同梅林の梅の開花は昨年より遅れているみたいでしたが、「小梅・甲州系」の
老幹から伸びた小枝に、初々しい花が開花していました。その姿に"頑張
れ!”と、励まされているようでした。
同梅林の南西端付近に植わっている「八重冬至」は、今年も真っ先に開花した
ようで、2~3分咲きでしたが、清々しい香りを漂わせていました。
高齢者層の男女が三々五々に訪れては、デジカメやスマホで撮ったり、ベン
チでお弁当を広げている姿も。「緊急事態宣言が延長され、不要不急の外出
を控えつつも、心身の健康維持に努めて歩くようにしているの」と、トレッキン
グポールを手に颯爽と歩いている姿も。
金色に輝いている姿を見ると、心が弾んできました。片道1万歩足らずの
ウォークでしたが、フットワークも少し軽くなったようです。
本日は一ヵ月ぶりに東京都の新型コロナ感染者数は500人を下回りましたが、
受け入れてくれる入院先がなく在宅療養を余儀なくされている感染者が多
く、医療危機は解消されていません。そんな日本の医療の実情をコロナ禍で
知りました。
厳しい冷え込みが続き、雪の降った日もありましたが、今日で令和3年の一月
も最終日に。第二次緊急事態宣言が発令されて3週間、新型コロナウィルス感
染者数は減少しつつあるようですが、医療体制はまだ厳しい状況に。
日中の気温が二桁台の日を選んで、上水ウォークを心が、けているのですが、
このところ野鳥の声が賑やかになって来たのを感じます。
喜平橋から下って茜屋橋近くで、鳥の声が騒々しいので見回したら、ピンクに
染まった枝木に鳥の群れが!残念ながら鳥の名前は分かりませんが、辺りは
紅梅かしらと見まがうくらいマユミ(檀・真弓)の莢果が鈴生りに。
かせていました。ムクドリやコゲラ、ヒヨドリたちの鉱物だとか。一回り小さい
エナガも盛んに飛び交っています。エナガはそろそろ営巣のシーズンに。
来より弓の材料として有用され、名前の由来に。マは真,ユミは弓を指す。現
在では印鑑や櫛の材料になっているそうです。
で、4弁の花径はどいらも1㌢足らず。雌花は蘂の突起があるかないか程度で
す。初夏に薄緑色の巾着型の莢果を沢山つけていても、秋口になると落ちて
しまい、ピンク色に熟した実が見られたのは数年ぶりかしら。異常な猛暑に耐
えられないのと、上水堤の樹木の伐採が進んで、かなりのマユミの木が消え
てしまいました。
屋橋上流の日本水仙の小群生まで刈り取られてしまって残念です、寒中の楽
しみが奪われました。イチリンソウやキンポウゲは大丈夫かしら?
上は辺りを警戒しながら、マユミの莢果に近づこうとしているらしいムクドリ
(?)。その警戒心が身を守っているのでしょうね。鳥インフルエンザにも気を
つけて!
