数年
前に
    訪ねた谷保天満宮下に残る水田を再訪してみました。青柳段
丘の湧
    水を利用して江戸時代から稲作が行われてきたそうです。

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    年々、市街地化が進んで、田植えを終えた田圃に周辺の新しい家
    
並みが映るのも、谷保の青田の特徴でしょうか?
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    1520㌢丈に伸びた稲が規則正しく並んでいる光景は、いつ見
    も美しい。日本を象徴する景色でしょう。青田、青田風、青田道…

    して愛され、心を和ませてくれます。
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    水を張っただけの田圃では番らしい鴨たちが、餌を漁ったり、水
    びをしていました。時が経つのも忘れてしまいそう。
    
水田はダムの役割も果たし、都市防災の面からも貴重な存在だ
    されています。

    土地の方の話しではコサギが姿を見せることもあるそうです。

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    「あら、見覚えのある顔だ!」と、思わず立ち止まったのは国立
    
駅北口のあるビューティサロンの前でした。
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    黒板アートと言うのでしょうか。黒板に白墨で描いた異色タレント
    
のマツコデラックスと渡辺直美さんの似顔絵で、実に特徴をよく
    
つかんでチャーミングに描かれていました。
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    玉川上水堤ではノカンゾウ(野萱草)とヤブカンゾウ(藪萱草)
    
花盛りを迎えていました。明日から梅雨空に戻るそうです。貴重な
    梅雨の晴れ間、心の洗濯もできた一日でした。
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# by love-letter-to | 2018-06-17 23:13 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.149 梅雨どきに

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       蛍袋ひとりの時間童心に

    6月第二日曜日。関東甲信越も梅雨に入りましたが、昨日は都内
    でも最高気温が30℃を超す真夏日でした。昨日と今日
の気温差
    は10℃近く、エアコンを冷にしたり暖にしたり。五体
のセンサーが
    ヒーヒー言っているようです。

    上水沿いのホタルブクロが咲き終えてしまっていたので、今夏は
    もう出会えないかと思っていたのですが、もしかして…
と立ち寄
    ってみた上宿緑地では、真っ盛り!木の下暗がりで
提灯行列を見
    ることができ、童心を取り戻したよう。

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    小川三叉路から立川通りに沿って500㍍ほど西へ。小川分水路に
    沿った三角形の敷地内に、20株くらいの蛍袋の群生が
あり、薄紫
    色の花をつけて、辺りをライトアップしていました。

    かつて、子ども達がこの花の中にホタルを入れて遊んだことから
    蛍袋の名前がつけられたと言われます。

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    上宿緑地から小川分水路に沿って、水路沿いにウッドデッキが設け
    られ、武蔵野美大生の彫刻が設置され「彫刻の谷緑道」と
名付けら
    れています。その水際にハンゲショウ(半夏生・半化粧)
も、その名の
    ように頭頂部にある葉の数枚を、粉化粧したよう
に白く染めて…。

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    陰暦の上で半夏生といわれる夏至から数えて11日目(7月2日)
    を迎えると、このドクダミ科の多年草は部分的に葉を白く変
色さ
    せます。例年より3週間以上も早くて、この先、どうなってし
まうの
    かしら?

    花が地味で目立たないので、葉を白く染めて蝶や昆虫を惹きつけ、
    受粉を促す植物の知恵というかメカニズムに脱帽です。
白い葉に守
    られるように花穂が立ち上がっていました。

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    森田オープンガーデンでは、ヘメロカリスやどユリの仲間が見事な
    花を咲かせて、迎えてくれました。手打ち麺処がクローズ
して淋しい
    気もしますが、森田幸江さんが自家製腐葉土と無農
薬で丹精した花
    々は“健康優良児”。元気を貰ってきました。
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    ヘメロカリスもユリ科ですが、ユリは雄蕊が四方に広がり、ヘメロカ
    リスは雄蕊が上向きに反り返っているのが特徴で、ヘメロ
カリスはヘ
    メロカリス属でスカシユリやカサブランカは百合属。
同じ百合科でも
    属が全く違うそうです。
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# by love-letter-to | 2018-06-10 20:01 | 折々通信 | Comments(0)

折々通信No.148 あじさい月

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       上水路紫陽花色に吹く風も

    6月最初の日曜日を迎えました。アジサイも見頃を迎え、梅雨入り
    も間近か…かと。と言っても今日は、この時期にしては珍
しく爽や
    かな風が上水木立に吹き抜けて、心地よいウォーキン
グサンデー
    でした。

    小松橋~鎌倉橋にかけて新堀用水沿いに、故織田雅雄さんと小平
    四小児童たちが植えた紫陽花が、見頃を迎えていました。

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    青紫系のタマアジサイとガクアジサイが主ですが、七変化とも呼ば
    れるだけに日々変化し、微妙な色合いを見せています。

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    ホタルブクロやウツギなど今どきに咲く花が、今夏は早々と咲き終
    えて、上水木立の下は緑の濃淡が続きますが、ムラサキシ
キブの花
    が彩りを。上品なピンクの小花を散房状に開花。

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    ムラサキシキブは実紫とも呼ばれるように、秋につける紫色の宝石
    のような実が美しく、注目されがちですが、梅雨どきに咲
く花も魅力
    的です。花径は3~5㍉、上部が4裂して突き出した雄
蕊の黄色の葯が
    目立ちます。

    紫色の実の清楚な美しさから、『源氏物語』『紫式部日記』の作者とし
    て名高い紫式部になぞらえたと伝えられています。 
    「花も実もその名に因み奥ゆかし」といったところでしょうか?

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    桜橋~一位橋にかけての自生野草観察ゾーンでは、生い茂った草む
    らからノビル(野蒜)が細い花茎を伸ばして、その頂部にクリ
スタルな
    花を開花させていました。
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    ノビルは花序を付けず、ムカゴ(珠芽)の脇から花柄を伸ばして星
    の花を。ムカゴだけつけることも。ニラ臭のある野蒜から、こん
な透
    明感のある花をつけるなんて!何度見ても魅せられてしまい
ます。
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# by love-letter-to | 2018-06-03 23:39 | 折々通信 | Comments(0)