一月も第四日曜日、一年で最も冷え込む大寒を迎えました。前日からの雨が
雪に変わるのではないかと警戒していましたが、小平近辺では降雪は免れま
した。
午後には薄日が射してきたものの、最高気温は6度前後。冷え込みの厳しい
一日でした。上水堤は枯れ野と化し、木立も寒々としていますが、鎌倉橋付近
で、青々とした葉を茂らせ、高木にからみついているテイカカズラ。
キョウチクトウ科のつる性木本で、初夏に淡いクリーム色の5弁の小花をつけ
ますが、その実はドジョウインゲンのような莢果で、大寒中の目下、莢を弾か
せ、白い冠毛を付けた種子を飛散させる直前でした。
風に乗って浮遊しているテイカカズラの落下傘をキャッチしたかったのです
が、飛び出しそうでなかなか飛んでくれません。二日間通って発車寸前を今
か今かと・・・。
テイカカズラの名は鎌倉時代初期の歌人・藤原定家に因むとのこと。謡曲「定
家」によれば、後白河法皇の第三皇女を慕い続け、皇女が49歳で他界した後
も気持ちは褪せず、葛となって皇女の墓にからみついたという伝説が。現代
ではストーカーまがいの行為と受け止められるかも・・・。
登っているテイカカズラも残り少なくなりました。厳冬期の風物詩でもあっ
た、その種子の飛散も目にするチャンスが失われつつありますが、鎌倉橋付
近と喜平橋~茜屋橋間で、長さ15~20㌢細長い莢果が2本一対になってぶ
ら下がっているのが見られます。
初夏に咲く花は径2㌢余り、5枚の花弁がスクリューのように捻れています。
一つナズナ(萕)がもう頭花をつけていました。草丈はまだ5~10センチ
ですが、茎の頭に白い小さな4弁の花を群がり咲かせ、三味線のバチに
似た莢果も二つ三つ付けていました。
その莢果の姿から三味線花とかペンペン草の通称で呼ばれることが多い
アブラナ科の草花ですが、市街地では越年化傾向に。コロナ禍で社会活
動は滞りがちですが、季節は前へ前へと進んでいるようです。
まだ予断は許せませんが、本日の都内の新たな新型コロナウィルス感染
は1000人を下回りました。今月12日以来だそうです。緊急事態宣言の期
限まで残り2週間に。
一月も第三日曜日に。首都圏では最高気温でも7℃前後、冷え込みの厳しい
一日でした。コロナ禍に加えて一日で10℃以上もダウンすると、身体機能も
気分も落ち込んでしまいそう!
四月上旬並みの陽気に恵まれた昨日、中央公園の対岸にある粕屋家の梅林
に立ち寄ってみたら、枝垂れ梅の古木にチラホラと花が!これから大寒を迎
えるというのに、二三分咲きでしょうか?異例の早さかも。
心にも灯がともったようでした。
昨秋以来、雨らしい雨が降らず、年末から厳しい寒波にも襲われているのに、
季節は進んでいるのですね。
この枝垂れ梅二本を植えたご主人亡き後も、長年、見守り続けて来られた粕
屋夫人は昨年、104歳で旅立たれたそうです。日当たりいい縁側で、終日、折
り紙に勤しんでおられましたが、数年前に脚を骨折されて以来、施設で過ごさ
れていたそうですが、最期まで意識はハッキリ、穏やかに逝かれたとのこと。
ご冥福をお祈り致します。
今が耐えどき。梅古木宣言効果有りやなし
阪神淡路大震災から26年の今日。そして東日本大震災から間もなく10年。草
木の花にどれだけ励まされ、元気を貰ってきたことか?躓いたりよろけたり
することも多くなりましたが、歩ける幸せに感謝しつつ・・・。
遮られて大幅に刈り込まれていますが、残った枝に花をつけていました。その
生命力にエールを!
感じられるようになりました。
加えて一都三県は2回目の非常事態宣言下に。不要不急の外出自粛が要請さ
れているものの、今回は飲食店の営業時間短縮に限られ、スーパーやコンビ
ニ、学校、公共施設などの多くは開いているので、ウィルス感染防止効果があ
るかどうか?
それにしても寒中の晴れた空は澄み切って、吸い込まれそうに碧いですね。
三日ぶりの買い物の途中、青梅街道沿いでは、その碧い空に向って素心臘梅
(ソシンロウバイ)が馥郁と。
立ち止まってカメラを向けていると、「今年は開花が早いですね」と高齢の男
性も見とれていました。雨が殆ど降らなく、年末寒波もあって遅れるのでは
ないかと思っていたそうです。「早朝に通ると、香りがもっと漂って来る」と
言って、その男性は足早に去って行きました。
ロウバイの花は中心部が暗赤色ですが、その変種のソシンロウバイは中心部
も同じ半透明な黄色なのでソシン(素心)を冠しているとのこと。
臘梅も素心臘梅も中国原産で江戸時代に渡来したそうです。素心臘梅の方
が日本の情緒に合い、私も惹かれます。
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